2016年3月6日日曜日

Re: 新自由主義

レスありがとうございます。
新自由主義思想と左翼革新が新自由主義と批判しているものの差異については私も一家言あります。
私は「左翼革新が新自由主義と批判しているもの」は区別のためにハイエナ資本主義や強欲資本主義と呼ぶべきと考えています。

新自由主義・市場原理主義・強欲資本主義
http://www.hayariki.net/poli/liberal2.html
新自由主義勢力と新自由主義思想
http://www.hayariki.net/poli/liberalarts.html
新自由主義思想の評価
http://www.hayariki.net/poli/liberal.html
東急グループはハイエナ資本主義の尖兵
http://hayariki.net/1/52.htm

一方で左翼革新の世界では、新自由主義という言葉に脊髄反射的に拒否反応を示す人々もいることは理解しています。
そのために古賀さんを持ち上げる際は新自由主義との表現を使わず、市場主義としました。

> 日本においては、バブル崩壊後、新自由主義的な改革が自民党政治のオルタナティブという認識が野党や野党支持者の中に根強く存在しました。林田さんがよく言及する土建国家批判はその典型で、自民党の長期政権による業界団体との政治と官僚の癒着構造を変えるイメージが存在していました。

この指摘は、その通りで、新自由主義が自民党政治への対抗軸になると積極的に評価している人々がいるということを、まず事実認識の問題として理解する必要があります。
逆に旧来の保守革新の対立が大企業へのバラマキか庶民へのバラマキかの違いに過ぎず、根本的な対立軸にならないという発想です。

しかも、そのような人々が社会では不惑を迎えています。
不惑という言葉は上手い表現で、良い意味でも悪い意味でも「惑わず」です。

私の世代は冷戦終結前からアメリカ製映画などで東側には自由も商品社会の豊かさもない全体主義社会だと宣伝されて(それにはプロパガンダ的要素があったとしても)、現実に東側が立ち行かなくなって崩壊したことを鮮烈に覚えています。
この認識で「惑わず」になっています。

逆に不惑の頃にソ連の崩壊を迎えた人が、それに惑わず左翼革新一直線であったとしても、それ自体は理解することはできます。
それでも、このMLが単なるオールド革新同窓会ではなく、無関心層に支持を広げるためにどうするかを課題として真剣に考える場ならば現役世代が何を考えているのかを認識することが先決と思います。

■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

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