2017年10月20日金曜日

小池百合子都知事が東急ハンズに希望が足りない

小池百合子都知事が東急ハンズに希望が足りない
希望の党代表の小池百合子・東京都知事は2017年10月15日、東京都町田市で東急ハンズには希望が足りないと演説した。東急ハンズは心斎橋店でパワハラ過労死事件を起こした(林田力『東急不動産だまし売り裁判20東急ハンズ過労死』Amazon Kindle)。この意味でも東急ハンズに希望が足りないとの指摘は正当である。東急不動産だまし売り裁判原告としては小池知事を強力に支持する。

東急ハンズはTwitterで「東急ハンズでは、お客様の「希望」を叶えたいと、スタッフ一同がんばっています」と反応した。希望がないとの指摘に「頑張っている」と答える。根性論の特殊日本的精神論の世界である。過労死事件を起こす会社らしい反応である。頑張れば何とかなるという発想が過労死を生む。

小池知事の演説は以下の内容である。「この東急ハンズにもニトリにもいろんなもの売ってますけれども、ちょっと足りないのが希望。昨日よりも今日、今日よりも明日がきっといいと、そうみんなが思える希望」

もともと小池知事は2016年10月30日に小池百合子政経塾「希望の塾」開塾式で「東京には何でもある、ただ希望だけがない」と発言している。この発言自体も村上龍『希望の国のエクソダス』が元ネタである。過剰反応するような発言ではない。

文脈的には物質が溢れていても希望がないとの指摘であり、真っ当なものである。一億総中流的なものを豊かさと見る固定観念への強烈なアンチテーゼになる。このような思想は反体制を標榜するような政治勢力からも出てこなかった。自称反体制も体制内批判派に過ぎず、就職氷河期のような新しい問題に対して既得権維持で振る舞う傾向がある。私が小池知事の改革に期待した理由は、ここにある。私の判断が間違っていなかったことを再確認した。

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

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