2017年8月16日水曜日

Re: 働き方改革の良い点

林田です。
問題提起にお付き合いくださりありがとうございます。

先に送付した資料は入れ違えで出したものですが、カバーできているところもあります。
希望のまち東京in東部市民カフェ第160回「働き方改革」資料
http://www.hayariki.net/tobu/cafe76.html

政治が社会に与える影響
政治が社会に与える影響ですが、法制度や定量的なものに限らないと考えます。
労働時間・最低賃金などの法制化(ルール化)だけが影響ではなく、意識改革も影響としてあります。働き方改革実現会議「働き方改革実行計画概要」(2017年3月28日)では長時間労働をなくすことでさえ、「長時間労働を自慢するかのような風潮が蔓延・常識化している現状を変えていく」ことを目指しています。

「自由にものが言えるようになった」は社風というほどではなく、今までは無駄な仕事をなくすことの提言が憚られる雰囲気があったが、働き方改革によって遠慮なく言えるようになったし、言ったことが問題視されることがなく、むしろ積極的に求められるようになったということです。

この変化には働き方改革以外のファクターもあります。
働き方改革の「多様で柔軟な働き方の創設」は働き方改革以前からワーク・ライフ・バランスという言葉で推進されていました。また、生産性向上は企業にとって重要課題であり、そのためには無駄な仕事をなくすことが求められます。
その意味では働き方改革がなくても、似たような流れになった可能性があります。
しかし、働き方改革が強力なエンジンになったことは否定できません。また、働き方改革以前から流れがあったことは、働き方改革の価値を貶めるものではなく、働き方改革が時宜に適った政策であることを意味します。

技術の発達も実現可能にした点で重要なファクターです。
テレワークやテレビ会議は、ゼロ年代からアイデアは出ていたのですが、回線速度や動画ファイルを処理するメモリやディスクなどの点で普及に難がありました。今できるようになったことです。

安倍首相のキャラクターについては、私は会社員時代に付き合い残業をしなかったことを評価します。
これを自由人と見るか無能と見るかで、その人の働き方改革の評価も大体分かります。

強権的というキャラクターも理解はできます。先日の市民カフェは非正規の教員の方が来られました。教育現場の物が言えない雰囲気を問題視されていました。立正佼成会附属佼成病院裁判の傍聴者にも日の丸君が代訴訟の当事者がおられ、同じようなことを言われていました。教育現場においては指摘の通りであることは想像できます。それが運動圏においては自然な感覚とは思います。それと現実の生活圏の肌感覚とのギャップを強く感じています。

強権的なキャラクターと自由に物が言える環境を整合させるとすれば、無駄な仕事をなくす働き方改革は、昭和の合理化や平成のリストラと重なる面があります。
雇用を守るという伝統的労働運動マインドからすれば、強権的に見えるかもしれません。それも真実でしょう。「労働者が働きやすくするために無駄をなくす」は有無を言わさない強烈な大義名分になります。
一方で無駄な仕事に疲弊している現実もあり、無駄な仕事をなくさなくても良いとは絶対に言えません。それは「皆で頑張ろう」的な昭和の集団主義では解決できないところです。

昭和的の定義
私にとって「昭和的」は端的に言えば80年代になります。
それ以前は物心ついておらず、もっと前は生きてもいません。復興期や高度成長期を自分が生きてきた時代と同じような実感を持って語ることはできません。
故に80年代になります。
それを60年ある昭和で形容するなと言われたら、その通りです。実際、私にとって昭和的な会社人間の象徴は「24時間戦えますか」ですが、これは1989年(平成元年)でした。
その後、90年代に入り、ソ連が崩壊し、冷戦が終結しました。新しい時代に入ったと感じたものです。これは「自分の考え方に影響を与えた出来事」で書いています。
http://www.hayariki.net/wiki.html
それ以前とそれ以後を意識的に分けて考えています。この意味で80年代的なヤンキー文化への嫌悪も私の中では一貫性のあるものになります。
一方で80年代と言っても、80年代のものに限定するつもりはなく、80年代までに積み重ねられたものも含みます。故に昭和的との表現を用いました。ここは「もちろん高度成長期に大きくなった会社に属しているので、その影響は免れません」との御指摘と通じるところと思います。

レトロな昭和文化、歴史としての昭和を全て嫌悪してはいません。
むしろ歴史知識は、その時代を生きていた人よりも詳しい面もあるのではないかと思います。
戦前を「すべてが軍事一色で語れるほど単純ではない」も同意します。
現在、運動圏では政治学者の三浦瑠麗さんをヒステリックに弾劾されています。
しかし、「行動しつつ考える市民の連続講座」で取り上げた吉良智子さんの主張も戦時中は女性の社会的地位向上になった面があるという戦前全否定でない要素があります。
この点で連続講座はチャレンジャブルな試みでした。それがあまり評価されなかったことは残念であり、私が運動のメインストリームとのギャップを世代論で分析したくなる一要素になりました。

「高度成長期の価値観から見ればバブル期の価値観は個人主義と見える」ことは、そうなのだろうと思います。シニア世代から見ればバブル世代もロスジェネ世代も同じ個人主義に見えるかもしれません。
しかし、ロスジェネ世代から見ればバブル世代の個人主義はギャップがあります。
マイホーム主義は、社会のためではなく、自分や家族のためであり、その点では個人主義です。しかし、それは定型的な戦後の人生双六を歩むだけであり、個人の選択や多様性という点が欠けています。ロスジェネ世代から見れば、この相違が大きいと考えています。働き方改革も多様な働き方の選択肢を作るという点が重要と考えます。

議論のポイントは明日の議論に活かしたいと思います。

■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

希望のまち東京in東部市民カフェ第160回「働き方改革」

希望のまち東京in東部市民カフェ第160回「働き方改革」の資料を掲載しました。
http://www.hayariki.net/tobu/cafe76.html

希望のまち東京in東部市民カフェ第160回では「働き方改革」を議論します。「働き方改
革」や「ワークライフバランス(ライフワークバランス)」「時差Biz」「テレワーク」
などが注目されています。働き方改革で良くなった点、逆に悪くなった点、望ましい働き
方改革について議論しましょう。
▼とき:2017年8月17日(木)午後6時30分~8時30分
▼場所:希望のまち東京in東部事務所
▼住所:江東区東陽3丁目21番5号松葉ビル202号室(永代通り沿い、セブンイレブン隣、
1階がお寿司屋さんの建物の2階です)
▼最寄駅:東京メトロ東西線木場駅徒歩4分、東陽町駅徒歩6分、東陽三丁目バス停留所徒
歩1分
▼参加費:無料。カンパ大歓迎。
市民カフェは誰でも、いつでも、無料で話し合える市民の「場」です。どなたでもご参加
できます。初めての方の御参加も大歓迎です。時間がある方は参加よろしくお願いします。
軽食をご用意しておりますので、お気軽にご参加ください。皆様、是非足をお運びくださ
い。途中入退室も自由です。
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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

2017年8月15日火曜日

東急不動産の十条駅西口再開発事業に取消訴訟

日本海賊TVの今週のテーマです。

東急不動産が参加組合員になっている十条駅西口再開発事業などに対して住民ら約120名が2017年8月1日、東京地裁に取消訴訟を提起した。国や都に対して道路事業認可取消と再開発準備組合の設立認可取消を訴える。

問題の事業は東京都北区の特定整備路線補助73号線と十条駅西口地区第一種市街地再開発事業である。十条駅西口再開発事業は高さ147m、地上40階、地下2階の超高層マンションを建設する計画である。参加組合員 新日鉄興和不動産株式会社、東急不動産株式会社が参加組合員、前田建設工業株式会社が事業協力者、株式会社日本設計が事業コンサルタント。東京都は2017年5月26日に市街地再開発組合の設立を認可した。十条駅西口再開発訴訟原告の一人は、超高層ビル建設は大手事業者が儲けるだけの時代遅れの計画と批判する。

補助73号線は十条銀座商店街と平行に走る道路計画である。原告側は以下のように主張する。道路建設によって数百人の住民が立ち退きを迫られ、商店街は衰退する(「都道整備が「商店街衰退させる」 取り消し求め東京・北区の住民ら提訴」SankeiBiz 2017年8月1日)。

また、道路建設は防災目的と説明されるが、東京は南北方向の風向きが多いため、南北に縦貫する補助73号線は延焼遮断の効果もなく、防災対策上不要である(「都の道路 認可は違法 補助73号線」赤旗2017年8月2日)。道路事業の都市計画決定は1946年で内閣の認可を受けておらず、当初の図面も存在しないために違法である(「十条駅前再開発取り消しを訴え」朝日新聞2017年8月2日)。

補助73号線は再開発事業と一体となって進められている。それどころか、道路建設の目的は超高層マンション建設にあると住民は指摘する。超高層マンション建設の工事用車両の出入りがしやすいように大型道路が必要になるとする。以下は市民団体「庶民の町十条を守る会」の世話人の発言である。

「実は、都と北区は十条駅の真ん前に40階建て、高さ140メートルの超高層マンションの建設を含めた駅前再開発を目指しています。これが本丸です。それを可能にするには、工事用車両の出入りがしやすいように幅のある道路が必要になる。それが補助73号線の新設であり、既存のバス通り(85号線)の拡幅であり、駅の高架化に伴う側道建設です。総工費は847億円。これらの計画で、十条駅周辺では600軒、2100人が立ち退くことになります」(樫田秀樹「小池都知事は未だ視察なし――ゾンビのように蘇った「復興道路」計画の本丸は駅前再開発!?」週プレNEWS 2017年6月30日)

超高層マンションが建設されるだけでも住環境が悪化するが、その建設工事のために立ち退きさせられるならば、住民にとって踏んだり蹴ったりである。東急不動産の再開発は住民無視である。東急不動産の再開発では東京都世田谷区玉川の二子玉川ライズも住民らから提訴された。
http://book.geocities.jp/hedomura/jujo.html
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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

日本海賊TVで佼成病院裁判控訴審判決

インターネット動画放送局・日本海賊TV「金八アゴラ」は2017年8月4日、立正佼成会附属佼成病院裁判控訴審判決を取り上げた。コメンテータは田中正道(支援ボランティアいのちを守る会代表)、田淵隆明(公認システム監査人)、石川公彌子(政治学者)、林田力(希望のまち東京in東部代表、東急不動産だまし売り裁判原告)。司会は須澤秀人(日本海賊党代表)。収録は8月2日。

「金八アゴラ」では佼成病院裁判を二週続けて取り上げた。番組では病院選びが大切であると指摘された。病院によって対応が異なる。セカンドオピニオン、サードオピニオンを求める。立正佼成会附属佼成病院だけは嫌だと言わなければならないとの声が出た。佼成病院は背後の杏林大学にも不安があると指摘された。日本社会は高齢化が進むため、ますます大変なことになる。

立正佼成会附属佼成病院裁判は、医師の説明義務、患者の自己決定権、緩和ケア、尊厳、キーパーソンなど議論する問題が沢山ある。佼成病院に入院していた患者の長男は、誤嚥性肺炎になった患者の治療を数々拒否した。担当医師は、患者本人に断りなく患者の治療を数々中止した。数々の治療拒否は、長男の独断であり、一つ一つの治療拒否について家族達と協議することはなかった。担当医師は、治療方針を患者の家族達と話し合うことはなかった。担当医師は「終末期に延命をどうするかを患者本人には一度も確認していない」と証言した。

患者は、病状が悪化して呼吸困難になりあえいでいても、酸素マスクもされなかった。日中の患者は、息が苦しそうであったが生きようと頑張って呼吸をしていた。夜だけは酸素マスクをしてもらえた。夜だけ酸素マスクをした理由を佼成病院は「夜間に呼吸が停止しないようにしている・・もとより、酸素がある方が本人は楽であろうが・・」「夜は、手薄で・・」と夜に死なれると都合が悪い旨を述べた。

患者は病院の都合で夜だけ酸素マスクをしてもらえて、朝になると外されるという苦しい日々を続けて命を絶たれた。患者の長女は、こんなとんでもない酷いことをされているとは、知らなかった。それどころか、尽くすべき治療は尽くされているものと信じていた。長女は、患者の死から2年後にカルテを見て初めて治療が中止されて、残酷な死なせ方で命を絶たれたことを知った。人間息が出来ないことがどれほど苦しい事か、水に溺れた時の状況を想像してみて下さい。

佼成病院は、がさつである。佼成病院に問題があることは東の空に太陽が沈まないことと同じくらい明らかである。医師は、患者又は家族らから診療の依頼を受けて、患者の利益のために最善の行為を遂行する職責を負う。医師の診療は「善良なる管理者の注意(民法644条)をもって、最も本人の利益に適合する方法(民法697条)」によって実施されなければならない。よって医師には、適正な注意を払い、患者の利益にとって最適な医療を行う法律上の義務が課されている(原告準備書面(4)3頁)。

患者の事情は、一人一人異なる。終末期にどのような治療を受けたいのかは、医師より十分な説明を受けた上で患者本人が決定するべき問題である。人間として一番大事な生死の問題は、医師個人の理念で決められる問題ではなく、患者本人に一度も確認せずに治療中止の決定をするのは、医師の裁量権を逸脱している。患者本人にしてみれば、人生最後の大事な場面での自己決定権を奪われたことになる。

番組では食品安全の話題も出た。HACCAPが導入されていれば、雪印食中毒事件は起きなかったという。他には以下の話題を取り上げた。
・内閣改造前に稲田防衛相辞任
・文在寅大統領、一転THAAD配備促進
・横浜市長、学校給食よりカジノ?
・蓮舫辞任、次は枝野か前原か
・グーグルがフェイクニュース対策として検索にフィルター操作
・蓮池理事長夫妻、逮捕
・HACCP義務化への対応進む
・林業の悪循環、防災に影 人工林管理、行き届かず
・給食費公会計化を考える
・中国の領空侵犯を電波妨害でドローン阻止 政府検討
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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

深川不動堂盂蘭盆会

江東区の深川不動堂では2017年8月15日、盂蘭盆会(うらぼんえ)萬燈供養を執り行った。沢山の蝋燭を灯し、先祖を供養する。戦災殉難者も供養する。盂蘭盆会は彼岸会(ひがんえ)と並び特に盛んに行われる仏教行事である。サンスクリット語に由来する言葉であり、裏盆ではない。裏盆ではないので、表盆も存在しない。
深川不動堂は、千葉県成田市の大本山成田山新勝寺の東京別院である。深川不動尊、深川のお不動様と呼ばれる。真言宗智山派。元禄16年(1703年)に始まった成田新勝寺の出開帳が起こり。本堂の外壁は「真言梵字壁」になっており、仏の力に守護されている。境内には出世稲荷や深川竜神がまつられ、名優五代目尾上菊五郎の碑、力石などがある。
深川不動尊は不動明王の加護が得られるパワースポットである。東急不動産だまし売り裁判原告も2006年5月4日、深川不動堂に参詣し、東急不動産消費者契約法違反訴訟の勝訴を祈願した。2006年9月18日にも参詣し、控訴審の勝訴を祈願した。
https://youtu.be/Om-ZXPc5-BQ
Boycott FJ Next Travelogue (Hayashida Riki) (Japanese Edition) Kindle Edition
https://www.amazon.co.in/dp/B06Y57XQ7W

2017年8月14日月曜日

Re: 働き方改革の良い点

先の拙メールは、ある種の議論(無駄な仕事をなくすための提言)が従来は口に出すことが憚れる雰囲気があった、沈黙を強いられたのに対して、働き方改革の中で自由に言えるようになったという指摘です。

自由に物がいえる組織とは何かという組織論までは射程にはなく、それが働き方改革と直接の狙いでもないこともその通りです。

ボトムアップとされる日本企業よりもトップダウンの外資の方が、まだ物が言える面があるという逆説も成り立つと思います。

その上で「無駄な仕事をなくすための提言」が自由に指摘できるようになったことは、働き方改革の効果として、ある程度の普遍性をもって指摘してよいのではないかと考えています。
但し、働き方改革には異なる複数の側面があり、どちらの要素を見るかによって結論が変わるとも思っており、そこは整理したいと思います。論点明確化のための見直しは、これが主です。

また、最後の公平感が重要なポイントになると思います。
昭和の組織は声を出せる人も主張させない、押さえつけられているという不満があります。
それによって声を出せない人の利害を考慮していると正当化するでしょうが、それが果たして事実でしょうか。
昭和の価値観には、ある種の存在に対してはルールを無視してでも結果の妥当性を追求する傾向があります。それを全ての弱者に適用させるならば一つの見識です。
しかし、実態は自分達が価値を認めた「弱者」に対してだけ適用するダブルスタンダードに映ります。それならばドライに市場原理を適用した方が公平と感じます。

見直し前の資料の最後の【不満】で書いたような負担の不公平感は爆発寸前なくらいに渦巻いていると感じています。
この不満に対して、理解できるか、どう受け止めるかという点は市民カフェで聞きたいと思っています。

■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

メガバンク絶滅戦争

波多野聖『メガバンク絶滅戦争』(新潮社、2015年)はメガバンクを舞台とした経済小説である。メガバンク乗っ取りの陰謀が描かれる。文庫版では『メガバンク最終決戦』と改題され、テレビドラマ化された。

本書に登場する企業名は架空のものであるが、現実の企業への当てはめは容易である。舞台のメガバンク東西帝都EFG銀行は明らかに三菱東京UFJ銀行がモデルだろう。メガバンクの中も様々な立場の人が様々な思惑を抱えており、非常に生々しい作品である。

本書の登場人物の多くは何らかの恨みを抱えている。会社への裏切り行為をするような人物も少なくないが、過去の恨みを踏まえれば断罪できない。日本を米国に売り渡す行為でさえ、日本社会への復讐として理解できる。

本書で描かれた経済人は良くも悪くも生き生きとしている。著者の金融実務経験が活かされている。しかし、政治に翻弄されるところが、悲しいところである。日本経済は政治の僕であることを抜け出せないか。それが日本経済の現実なのか。

本書では官僚の無責任さ、自己保身が描かれる。腹立たしい限りである。ところが、物語は一人の官僚の問題にクローズアップされ、主人公サイドは別の官僚に助けられてもいる。官僚体質の問題は曖昧になってしまった。

また、乗っ取りの過程で農協系金融機関が善玉的な参加者として登場する。本書では農協系金融機関の責任者が農協人らしからぬ金融人になっており、それ故に可能である。しかし、農協改革が叫ばれているように古い体質が問題になっている中で、メガバンクの争奪戦に参加することに現実性があるか。著者が農林中金出身であるためのリップサービスと見るべきだろう。

本書は登場人物の一人が「It's a small world.」と言った様に登場人物の間には色々な接点がある。それによって物語が上手く回る。ここは話の筋書きが練り込まれていると評価できる。一方で現実の企業乗っ取り事件と比べると御都合主義になるだろう。

本書では太平洋戦争で父親が戦死し、日本人に敵意を持つアメリカ人が登場する。彼の口癖はSneaky Japanese(卑怯な日本人達)である(173頁)。Sneaky Japでない点は上品である。悪口を言う時は政治的正しさPolitical Correctnessを考えないものではないか。それとも米国のエスタブリッシュメントは悪口でもPCを考慮することが染み込んでいるのか。

本書はグローバリゼーションがテーマとなっている。グローバリゼーションにはステレオタイプな批判があるが、本書では中小企業を支える情の融資を是とする行員が、そのような行風を取り戻すためにヘッジファンドに内部情報を流した(207頁)。グローバリゼーションを悪というような単純なものではない。
http://hayariki.sa-kon.net/
Boycott FJ Next Travelogue (Hayashida Riki) (Japanese Edition) Formato Kindle
https://www.amazon.it/dp/B06Y57XQ7W
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]
[asin:B00X43WHZG:detail]

希望のまち東京in東部市民カフェ第160回「働き方改革」

希望のまち東京in東部市民カフェ第160回「働き方改革」
▼とき:2017年8月17日(木)午後6時30分~8時30分
▼場所:希望のまち東京in東部事務所
https://www.facebook.com/events/496151820722240/

以下は市民カフェの資料として書いたものです。
別に寄せられたご意見を踏まえて、論点を明確化するために見直したいと思います。

【政府】首相官邸Web「働き方改革の実現」は働き方改革を以下のように説明する。
「働き方改革は、一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・視点で取り組んでいきます」
「中間層の厚み」や「成長と分配の好循環」というところに昭和のケインズ経済政策の香りがする。また、「格差の固定化を回避」には格差と貧困という今日的な問題意識が盛り込まれている。
一方で安倍首相個人のカラーとしては会社員時代に付き合い残業をしなかったという話をしているように、昭和の働き方を改革したいという思いが強いだろう。それが「多様な働き方」になる。
働き方改革実現会議「働き方改革実行計画概要」(2017年3月28日)は「日本の労働制度と働き方にある課題」として以下の3点を挙げる。
1.世の中から「非正規」という言葉を一掃していく
2.長時間労働を自慢するかのような風潮が蔓延・常識化している現状を変えていく
3.単線型の日本のキャリアパスを変えていく
このうち、1は総論賛成の論点であるが、その解決策に激しい反発が起こりがちである。批判者には正規を非正規に落とすことで格差解消するのではないかという疑念があるためである。正規社員の既得権を守りたいという側は反発する。高度プロフェッショナル制度の議論が好例である。
これについては、昭和の働き方を改革するという立場に立てば、昭和の働き方が異常だったという視点が必要である。ジョブ型雇用は、ある面では非正規雇用と近くなる。昭和の働き方に郷愁を抱くことは自由であるが、それを皆に強制することはできない。選択肢を増やすことは否定できないのではないか。
これは3にも関係する。複線型を格差が生まれる原因と見る向きもあるが、異なるものを上下関係で見てしまうことは日本の悪癖である。異なるものを単に異なるものとして見ることはできないか。格差問題に敏感な人ほど実は格差を意識しており、悪平等を押し付ける面がある。

【経団連】働き方改革の主要な実施者は企業になる。経団連も働き方改革を進める姿勢を示している。「働き方改革 CHALLENGE 2017」では会員企業が、(1)長時間労働の是正、(2)年次有給休暇の取得促進、(3)柔軟な働き方の促進に関する自主行動計画(KPI(注:数値目標)と行動計画)を策定することをあげる。
2016年の会員企業の取り組みは「2016ワーク・ライフ・バランスへの取組み状況」で公表している。取り組みの狙いとしては、多様性を掲げる企業が目に付いた。
・トヨタ自動車「多様な才能や価値観を持つ人材が活躍し、一人ひとりにとって魅力的な自己実現の場となる」
・イトーヨーカドー「多様なワークスタイルの創造に積極的に取り組んでおります」
具体的な施策にはフレックスタイム制度や在宅勤務制、フリーアドレス、保育費用補助制度(ベビーシッター利用や遠方親族の交通費)、社内SNS、メンタルヘルス研修などがある。
経団連の働き方改革のうち、1や2は電通過労自殺事件が社会問題になった後では行わない訳にはいかないものである。また、最低限のレベルのものである。これに対して3は政府の「多様な働き方」と重なる働き方改革の真髄である。また、1や2や上意下達の強権的な方法で進められるものである。これに対して3は企業の工夫のしどころになる。
最後に東急不動産だまし売り裁判原告としては、東急グループが一社も掲載していない点に注目する。東急不動産系列の東急ハンズではパワハラ過労死が起きた。

【管見】働き方改革は昭和の働き方の改革である。選択肢を増やすことが大切である。9時から5時まで働きたいという人は今まで通り働けば良いが、全ての労働者がそれに合わせなくてもいい。そのような選択肢を作ることが大切である。
根本問題は産業が高度化したにもかかわらず、工場労働者に最適化された画一的な労務管理が継続しており、それが不適合になっていることである。それが合わない人が別の選択を可能にする。
働き方改革の良い点として物が言えるようになったことがある。無駄な仕事をなくすための提言が出来るようになった。
前回の市民カフェでは働き方改革への疑問として二点が指摘された。

【疑問1】働き方改革で改善される労働者は一部ではないか。
政府の働き方改革の施策は全労働者を対象とするが、力点は昭和の働き方の改革であり、たとえば平成の格差と貧困の問題に不十分であるとの批判は成り立つ。そのような批判には意味があるし、共感したい。
しかし、それをもって昭和の働き方の改革が間違っていると切り捨てるならば、昭和の働き方改革に期待する立場として同意できない。昭和の時代から会社人間が社会問題になっており、昭和の働き方改革は重要な社会課題である。

【疑問2】出来る人はいいが、出来ない人は困るのではないか?
私は逆の印象を持っている。ジョブ型雇用は「これは私の仕事ではない」というストッパーになる。「給料分の仕事をする」(ヤン・ウェンリー)
逆に昭和の日本型雇用は会社に無限の忠誠、何でもすることを要求される。AもBも何でもできるスーパーマンならば日本的経営で良いかもしれないが、選択と集中によって有限の能力から専門性を高める凡人には苦しい。
私は昭和の日本型雇用を経験していない。会社人間という悪印象ばかり聞いて育った世代である。それ故の評価という点があることを否定しない。
日本型雇用で働いてきた人が90年代以降にジョブ型化して困ったという言説はステレオタイプ化している。そのような事実があるならば、何が問題か分析する必要がある。今までは当たり前であった他者からの手助けがなくなったために困ったというならば、他者の不経済の上に成り立っていたことになる。そのような日本型雇用自体が持続可能なシステムとは言えない。

【不満】最後に昭和の価値観では中々出てこない視点であるが、「出来る人」と見られる側の不公平感や不満が鬱積している。それが諸手を挙げて改革を絶賛する原動力になっている。
昭和の価値観と世代感覚が乖離している一例として、浜崎あゆみ「A Song for xx」をあげる。その歌詞には「いつも強い子だねって言われ続けてた 泣かないで偉いねって褒められたりしていたよ そんな風に周りが言えば言う程に 笑うことさえ苦痛になってた」とある。
この苦痛が理解できるか。「出来る人は頑張ればいいじゃないか」という昭和の精神論根性論に潰されそうになる人は多い。それが日本社会の生き辛さになっている。その気持ちが分かるか。そこを表現したから浜崎あゆみに多くの人が共感した。「あゆの詩に救われた」と感じる人は多い。
浜崎はJ-POP黄金期を代表する歌姫・カリスマであるが、デビュー当初からカリスマだった訳ではない。彼女を一躍カリスマにした作品が「A Song for xx」である。1999年1月1日にリリースされ、初のオリコン首位・ミリオンセラー作品となった。
この苦痛を昭和の運動、シニア世代の運動は全く理解できていないのではないか。その無理解は当然のことながら、昭和の運動への失望と反発として返ってくる。それとも、このような苦痛は格差と貧困という現実の問題を前にして贅沢な悩みになるのか。
絶対的な窮乏に陥っている人がいた場合に優先順位として後回しになることは理解可能である。私も貧困ビジネス告発などに共感を持っている。後回しは仕方がないが、苦痛を全く理解しようとせずに「頑張れる人は頑張ることが当然」と昭和の価値観を押し付けるだけならば希望はない。

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

働き方改革の良い点

案内文の日付が10日になっていましたが、17日の誤りです。申し訳ありません。訂正しました。ご指摘された方、ありがとうございます。

希望のまち東京in東部市民カフェ第160回「働き方改革」
▼とき:2017年8月17日(木)午後6時30分~8時30分
▼場所:希望のまち東京in東部事務所
https://www.facebook.com/events/496151820722240/

働き方改革の良い点
働き方改革の良い点として、物が自由に言えるようになったという点があります。働き方改革の真髄は無駄な仕事をなくして、生産性を上げ、長時間労働を減らすことです。これまでは無駄な仕事をなくそうと自由に提言することも憚られました。言いたいことが言えない状態でした。
それが働き方改革によってバランスが変わりました。昭和の働き方を変える大きなチャンスと感じています。昨日の市民カフェでは私が最近になって主張し始めたと評されました。それは働き方改革のお陰で言えるようになったことが大きいです。
私は市民カフェなどで昭和の働き方の以下の矛盾点を繰り返し主張してきました。
「単に作業Bが遅れているという理由だけで、何の責任もないA担当が作業Bに駆り出されることは不合理であり、しかも作業Bに取り組んだという結果から当該A担当が、作業Aしかやらない他のA担当よりも評価されることは不公正な評価である」
このようなことを自由に主張し、提言できるようになったことは働き方改革の効果です。昭和の集団主義的な組織では、そのようなことを主張すると「作業Bはどうするのか」と言われ、エゴイストとラベリングされ、排斥されかねません。A担当の評価は作業Aに対してなされることが公正であり、それは正論中の正論ですが、正論でさえ自由に言えない状態でした。
過去に私は現場の感覚を代弁して「研究開発部門は現場から見れば遊んでいるように見えるから、もっと責任と成果を明確化すべきだ」と言ったことがあります。それに対して「あなたのような学歴の人が、そのようなことを言ったら駄目だよ」と沈黙を強いられたことがあります。
無駄をなくすことを自由に言えるようになっただけでも大きな前進です。長年不合理に苦しめられてきた人には大きな希望です。

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

2017年8月13日日曜日

目黒で佼成病院問題紹介

目黒で佼成病院問題紹介
公共政策・経営コンサルタントの田淵隆明氏が2017年8月12日、東京都目黒区鷹番の鷹番住区センターで講演し、新宗教の立正佼成会問題を取り上げた。講演会は「あてな倶楽部」(栗原茂男代表)主催で、演題は「混迷する改憲論議の行方」である。
立正佼成会は現代では珍しい世襲の宗教団体である。そのために田淵氏は教祖一族の庭野家の家系を解説した。さらに立正佼成会が蓮舫参議院議員らの政治家に影響力を及ぼしていることを解説した。
立正佼成会は病院も経営している。立正佼成会附属佼成病院である。田淵氏は、立正佼成会附属佼成病院が怖い病院と紹介された。呼吸困難の患者に夜間だけ酸素マスクをつけ、昼間は自力呼吸させた。会場では立正佼成会附属佼成病院裁判の資料も配布した。主催者と田淵氏に記して感謝する。
https://youtu.be/CKsdE30cVWs
目黒で立正佼成会問題
https://youtu.be/4fs_eNnHREo

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

マンション投資迷惑電話

#FJネクスト不買運動 #林田力 #FJネクスト迷惑電話
迷惑電話営業はビジネスを分かっていない。分かろうともしないバカばかりである。時代と日本の状況を無視して、過去の栄光ばかり夢見ている。心が覆われ、非現実的な夢を見ている状態。これでは正しいことはできない。どれだけ無駄な時間と金を垂れ流してきたことか。

2017年8月11日金曜日

二子玉川再開発のヤンキー騒音問題

私は二子玉川東地区市街地再開発で整備された交通広場にヤンキーがたむろするという住民の世田谷区への苦情申し入れに同行したことがあります。
ヤンキー的な自己表現に好意的にはなれません。住民の問題意識に応えてこそ運動と考えています。

二子玉川ライズの治安面の不安と役所仕事の杜撰
http://www.hayariki.net/2/52.htm
区民らは再開発で拡張された交通広場に深夜に若者らがスケボーやローラースケートなどで遊んでいる実態が説明された。周辺住民は騒音被害を受け、治安面の不安を抱えている。

二子玉川ライズのビル風問題協議内容
http://www.hayariki.net/2/53.htm
住民「交通広場で夜間にスケボーやローラースケートをする連中がいて近所迷惑になっている。非常識な連中をどうするか」
世田谷区「立ち入り禁止の掲示をする。すでに注文しているが、予算の関係で支払いは来年度になる。設置時期は分からない」
住民「注文する時に納期を定めないのか」
担当者が電話で確認したところ、警察署と文案を調整中で、まだ発注していない事実が判明した。お役所仕事の杜撰さを目の当たりにすることになった。

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
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日本海賊TVで東急不動産登記トラブル

日本海賊TVで東急不動産登記トラブル
インターネット動画放送局・日本海賊TV「金八アゴラ」が2017年8月9日、積水ハウス地面師被害や東急不動産登記トラブルを取り上げた。コメンテータは小野寺通(緑のハーモニー調布代表)、山内和彦(元川崎市議会議員、日本海賊党サポート会員)、田淵隆明(公認システム監査人)、林田力(東急不動産だまし売り裁判原告)。司会は須澤秀人(日本海賊党代表)。今回は生放送である。番組名は「金八アゴラ」であるが、金曜8時とは全く関係なくなった。
不動産トラブルは多数の関係者が登場する点が問題を複雑にする。積水ハウス被害はブローカー経由の取引であることが失敗原因と言える。所有者なりすましと直接取引していたら、不審点に気付いたかもしれない。東急不動産だまし売りマンションも地上げ屋が地上げした土地を転売したものであった。東急不動産所有権移転トラブルでも東急不動産の代理人弁護士や司法書士の存在が問題を複雑にした。
他には以下の話題を取り上げた。
・安倍政権第3次改造内閣発足
・江崎沖縄北方相「地位協定見直し」でも「国会答弁は朗読」
・若狭氏、「日本ファーストの会」立ち上げ
・民進党代表選、争点は原発、改憲、野党連合?
・菅直人氏、ベーシックインカム導入を提言
・日本ファースト発足、民進代表交代で改憲は近づくか
・滋賀県長浜市、無堤防地区で姉川が氾濫
・築地場外市場で大火災
・菅野完氏、強制わいせつ事案で賠償命令
・海上保安庁の11管区と自衛隊5地方隊の矛盾
https://www.youtube.com/watch?v=aqGjyWILv9U
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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
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2017年8月10日木曜日

Re: 政治って意外とHIPHOP:世代論

ご無沙汰しています。
引用したものは別の場所で書いたものであり、かみ合わせるためのものではありません。
きちんと論じるつもりですが、時間が取れないので後回しにしています。
思いつきや軽き気持ちで世代論に取り組んでいる訳ではないと言いたいだけです。

私はロスジェネ世代は、ある種の社会的不合理を受けていると考えます。
それは上の世代と比べてだけでなく、小泉構造改革の恩恵で就職事情が改善した下の世代と比べてもそうです。
他の問題でも同じですが、その苦しみは当事者以外の他の世代には理解できないようです。
このために理解できないことも驚きません。
そこは私も苦しんでいます。

その上で世代論にこだわりすぎとの指摘は暴論と感じました。
フェミニストに女性論にこだわりすぎ、黒人運動家に人種論にこだわりすぎと言うようなものです。
そのようなことは言わないと思いますが、ロスジェネ世代の問題意識に対しては言ってしまえるという無自覚の差別感覚、ダブルスタンダードには驚嘆します。
伝統的なカウンターカルチャーに属するものについては大目に見ても、それ以外のものは問題意識を理解しようともしません。
結局のところ、自分達の定義する「弱者」のことしか考えていないのではないかとの疑念が該当します。

■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
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市民カフェ第160回「働き方改革」

希望のまち東京in東部市民カフェ第160回「働き方改革」
希望のまち東京in東部市民カフェ第160回では「働き方改革」を議論します。「働き方改革」や「ワークライフバランス(ライフワークバランス)」「時差Biz」「テレワーク」などが注目されています。働き方改革で良くなった点、逆に悪くなった点、望ましい働き方改革について議論しましょう。
▼とき:2017年8月10日(木)午後6時30分~8時30分
▼場所:希望のまち東京in東部事務所
▼住所:江東区東陽3丁目21番5号松葉ビル202号室(永代通り沿い、セブンイレブン隣、 1階がお寿司屋さんの建物の2階です)
▼最寄駅:東京メトロ東西線木場駅徒歩4分、東陽町駅徒歩6分、東陽三丁目バス停留所徒 歩1分
▼参加費:無料。カンパ大歓迎。
市民カフェは誰でも、いつでも、無料で話し合える市民の「場」です。どなたでもご参加できます。初めての方の御参加も大歓迎です。時間がある方は参加よろしくお願いします。軽食をご用意しておりますので、お気軽にご参加ください。皆様、是非足をお運びください。途中入退室も自由です。
http://www.hayariki.net/tobu/

運行管理から見る運送業界のブラック労働
希望のまち東京in東部市民カフェ第159回「運行管理から見る運送業界のブラック労働」が2017年8月10日(木)、東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催された。
http://www.hayariki.net/tobu/cafe76.html
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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
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Re: 政治って意外とHIPHOP

林田です。
まず世代論は強い問題意識を持って論じています。

過去には以下で言及しています。

ロスジェネ世代の問題意識と人間の不完全性
http://www.hayariki.net/poli/lost.html
書評『未来派左翼(下)』
http://www.hayariki.net/poli/sayoku3.html

■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
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フロンティアFJネクスト迷惑電話

#FJネクスト不買運動 #林田力 #FJネクスト迷惑電話
フロンティアやFJネクストはマンション投資の迷惑勧誘電話で評判が悪い。東急リバブル東急不動産はマンションだまし売り、FJネクストは迷惑電話で評判が悪い。林田力 東急不動産だまし売り裁判で検索すると消費者契約法違反が分かる。東急不動産やFJネクストのマンション建設は住環境を破壊する。二子玉川ライズやガーラ・プレシャス東麻布、ガーラ・グランディ木場などがある。

2017年8月9日水曜日

東急不動産司法書士懲戒処分申し立て

「司法書士藤谷彰男・有木達也に対する処分申立て」は事実に基づいて公益目的で公開した内容であり、送信防止措置を講じることに同意しません。削除要求は、単に自らに都合の悪い言論を抹殺しようとする意図のものに過ぎません。
「司法書士藤谷彰男・有木達也に対する処分申立て」は業務独占資格である司法書士が登記義務者を欺いて登記義務者の希望に反する登記をさせようとした事実を問題としており、公共の利害に関する事実です。司法書士は公正かつ誠実にその業務を行うことを職責と定められており、事実の公共性があります。また、「司法書士藤谷彰男・有木達也に対する処分申立て」は社会正義を実現する目的、不正を糾す目的で公開しており、目的の公益性があります。
「司法書士藤谷彰男・有木達也に対する処分申立て」は本人が経験した内容を書いており、事実に基づくものです。アルス東陽町301号室の所有権移転登記の進め方についての藤谷彰男の説明は虚偽でした。
・登記原因
藤谷:「和解」とする。「訴訟上の和解」では登記できない。
原告:和解調書には「平成18年12月21日付『訴訟上の和解』を原因とする」とある通り、「訴訟上の和解」とする。
・登記原因の日付
藤谷:東急不動産が3000万円を支払った日
原告:和解調書記載の通り、平成18年12月21日
・登記申請
藤谷:東急不動産と原告の共同申請
原告:東急不動産単独申請。和解調書によって登記する旨の意思表示が擬制されるため(民法第414条2項但し書き、民事執行法第174条)、原告の申請は不要。
・司法書士への委任状・登記原因証明情報
藤谷:原告に提出を要求。原告が「印鑑証明」を用意して、実印を押すことを要求。
原告:東急不動産が単独申請できるため、提出は不要である。
・登記原因証明情報
藤谷:原告に登記原因証明情報という文書への捺印を要求。
原告:和解調書を登記原因証明情報とできるため、作成不要。
藤谷彰男は「自分の主張する方法でなければできない」と説明したが、虚偽であった。実際は原告の主張の通りにできています。現実にアルス東陽町301号室の所有権移転登記が東急不動産の単独申請によって登記原因「訴訟上の和解」で登記できているという事実が真実であることを裏付ける確実な根拠になります(登記簿の画像は下記)。
http://www.hayariki.net/tokyu/touki_uls.jpg
懲戒申立ての結果は懲戒申し立ての事実を否定するものではなく、結果を根拠に懲戒申し立ての事実を削除させることは、表現の自由を萎縮させます。
司法書士の懲戒処分手続きは、申立人が参加できるものではなく、具体的な決定理由、申し立てのどこをどのように見て、そのような結果になったかが説明されるものでもありません。それ故に懲戒申し立ての結果から事実を判断することはできません。その結果は懲戒に該当するか否かであり、申し立てに記載されていた事実を否定するものではなりません。それも東京法務局の判断であって、それが事実と断定できるものでもありません。
「司法書士藤谷彰男・有木達也に対する処分申立て」は2007年から掲載され続けているものであり、現時点で社会的評価を低下させるものではありません。先行事例をしっかり学び、問題提起していくことは大切です。また、当人の反論権を妨げるものではなく、自らのウェブサイトなどで反論することは容易です。

経緯は以下にまとめています。
林田力「東急不動産、「和解成立」後も新たなトラブル」オーマイニュース2007年7月9日
http://www.hayariki.net/tokyu/wakai.html
東急不動産だまし売り裁判の登記トラブル
http://www.hayariki.net/tokyu/touki.html

2017年8月8日火曜日

二子玉川再開発騒音

#東急不動産だまし売り裁判 #林田力 #東急不買運動
私は二子玉川再開発で再開発によって整備された交通広場にヤンキーがたむろするという住民の世田谷区への苦情申し入れに同行したことがあります。ヤンキー的な自己表現に好意的にはなれません。住民の問題意識に応えてこそ運動と考えています。
世代論にこだわりすぎとの指摘は中々の暴論です。フェミニストに女性論にこだわりすぎ、黒人運動家に人種論にこだわりすぎと言うようなものです。

積水ハウスが海喜館で地面師被害

積水ハウスが東京都内の土地取引を巡り、購入代金70 億円のうち、63億円を支払ったにもかかわらず、所有権移転登記を受けられず、土地を取得できない事態になっている。地面師の被害に遭った可能性が高い。

問題の物件は東京都品川区西五反田の元旅館「海喜館」である。五反田駅徒歩3分の約600坪である。所有者は70代の女性で、抵当権などはない。

この所有者になりすました女性が偽造印鑑登録証明書や偽造パスポートなどを用いて売買契約を進めた。取引はIKUTA HOLDINGS株式会社(近藤久美代表)が、なりすまし女性から購入し、積水ハウスに転売する形式でなされた。

ブローカーが介在するところが不動産業界の不透明なところである。東急不動産だまし売り裁判の舞台となった江東区東陽のマンションも康和地所(倒産)が地上げして、東急不動産に転売した。

2017年4月24 日に売買契約が締結される。登記簿上は4月29日にIKUTA HOLDINGSに売買予約がなされた。さらに同日、積水ハウスに売買予約が移っている。

6月1日に決済がなされた。同日、所有権移転登記が申請される。報道では中間省略登記とするものがある(「積水ハウスが63億円被害 不動産業者明かす"地面師"の手口」日刊ゲンダイ2017年8月5日)。これに対して積水ハウスは「所有者から契約相手先を経て当社へ所有権を移転する一連の登記申請を行った」と説明する(積水ハウス株式会社「分譲マンション用地の購入に関する取引事故につきまして」2017年8月2日)。

6月9日に所有者側の提出書類に真正でないものが含まれていたとして、登記申請が却下される。

IKUTA HOLDINGSは旧社名を「エスラインJAPAN株式会社」(東京都世田谷区大原)と称していた。2015年12月1日にIKUTA HOLDINGSに社名を変更し、東京都千代田区永田町2-9-6 十全ビル406に移転した。ここは小林興起元代議士の事務所である。6月29日に東京都渋谷区恵比寿4丁目20番2号1001号室に移転した。

IKUTA HOLDINGSの実質的なオーナーは生田剛氏と指摘される(「【ピリ辛ニュース】東京・西五反田「海喜館」で被害63億円の積水ハウス、契約相手先「IKUTA HOLDINGS」のオーナーは生田剛という人物」東京アウトローズWEB速報版2017年8月7日)。

積水ハウスが地面師にだまされた背景として、チェックの甘さを指摘する声がある。「現在、不動産会社や住宅メーカーは2020年の東京五輪を見越して、都内一等地を買いあさっている。我先にというノリなので、チェックが甘くなっていたのかもしれない」(「土地取引で63億円損失・積水ハウス「地面師」にハメられた背景」東スポWeb 2017年8月4日)

地面師だけが犯人かは問題になる。「この種の犯罪の難しさは、なにがしかの報酬を受け取った成りすまし犯以外は、すべて「善意の第三者」を装うことができること。話を持ってきたブローカー、仲介業者、不動産業者、購入者(社)、間に入る司法書士や弁護士などが、「私も騙された」という」(伊藤博敏「積水ハウスから63億円をだまし取った「地面師」の恐るべき手口」現代ビジネス2017年8月2日)

「積水ハウスの事件でも新司法試験世代の弁護士の関与も噂されている」(鎌倉九郎「止まない地面師犯罪 犯罪的弁護士・司法書士を即時に業務停止にできるシステムが必要」2017年8月3日)。

地面師に欺かれた司法書士の不法行為責任が認められた事例がある(東京地裁平成20年11月27日判決・判例時報2057号107頁)。土地売買の所有権移転手続において、司法書士が運転免許証により本人確認を行ったが、その免許証の外観、形状の確認が不十分なものであり、偽造運転免許証であることを発見できなかった過失を認めた。代金2億円を支払ったケースで、原告自身も本人確認をしていない過失割合を2割程度とし、司法書士に約1億7000万円の損害賠償を命じた。
http://www.hayariki.net/tokyu/touki.html
[asin:B00VZ0Y2QM:detail]
[asin:B00WBT5EIG:detail]
Boycott FJ Next Travelogue (Hayashida Riki) (Japanese Edition) Version Kindle
https://www.amazon.es/dp/B06Y57XQ7W
佼成病院裁判と院内感染
http://www.honzuki.jp/book/247887/

積水ハウス地面師被害と東急不動産だまし売り裁判

積水ハウスの問題の説明を追記しました。
今週の海賊TVは以下の二つのテーマです。

・積水ハウス地面師被害
・東急不動産所有権移転登記トラブル

積水ハウス地面師被害と東急不動産だまし売り裁判
http://www.hayariki.net/tokyu/touki.html

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2017年8月7日月曜日

東急不動産だまし売り裁判と登記トラブル

東急不動産だまし売り裁判と登記トラブル
東急不動産登記トラブルに図解を追加しました。
http://www.hayariki.net/tokyu/touki.html

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ワンピース86巻

#ワンピース #マンガ #書評
ワンピース86巻は、いよいよビッグ・マムの茶会が始まる。スイート三将星の最後の一人が登場する。カッコいい敵キャラクターは久しぶりである。
ビッグ・マムは情緒不安定である。四皇のうち、白ひげとシャンクスは人格者なのに、ビッグ・マムとカイドウは人格に問題がある。自分の感情から自由になっていないのに海の皇帝のような存在と言えるのか。

2017年8月6日日曜日

昭和の価値観

昭和の価値観についての御指摘は、考えさせられました。私も「力のない者に力のある側があれこれしなさいと指示する姿勢」に強い嫌悪感を覚えます。むしろ、これが問題意識の出発点と言っていいものです。私が個人の自由を重視するのも、この点にあります。
その権威主義的・集団主義的体質を昭和と表現しました。具体的には以下で書いた「甲子園エース温存の清々しさ」にある発想です。
http://www.hayariki.net/cul/baseball.html
もっとシャープな表現があれば、それを用いたいと思います。ご指摘の通り昭和の価値観と表現することは、良いものも悪いものも一まとめにする乱暴さがあります。そこが実は意図して用いているところで、良いとされる点も含めて見直す必要があるのではないかというところを含意しているためです。

「甲子園エース温存の清々しさ」で言えば昭和にはエースが頑張って連投してチームを勝利に導くことを良いという風潮があったと思います。野球の話題ついでに言えばドラフト制度があります。これは職業選択の自由を奪う非人道的な制度と考えます。ところが、昭和の保守も革新も、これを批判できたかという疑問があります。

逆に私の言うところの昭和の価値観には、有能な選手が弱小チームを立て直すことをかっこいいというような発想があるのではないか。本人が不利な条件下でも頑張って活躍することを良いという発想があるのではないか。私は、そのような選手ならば良い環境のチームに入団したら、もっと活躍できたのではないかと考えます。

次に御指摘とは正反対になりますが、昭和と表現することで意味を限定する意図もあります。個人主義的な立場から集団主義的なものを批判していますが、集団主義を全て切り捨てないことはコミュニタリアン的な立場からの反論を想定しているためです。

個人主義には個人主義を徹底して生きていけるかという根源的な問いかけを抱えており、コミュニタリアン的な反論を聞く耳を持っています。この点から柄谷行人読書会のアソシエーションにも期待するところがありました。しかし、コミュニタリアン的な議論を展開するならば、そのコミュニティーは個人を抑圧する前近代的なものの糊塗であってはならず、その意味でも私の言うところの昭和の価値観を批判することを前提としたいです。

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東急不動産の十条駅西口再開発関連事業に取消訴訟

東急不動産の再開発事業と関連する道路建設事業に対して100名以上の近隣住民らが2017年8月1日、国の事業認可の取り消しなどを求めて東京地裁に提訴した。問題の事業は十条銀座商店街と平行に走る道路計画「補助73号線」である。

原告側は道路建設によって数百人の住民が立ち退きを迫られ、商店街は衰退すると主張する(「都道整備が「商店街衰退させる」 取り消し求め東京・北区の住民ら提訴」SankeiBiz 2017年8月1日)。また、道路建設は防災目的と説明されるが、東京は南北方向の風向きが多いため、南北に縦貫する補助73号線は延焼遮断の効果もなく、防災対策上不要とする(「都の道路 認可は違法 補助73号線」赤旗2017年8月2日)。

この道路は東急不動産が参加組合員になっている東京都北区上十条の十条駅西口地区第一種市街地再開発事業と一体となって進められている。十条駅西口再開発事業は高さ147m、地上40階、地下2階の超高層マンションを建設する計画である。関連するどころか、道路建設の目的は超高層マンション建設にあると住民は指摘する。超高層マンション建設の工事用車両の出入りがしやすいように大型道路が必要になるとする。以下は市民団体「庶民の町十条を守る会」の世話人の発言である。

「実は、都と北区は十条駅の真ん前に40階建て、高さ140メートルの超高層マンションの建設を含めた駅前再開発を目指しています。これが本丸です。それを可能にするには、工事用車両の出入りがしやすいように幅のある道路が必要になる。それが補助73号線の新設であり、既存のバス通り(85号線)の拡幅であり、駅の高架化に伴う側道建設です。総工費は847億円。これらの計画で、十条駅周辺では600軒、2100人が立ち退くことになります」(樫田秀樹「小池都知事は未だ視察なし――ゾンビのように蘇った「復興道路」計画の本丸は駅前再開発!?」週プレNEWS 2017年6月30日)

超高層マンションが建設されるだけでも住環境が悪化するが、その建設工事のために立ち退きさせられるならば、住民にとって踏んだり蹴ったりである。東急不動産の再開発は住民無視である。東急不動産の再開発では東京都世田谷区玉川の二子玉川ライズも住民らから提訴された。
http://book.geocities.jp/hedomura/jujo.html
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立正佼成会附属佼成病院の問題

宗教法人立正佼成会の運営する立正佼成会附属佼成病院の問題をお伝えします。
佼成病院では高齢女性患者の長男が患者の経鼻経管栄養の注入速度を勝手に速めました。その後に患者は嘔吐し、大量の栄養剤を吐き出しました。やがて誤嚥性肺炎を発症しました。佼成病院では経管栄養の終了時刻などを記録しておらず、第三者の操作をチェックできる体制になっていません。各地の病院で点滴への異物混入などが問題となる中で杜撰です。
佼成病院では多剤耐性緑膿菌(multidrug resistance Pseudomonas aeruginosa; MDRP)の院内感染が起きたと証言されました。これはカルテに記載しておらず、裁判の証人尋問で初めて医師が証言しました(第10回口頭弁論、2016年6月1日、東京地方裁判所610号法廷)。
佼成病院は患者本人や患者の長女の意思を確認せず、治療を拒否した長男夫婦の意向だけで、治療方針を決めていました。長男が「延命につながる治療を全て拒否」した時点で、佼成病院は、そのリスクを説明した上で他の家族もそれに同意しているのかを確認すべきでしたが、佼成病院は行いませんでした。
佼成病院では呼吸困難な患者に日中酸素マスクを付けませんでした。夜間だけ酸素マスクを付けました。緩和ケアやQOLを無視しています。
患者に死んでほしい家族にとって、合法的な殺人ができてしまわないでしょうか?
詳しくは「佼成病院裁判」で検索して下さい。
http://www.hayariki.net/poli/
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2017年8月5日土曜日

東急不動産登記トラブル表

東急不動産登記トラブル表を作成しました。
原告と東急不動産の所有権移転登記についての主張を表で整理しています。

東急不動産だまし売り裁判の後始末として、東急不動産だまし売り物件の所有権登記を東急不動産にする必要があった。さもなければ原告が問題物件を抱え続けてしまう。しかし、その所有権移転登記の進め方をめぐってトラブルが再燃した。東急不動産は「自分の主張する方法でなければできない」と説明したが、虚偽であった。実際は原告の主張の通りに可能であり、そのように登記された。
http://www.hayariki.net/tokyu/touki.html

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読書会第46回「市民社会と宗教」

希望のまち東京in東部読書会第46回「市民社会と宗教」
坂本治也編『市民社会論 理論と実証の最前線』(法律文化社、2017年)から第12章「宗教 市民社会における存在感と宗教法人制度」を取り上げます。宗教は市民社会論で抜け落ちやすい分野です。
海外では市民活動における宗教団体の存在感は大きいものがあります。小さな政府への支持も、既に宗教団体の慈善活動が社会を支えているから成り立つとの見方も可能です。これに対して日本では宗教団体の存在感は小さく、市民の信頼度も低いという特徴があります。世襲という市民社会の論理とは対極の運営がなされている団体も少なくありません。宗教法人の優遇税制への不満や政治進出への懸念もあります。
日時:2017年8月19日(土)午後2時~4時
場所:希望のまち東京in東部事務所
住所:江東区東陽3丁目21番5号松葉ビル202号室(永代通り沿い、セブンイレブン隣、1階がお寿司屋さんの建物の2階です)
最寄駅:東京メトロ東西線木場駅徒歩4分、東陽町駅徒歩6分、東陽三丁目バス停留所徒歩1分
参加費:300円
読書会は本を紹介しながら話し合うスタイルです。発表者がレジュメを配布して説明し、それを受けて参加者が自由に議論する方式です。書籍の用意や事前の通読は必須ではありません。どなたでもご参加できます。初めての方の御参加も大歓迎です。時間がある方は参加よろしくお願いします。

お盆休み
2017年8月12日(土)の読書会は休みます。
http://www.hayariki.net/tobu/

希望のまち東京in東部読書会第45回「熟議民主主義論」
希望のまち東京in東部読書会第45回「熟議民主主義論」が2016年8月5日(土)、東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催された。
http://www.hayariki.net/tobu/aozora.html

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Re: 田淵隆明氏が目黒区鷹番で講演

林田です。
コメントありがとうございます。
案内は主催者のものをそのまま利用しており、分かりにくく感じられる点も含めて主催者の表現です。
読み手の立場に立って書かなければならないという点は大切なことで、希望のまち東京in東部市民カフェや読書会も、ただ開催案内を出すだけではなく、マーケティング的な視点も含めて案内文の工夫が必要であると感じています。

以下は私の解説になります。私の解説ですので、案内文そのものとは区別お願いします。

宗教団体のRは立正佼成会です。

私は立正佼成会附属佼成病院裁判で接点があります。
http://beauty.geocities.jp/souzoku_nakano/

現在の安倍首相が取り組もうとしている改憲案は自民党憲法草案とは全く別のものというのが田淵さんの見解です。
自衛権の明記や教育無償化などです。
(但し、安倍首相は秋提出にはこだわらないと表明し、報道では改憲断念というトーンも出ており、講演の内容も情勢に合わせて変わる可能性があります)

田淵さんも改憲案を提案していますが、面白い点は抽象的違憲審査を認めるべきと主張していることです。
抽象的違憲審査は維新の改憲案にあるもので、改憲論議が具体化すれば維新が盛り込んでくると予想されますが、私はフランス的な抽象的違憲審査は法律にお墨付きを与えるだけになりがちですので反対です。
これに対して田淵案の抽象的違憲審査は面白いことに、訴えの利益がなくても違憲の行為に対して個々人が提訴できるようにするというものです。

私は二子玉川ライズ行政訴訟などで原告適格の狭さに対して問題意識を持っており、田淵案のような意味合いならば大賛成です。

二子玉川ライズ行政訴訟は住民控訴
http://www.hayariki.net/2/8.htm

ただ、これも難しいのは伝統的な法学概念では、田淵案のようなものは抽象的違憲審査ではなく、客観訴訟とされていることです。
法学的な常識に固まっていると、客観訴訟を広く認めれば解決する問題であって、憲法改正して抽象的違憲審査を認めるような話ではないと切り捨てられかねません。

安倍政権の憲法解釈や改憲論議、それらの進め方には伝統的な法学常識からすると「あり得ない」と言いたくなるようなものが存在すると言えるでしょう。
それが安保法制の時などに政権批判の幅を厚くしたことと思います。
「立憲主義も分かってない」的な批判は、その典型です。
しかし、それは外形的には、自由な発想を昭和の常識で押さえつける頑固親父と似たものになります。
これまでの常識的な枠組みとは異なる新たな問題意識というものは存在します。
そのようなものに護憲運動は応える意思と能力があるのかというところに疑問を抱いており、自分のスタンスに狭い枠をはめずに活動していこうと思っています。

■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

2017年8月4日金曜日

田淵隆明氏が目黒区鷹番で講演

日本海賊TVの番組で一緒になっており、希望のまち東京in東部市民カフェにも参加されたことのある田淵隆明氏が目黒区鷹番で講演します。会員外の参加も大歓迎です。

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「あてな倶楽部」開催のご案内
 安倍政権の改憲への動きが高まっていますが、本当の目的は日本の防衛を憲法で保証しようと言う事のはずですが、改憲論議が高まると皇室典範を弄るとか、9条自体も削除、全面改訂、部分改定など百家争鳴です。
 外国の日本侵略を誘導しようと言う勢力や、安倍政権を何でもかんでも叩こうと言う反日勢力や某宗教団体Rなどが、まともな議論を混乱させる画策をしています。
 ところが保守もそれに乗せられて、良い事言ってるようで結果として議論を混乱させて、反日勢力に協力している者も多数います。その辺の事情を政界、与党の事情通の田淵隆明氏に解説していただく事になりました。

あてな倶楽部代表 栗原茂男

日時:8月12日(土)午後6:00~8:00
講師:田淵隆明氏
【プロフィール】
 1966年3月大阪府生まれ。現在は東京都世田谷区在住。
京都大学理学部卒業・同大学院理学研究科数理解析専攻博士課程研究指導認定。
公共政策・経営コンサルタント、公認システム監査人、IFRSコンサルタント、コラムニスト。
日本システム監査人協会近畿支部システム監査法制化研究会座長。

 2012年6月13日、衆議院「社会保障と税特別委員会」中央公聴会公述人。

★IT企業において、ERPシステム及び連結会計システムの開発・導入、及び、環境コンプライアンス・環境会計システム開発・導入を行う。外資系大手会計ソフトウェア会社の連結会計モジュールのテンプレートの企画・設計・開発・導入に従事するとともに、IFRS支援室のコラムの執筆を行う(全29回)。
 また、「公認システム監査人」・「システム監査技術者」の立場から、ファンクション・ポイント法による工数分析、品質管理、契約書法務などに従事。語学力を生かして、IFRSや会計に関する日英バイリンガルでの講習会、知人の著書の翻訳なども行う。

★その他、永田町での広い人脈を生かして、ダイヤ改正やラッシュ緩和対策などの交通関係・税制・食品安全などに関する政策提言や講演も行っている。

演題 : 混迷する改憲論議の行方
参加費 : 1,000円
会場 : 目黒区 鷹番住区センター
https://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/juku_center/takaban.html
所在地:目黒区鷹番三丁目17番20号
最寄り駅:東急東横線 学芸大学駅から徒歩3分

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

積水ハウスが地面師被害

#東急不動産だまし売り裁判 #林田力 #東急不買運動
積水ハウス地面師被害と東急不動産だまし売り裁判
積水ハウスが東京都内の土地取引を巡り、購入代金63億円を支払ったにもかかわらず、所有権移転登記を受けられず、土地を取得できない事態になっている(積水ハウス株式会社「分譲マンション用地の購入に関する取引事故につきまして」2017年8月2日)。地面師の被害に遭った可能性が高い。東急不動産だまし売り裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟)でも所有権移転登記のトラブルが起きた。騙して奪うことは、力づくで強奪することと何ら変わらない。
http://www.hayariki.net/tokyu/touki.html

2017年8月3日木曜日

積水ハウス地面師被害と東急不動産だまし売り裁判

積水ハウスが東京都内の土地取引を巡り、購入代金63億円を支払ったにもかかわらず、所有権移転登記を受けられず、土地を取得できない事態になっている(積水ハウス株式会社「分譲マンション用地の購入に関する取引事故につきまして」2017年8月2日)。地面師の被害に遭った可能性が高い。東急不動産だまし売り裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟)でも所有権移転登記のトラブルが起きた。

東急リバブル東急不動産は不利益事実を隠して江東区東陽の新築分譲マンション(アルス東陽町301号室事件)をだまし売りした。不利益事実はアルス竣工後に隣地が建替えられて日照・眺望・通風が妨げられる、作業所のため騒音になることである。引渡し後に真相を知った購入者は消費者契約法第4条第2項違反(不利益事実不告知)で売買契約を取り消し、東急不動産を被告として、売買代金の返還を求めて東京地裁に提訴した(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。

東京地裁判決は、東急不動産の消費者契約法違反を認め、東急不動産に売買代金2870万円の返還を命じた(平成17年(ワ)3018号)。東京高裁で一審判決に沿う内容の訴訟上の和解が成立した。訴訟上の和解はアルスを返品して(所有権移転登記を東急不動産に移す)、東急不動産が3000万円を原告に支払うことを骨子とする。

和解調書に「平成18年12月21日付「訴訟上の和解」を原因とする被控訴人(注:原告)から控訴人(注:東急不動産)に対する所有権移転登記手続き」と明記されているため、登記原因「訴訟上の和解」、原因の日付「平成18年12月21日」で、和解調書を登記原因証明情報として所有権移転登記手続きすべきであることは明白である。ところが、東急不動産の司法書士は登記原因「和解」、原因の日付「平成19年3月28日」(金銭授受の日)とし、上記内容を意味する登記原因証明情報を新たに作成して、申立人と東急不動産の共同申請で所有権移転登記させようとした。

原告が異を唱えると「東京法務局に確認したところ、訴訟上の和解を登記原因にしては登記できないと言われた」と虚偽の説明を行い、一旦は原告を信じ込ませ、原告は2007年3月17日頃に登記原因を和解とする東急不動産の司法書士への所有権移転登記委任状と登記原因証明情報に記名捺印し、写しを司法書士事務所に送付してしまった。原告側が直接、東京法務局墨田出張所に確認し、東急不動産の司法書士の虚偽が判明した。

東京司法書士会則第96条には「詐欺的行為、暴力その他これに類する違法又は不正な行為を助長し、又はこれらの行為を利用してはならない」とある。虚偽の説明まで弄して実態とは異なる登記原因で所有権移転登記させようとした司法書士は、マンションだまし売りの東急不動産とお似合いの存在である。
http://www.hayariki.net/tokyu/touki.html
東京外環道と東急不買運動 Kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B0722QDRVW
東京外環道と東急不買運動
http://www.honzuki.jp/book/247967/
[asin:B00VD8B0VQ:detail
]
[asin:B00VO1SBPK:detail]

運行管理から見る運送業界のブラック労働

希望のまち東京in東部市民カフェ第159回「運行管理から見る運送業界のブラック労働」
運送業界のブラック労働が社会問題になっています。厚生労働省『過労死等防止対策白書』(2016年10月)は過労死の最も多い業種に道路貨物運送業をあげます。2017年8月1日にはヤマト運輸の下請け会社のトラック運転手の男性が、未払い賃金を請求した労働者を仕事のミスを理由にして解雇するのは不当として、地位確認などを求める労働審判を東京地裁に申し立てました。運行管理の観点からブラック労働に陥りやすい運送業界の実態を語ります。
▼とき:2017年8月10日(木)午後6時30分~8時30分
▼場所:希望のまち東京in東部事務所
▼住所:江東区東陽3丁目21番5号松葉ビル202号室(永代通り沿い、セブンイレブン隣、 1階がお寿司屋さんの建物の2階です)
▼最寄駅:東京メトロ東西線木場駅徒歩4分、東陽町駅徒歩6分、東陽三丁目バス停留所徒 歩1分
▼参加費:無料。カンパ大歓迎。
市民カフェは誰でも、いつでも、無料で話し合える市民の「場」です。どなたでもご参加できます。初めての方の御参加も大歓迎です。時間がある方は参加よろしくお願いします。軽食をご用意しておりますので、お気軽にご参加ください。皆様、是非足をお運びください。
http://www.hayariki.net/tobu/

希望のまち東京in東部市民カフェ第158回「安倍改造内閣」
希望のまち東京in東部市民カフェ第158回「安倍改造内閣」が2017年7月27日(木)、東京都江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催された。
http://www.hayariki.net/tobu/cafe77.html

希望のまち東京in東部読書会で輪読する書籍『市民社会論 理論と実証の最前線』の書評です。
http://www.honzuki.jp/book/251732/review/181779/

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

2017年8月2日水曜日

立正佼成会附属佼成病院裁判

#医療 #裁判 #病院
立正佼成会附属佼成病院裁判を日本海賊TVで取り上げる。病院によって対応が異なる。病院選びが大切である。立正佼成会附属佼成病院だけは嫌だと言わなければならないとの声が出た。立正佼成会附属佼成病院は背後の大学にも不安があると指摘された。

2017年8月1日火曜日

空母いぶき7巻

かわぐちかいじ『空母いぶき』は軍事漫画である。自衛隊が空母を持ち、中華人民共和国が先島諸島を占領する。
本書では自衛隊員が中国兵を殺すことを躊躇う描写が繰り返し描かれる。これはリアリティーあるか。相手も武器を持っている状況で葛藤するだろうか。もっと容易に沸騰するのではないか。ひげの隊長の発言を踏まえると簡単に好戦的な方向に舵をきりそうな感じがする。