2015年8月3日月曜日

サボタージュ・マニュアル

#本 #書評 #新刊 #書評
『サボタージュ・マニュアル』は、米国が第二次世界大戦中に敵軍の占領地人民向けに占領者へのサボタージュの方法をまとめたマニュアルを解説付で書籍にしたものである。本書はサボタージュ・マニュアルを官僚化して非効率になった現代の組織への警告や皮肉と位置付けている。無駄な会議や形式的な手続きなど意図したサボタージュでなくても、組織にとってサボタージュの効果になることが大真面目に行われている。市民運動の世界でも「ちゃらんけ」などと徹底的に議論することを素晴らしいという風潮があるが、それは組織を破壊したい側の狙い通りにもなる。

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