2015年8月27日木曜日

東急不動産と環匠アスベスト問題の共通点

東急不動産(東京都渋谷区)と環匠(埼玉県川越市)にはアスベスト問題がある。東急不動産と環匠のアスベスト問題は外部からの指摘によって発覚したという共通点がある。

環匠は石巻市アスベスト飛散事故の原因企業である。危険物に対して高をくくり、場当たり的に対処してきたことで培われた意識が、石巻市アスベスト飛散事故につながったと考えられる。環匠はFJネクストのガーラ木場新築工事(江東区東陽)の解体工事業者でもある。FJネクストは迷惑電話で悪名高い(林田力『FJネクスト迷惑電話』Amazon Kinle)。環匠は近隣住民に家屋調査報告書を出さなかった。住民が環匠に電話しても通じなかった。

東急不動産マンションのアスベスト使用は東急不動産消費者契約法違反訴訟で明らかになった。アスベスト使用は居住者からの度重なる問い合わせで判明した。東急不動産も住民に中々調査結果を出さなかった。施工会社のピーエス三菱など各所に問い合わせて、ようやくアスベスト使用を認めた。

居住者は2005年10月9日に販売会社の東急リバブルに問い合わせをしたが、放置された。度重なる催促や施工会社の株式会社ピーエス三菱にまで問い合わせすることにより、ようやく2005年11月26日に東急不動産株式会社住宅事業本部カスタマーセンターから回答が届いた(東急不動産株式会社「石綿(アスベスト)や石綿含有建築材料の使用の有無について(ご報告)」2005年11月25日)。

回答はマンションの数箇所でアスベストを使用しているというショッキングな内容である。東急不動産が回答を出したくないために回答を遅らせたものと推測できる。「他にも何か重大な問題を隠しているのではないか」との疑いを深めるのに十分過ぎる内容である。臭いモノに蓋をしようとした東急リバブル及び東急不動産の罪は重い。

アスベスト問題で一番恐ろしいのは「既に手遅れ」という事態である。汚染が現実化してから責任の追及をしても、取り返しのつく問題ではない。肺ガンや中皮種の発症までの期間が長いため、いざ発病してもその関連性の証明や訴訟を起こすべき企業もいないと言うことになりかねない。被害が出る以前に「建物は大丈夫なのか?」と調査や情報開示を求めなければ、それだけ対応が遅れてしまう。

大きく問題になっている有害物質を使用したことに対し、居住者への罪悪感を全く持たないのが信じられない。居住者は深い怒りを抱いている。株式会社ヒューザー(小嶋進社長)の耐震強度偽装物件とは別の意味で殺人マンションである。「皆殺しのマンション」「血まみれのマンション」「呪われたマンション」「恐怖のマンション」。三流ハリウッド映画じみたフレーズが居住者の脳裏でネオンサインを点滅させる。
http://tokyufubai.web.fc2.com/asbest.htm
安保法案反対 希望のまち東京in東部記録
http://d.hatena.ne.jp/asin/B013YPN8QK

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