2016年11月6日日曜日

立正佼成会横浜普門館での東北アジア平和共同体議論の恐怖

立正佼成会の施設で開催された韓国の宗教者組織のセミナーで「日本人は何故韓国語をしゃべらいのか」との発言が飛び出した。立正佼成会横浜普門館は、2016年9月2日から4日まで韓国宗教平和国際事業団IPCRと韓国宗教人平和会議KCRPが主催する「IPCR国際セミナー2016」の会場になった。

セミナーの全体テーマは「東北アジア平和共同体構築のための課題」である。問題の発言は4日のセッション�「人と人とのつながりと平和共同体」でなされた。コーディネーターを務める韓国のパク・ヒョンド明知大学校教授は以下のように語った。

「私は日本や中国に来るときに、なぜ顔は似ているのに韓国語をしゃべらないのかと思うことがあるんですね。ですから似たような人は、言葉は違うけれども、平和共同体を作る上で、違った顔かたちの人よりも作りやすいという気がいたします」(行本尚史「東北アジアの宗教者、「人と人とのつながりと平和共同体」にギャップ?IPCRなどが国際セミナー(6)」クリスチャントゥデイ2016年10月20日)

これは危険な考えである。大日本帝国の同化政策を批判できなくなる。人種的な同一性に基づく平和共同体ならば大東亜共栄圏を批判できなくなる。国家を超えた共同体としてEUがあるが、EUは多言語を基礎としている。同じ人種だから同じ言語を話そうという発想にはならない。
http://www.hayariki.net/poli/
私は大日本帝国の全体主義を嫌う。それ故に大日本帝国の全体主義を批判する論調に共感するが、全体主義を批判する勢力にも全体主義があるのではないかと感じることがある。これがアジア平和共同体の論者のレベルならば、安倍政権の価値観外交(自由主義、民主主義、基本的人権、法の支配、市場経済に基づく外交)の方が論理としては上等になる。
[asin:B0106V17QS:detail]
[asin:B0124W5R54:detail]
The Suit against Kosei Hospital (Japanese Edition) Kindle Edition
https://www.amazon.co.in/dp/B01LYYK8VN/

0 件のコメント:

コメントを投稿