2017年4月26日水曜日

再配達問題、ヤマト運輸の疲弊

前回の読書会では再配達問題、ヤマト運輸の疲弊に言及されました。

希望のまち東京in東部読書会第37回「つぎのヘゲモニー国家」
http://www.hayariki.net/tobu/igajin.html

私は3月に実施した外環道の意見陳述で、この問題に言及しました。
そこでは物流問題の解決は再配達問題の取り組みのように的を射た解決をすべきで、外環道のような昭和の大型開発に固執することは時代遅れというスタンスです。
そのため、再配達問題の取り組みを評価しました。
特に官業独占・民業圧迫問題でヤマト運輸と官僚が対立していた過去からすると、ヤマト運輸と政府が再配達問題の解決に一緒に取り組むことを胸が熱くなる展開です。

以下が陳述の文章です。
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ヤマト運輸は2017年3月7日、自宅以外で荷物を受け取れる宅配ロッカーの配備を前倒しする方針を明らかにしました。時事通信の2017年3月7日付記事「ヤマト、宅配ロッカー前倒し=再配達削減が急務—各社」が報道しました。
日本政府は駅や商業施設など外出先で荷物を受け取れる「宅配ロッカー」の普及を促す方針を出しました。平成29年度から、ロッカーを設置した事業者に対し、他の業者も使用できることを条件に費用の50%を補助する制度を開始します。平成29年度予算案に設置促進費として5億2千万円を計上しました。産経新聞の2017年3月9日付記事「宅配ロッカー設置に補助金 政府、予算案5.2億円計上 29年度」が報道しました。
ヤマト運輸と日本政府が同じ方向を向いて物流のボトルネック解消に取り組みます。ヤマト運輸と政府は、かつて郵便という独占事業による民業圧迫の問題で対立していました。その過去を踏まえると、驚くべき展開です。時代は動いています。社会は動いています。官僚が一方的に決定する官僚主導経済の時代ではなくなりました。外環道のような土建国家の残滓は見直しを求めます。
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一方で読書会で指摘された、政府や企業の裏の思惑を見る視点もあると思います。
外環道の陳述は明日も行いますが、そこでは再発立つ問題の取り組みを評価するスタンスは維持しつつも、そのあたりも触れたいと思います。

時下の読書会は以下です。

希望のまち東京in東部第38回読書会「「世界史の構造」を読む」
日時:2017年4月22日(土)午後2時〜4時
場所:希望のまち東京in東部事務所
http://www.hayariki.net/tobu/

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

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