2016年11月22日火曜日

佼成病院裁判の因果関係

被告長男が経鼻経管栄養の注入速度を速めたことと母親の死亡との因果関係については、影響を与えた可能性があることは否定できないとした。

「経管栄養においては、消化器の許容量を超える分量又は速度で栄養剤を注入すると、栄養剤の逆流により患者が嘔吐して誤嚥し、誤嚥性肺炎を発症する危険があること、母親が、8月15日の昼の経鼻経管栄養の後、午後4時40分から午後5時までリハビリをしてから帰室し、ベッドに戻り臥位になった際に、クリーム色のエンシュア様のものを多量に嘔吐したこと、その後、母親は、誤嚥性肺炎、敗血症、多臓器不全という経過をたどり、敗血症及び急性腎不全により死亡したことが認められ、この経過からすれば、被告長男が同日に母親の経鼻経管栄養の注入速度を速めたことが、母親が嘔吐して誤嚥性肺炎を発症した原因となり、続発した敗血症及び急性腎不全による母親の死亡に影響を与えた可能性があることは否定できない」(24頁)

一方で他の原因の可能性も指摘する。「8月22日にも体位交換の際に栄養剤のようなものを嘔吐したことからすれば、母親が同月15日に嘔吐したのも、上記のとおり、ベッドに戻り臥位になった際の体位変換が影響している可能性が高い」(25頁)

「気道及び尿路に感染症があったことからすれば、母親が8月15日の嘔吐とは無関係に誤嚥性肺炎を発症した可能性も否定はできない」(25頁)。これは佼成病院の医師が証人尋問で証言した多剤耐性緑膿菌の院内感染の問題である。何れにしても佼成病院の問題である。原告の主張を退けたから問題ないとはならない。病院の逃げきりを許してはならない。

弁護士会館509号室の報告集会では注入速度を速めてから二時間後に嘔吐したことについて、「二時間かけなければ胃が落ち着かない状態ではないか」「二時間のタイムラグは複合要因ではないか」との意見が出た。また、「流入速度を速めたことが常態化していたのではないか」との意見も寄せられた。

原告は母が危篤の時に佼成病院の担当医師が「苦しそうに見えますけど今お花畑です」といったと説明する。これに対して以下の意見が寄せられた。

「医者の言う言葉ではない」

「安楽死の方向に進めようとしたのではないか」

「死なす方が幸せと言いたかったのではないか」

「終末医療の問題でも医者の責任をどう免れさせるかという議論になる傾向がある」
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