2015年7月22日水曜日

1枚のクレドが組織を変える

#経営 #書評 #読書 #レビュー
実島誠『1枚のクレドが組織を変える』(実務教育出版)はクレドの意義や効用を説明する書籍である。著者は経営者で、実際にクレドによって効果を得た実体験を語る。リッツ・カールトンの事例のようにクレドのオーソドックスな話も押さえている。
本書は、クレドはマニュアルと異なると指摘する(41頁)。マニュアルは一定の行動をルールとして規定する。これに対してクレドは価値観に働きかけるものである。「マニュアルは、一定の状況を定義しているので、それ以外の状況には答えがなくなってしまうのに対し、優れた価値観を持っていれば、どんな状況でも、クレドの価値観に沿って、自ら考え行動できるようになります」(42頁)。
これは現代日本で強く求められていることである。何故ならば法律に違反していなければ何をやってもいいという考えが蔓延しているためである。脱法ハーブ(危険ドラッグ)や脱法ハウスが、その典型である。

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