2017年6月17日土曜日

共謀罪の現実と行動

共謀罪の現実と行動
インターネット動画放送局・日本海賊TVは2017年6月11日、共謀罪(テロ等準備罪)特集番組として「共謀罪の現実と行動」を放送した。講師は斎藤まさし(MPD・平和と民主運動(市民の党)代表)、聞き手は山内和彦(元川崎市議)、林田力(希望のまち東京in東部代表)。司会は須澤秀人(日本海賊党代表)。

斎藤氏は静岡市長選挙を巡る公職選挙法違反で逮捕され、未必の故意による黙示的な共謀で有罪判決を言い渡された。事件は現在、上告中である。斎藤氏は、この経験を踏まえて共謀罪の問題を指摘した。

私も日本海賊TVの共謀罪特集番組で「共謀罪と著作権法」を担当した。そこでは共謀罪以前に共謀共同正犯という行為者ではない人物が正犯として罰される司法実務が問題と指摘した。単に新しい法律にばかり反対する左派市民運動の傾向には疑問を抱いている。それは個別的な現実の問題に対応できない。これに対して未必の故意の共謀共同正犯の刑事訴訟を闘う人物の言には耳を傾ける価値がある。

番組では他にも興味深い点が二点あった。第一に野党共闘に批判的なことである。今や野党共闘は民進と共産の枢軸を目指しているが、それを悪手という。現実に野党共闘は普通の現役世代の問題意識から離れているところがある。昭和の五五年体制を懐かしむだけではない人の言葉は聞くことができる。

第二に戦後の総評中心の労働運動に批判的なことである。何でも陰謀で説明する傾向がいただけないが、総評から連合への流れを堕落とみなす左翼運動家が多い中でユニークな視点である。戦後の歴史について解説番組を作ると面白いのではないか。
http://www.hayariki.net/index.html

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者

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