2017年2月18日土曜日

東芝の問題

東芝は採算部門を手放して不採算部門を抱え込む逆「選択と集中」をしていると思います。それ故に「原発事業を切り離すか、半導体事業を独立(売却)させるか」の提言は意味のあることと思います。

東芝の問題は不採算部門の損失を採算部門の利益で補ったように見せる誤魔化しが批判されています。ところが、進歩的とされる人に逆に「事業部制などで自部門の利益しか考えなくなったことが問題」というような古さが見受けられます。正しい選択と集中を主張することが、噛み合った議論になります。

日本海賊TVでも東芝の問題が取り上げられました。そこでは一度にマイナスが計上される現行会計制度に問題があると指摘されました。不採算部門をどう評価するかは、原発事業に限らない普遍的な問題を抱えています。
http://www.hayariki.net/koto/sendai.html

実のところ、私は東芝の経営陣に同情する気にはなりません。私は片山善博鳥取県知事(当時)の東芝不買運動を評価していした。東芝不買運動がなければ東急不買運動はなかったかもしれません。故に現在の状況に対しては、ここで自己責任論を唱えなければ、自己責任論の成立する余地はないというくらいの感覚があります。企業の存続やリストラの回避を最優先という価値基準は、東急不動産だまし売り裁判原告という消費者の立場の採るものではありません。

■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

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