2016年5月7日土曜日

立正佼成会附属佼成病院裁判・証人尋問

立正佼成会附属佼成病院裁判・証人尋問(第10回口頭弁論)
事件番号:平成26年(ワ)第25447号・損害賠償事件
日時:2016年6月1日(水)13:10〜
場所:東京地裁610法廷(6階)霞ヶ関A1出口1分

自ら訴えることのできない患者を守り保護するのは誰なのか。
死ぬがままにされている恐怖は・・尊厳のかけらもない「姥捨て」ではないのか。医療は、他者の都合ではなく患者の利益のために行われるものではないのでしょうか。患者の利益とは、患者本人の主観的判断において決定されるものです。 高齢者の「命」の尊厳を守る裁判の証人尋問が開かれます。
病気で入院している患者には、法的に守られている「自己決定権」があります。患者がどのような治療を受けるのか、死ぬ時はどのような死に方を選ぶのかは、患者本人が決めることです。
しかし、日本の医療現場では、患者本人より先ず家族に患者の病状や治療方針を説明します。実際高齢者は家族の要請があればひそやかに死んでいました。
患者本人が生命を放棄していないのに、入院から83日で命を絶たれた母親の『命の自己決定権』を侵害されたとして長女が、治療を拒否した兄夫婦と、安易に治療を中止した病院を訴えた裁判です。

いよいよ次回は証人尋問・当事者尋問です。
尋問は、この順番で行われます。
�  立正佼成会附属佼成病院医師(主治医)の証人尋問
�  原告の当事者尋問
�  被告長男の当事者尋問

高齢化社会にむけて、高齢者の死に方『命の尊厳』を考える裁判の証人尋問です。長時間ではありますが、途中で休憩もはいります。是非傍聴のご支援をお願い申し上げます。

欧米では、戦前より患者の意思を第一とした「患者の自己決定権」が尊重されていました。日本では、昭和40年に唄孝一教授(刑事法)は、医師の治療行為には患者の承諾を必要とする「治療行為における患者の承諾と医師の説明」を発表されました。
しかし、日本の医療現場では、患者本人より先ず家族に患者の病状や治療方針を説明します。実際、高齢者は家族の要請があれば治療を中止され、ひそやかに死んでいました。原告の母は、入院から83日で命を絶たれました。
原告は、病院提出のカルテを見るまで母の治療が中止されたとは夢にも思いませんでした。
平成19年5月に厚労省より「終末期医療の決定に関するガイドライン」ができました。本件は、母の治療に最善が尽くされたのか、治療中止決定の手続きはガイドラインに沿って適正になされたのかを問われています。
89歳で亡くなった窪田空穂は、『最終の息する時まで生きむかな生きたしと人は思うべきなり』・・・ その時になれば、もっと生きたい、生きむかな。と歌に残しています。
http://beauty.geocities.jp/souzoku_nakano/

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

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