2017年5月30日火曜日

Re: 追伸: 小池都知事 二子玉川の演説- 保育園の件

人権という理念は、とても大切なことと思います。私は東急不動産だまし売り裁判原告として消費者の権利を拠り所とし、追求してきました。待機児童が生まれる状態は権利が保障されていません。それを何とかしなければならないという点は多くの人が考えていることで、どのように実現するかが問題です。

理念を呪文のように唱えても、それで問題が解決する訳ではありません。人権を保障するためにもサービスの拡充が求められます。公共的なサービスの従事者も公共性から特別視するのではなく、一般のサービス業の精神をもっと持って欲しいと感じることは多々あります。別の分野ですが、希望の塾のレポートでも書きました。
http://www.hayariki.net/kibou.html
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私は江東区役所の支所で住民票などを取得した経験があるが、昼休み時間帯は利用者が多く、行列ができているにも関わらず、窓口職員は一斉休憩を頑なに守り、不便な思いをした経験がある。民間のサービス業では考えられない対応である。
何も昼休みを返上して働けと言うつもりはない。かきいれ時に一斉休憩を重ねる不合理を問題視している。労働基準法は休憩の一斉付与の原則を定めているが、昭和の工場労働者を対象とした休憩の一斉付与を頑なに守ることが21世紀の労働者の福利厚生に直結する訳ではない。このようなレベルから改革しなければならないところが日本の行政の実態である。だからこそ東京大改革が必要と考える。
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何か問題を解決する上で、既存の規制が障害になっている場合に、その規制が意味のあるものか、規制によって実現しようとした趣旨が本当に規制によらなければ達成できないか、規制という手段が目的化していないかを考え、規制の見直しを求めることはオーソドックスな手法です。それをせず、既存の規制を否定せずに問題を解決しようとするならば選択肢が狭まります。

■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

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