2014年3月31日月曜日

都民参加への模索連絡会総括集会

あいにくの雨天の下でしたが約50名の参加者が集まり、活発な議論が交わされました。今回の集会は、直接的には2014年2月の東京都知事選挙の総括との位置づけでしたが、それにとどまらず、これからの市民運動・社会運動のあり方や、地域運動のあり方、あるいは市民による市民のための政治参加へのアプローチについてなど、充実した議論となっています。

プレゼン資料(PDF) 総括集会ご出席の皆様はお疲れ様でした。プレゼン資料をアップロードしました。
サイズが大きいため(約5MB)、ローカルにダウンロードされての閲覧を推奨します。
http://www.hayariki.net/mosaku/
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林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
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2014年3月30日日曜日

さよなら原発・江東区民パレード

さよなら原発・江東区民パレード
日時:2014年4月20日10時開会
会場:江東区立森下公園(都営地下鉄新宿線・大江戸線 森下駅A6出口から徒歩5分)
プログラム:福島からの訴え、区民の声。宇都宮健児さんも参加予定。
パレード:森下公園(10:45出発)〜門前仲町〜深川公園解散
呼びかけ:区民要求実現江東大運動実行委員会
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林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
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ブラック企業ビジネス

『ブラック企業ビジネス』はブラック士業の問題を論じた書籍である。ブラック企業は社会問題になっている。ブラック企業に違法行為・脱法行為を指南するブラック士業も問題である。
相手がブラック士業の場合、徹底的に戦わなければならない。泣き寝入りしたらダメである。「法的には正しくなくとも『黙らせられれば勝ちだ』という価値観が、これらの専門家を貫いている」(147頁)
ブラック士業は専門家としての質も低い。「弁護士の間でも、専門家の事務所に勤務して先輩から学んだり、自ら大きな弁護団に入って研鑽を積むことで巨大な技量の格差が生じる」(162頁)

東京都知事選挙出馬フライング論再批判

2014年東京都知事選挙の出馬フライング論について改めて論じる。「希望のまち東京をつくる会」内部で出馬表明をしないと決めたことを理由とするフライング論が成り立たないことは既に述べた。新たな論点として、2013年12月28日の出馬表明が反安倍政権・反自民・反ファシズムで結束しようとしている人々の闘いを分裂させたとの主張がある。

この主張も以下の三つの理由から成り立たない。第一に反安倍政権を掲げた候補者は宇都宮健児氏しかいなかった。希望のまち東京をつくる会の都知事選ふりかえり集会において中山武敏・選対本部長は挨拶で「宇都宮候補だけが安倍政権の暴走ストップを掲げた」と述べた。この認識は私も同じである。

私も参加した1.13東京連絡会総括でも「宇都宮候補は安倍政権と石原・猪瀬都政の転換を図る位置にあった。細川候補は反原発で宇都宮候補と政策を一致させられる可能性があったかもしれないが、安倍政権と対峙し石原・猪瀬都政を転換する政策を示し得たかは、不確かである。」と述べた(7頁)。「不確かである」は控えめな表現である。私個人は細川護煕候補の福祉政策は舛添要一候補以下と主張したこともある。

それ故に宇都宮氏の出馬は反安倍政権で結束しようとしている人々を分裂させることにはならない。脱原発の細川支持者は主観的には反安倍政権の思いが強い人々が多かったことは否定しない。私よりも遥かに「このまま安倍政権が続けば真っ暗になる」という危機意識が強かった。その種のカルト的な終末論自体が忌避の対象になる。

より重要な点は実際の政策を見る限り、反安倍政権を根拠に細川氏を支持することは誤りということである。それで分裂するならば望むところとなる。
http://www.hayariki.net/poli/tochiji2.html
第二に反安倍政権・反自民・反ファシズムの結束自体が究極目標ではない。安倍政権・自民党の政策でも良いものは評価し、時には協力して多数派を形成する。これは特に地方自治に求められる。人民戦線や統一戦線という言葉に魅力を感じる人々もいるが、その表現自体がイデオロギー色濃厚かつ前時代的で、既得権にしがみつく古い時代の政治運動とのイメージを与える。

第三に分裂自体が悪いことかという問題がある。運動は拡大しなければならない。現在の支持層を基礎にして一回り二回りと拡大していくことが理想である。しかし、往々にして、そのようにはなりにくい。発展している運動もプラス・マイナスがあり、差し引きすればプラスが多いという形になりやすい。これは正に2014年宇都宮票の伸びの説明になる。2014年宇都宮支持者の伸びから説明するならば、意味ある分裂であったと総括することもできる。

今回の分裂を深刻に受け止める向きがある要因は、日本の市民派の伝統的主流派とも言うべき旧社会党・民主党系の流れが宇都宮支持と細川支持で分裂したことにある。この点で過去の浅野・吉田選挙とは似て非なるものである。これは旧社会党・民主党の流れと、共産党系という異なる層が別々の候補者に分かれただけである。それ故に分裂の痛みはなかった。今回は苦しんだものと想像できるが、それは内部の問題である。その結束を優先して明確な政策を持つ候補者を辞退させることは市民にとって損失である。そのようなものに振り回されるよりは、分裂の方が歓迎できる。
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林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
http://www.hayariki.net/
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2014年3月29日土曜日

消費税増税!社会保障はよくなるか?

宇都宮「既存のメディアの改革は容易ではない。新しいメディアを発達させることが鍵になる。ドイツではナチス時代のメディアは廃刊している。日本はメディアの責任が問われていない。朝日新聞や毎日新聞が侵略戦争を煽っていた。不買運動をやれるかどうか。

都知事選挙では街頭で多くの人が集まったが、集まる人は支援者なので広がりにならない。今回はネットに注力したが、まだネットは既存メディアに追い付いていない。インターネットの利用率の問題がある。既存メディアを上回るものになるか。

地方紙を重視する。日弁連会長選挙も地方を重視した。地方での世論作りをする。地方から包囲する。毛沢東戦略である」

斎籐「インターネットには危険もある。在特会などの問題がある。既存メディアがダメならばネットもダメである。韓国の悪口を書くと売れるという現実もある。記者にとっても楽でもある。時差もないために夜遅くまで仕事をすることはない。メディアは国民に見合ったものになる。面白いものは応援する姿勢を持ちたい」
http://hayariki.net/poli/shouhizei.html
質問「パチンコ依存症は病気ではないか」

宇都宮「パチンコの実態はギャンブルである。韓国はパチンコを禁止した。日本のメディアは報道していない。パチンコはサラ金後に広告収入になっている。自民党はカジノを作ろうとしている。依存症を生み出す。暴力団の資金源になる。カジノ反対運動に取り組もうと考えている」

斎籐「パチンコ業界は日本社会から疎外された在日韓国朝鮮人の受け皿という面があり、韓国と同じ議論を単純適用はできない。但し、パチンコも今は警察利権になっている。パチンコ中毒を利権にしている。カジノは大きな問題になる」

消費税増税!社会保障はよくなるか?

第二部は宇都宮健児・日弁連元会長「憲法の立場から見る消費税問題」である。本日はサリン被害者の集会などに出た。被害者遺族は現在でもトラウマに苦しんでいる。事件を風化させてはならない。

東京都知事選挙は残念な結果であるが、投票率が低い中で得票を伸ばした。前回と同じ投票率ならば130万票くらいになる。都政には脱原発だけでなく、多くの問題がある。安倍政権に立ち向かうことも重要な課題である。

一本化要求に対しては公開討論を求めたが、細川護煕陣営から拒否された。テレビ討論が流れたことは痛手であった。舛添要一氏を追い込む情報はあった。テレビ討論を潰した細川氏の責任は大きい。政治家は討論会に出る覚悟ができていると思っていた。そのくらいの覚悟を持って出馬しているものと思っていた。日本の政治家のレベルがいかに低いか。細川氏も他の政策は不勉強でも脱原発が大事ならば、それを熱く語れば良かった。

細川氏の欠席で討論会自体を中止するマスメディアも問題である。候補者の政策を都民に伝える使命を放棄している。それでは人気投票になってしまう。

今の日本の社会は貧困や格差が広がっている。その実態が、それほど報道されていない。国税庁が高額納税者を発表しなくなったことは、貧困や格差の裏側でメチャクチャ儲けている人がいることが分かれば不満が出る、それを避けるためではないか。

貧困や格差が広がれば生活保護受給者が増えることも当然である。ところが、生活保護受給者が増えたところで、生活保護バッシングになった。タレントの母親が生活保護を受給することは不正受給ではない。不正受給は本人に収入があるのに受給することである。家制度は戦前のものである。生活保護受給者がパチンコをすることも自己決定権の範囲である。不正受給ではない。
http://www.hayariki.net/poli/shouhizei.html
日本は生活保護を周知徹底しなければならない。学校で教えなければならない。貧困や格差をなくす政策をしなければならない。

生活保護について審議するならば、生活保護受給者を審議会に呼ぶべき。議員が生活保護水準で生活すべきである。痛みを分かった上で政策を立案すべきである。雇用特区では簡単に解雇でき、残業代を払わなくていいようになる。労働者には地獄である。

今は金持ちほど税金が優遇されている。とりやすい消費税を上げる。国民が舐められている。国民は財政を家計と比較して「大変だ」と思い、増税を容認してしまう。

生存権保障の責任を負っているのは国家である。生活保護法という名前を変えるべきである。権利である。

憲法の平等権は実質的に保障されなければならない。今のメディアはおかしい。朝日新聞が一番おかしい。金持ちから税金を取れ運動をする。金持ちからも賛同を広げる。金持ちを説得する論理を研究している。
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[asin:B00EBTG370:detail]

東京をプロデュース都知事選総括評

市民団体「東京をプロデュース」(東プロ)が2014年3月25日付で東京都知事選挙の総括文「2012年都知事選〜2014年都知事選の結果を受けての東プロ総括」を発表した。私は2014年東京都知事選挙に際して東プロに情報公開を注文した立場である。東プロが詳細な事実説明を含む総括文を公表したことを歓迎する。

2014年東京都知事選挙は宇都宮健児(宇都宮けんじ)候補と細川護煕(細川もりひろ)候補の一本化問題に揺れた。この問題は理性よりも感情に流れがちである。「何故俺に従わない」や「お前の言うことなど聞けるか」などの感情に翻弄される。東プロ総括は生産的な議論の一助になる。

東プロはメンバーが途中まで選対に参加するなど宇都宮健児(宇都宮けんじ)陣営に近い立場である。東プロ総括では希望のまち東京をつくる会の総括でも記載していない個々の会議の内容を記述している。それにもかかわらず、東プロ総括は宇都宮陣営に辛辣である。他方で細川陣営については「原発という命に関わる重大な問題において、かつては推進してきた側の細川氏と小泉氏が、注目の集まる都知事選という舞台で原発ゼロを発信した功績は大きい」と評価している(10頁)。
http://www.hayariki.net/poli/topro.html
東プロ総括が宇都宮陣営に辛辣になった理由として所謂フライング論がある。東プロ総括では事実経過を詳細に記述している。ここでいう事実とは東プロが事実として書いているという意味である。それが事実であるかは別問題である。

たとえば東プロ総括には「対象者3名が推薦され、スケジュールの許す範囲で宇都宮氏とともに順次当たっていく」と宇都宮氏が候補者擁立活動に参加するように書かれている(5頁)。しかし、1.13東京連絡会世話人会が2014年1月2日に宇都宮氏に確認したところ、そのような認識はないとのことであった(東プロ総括6頁に記載している)。

また、2013年12月25日の出馬要請について手応えがあったように書かれている(5頁)。しかし、要請された当人は記者会見で出馬意思がなかったと否定している。

2014年3月28日金曜日

東急不動産だまし売り裁判

東急不動産だまし売り裁判は消費者を愚弄する理不尽な東急商法の典型である(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス社)。東急リバブル東急不動産は金儲けのためならば何でもする。

2014年3月27日木曜日

真相JAPAN亀井静香講演@中野サンプラザ

真相JAPAN 復活祭 緊急セミナー
沈みゆく わが国よ!
俺の目が黒い間は用心棒としてわが国の暴走を許るさない!
日本の最後の良心  そして  日本のお父さん
特別講師:衆議院議員 亀井静香先生(みどりの風)

もし亀井静香先生がいなければ日本の財差は空っぽになっていたのではないのしょうか?
亀井静香先生が命がけでわが国の財産を守ったのを皆様は覚えていますか?
私たちは原点に戻って 暗いトンネルに光を!!
さあ!その日本人の原点  そして  日本人の良心とは?

永田町のラストサムライ 
 亀井静香先生が大いに語る!

4月21日(月曜日) 午後6時30分〜  閉会9時
中野サンプラザ 8階  弟2研修室
限定 80名様   前売り:2500円
そして、なんと!2014年3月31日までのご入金の方 
特別価格2000円とさせていただきます!!
当日 3000円
消防法の関係で定員になり次第受付終了とさせていただきます。
滅多にない機会です!
わが国を取り戻そう!わが国の発展のためお時間を作りましょう!
後悔しても始まりません!
皆様、是非とも中野サンプラザでお会いしましょう!!
永田町のラストサムライが待っている!!
http://blog.livedoor.jp/takutaku2946/archives/51913435.html
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[asin:B00HLOA2L0:detail]

2014年3月26日水曜日

江東区長所信表明と希望の政策

避難者の支援は所信表明も希望の政策も共通する。総論では誰もが肯定する政策であり、具体的な内容が求められる。

所信表明「本区内の被災避難者の方への支援については、避難生活の長期化に伴い、孤立化防止に取り組んでおりますが、引き続き、避難者の方々の心身を支える支援を行ってまいります」

希望の政策「福島原発事故被害者、とりわけ東京都に避難している6000人以上の避難者に対して、住宅・医療・生活再建支援などの積極的な支援を進めます」

「オリンピック・パラリンピックを踏まえた新たな展開」について東京オリンピック・パラリンピックを歓迎する点では所信表明も希望の政策も共通する。この共通点は放射脳カルト的なオリンピック返上論と一線を画す上で重要である。しかし、そのスタンスは対立する。

所信表明「東京オリンピック・パラリンピックでは、多くの競技が本区で実施されますが、これは、江東区の存在を、日本全国はもとより、世界に知ってもらう絶好の機会であり、本区を訪れる選手や観客の皆さんを、区を挙げて、「下町の人情でおもてなし」したいと思っております」

希望の政策「4000億円をこえる都のオリンピック基金は、大型インフラ開発だけでなく、障がい者も含め都民の誰もがスポーツに日常的にアクセスできる身近なスポーツ施設の整備や、都民の健康づくり、子ども・若者の基礎体力アップ、地域のスポーツ・サークルの振興、引退したスポーツ選手を指導者として養成するしくみづくりなど、ソフト面にも支出します」
http://www.hayariki.net/koto/
所信表明は江東区民からすると、江東区を知ってもらうという目的のため、「おもてなし」に駆り出されるということであり、区民が豊かになるものではない。それに比べると、希望の政策は、あるべき姿勢を示している。現実に夢の島競技場の野球場(12面)と陸上競技場を潰して馬術場を整備するなどスポーツ振興に逆行する計画もある。

オリンピックを契機とした街づくりについては、希望の政策はハコモノ行政・税金の無駄遣い阻止を明確に打ち出している。

所信表明「大会後も見据えた、本区ならではのまちづくりを実現し、次の世代に残していきたい」

希望の政策「コンパクトで、シンプルで、エコロジー重視の大会をめざします。都民の税金を無駄に使わず、自然・生態系を損なわず、大型開発を行わないようにします」
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2014年3月25日火曜日

江東区長所信表明と希望の政策

所信表明では「災害廃棄物の受入れ」も「防災都市江東の実現」の中で述べている。「東日本大震災のがれき処理は、本区で積極的に受入れを行ったこともあり、本年度で処理がすべて終了いたします」

希望の政策では「脱被ばく政策を進めます」の中で「放射性物質の拡散が心配されている瓦礫の焼却処理については、いったん凍結し、専門家を集めて公開で調査と検討を行います」と述べている。凍結は暴力的な被災地瓦礫受け入れ反対派と一線を画す政策として意味がある。

一方で2月に就任した新都知事が3月に終了予定の事業を凍結することが現実的に可能か疑問の余地がある。希望の政策は素晴らしい政策をまとめたものであるが、現実的なタイムスケジュールの中で計画に落とし込むことも必要である。

所信表明では新たな課題として大島町の災害廃棄物処理を挙げる。「昨年10月の台風26号による被害により、大島町では町内で処理する一般廃棄物の約9年分に相当する災害廃棄物が発生しており、大島町のみで迅速に処理することが困難な状況となっております。このため私は、昨年末にいち早く区内民間事業者による受入れを行ったほか、今後、清掃一部事務組合の清掃工場における処理も含め、一日も早い被災地の復興に向け、引き続き支援を行ってまいります」
http://www.hayariki.net/koto/kotokucho.html
これは被災地瓦礫受け入れ反対論に新たな課題を突きつける。希望の政策は「伊豆大島の被災者と災害復興を全面的に支援します」と全面支援を掲げる。もし東北の瓦礫は駄目で大島の瓦礫はOKと主張するならば放射能だけを特別に危険視する放射脳カルトと見られてしまう。

一方でダイオキンシンなど放射能以前の問題から焼却に反対する人々がいる。この立場課ならば災害廃棄物焼却に反対することは一貫性がある。この立場は江東区内の災害廃棄物の焼却も問題である。脱被ばく政策ではなく、もう少し広い視点で考える必要がある。

AKB48=?iso-2022-jp?B?GyRCJUklcyEmJS0lWyE8JUY6W0g9JEhLTEtcO1QbKEI=?= いじめ裁判

ドン・キホーテがAKB48の運営会社のAKS(東京)と、パチンコメーカーの京楽産業(愛知県名古屋市)を相手取り、50億円の賠償金支払や、AKBメンバーの声などが流れるパチンコ台の販売差し止め等を求めて東京地裁に提訴した。この訴訟は東京地裁民事第31部の舘内比佐志裁判長、杉本宏之裁判官、中田萌々裁判官が担当する。事件番号は平成26年(ワ)2189号事件である。
これは北本市いじめ裁判と同じ部である。埼玉県北本市立北本中学校いじめ自殺裁判の東京地方裁判所民事第31部判決(舘内比佐志裁判長、杉本宏之裁判官、後藤隆大裁判官)は強く批判された。同級生から「きもい」と悪口を言われ、下駄箱から靴を落とされ、「便器に顔をつけろ」と言われるなどの事実がありながら、「一方的、継続的ではなく、自殺の原因になるようないじめがあったとは認められない」として自殺生徒遺族の訴えを退けたためである。

2014年3月24日月曜日

江東区長所信表明と希望の政策

防災都市江東の実現について、防災重視という点は誰もが肯定する政策であるが、その手法は明確に対立する。

所信表明「木造住宅密集地域への対策としては、北砂三・四・五丁目地区において、「不燃化特区」の指定を受け、現地ステーションの設置や多様な支援施策を展開することで、燃えないまちづくりを進めてまいります。また、民間建築物の耐震化については、引き続き都と連携し、特定緊急輸送道路沿道建築物を中心に耐震化を進めてまいります。」

これは希望の政策が批判する猪瀬都政の防災対策そのものである。「石原都政を継承した猪瀬都政下での防災対策の重点は、幹線道路の整備とだき合わせた緊急輸送道路の沿道建物の耐震化です。沿道から離れた木造密集地域やさらに多くの一般市街地での木造住宅の耐震・耐火化は自助努力とされています。これでは、首都直下地震被時での犠牲者(中央防災会議は犠牲者を最大2万3000人としています)や家屋倒壊被害を最小限にくいとめることができません。」

希望の政策では「高層建造物における長周期地震動対策」も盛り込んでいる。これは木造が危険で超高層ビルが安全というドグマを打破するものである。
http://hayariki.net/koto/kotokucho.html
一方で所信表明では「避難所運営等を円滑に行うための地域連携体制の充実や、発災後の被災者生活再建を重視した支援体制の整備」とソフトウェアの防災対策も盛り込んでいる。「希望の政策」の「災害に弱い都市政策を転換し、命と生活を守る防災・減災政策を進めます」はハードウェアに偏っている印象を受ける。現場に近い地域の知恵は積極的に学ぶ価値がある。
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2014年3月23日日曜日

江東区長所信表明と希望の政策

希望の政策から山崎孝明江東区長所信表明を検討する。所信表明は平成26年第1回区議会定例会(2014年2月19日)で発表したものである。所信表明では江東区の重要課題として築地市場の豊洲移転整備、中央防波堤埋立地の帰属、防災都市江東の実現、オリンピック・パラリンピックを踏まえた新たな展開の4点を挙げる。

最初の築地市場移転整備は賛成の所信表明と反対の希望の政策が真っ向から対立する。

所信表明「市場に併設される千客万来施設については、現在の築地の賑わいを継承・発展させ、新たな観光名所となるよう求めてまいります。

引き続き、確実な土壌汚染対策、地下鉄8号線の延伸などの総合的な交通対策の実施、「豊洲グリーン・エコアイランド構想」に定める環境まちづくりへの最大限の配慮などを都に対して求めてまいります。」

希望の政策「消費者にとって安全で安心でき、中小の業者がこれまでのように営業を続けられるよう、築地市場を守ります。豊洲移転を見直します。豊洲での土壌汚染対策を強化します。築地市場のあり方については、現地再整備案を含め、改めて、市場で働く人々や地元自治体・住民の意見を聞いて、判断します。築地移転を前提とした都有地の民間売却や大型再開発は行いません。」

まず築地市場移転は都政の問題で江東区が云々する問題ではないという主張が考えられるが、江東区長が重要課題の第一に挙げている様に江東区の問題でもある。希望のまち東京をつくる会の都知事選ふりかえり集会では「築地移転の問題を継続的に取り組んで欲しい」との声が出たが、築地移転反対運動が江東区政にアプローチすることも有意義ではないか。

築地移転見直しの有力な論拠は土壌汚染であるが、推進派も土壌汚染対策をしないとは主張していない。江東区長も確実な土壌汚染対策を東京都に求めると表明している。単純に土壌汚染を問題視するだけでは議論にならない。土壌汚染を主張するならば具体的な主張が必要である。
http://www.hayariki.net/koto/kotokucho.html
最後に江東区は卸売市場の移転先であり、受益地と受け止められていることである。新たな観光名所を作ろうと意気込んでいる。それに対して、どう考えるかが問題である。移転先は豊洲といっても豊洲中心部からは「ゆりかもめ」に乗らなければならない場所である。果たして地域経済にどれだけ効果があるのか。

現行の計画では移転後の卸売市場は仲卸業者ではなく、大手流通業者中心になる。そのような市場に現在の築地のような観光地の魅力があるのか。様々な美味しいものを食べたいならばショッピングセンターのフードコートがある。無駄なハコモノになり、地域のお荷物になるのではないか。

江東区長選挙結果

■2011年 投票率45,75% 
山崎孝明(111482票)川北直人(37900票)吉田年男(16271票)
■2007年 投票率47,88% 
山崎孝明(83486票)川北直人(55437票)中野幸則(20991票)
■2003年 投票率47,15% 
室橋昭(95760票)堀内勝彦(31882票)中田兼司(166761票)
■1999年 投票率50,15% 
室橋昭(110725票)中野幸則(33417票)
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2014年3月22日土曜日

林田力『放射脳カルトと貧困ビジネス』

林田力『放射脳カルトと貧困ビジネス』(Amazon Kindle)は放射脳カルトが貧困ビジネスであると指摘したノンフィクションである。放射脳カルトの差別は見境がない。放射脳カルトの差別は気分が悪くなる。
以下は福島市で働く人の声である。「福島の野菜や食べ物が敬遠されるのは切ない。福島の事態は、ビキニ事件の差別や偏見と重なります」(秋山豊「3・1集会初参加青年の思い」赤旗2014年3月4日)。
放射脳カルトは脱原発にも有害である。放射脳カルトは形や色が悪いため売り物にできない規格外イチゴを放射能汚染の影響とのデマをTwitterで流した(「規格外イチゴは「放射能の影響」 騒ぎ立てる脱原発派に生産者反発」J-CASTニュース2014年3月5日)。放射脳カルトのデマは珍しくないが、報道では「騒ぎ立てる脱原発派」と脱原発派の問題にされている。放射脳カルトが脱原発のイメージを下げている。
脱原発運動にとって、放射脳カルトは感染力が高く、致死率も高い厄介な病原菌のようなものである。実際、放射脳カルトが2014年東京都知事選挙で細川護煕支持に流れたことは贔屓の引き倒しになった。細川陣営は無党派層の支持で当選を目指した。細川陣営にとって放射脳カルトの存在はお荷物である。敵でいてくれた方が身軽で良いくらいである。脱原発運動は放射脳カルトと手を切る必要がある。
http://www.hayariki.net/9/

林田力『東急不動産だまし売り裁判』

林田力『東急不動産だまし売り裁判』は自由で、平静で、純な気持ちを味わうことができる書籍である。『東急不動産だまし売り裁判』を読むと、恐怖心は引っ込み、心穏やかに寛いだ気持ちになれる。
『東急不動産だまし売り裁判』は黄金の輝きに満ちている。早朝の淡い光にも似たキラメキである。冷たく硬い金塊とは比べものにならないほど繊細で、はるかに貴重な黄金である。『東急不動産だまし売り裁判』は山あいの泉の水のように澄んでいる。
『東急不動産だまし売り裁判』は東急リバブル東急不動産にとって不快な書籍である。東急リバブル東急不動産の不快な気持ちは手に取るように分かる。東急リバブル営業は不利益事実を隠して東京都江東区の新築分譲マンションをだまし売りした。その過去が消えないことに腹を立てている。東急リバブル東急不動産にとって『東急不動産だまし売り裁判』の書名は今や災厄と同義語である。
東急リバブル東急不動産はずっと良からぬことばかりしている。不利益事実を隠して新築分譲マンションをだまし売りし、正直な消費者から金を巻き上げる。東急不動産だまし売りは雪崩である。雪山の斜面を激しい勢いで転がり落ち、ふもとに広がる緑の平野と、そこに暮らす全ての命を飲み込んでしまう。
東急不動産だまし売りが正当なビジネスであると東急リバブル東急不動産が主張するならば、東急リバブル東急不動産の売り上げとは「かっぱらう」という意味になる。悪徳リフォーム業者のように東急リバブル東急不動産はマンションだまし売り被害者を骨の髄までしゃぶり尽くそうとする。
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国家戦略特区のブラック特区批判

国家戦略特区をブラック特区と呼んで批判することは、有効で意味のある批判である。ブラック特区批判は、解雇規制などを緩和する国家戦略特区にブラック企業が集まり、ブラック企業が大手を振って活動できるブラック特区になるとの批判である。ブラック特区とのネーミングには以下の効果がある。

第一に社会問題になったブラック企業にひきつけて国家戦略特区の問題を理解できる。ブラック企業は2013年の流行語大賞トップテンにランクインした。抽象的な反対論ではなく、ブラック企業という深刻な具体例に基づいた批判として実感を持つことができる。

第二に労働者の世代間対立を克服する効果がある。ブラック企業は狭義には若者を使い捨てにする企業である。そのブラック企業の主な被害者である若年層にとって、解雇規制緩和への評価は賛否が分かれるところである。世代間格差に苦しむ若年層には中高年労働者への不満がある。「中高年正社員を辞めさせられないから、自分達が就職活動で苦しむ。運良く採用されても薄給で酷使される」という考えもある。中高年労働者が保護され過ぎているために自分達が苦しい立場に置かれているとして、解雇規制緩和に賛成する論理もある。

ブラック企業問題と並行して中高年労働者の追い出し部屋が社会問題になったが、若手労働者には追い出し部屋を歓迎する論理もある(河合薫「「追い出し部屋は当然!」 "オレ様"に蝕まれる若手社員の叫び」日経ビジネスオンライン2013年2月19日)。解雇特区をブラック特区と批判することはブラック企業問題も解雇規制緩和も世代を超えた労働問題として認識を深めることができる。
http://www.hayariki.net/poli/tokku.html
第三にブラック概念の深化である。ブラック企業という言葉が批判的意味合いを持つことは、「腹黒い」など黒にマイナスイメージがあることから容易に理解できる。一方でブラック企業からブラックバイトやブラック士業などの派生語が生まれ、ブラックのマイナスイメージを拡大再生産している。ブラック家庭やブラック稼業など労働問題から離れたところでもブラックが使われるようになった。

ブラック企業の言葉の原点に戻るならば、語源になるような「ブラック」の使われ方としてはブラックリストがある。ブラックリストは回避すべきものの一覧である。たとえば店舗のブラックリストに掲載された人物とは取引しないなどである。対義語はホワイトリストである。ホワイトリストは容認できるものの一覧である。

就職活動では就職してはいけない企業・就職していい企業を見分ける際にブラック企業・ホワイト企業との言葉を使用する。これはブラックリスト・ホワイトリストそのものの使い方になる。つまり、就職してはいけない企業がブラック企業で、就職してよい企業がホワイト企業である。国家戦略特区をブラック特区と批判することは、特区に認定されることが避けるべきものという意味を与え、国家戦略特区批判の推進剤になる。
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都民参加への模索連絡会総括集会

多くの勝手連の方々などと、2014年東京都知事選挙の選挙活動の総括および今後の活動展開について広く意見を交わす総括集会です。各地域・区市勝手連の仲間はもちろん、どなたでも参加歓迎です。
「1・13東京連絡会」(都民参加への模索連絡会)世話人会から報告いたします。多くの時間を使って、参加者みんなで活動経験・情報・意見交換し、これからのことを考えます。ふるってお集りください。
日時:3月30日(日)13時半〜16時半
場所:上原区民会館 会議室1号
住所:東京都渋谷区上原 1-18-6 (郵便番号:151-0064)
交通:小田急線・東京メトロ千代田線「代々木上原駅」6分
司会:森友義、林田力
http://www.hayariki.net/mosaku/
一人でも多くの有権者・国民が、この今の状態を異常と感じ、異常だから正常に変えようとして、行動に参加していく必要があります。しかし、一人ひとりの市民や有権者・国民の力はとても弱いものです。一人で頑張っても限界があります。一人のままでは、孤立してしまうかもしれません。そこで、皆様、そろそろ、皆で市民の政治を実現するためにつながりませんか。皆で手をつないで、市民本位の政治へ向けて踏み出しませんか。
東京では2年前から2度の都知事選挙を経験し、市民が政治や選挙に参加する経験を経ることができました。この経験を活かし、私達「都民参加への模索連絡会」では、政治を市民の手に取り戻すため、民主主義を市民の手で実現するため、大きな市民のネットワークをつくっていこうとしております。
また、市民一人ひとりが政治に参加し、民主主義を実現するために、「つながる」「手をつなぐ」ためのメーリングリストを用意致しました。どうぞ皆様、このMLにご参加をいただき、市民参加政治と市民主体の民主主義政治の実現のため、広く太く厚く、つながりいただければと思います。
みなさま、どうぞ、手をつないでください、ネットワークでつながって下さい。3月30日の総括集会には、ぜひ、お出で下さい。是非、前向きにご検討いただければ幸いです。

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林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
http://www.hayariki.net/
http://hayariki.zero-yen.com/

消費税増税!社会保障はよくなるか?

会場から農民連のメンバーが発言した。「大雪で関東の農家は大変な状態である。消費税は農家に追い討ちをかける。輸出戻し税の話を聞いて消費税が環太平洋経済協定に都合のよいものと認識した」

斎籐氏は日本から農業はなくならないとしても、担い手が変わると述べた。担い手が企業になり、派遣労働者が農業をするようになるのではないか。戦後の農地改革で否定した規制地主と小作人の復活になる。

消費税増税は国のあり方を決定的に変えていく。店はコンビニになり、喫茶店はスターバックス、居酒屋はワタミになってしまう。大概の人は、そのような街は嫌だと思うのではないか。消費税が増税されれば、起業は成り立たなくなる。自殺者も増える。それでも国を動かしている人達にとっては「だから美しい、美しい国へ」という感覚かもしれない。
http://www.hayariki.net/poli/
常に生産性の向上や経済成長が国家の目標になっている。民主党は小泉改革を批判して政権をとった。民主党政権成立によって株が下がった。民主党は経済成長よりも人権が大事と主張した以上、株が下がることは当たり前である。その覚悟が民主党にあると思っていたが、民主党は慌てて新成長戦略を打ち出した。

休憩時間にジョニーH氏の演奏や、お笑い芸人春日部裕次郎氏のパフォーマンスがなされた。

林田力 ブラック東京都政にNO 3

林田力『ブラック東京都政にNO 3』は2014年東京都知事選挙に関する論考をまとめた書籍である。

開発問題からの2014年東京都知事選総括
住民運動家動向
住まいは人権を開発問題に
脱被曝
選挙後の細川護煕融和政策
「都知事選挙をめぐって」評
田母神俊雄20代得票の考察
江東報告会
東部勝手連総括資料
2014東京都知事選をふりかえる第7回
主権者として都知事選を考える
消費税増税!社会保障はよくなるか?
東京デモクラシー、起動中
http://www.amazon.co.jp/dp/B00J5OTJCW
Amazon.com
: No More Dark Tokyo Politics 3 (Japanese Edition) eBook: Hayashida Riki: Kindle Store
http://www.amazon.com/dp/B00J5OTJCW

【書名】ブラック東京都政にNO 3/ブラックトウキョウトセイニノーサン/No More Dark Tokyo Politics 3
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki
【既刊】『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』『東急不動産だまし売り裁判購入編』『東急不動産だまし売り裁判2リバブル編』『東急不動産だまし売り裁判3』『東急不動産だまし売り裁判4渋谷東急プラザの協議』『東急不動産だまし売り裁判5東京都政』『東急不動産だまし売り裁判6東急百貨店だまし売り』『東急不動産だまし売り裁判7』『東急不動産だまし売り裁判8』『東急不動産だまし売り裁判9』『東急不動産だまし売り裁判10証人尋問』
『東急不動産だまし売り裁判11勝訴判決』『東急不動産だまし売り裁判12東急リバブル広告』『東急不動産だまし売り裁判13選挙』『東急不動産だまし売り裁判14控訴審』『東急不動産だまし売り裁判15堺市長選挙』『東急不動産だまし売り裁判16脱法ハーブ宣伝屋』『東急不動産だまし売り裁判17』『東急不動産だまし売り裁判18住まいの貧困』『東急不動産だまし売り裁判19ダンダリン』『東急不動産だまし売り裁判20東急ハンズ過労死』『東急不動産だまし売り裁判21東京都知事選挙』
『東急不動産だまし売り裁判訴状』『東急不動産だまし売り裁判陳述書』『東急不動産だまし売り裁判陳述書2』『東急不動産だまし売り裁判陳述書3』
『東急大井町線高架下立ち退き』『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』『東急コミュニティー解約記』『東急ストアTwitter炎上』『東急ホテルズ食材偽装』
『裏事件レポート』『ブラック企業・ブラック士業』『絶望者の王国』『歌手』『脱法ハーブにNO』『東京都のゼロゼロ物件』『放射脳カルトと貧困ビジネス』『貧困ビジネスと東京都』『ブラック東京都政にNO』『ブラック東京都政にNO 2』
『二子玉川ライズ反対運動1』『二子玉川ライズ反対運動2』『二子玉川ライズ反対運動3』『二子玉川ライズ反対運動4』『二子玉川ライズ反対運動5』『二子玉川ライズ住民訴訟 二子玉川ライズ反対運動6』『二子玉川ライズ反対運動7』『二子玉川ライズ反対運動8』『二子玉川ライズ反対運動9ブランズ二子玉川の複合被害』『二子玉川ライズ反対運動10』『二子玉川ライズ反対運動11外環道』『二子玉川ライズ反対運動12上告』『二子玉川ライズ反対運動13』

東急不動産だまし売り裁判

林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』は生まれてはじめて朝日を目にしたような気持ちにさせる。東急不動産だまし売り裁判によって救われるものがあり、やがて花開くものもある。
東急リバブル東急不動産と取引することになるくらいならば、断崖の縁を歩く方が余程楽である。東急不動産工作員は怒りと憎しみで顔が醜く歪んでいる。

中野四季の都市のビル風測定

東京都中野区中野の再開発「中野四季の都市(まち)」ではビル風が問題になっている。警大跡地市民フォーラムのメンバーは2014年3月16日、中野四季の都市周辺のビル風を測定した。「中野四季の都市」は警察大学校などの跡地の再開発である。警大跡地市民フォーラムは警察大学校跡地の開発問題を考える市民の集まりで、再開発が周囲の街並みを威圧し、避難所としても不十分などと批判している。

風速測定は午前中に実施した。風速測定の結果、複数個所で風速10mを超える場所を確認した。一般に風速10メートルくらいで強い風と感じられ、対策が求められる。この日の東京の平均風速は3m程度であり、再開発地域は自然とは別の要素で風が強くなっている。

また、測定結果は地区計画変更案区民説明会(東京都都市整備局・中野区拠点まちづくり推進室、2009年1月29日)の風環境予測を上回る値になった。風環境予測の日最大風速は「累積頻度95%の風速」で算出しており、1回の測定で上回った値を計測したことが、予測の誤りには直結しない。しかし、この日が特別に風の強い日ではなかった。風環境予測がビル風を過小評価していないか再検討が求められる。警大跡地市民フォーラムでは継続的に風速を測定していく計画である。

風が強い場所は「中野四季の都市」の南側の外周部である。具体的には明治大学中野キャンパスの南側から、中野セントラルパークレジデンス・中野セントラルパークサウスの南側、中野セントラルパークサウスの東側である。明治大学中野キャンパスでは風力発電の街路灯が設置されている。風が強い地域であることを示すものである。

中野セントラルパークサウス周辺で風速10.7mや12.1mを記録した。中野セントラルパークサウスと中野セントラルパークイーストに挟まれた中野四季の森公園入口部分ではビニール袋が風に飛ばされ、公園の樹木の枝に引っ掛かるという現象に遭遇した。中野セントラルパークレジデンスサウスの東側にはNTTドコモ中野ビルがあり、ビル風が複合的に強化されているように見受けられる。
http://www.hayariki.net/home/nakano2.html
「中野四季の都市」はオフィスビルが中心であり、日曜日ということもあって殺風景であった。「中野四季の都市」は大学が多いことも特徴であるが、ここの大学はキャンパスというイメージではなく、無機的なビルである。一般論として大学は再開発で近隣住民に歓迎される施設であるが、ここではオフィスビルと変わらない。

「中野四季の都市」の中心部には中野四季の森公園があるものの、ビルの谷間に申し訳程度に作られた程度の広さである。ビルの間のオープンスペースと呼ぶならば相応しいが、公園や災害時の避難所としては物足りない。公園の地面も大半がコンクリートの石畳で舗装されている。この点もビルの間のオープンスペースとの印象を強くする。

一般論として職住近接は推進すべき都市政策である。しかし、単に住宅街に再開発でオフィスビルを建設するだけでは住を排除して職を持ってくることにしかならない。安易に職住近接を錦の御旗とすることは再検討する必要がある。
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2014年3月21日金曜日

北本市いじめ自殺裁判

北本市いじめ裁判の東京地裁判決はショッキングである。埼玉県北本市立北本中学校いじめ自殺裁判の東京地方裁判所民事第31部判決(舘内比佐志裁判長、杉本宏之裁判官、後藤隆大裁判官)に対して批判が高まっている。同級生から「きもい」と悪口を言われ、下駄箱から靴を落とされ、「便器に顔をつけろ」と言われるなどの事実がありながら、「一方的、継続的ではなく、自殺の原因になるようないじめがあったとは認められない」として自殺生徒遺族の訴えを退けたためである。
いじめは社会問題である。学校でいじめ・暴力・脅迫・恐喝などを受け続けて廃人同様になった生徒もいる。イジメが原因で精神病になったり、ひきこもりになったりした生徒も何人もいる。暴力やいじめがあっても見て見ぬふりの教師がいる。イジメに加担する教師すらいる。生徒がイジメを苦にして自殺しても、「本校にイジメはなかった」と言うて逃げてしまう。

消費税増税!社会保障はよくなるか?

税金の滞納は全体的には減っているが、消費税の滞納は減っていないために滞納額の半分を占めるようになった。消費税は赤字でも払わなければならないために滞納が多くなる。 税務署では消費税シフトと言って消費税の滞納を徴収するとポイントが上がる。消費税滞納案件を優良案件と呼ぶ税務署もある。

消費税には還付金があり、トヨタ自動車を筆頭に輸出製造業が巨額の還付金を得ている。豊田税務署は消費税収が赤字になっている。下請けイジメをすれば儲かる仕組みである。これが財界の消費税増税に賛成する理由である。消費税は弱者から徴収し、強者に分配する仕組みである。

消費税が非正規雇用を増やしている。外注にすれば消費税の仕入れ税額控除の対象になる。給与は控除の対象にならない。消費税が増税されれば大概の社員は非正規になるだろう。生き残るためには弱い者に押し付けなければならない。それが消費税である。
http://hayariki.net/poli/shouhizei.html
消費税を上げても法人税を下げたら、財政危機の解決にならない。国には寿命はないので未来永劫つけ回すことはできる。アメリカには消費税はない。消費税だけヨーロッパを持ち出すことはおかしい。ヨーロッパは間接税中心の体系である。消費税は不公平すぎる。日本はスウェーデンのような国にしようとはしていない。アメリカのような国にしようとしている。社会保障は切り捨てられ、公共事業に使われている。

輸出免税と称するが、輸出補助金である。経済政策として保護を与えたいが、あからさまにはできないために分からない形にしている。
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東京デモクラシー、起動中

希望のまち東京をつくる会の都知事選ふりかえり集会「東京デモクラシー、起動中。——2014都知事選から歩み出すために」が2014年3月16日、東京都文京区の文京区民センターで開催された。司会は山口あずさ氏である。最初に東京都知事選挙のスライドショーを上映した。

中山武敏・選対本部長は挨拶で「宇都宮候補だけが安倍政権の暴走をストップすると掲げた」と述べる。会場からは「そうだ。細川はできなかった」との声が出た。

続いて宇都宮健児候補者の挨拶である。細川問題を克服して前進したことは大きな意義がある。後だしじゃんけんをせずに政策を掲げて堂々と闘った。細川氏の欠席を理由にテレビ討論会が流れたことが問題である。国会議員や首相を経験した人が信念を語る覚悟がないことは失望した。著名人頼み、風頼みの選挙ではダメである。これは教訓として残す必要がある。私達は前進した。日常的な運動を強化しなければならない。
http://www.hayariki.net/tobu/democracy.html

消費税増税!社会保障はよくなるか?

第4回・世直し弁護士と共に、日本国憲法を活かすフォーラム「消費税増税!社会保障はよくなるか?」が2014年3月15日(土)に東京都千代田区神田駿河台の明治大学リバティタワーで開催された。 一般社団法人 命・地球・平和産業協会が主催する。協賛は非営利・協同総合研究所理事長・中川雄一郎、全日本民主医療機関連合会である。

フォーラムは渡辺和子事務局長の挨拶で始まった。様々な問題がつながっている。私は憲法破壊が問題と考える。このフォーラムのチラシ4千枚を街頭で配布した。参加者に挙手を求めたところ、チラシを見て来た人が多いことが明らかになった。

続いて斎藤貴男氏(フリージャーナリスト)による「私たちによくわかる消費税増税の仕組みと本質」である。私はフリーライターという名前の自営業者である。父親も自営業者であった。そこから消費税に関心を持った。私の消費税の主張は実体験に基づいている。消費税増税は零細企業や自営業を潰し、デフレを加速させる。消費税は消費者が負担するだけではなく、あらゆる流通段階にかかる。消費の時にだけかかる税金ではない。本質は売上税である。

納税義務者は消費者ではなく、売上一千万円以上の事業者である。担税者の決まりはない。そのしわ寄せが弱者に来る。仕入れ先や労働者が泣くことになる。事業者にとっては利益率が減ることになる。これは自分の体験がある。自分が泣くことが普通になってしまう。
http://www.hayariki.net/poli/shouhizei.html
日本共産党の支部で講演したことがある。その時の講師謝礼にも消費税分がなかった。消費税の問題を一番分かっていそうな日本共産党も末端では分かっていない。そのために消費税の問題を書くようになった。

消費税は中小事業者の話で会社員には関係ないと思っている人が多い。しかし、中小零細企業は人も雇っている。消費税は弱い方へ弱い方へと押し付けられる税金である。消費税は公平な税金ではない。シンプルな税金でもない。間接税という点も怪しい。税金を取る側には安定している。利益がなくても取引が発生したら税金を払わなければならない。

2014年3月20日木曜日

東急の開発は無個性

渋谷ヒカリエや二子玉川ライズなど東急系のショッピングセンターはどこも金太郎飴のように個性がなくてつまらないとの声がある。特に飲食店が酷いという。
ある東急沿線住民は、二子玉川の惨状を見て、東急の開発の悪魔の手が伸びないように願っているという。牧歌的な世田谷の田舎雰囲気が残っており、それを守りたいとのことである。

東急不動産工作員は往々にして、自分の能力を過信している。周りから見て大した技量も無いのに何か偉そうな言動を繰り返す。東急不動産工作員の度が過ぎる自惚れが周囲の反感を買い、気分を害する人が大変多い。東急不動産工作員は平然と嘘をつく。虚栄心や自惚れから、自分を実際よりも大きく見せようと、ホラや嘘の自慢話を繰り返す。
東急不動産工作員の虚言癖はすでに病的になっており、自分でも、嘘か本当かよくわからなくなっている。中には空想の自分像との同一視や、現実認識に支障が出る傾向もあるなど、東急不動産工作員本人にとっても有害な傾向が出ている。

アンヌウヴンの貴公子

エヴァンジェリン・ウォルトン著、田村美佐子訳『アンヌウヴンの貴公子』は中世ウェールズを舞台とした神話ファンタジーである。アメリカの作家がウェールズ神話に基づいて書いた。
ウェールズはイングランドに支配された場所である。被支配民族の神話に基づいた小説シリーズが刊行されることが興味深い。日本文学において、アイヌ神話が同じくらい評価されているだろうか。

2014年3月18日火曜日

東急不動産だまし売り裁判

東急リバブル東急不動産は不利益事実を隠して東京都江東区の新築マンションをだまし売りした(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス)。東急リバブル東急不動産は邪悪なマンションだまし売りで消費者を紅蓮の炎に包み、消費者を苛み続ける。しかし、東急リバブル東急不動産も全てを破壊することはできないし、全ての愛を憎しみや恐怖に変えることもできない。

2014年3月17日月曜日

東急不動産だまし売り裁判

東急リバブル東急不動産だまし売りは大馬鹿者Arch Idiotの所業である(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス)。東急リバブル東急不動産だまし売りは超馬鹿者Super Idiotの所業である。東急不動産係長脅迫電話は多面的な馬鹿Polyhedral Idiotの所業である。東急百貨店だまし売りはジグザグの馬鹿Zigzag Idiotの所業である。東急ホテルズ食材偽装は臆病な馬鹿Squirmish Idiotの所業である。東急ストアのバカッターは心を病んだ馬鹿Psychopathic Idiotである。放射脳カルトは絶望的な馬鹿Hopeless Idiotである。脱法ハーブ宣伝屋は唯一無二の馬鹿者The Unique Idiotである。

『不完全な魔法使い』林田力書評

マーガレット・マーヒー著、山田順子訳『不完全な魔法使い』(東京創元社、2014年)は架空世界を舞台にしたファンタジー小説である。上下巻から構成される。舞台は中世ヨーロッパ風のホード王国であるが、北が暖かく南が寒い南半球の世界である。これは著者がニュージーランドの作家であるためである。先住民族と後から移住した支配層の民族が異なる点もニュージーランド的である。

主人公ヘリオットは自分が他者と異なることを悩む少年である。魔法使いの才能があることが分かり、生まれ育った場所や家族から引き離されて王宮に召される。但し、ヘリオットは唯々諾々と従った訳ではなく、抵抗する。物語全体から見るとヘリオットの抵抗は無意味なものであった。しかし、その行動はヘリオットを運命に流されるだけではない、自我のあるキャラクターにしている。

普通の小説ならば、主人公が魔法使いの能力に目覚めたことで血湧き肉踊る冒険が始まるが、本書は異なる。自分が何者であるかが最大のテーマである。他の登場人物についても同じである。政治的な陰謀も示唆されるが、主人公らの主たる関心事ではなく、添え物的な扱いである。
http://www.honzuki.jp/book/213318/review/116766/
ファンタジーの舞台でありながら、私小説のような趣がある。ヘリオットの一人称は「おれ」と訳されている。この点も中世風ではなく、自我に悩める現代人的である。登場人物が直面する障害もファンタジー世界の設定であるが、現代人の自分探しの寓意のようにも読める。

本書の魔法使いは不思議な存在である。最初は王都ダイヤモンドという都市に組み込まれた存在のように描かれた。終盤では自然との調和を志向する。「木や草と溶けあい、水となって流れ、医師の中に閉じこもる」(241頁)。都市から自然へ、というメッセージが感じられる。
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2014年3月16日日曜日

守ろう!築地市場3・29パレード

守ろう!築地市場3・29パレード
【〜豊洲着工に異議あり〜築地で、ええじゃないかデモ!】開催を決定しました。

集合・3月29日(土曜日)12時45分築地市場正門
日時・2014年3月29日(土)
出発・13:00
コース・築地市場正門新橋駅農林水産省日比谷公園
(以上、予定)

デモに先立ち、築地市場・波除神社前にて、11時30分〜12時30分まで街頭宣伝・リレートークを行います!(豪華ゲスト、交渉中)

守ろう!築地市場パレード実行委員会団体
東京中央市場労働組合
日本消費者連盟
新日本婦人の会東京都本部
婦人民主クラブ東京都支部協議会
農民運動全国連絡会
全農協労連
東京地方労働組合評議会
千代田区労協
全労連・全国一般東京地本(事務局)
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宇都宮けんじ総括集会

質問。参与連帯の交流を考えているか。
宇都宮。向こうは大歓迎と言っている。

質問。細川候補に甘かったのではないか。
内田聖子。今回はテレビ討論の中止が問題であった。テレビ討論が流れていれば、桝添候補の化けの皮を剥がしていた。
海渡。公開討論会の実現をよびかける声明を出した。手をこまねいていた訳ではない。
質問。首長選挙に候補者を立てることを考えているか。
宇都宮。考えていない。

希望のまち東京をつくる会振り返り

希望のまち東京をつくる会振り返り集会。
白石事務局長。総括文の説明。寄せられた意見への対応・回答を表として作成した。争点を隠して目立たないところで基礎票を固める。その選挙に敗れた。この場で答えが出る問題ではない。

宇都宮けんじ振り返り集会

宇都宮けんじ陣営の振り返り集会が文京区民センターで開催される。最初にスライドショーを上映した。
中山選対本部長の挨拶。宇都宮候補だけが安倍政権の暴走をストップすると掲げた。会場からは細川はできなかったとの声が出る。

中野再開発ビル風問題

東京都中野区の再開発地域ではビル風が問題になっている。警大跡地フォーラムメンバーが再開発地域周辺のビル風を測定した。再開発はオフィスビルや大学が中心であり、殺風景である。日曜日ということもあるが、大学もキャンパスというイメージではなく、無機的なビルである。再開発地域の中心に位置する公園もビルの谷間に申し訳程度に作られた程度の広さである。ビルの間のオープンスペースと呼ぶならば相応しいが、公園や災害時の避難所としては物足りない。公園の地面も大半がコンクリートの石畳で舗装されている。この点もビルの間のオープンスペースとの印象を強くする。

2014年3月15日土曜日

東急不動産だまし売り裁判

東急リバブル東急不動産は卑しい。東急リバブル東急不動産の卑しさは東急リバブル東急不動産の世界に属するもので消費者の世界に属するものではない。消費者は、あまりにも多くのものを東急リバブル東急不動産に奪われた。
東急リバブル東急不動産は消費者との調和を一切受け入れず、全てを自分達に都合よく解釈し、穢らわしい愚かな行いに結び付けてしまう。それも目先の欲のために。東急不動産だまし売り裁判の後も夜の闇は覆い被さってきた。しかし今度の闇は気持ちの安らぐ心地よい闇であった。林田力は眠りに落ちた。

社会保障は良くなるの

質問。東京都知事選挙で公共事業に片寄った予算の問題を知り、驚いた。子どもの貧困・格差を知りたい。
質問。パチンコ依存症は病気ではないか。
宇都宮。パチンコの実態はギャンブルである。韓国はパチンコを禁止した。日本のメディアは報道していない。パチンコはサラ金後に広告収入になっている。
自民党はカジノを作ろうとしている。依存症を生み出す。暴力団の資金源になる。カジノ反対運動に取り組もうと考えている。
斎籐。カジノは大きな問題になる。パチンコも今は警察利権になっている。パチンコ中毒を利権にしている。

宇都宮健児講演

宇都宮健児「憲法の立場から見る消費税問題」
日本は生活保護を周知徹底しなければならない。学校で教えなければならない。貧困や格差をなくす政策をしなければならない。
生活保護について審議するならば、生活保護受給者を審議会に呼ぶべき。議員が生活保護水準で生活すべきである。痛みを分かった上で政策を立案すべきである。雇用特区では簡単に解雇でき、残業代を払わなくていいようにする。労働者には地獄である。
今は金持ちほど税金が優遇されている。

消費税増税の仕組み

斎籐貴男「私たちによくわかる消費税増税の仕組みと本質」
消費税の負担を押し付けられるか否かが問題である。大企業すなわち悪ではない。大小で比べるものではない。
中小企業の団体が騒がないのがおかしい。

消費税増税の本質

世直し弁護士と共に、日本国憲法を活かすフォーラム。消費税増税の本質、社会保障は良くなるの。
斎籐貴男。消費税の問題を一番分かっていそうな日本共産党も末端では分かっていない。そのために消費税の問題を書くようになった。

命・地球・平和産業協会が宇都宮健児氏を講師に招いて世直し弁護士フォーラムを開催している。これは非常に意味深い。宇都宮健児氏は貧困ビジネスのゼロゼロ物件と闘ってきた。配布資料にもゼロゼロ物件業者との闘いが記載されている。
「スマイルサービス=貧困者にたかる悪質不動産業者。敷金0、礼金0、仲介手数料0を謳い、一日でも滞納すると鍵を交換して締め出し、法外な違約金をとる。借地借家法の脱法行為であり、慰謝料含む訴訟を起こす」(命と絆を守る弁護士、宇都宮健児8頁)。
命・地球・平和産業協会は渋谷区代々木のニューステートメナービルに事務所を持つ。このニューステートメナービルには貧困ビジネスと批判され、宅建業法違反で業務停止処分を受けたグリーンウッド(吉野敏和)があった場所である。そのようなビルに市民運動の拠点があることは意義深い。そのような運動体がゼロゼロ物件と闘った宇都宮氏を招いてフォーラムを開催することは意義深い。

ゼロゼロ物件業者との闘い

命・地球・平和産業協会が宇都宮健児氏を講師に招いて世直し弁護士フォーラムを開催している。これは非常に意味深い。宇都宮健児氏は貧困ビジネスのゼロゼロ物件と闘ってきた。配布資料にもゼロゼロ物件業者との闘いが記載されている。
「スマイルサービス=貧困者にたかる悪質不動産業者。敷金0、礼金0、仲介手数料0を謳い、一日でも滞納すると鍵を交換して締め出し、法外な違約金をとる。借地借家法の脱法行為であり、慰謝料含む訴訟を起こす」(命と絆を守る弁護士、宇都宮健児8頁)。
命・地球・平和産業協会は渋谷区代々木のニューステートメナービルに事務所を持つ。このニューステートメナービルには貧困ビジネスと批判され、宅建業法違反で業務停止処分を受けたグリーンウッド(吉野敏和)があった場所である。そのようなビルに市民運動の拠点があることは意義深い。そのような運動体がゼロゼロ物件と闘った宇都宮氏を招いてフォーラムを開催することは意義深い。

世直し弁護士フォーラム

第4回 世直し弁護士と共に、日本国憲法を活かすフォーラム「消費税増税!社会保障はよくなるか?」が2014年3月15日(土)に明治大学リバティタワーで開催された。
主催:一般社団法人 命・地球・平和産業協会
協賛:非営利・協同総合研究所 理事長 中川雄一郎
全日本民主医療機関連合会
日時:2014年3月15日(土)13時〜17時
場所:明治大学リバティータワー 8階1083教室 (千代田区神田駿河台1-1)
費用:無料
講師:宇都宮健児(日弁連元会長) 斎藤貴男(フリージャーナリスト)

後藤隆大裁判官に批判

後藤隆大裁判官の保護命令に誤審批判

東京地方裁判所立川支部民事第4部・後藤隆大裁判官の保護命令(平成25年(配チ)第17号)が誤審であると批判されている。後藤隆大裁判官は平成25年(配チ)第17号配偶者暴力に関する保護命令申立事件に対して平成25年6月3日付で申立を認める決定を下した。申立の相手方は後藤隆大裁判官が同居中の暴力並びに暴言に関する物的証拠なしに決定したと批判する。

後藤隆大裁判官は北本市いじめ自殺裁判や中野相続裁判、最高裁裏金裁判を担当したが、事実を無視していると批判される。北本市いじめ自殺裁判では同級生から「きもい」と悪口を言われ、下駄箱から靴を落とされ、「便器に顔をつけろ」と言われるなどの事実がありながら、判決は「一方的、継続的ではなく、自殺の原因になるようないじめがあったとは認められない」として自殺生徒遺族の訴えを退けた。

中野相続裁判でも被告が入院中の母親の点滴(経管栄養)の注入速度を速め、その後具合の悪くなった母親の治療を拒否し、酸素吸入までも拒否した。カルテには被告の治療拒否については医師記録に「family (son)は延命につながる治療を全て拒否。現在Div.(注:点滴Drip Infusion into Vein)で維持しているのも好ましく思っていないようである」と、被告(son=息子)が母親の生命維持を好ましく思っていないと記録されている。

保護命令の相手方は請願書(平成25年6月24日)で後藤隆大裁判官を批判する。「後藤隆大裁判官は、「北本いじめ自殺裁判」が、これだけマスコミ報道されているにも拘わらず、それだけでは飽き足らず、同居中の暴言及び暴力の何らの物的証拠を保持していない本件申立人を保護する目的の下、本命令を下している」

相手方は後藤隆大裁判官の保身の姿勢も批判する。事実を無視した保護命令の決定は後藤隆大裁判官が自身の出世の保身のみを尊重した結果であると請願書で批判する。事件処理のみを優先する姿勢は中野相続裁判でも批判された。また、最高裁裏金裁判では高圧的な訴訟指揮が批判された。

さとうかずや氏(さとう社会問題研究所)も後藤隆大裁判官を批判する請願書を立川支部民事第4部に送付したとウェブサイトで発表している。そこでは日本国憲法よりもDV防止法を優先させる後藤隆大裁判官の姿勢を以下のように批判する。

「相手方からの憲法上の人権に対する主張を、法律を優先させるという理由で棄却し、申立人の主張を無条件に受け入れ、保護を優先したのであるから、少なくとも、後藤裁判官の保護命令に当たっての姿勢は、DVを防止するという正義に名を借りた、相手方への人権侵害であり、個人的野心に過ぎず、司法や正義と称すれば何をしても良いという、思い上がりを意味している」

請願書|逆DV被害・モラハラ被害・DV冤罪を訴える夫の闘いブログ
http://ameblo.jp/yukashouhina/entry-11559689323.html
DV被害者を社会的に排除する「不公平な保護命令」—さとう社会問題研究所
http://s-spl.net/petition20130619.html

2014年東京都知事選挙の住民運動家動向

開発問題に意識のある市民層は2014年東京都知事選挙で宇都宮健児氏と細川護煕氏に割れた。これは驚くことではない。2012年東京都知事選挙では宇都宮氏が唯一の市民派候補と言えたが、全ての住民運動家が結集した訳ではなかった。

その理由は左翼イデオロギー色が強すぎたことである。住民運動家は地域の住環境の問題に取り組んでいる。そのために日の丸・君が代強制反対などの政治主張とはギャップがある。これに対する私の回答は日の丸・君が代に強固に反対するような政治勢力でなければ開発反対も期待できないというものである。

しかし、それが開発反対の住民運動のコンセンサスにはなっていない。もともと宇都宮氏にギャップを持つ住民運動家も多い。それ故に開発問題では細川氏が出馬しようとしまいと分裂は生じた。そして投票行動で分裂しようと選挙後の開発反対運動で協力することも明白である。もともと政治的にギャップがある中でも一緒に開発反対運動に取り組んでいた。投票行動で分裂することは当たり前である。これに比べると脱原発派が脱原発候補の分裂を深刻に捉えることは甘ったれに見える。

分裂は覚悟すべきであるが、予想した以上に細川氏は不人気であった。これは細川陣営の戦術である脱原発至上主義が影響している。「脱原発以外の政策は関係ない」ならば開発問題の住民運動家が細川氏を支持する理由はない。他のことには目をつぶれという主張は乱暴である。
http://www.hayariki.net/poli/develop.html
住民運動家から見て、過激な脱原発運動家が細川氏を熱烈に支持したことも細川氏に距離を置く理由になった。宇都宮氏にイデオロギー的なギャップを感じていた人々は細川氏のようなマイルドなポジションは積極的に歓迎する。ところが、脱原発至上主義によって宇都宮氏以上に、ある面では極端なポジションになってしまった。

細川陣営は終盤で脱原発至上主義を改め、生活密着課題を公約に追加し、立て直しを図った。そこでは細川氏に資本主義から環境優先社会への転換という深い思想を読み取って支持した人々もいる。その思想が本当に具体的な中身のあるものかは吟味する必要があるが、思想自体は素晴らしいものである。一緒に議論し、学べるところは学びたい。

一方で開発問題に取り組む上で自然保護・自然と共生のような理念だけでなく、生活や住み続けるという地に足ついた要素が必要と考える。これは私が第2回「都民参加への模索」研究会で発表した主張でもある。その意味では「住まいは人権」から反貧困運動に取り組む宇都宮氏を強く支持できるものである。
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都民参加への模索連絡会総括集会

都民参加への模索連絡会総括集会
多くの勝手連の方々などと、この間の選挙活動の総括および今後の活動展開について広く意見を交わす総括集会です。各地域・区市勝手連の仲間はもちろん、どなたでも参加歓迎です。
「1・13東京連絡会」(都民参加への模索連絡会)世話人会から報告いたします。多くの時間を使って、参加者みんなで活動経験・情報・意見交換し、これからのことを考えます。ふるってお集りください。
日時:3月30日(日)13時〜17時
場所:上原区民会館 会議室1号
住所:東京都渋谷区上原 1-18-6 (郵便番号:151-0064)
交通:小田急線・東京メトロ千代田線「代々木上原駅」6分
http://www.hayariki.net/mosaku/

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林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
http://www.hayariki.net/
http://hayariki.zero-yen.com/

2014年3月14日金曜日

開発問題からの2014年東京都知事選総括

開発問題から2014年東京都知事選挙を総括する。開発問題についての宇都宮健児候補の主張は基本的に前回と同じスタンスである。大型開発優先予算を改め、福祉などに振り向ける。これは福祉重視=バラマキ=財政破綻という革新都政のマイナスイメージに対抗できる論理である。確認団体ビラではグラフを出して大型開発偏重予算の実態を示している。前回以上に丁寧に説明できたと評価できる。

しかし、残念なことに、この大型開発偏重予算の転換政策が浸透したとは言い難い。その理由として二つの仮説が考えられる。

第一に税金の無駄遣いを阻止したい人々に訴求しなかったとの仮説である。福祉予算に振り向ける財源があるという立場から、大型開発予算削減を主張することは、税金の使い途が変わるだけでスリムな政府につながらないと受け止められた可能性がある。

「Yahoo!ニュース 意識調査」の「新しい都知事に力を入れてもらいたい政策は?」では「無駄な支出の削減」が15.3%で首位である。大型開発の中止は彼らを満足する。しかし、大型開発を中止しても、別の分野で税金の無駄遣いが行われていたら無意味である。政治家へのマージンや官僚の天下りに嫌悪感を抱く人々は、大型開発が福祉に変わることに魅力を感じない。
http://www.hayariki.net/poli/
大型開発中止を手段ではなく、税金の無駄遣い阻止、真の意味の行政改革という点を目的としてパッションを持って訴える必要があるのではないか。あまり広まらなかったが、希望の政策には以下の公約もある。行政改革を唱える資格は十分にある。

「都財政のムダを省き、利権や疑惑のない運営で都民生活改善に直結させます」

「北海道ニセコ町などに学んで、都予算の財源・積算、また入札・コンペの評価などを市民分かりやすい形で公開します」

「監査委員(知事指名2)の人選を公開で拡げ、計数だけでなく仕事内容にもメスを入れます」

第二に大型開発から福祉へという政策自体が日本共産党臭いと印象を与えたかもしれない。しかし、これは良い政策を共産党が主張したということに過ぎない。この発想では脱原発も秘密保護法反対も世間的には共産党臭い政策である。市民の側の奮起が必要である。
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2014年3月13日木曜日

田母神俊雄20代得票の考察

2014年東京都知事選挙では田母神俊雄候補が60万票以上を得票した。特に世代別得票割合では20代の田母神支持の割合が高い。朝日新聞の出口調査によれば、投票した20代の4分の1近くが田母神氏に投票したという。これをショッキングに捉える傾向が強いが、むしろ他の世代と比べて20代の支持割合が高いことは社会の健全性を示すものである。

田母神支持の大きな要因は貧困と格差に苦しむ人々のルサンチマンである。そのような人々は左翼に期待しても不思議ではないが、左翼は戦後レジームの脱却を阻止することばかりに注力する傾向が強いために、既得権擁護の勢力に映ってしまい、魅力を感じられないために右傾化する。それ故にブラック企業批判などで若年層の問題意識に応えることが適切な解決策になる。

一方で田母神支持は貧困と格差に苦しむ人々のルサンチマンだけでは正当化できない問題がある。それは特に若年層の田母神支持で顕著になる。若年層が田母神氏を支持することは、他の世代が田母神氏を支持するよりも深刻な問題がある。田母神氏は選挙戦ではイメージ戦略を徹底した。その手法には主義主張は別として見習う価値があると言えるほどである。選挙戦でのイメージ戦略によって田母神氏を支持した人々は、選挙前の田母神氏の言動を支持しているとは限らない。これに対してインターネットに親しむ若年層は田母神氏の普段の言動を承知した上で支持している割合が高い。

田母神氏は沖縄駐留米兵の女性暴行事件に際して「朝の4時ごろに街中をうろうろしている女性や女子高生は何をやっていたのでしょうか」とTwitterで呟いた。これは愛国者や民族主義者の発言でもない。雇われ右翼の発言である。このような発言を支持するメンタリティは、貧困と格差に苦しむ人々のルサンチマンでは正当化できない。

「暴行される女性にも非がある」は虐げる人々と虐げられる人々がいる中で、虐げられる側を叩き、虐げる側を擁護する論理である。これは公務員バッシングや生活保護バッシングとは次元が異なる。公務員も生活保護受給者もワーキングプアに苦しむ人々から比べれば強者である。公務員や生活保護受給者が自分達の苦しみの元凶であるかは考えてほしいところであるが、ワーキングプアよりも相対的に恵まれていることは否定できない。主観的には持たざる者から持つ者へのバッシングである。

この点では在日韓国朝鮮人へのヘイトスピーチも本気で在日特権というフィクションを真実と捉えている人々ならば、主観的には持たざる者から持つ者へのバッシングになる。これらと「暴行される女性にも非がある」という抑圧者を擁護する論理は質的に異なる。十把一絡げにネット右翼を論じることはできない。

確かに「貧困と格差に苦しむ人々が右傾化する」は一つの真実である。一方で、この命題は「ネット右翼は貧困と格差に苦しみ、しかも正しい抗議先を知らない哀れな人々である」という結論になり、左翼の精神衛生上、好都合なものである。それ故に多用されているが、それが田母神支持層の全てではない。ネット右翼は高学歴高収入が多いとの指摘もある(古谷経衡『ネット右翼の逆襲』)。

残念ながら世の中には「だます人間と、だまされる人間では、だまされる人間が悪い」「いじめっ子と、いじめられっ子では、いじめっ子が悪い」を理解できない人々がいる。私は東急リバブル東急不動産に不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りされた経験があるために身をもって理解している(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』)。その種の人々は自分が虐げられる側になることはないと高をくくっている。

このようなメンタリティが20代の割合が高いことは不思議ではない。幸いなことに自分が虐げられる側になった経験がない人々でも社会経験を積めば、自分が細い糸の上を歩いており、一つ間違えば糸から転げ落ちていたかもしれないとの想像力を持てることは多い。

これに対して世代傾向的に見るならば社会経験の浅い20代は「自分の成功は自分の努力の結果」と考えがちである。これはあくまで世代傾向的な議論である。言うまでもなく20代でも、他者の痛みに想像力を持てる人々は多い。そもそも20代の全てが田母神氏を支持した訳でもなく、棄権者を含めれば多数派でもない。一方で世代傾向的に見れば20代で田母神氏割合が高いことは仕方のないことと言える。
http://www.hayariki.net/poli/tamogami2.html
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林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
Tokyo Gubernatorial Election eBook: Hayashida Riki: Amazon.it: Kindle Store
http://www.amazon.it/dp/B00IL7O48I

「都知事選挙をめぐって」評

2014年東京都知事選挙で脱原発運動は宇都宮健児氏支持と細川護煕支持に分裂した。それぞれの立場を代表すると言ってよい人物の対談が雑誌『世界』2014年4月号に掲載された。海渡雄一弁護士と河合弘之弁護士の対談「都知事選挙をめぐって」である。海渡弁護士は宇都宮陣営の選対副本部長を務め、河合弁護士は細川候補の勝手連共同代表になった。この対談記事は細川氏を支持した脱原発派の立場や考えが浮き彫りになる。

河合氏は「スタートラインに立ち戻って、勝つとしたらどのような戦略がありえたかと聞かれたら、小泉さんの人気を背景に細川さんが脱原発の票を集めるしか方法はなかったと言うしかない」と明言する(43頁)。これは宇都宮陣営だけでなく、保守層やマスメディアからも批判された、脱原発しか言わずに知名度で押し通す選挙戦術を是とするものである。それは宇都宮陣営の教訓「知名度やその時々の『風』に頼るのではなく、こつこつと市民運動を広げていく地道な努力でしか達成できない」(希望のまち東京をつくる会「2014都知事選挙総括素案」33頁)と真っ向から対立する。つまり、今後も市民派統一候補をめぐって同じような分裂が生じる可能性がある。

考えの相違が確認できたとして、その相違する考えの影響力が気になるところである。細川陣営は河合氏の指摘するような脱原発オンリー路線を採用したが、それを最後まで貫いた訳ではない。選挙戦の終盤になると生活密着課題についても政策を語り出している。細川陣営は終盤になって脱原発オンリー路線を放棄して、路線転換したことになる。

選挙戦終盤での路線転換は思い切った決断である。そこに至るまでには内部で激しい議論があった筈である。もし勝手連に集った市民の働きかけによって細川氏が生活密着課題を公約に掲げるようになったとしたならば、細川陣営にも熱い市民選挙のドラマがあったと評価できる。

ところが、河合氏は「私は外様」(41頁)、「私は選対の外にいた」(43頁)と蚊帳の外にいたことを強調する。「あれこれと戦術について提案をしてはみたけれども、残念ながら受け入れてもらえなかった」(45頁)とも述べている。つまり、河合氏らの勝手連は終盤の路線転換に寄与していないことになる。逆に選挙終了後も脱原発オンリー路線しかないと言っていることは、路線闘争の敗者に見える。

結局のところ、「脱原発オンリー路線しかない」は外様の総括であって、路線転換を実現した細川陣営本流の総括にはならない。むしろ「脱原発オンリー路線が大失敗であった」が内部的な総括になっている可能性が高い。

対談は最後に海渡氏が「河合さんが細川さんの応援を一生懸命やってくれたおかげで保守の人の中にもつながりが広がった」と持ち上げて終わっている(47頁)。根本的な対立がある中で対談としては上手にまとまっている。

細川支持層に宇都宮陣営では手が届きにくい保守層がいたことは確かである。一方で外様の実態を踏まえるならば、脱原発派の細川勝手連と細川支持の保守層のつながりを過大評価することもできない。終盤の生活密着課題の公約で細川氏を支持した層もいるだろう。細川95万票を脱原発票と分類することも脱原発派の願望が入っている。

宇都宮支持層から見えやすい細川支持層は脱原発派の細川勝手連であるが、それが細川支持層の全てではないし、メインストリームでもない。脱原発派の細川勝手連だけでは細川陣営を語れないことも分かった対談であった。
http://www.hayariki.net/poli/tochiji.html
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林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
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2014年3月12日水曜日

東急不動産だまし売り裁判

林田力は東急不動産だまし売り裁判について話したいことが山ほどある。話をすることで我が身が被った無惨なマンションだまし売りを冷静に受け止めることが容易になる。東急リバブル東急不動産は卑劣でしかなかった(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス社)。

2014年3月11日火曜日

『ONE PIECE 73』ヤンキーの卑小

尾田栄一郎『ONE PIECE 73』(集英社、2014年)はドレスローザ編の続きである。ドレスローザの悲劇の真相が明らかになる。ドレスローザの表向きの繁栄の裏には虐げられた人々の存在があった。これは一部の人々がアベノミクスに舞い上がり、貧困が忘れ去られる現代日本の格差社会と重なる。ルフィ達が戦う理由は一層明確になった。ドンキホーテ・ドフラミンゴを倒し、ドレスローザ王国をひっくり返したならば痛快である。

ドフラミンゴは強敵との位置づけであるが、チンピラ・ヤンキー風の外見から、あまり迫力は感じられない(林田力『二子玉川ライズ反対運動9ブランズ二子玉川の複合被害』「『ONE PIECE 69』脱法ハーブへの警鐘」)。最初の七武海のクロコダイルのような貫禄に欠ける。

ドフラミンゴがドレスローザ国王になった手口はクロコダイルのアラバスタ王国への陰謀と同じである。時系列的にはドフラミンゴが先である。また、クロコダイルの陰謀は阻止されたが、ドフラミンゴは成功した。本来ならばクロコダイルが二番煎じとなるが、物語としての登場はクロコダイルが先であり、ドフラミンゴが二番煎じの小物に見える。

クロコダイルは失敗した部下を容赦なく切り捨てる。この点では一見するとドフラミンゴは指導者として器が大きく見えるかもしれない。しかし、クロコダイルの部下切り捨ては、自分の力に圧倒的な自信があり、自分一人になっても戦えると思っているためである。悪役にふさわしい存在である。これに対して組織や家柄を属性に持つドフラミンゴは小物感がある(林田力『二子玉川ライズ反対運動12上告』「『ONE PIECE 72』社会性の深まり」)。
http://www.hayariki.net/cul/onepiece73.html
また、ドフラミンゴの部下への温情は旧来の部下に限定される。ベラミーのような新参者は捨て駒にする。お友達・身内には甘いという点もヤンキー的である。誰であっても容赦しないクロコダイルの方が敵としては大物である。

さらにドフラミンゴが敵対者にしていることは、気に入らない人間を殺してしまうクロコダイル以上に悪質である。敵キャラクターとしての悪の魅力、悪の華がない。東急不動産だまし売り裁判における東急リバブル東急不動産と同じである(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。
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東部勝手連ミーティング

日時:3月15日(土曜日)PM 6:30~8:30
場所:サイゼリア亀戸北口店(江東区亀戸5丁目1−2 FRENTE B1F 亀戸駅北口)
議題:東部勝手連の今後の活動(組織構成・枠組み)、全員集会の準備
http://hayariki.net/tobu/
東部勝手連全員集会
宇都宮健児さんも交えて東部勝手連の今後の活動について皆さんで話し合っていきたいと思います。多数の皆様のご参加をお願い致します。
日時:5月10日(土)午後6時半開始。
場所:カメリアホール(亀戸文化センター)5階 第2研修室。
東京都江東区亀戸2−19−1・亀戸駅北口徒歩5分

東部勝手連全員集会

#江東区 #都知事選 東部勝手連全員集会を5月10日夜、東京都江東区亀戸のカメリアホールで開催する。カメリアホールは亀戸駅北口すぐである。カメリアホールは東部勝手連がキックオフ集会をした場所でもある。

2014年3月10日月曜日

命・地球・平和産業協会:都知事選を考える

命・地球・平和産業協会は第6回平和学び舎カフェを東京都渋谷区代々木のニューステートメナービルで開催した。講師はジャーナリストの丸山重威氏で、第1部が「主権者として都知事選を考える」、第2部が「これでいいのか?日本のメディア」である。本レポートでは第1部を報告する。

丸山氏は細川護煕の擁立の背後には脱原発派を分断させる動きがあったのではないかと指摘する。もし桝添要一候補と宇都宮けんじ候補の一騎討ちになったならば、桝添氏が負ける可能性があったと考える人がいても不思議ではない。

脱原発都知事を実現する会というものが結成されて、宇都宮・細川両候補に話し合いを求めたが、細川候補は拒否した。同会は「両候補の話し合いができないならば細川護煕を支持する」と言った。これは決定的な誤りである。まだ政策も出ていない。何のために統一するかが出ていない。そもそも統一は無理である。

若者の田母神支持は深刻である。怒りのやり場を求めて右翼に言ってしまう。一方で日本共産党の吉良よし子が若者の支持を集めて当選した。若者票の争奪戦になっている。若者が皆、右傾化したと結論付けることは大袈裟である。

首長選挙では政党よりも人である。候補者の名前を売ることが大事である。宇都宮氏は前回に比べれば名前が売れた。しかし、極端な発言も含めて、桝添氏は知られていた。

首長選挙でシングルイシューは成り立たない。東日本大震災後の統一地方選挙は、脱原発派がほとんど負けている。汚職事件があって汚職を争点にするくらいでないとシングルイシューは難しい。基本は憲法である。細川氏は憲法を守る立場ではなく、統一は無理である。

参加者からの意見は様々な内容があった。右も左も含むという組織の性格を反映して興味深い。

「今の原子力発電所がダメという点は理解できるが、安全な原発技術の可能性を頭から否定すべきではないのではないか」

「私は細川護煕陣営は真剣に選挙戦をしていたと考える」

「細川護煕を支持した人々は金貨でイエスを売り渡したイスカリオテ・ユダのようなものである」

「安倍政権は『美しい国』など言葉は美しい。そこは学ばなければならない」

「ブラック企業で潰されて生活保護を受けている。休職届を出したら目の前で破られた。ケースワーカーに専門職が足りない。数も足りない」

「福島でも避難か復興かで割れている。理念をいかに持つかが重要である」

「石原慎太郎さんや安倍晋三さんの主張は理解できるような気がする」

「共産党推薦によって、どのような力学になったか」

「日本はおかしい。日の丸を掲げると右翼と言われ、宇都宮さんを支持すると共産党と言われる。候補者は右も左も抱え込む器量が必要である」

「何で宇都宮降ろしが始まったか理解できない。宇都宮さんの政策が実現したら権力側が困る。宇都宮降ろしではなく細川護煕氏を説得することにエネルギーを使うべきである」

「国共合作を行うだけの度量が日本人にはないのか。大雪が投票率に影響された。低投票率はヨーロッパにバカにされた」

「原発に頼らなければならない社会を変えていかなければならない。宇都宮さんの次点はすごいと思った。宇都宮さんはテレビには出ていないが、ヤミ金を潰すというすごいことをしている」

「宇都宮票は低投票率なのに伸びた。宇都宮さんの演説を聞いて涙が出た。宇都宮支持で、ぶれなくて良かった」

「期日前投票があるのに大雪で投票率が下がったのは関心が低いことを示している」

林田力「理念を重視すべきか、妥協しても統一候補を目指すべきかは真剣に考える問題である。それを今回の細川護煕氏に当てはめると粗末になる。都知事選で細川護煕氏は自助・共助・公助を掲げた。桝添氏は公約で特養ホームを増やすなど、それなりのことを言っている。細川氏の福祉政策は桝添以下であり、次善の候補とも言えない。

それから非自民を追求するならば、共産党も含まなければならない。むしろ数の上では共産党が主軸となってもおかしくない。細川氏は過去の連立政権は非自民非共産であったが、今回も同じであった。共産党排除であって、細川氏でまとまることは、一本化とも統一とも言えない。
http://www.hayariki.net/poli/cafe.html
質問として、首長選挙は政党より人とのことであるが、基礎自治体の首長選挙で市民派候補は、どう名前を売っていけばいいか」

回答は「名案はない」とのことであった。「そのような人物をメディアはもっと出すべきである。硬派な番組を増やすべきである」とも述べた。

最後に集会とは無関係であるが、会場のニューステートメナービルは個人的に因縁がある。同じビルに宅地建物業法違反で業務停止処分を受けたゼロゼロ物件業者・グリーンウッド(吉野敏和)が入居していた。グリーンウッドは行政処分後に名前を変えてゼロゼロ物件の営業を続けるという姑息な手段に出たが、消費者の批判が続いて廃業した。言わば住まいの貧困の震源地であった。同じビルで市民運動の集会が開催されることは意義深い。

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林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
http://www.hayariki.net/
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開発問題

開発問題から宇都宮けんじ氏を支持する。宇都宮けんじ氏は反貧困の立場からゼロゼロ物件・追い出し屋などの貧困ビジネスと闘ってきた。住まいは人権という立場から住まいを守る活動をしてきた。この住まいは人権というスタンスが開発問題でも求められる。
開発問題に携わる人々の問題意識の主流は計画である。都市計画が無計画であるから、乱開発が行われる。だから、きちんとした都市計画を策定しようとなる。これは開発問題に対する重要なアプローチである。しかし、行政が立案した計画自体が住環境や自然環境を破壊する場合に非力である。この矛盾は東京都知事選挙で露になる。猪瀬直樹前都知事も桝添要一都知事も都市計画について一定の見識を有している。猪瀬氏は道路建設という無駄な公共事業批判で名を馳せた。東急のようにベッドタウンを作るだけの田園都市を本来の田園都市と異なるものと批判する。桝添氏は日本橋の上の高架を負の遺産と指摘する。しかし、そのような両人も外環道に対しては通過交通削減のために必要の一本槍である。
これは、まちづくりを計画という観点で論じる限り、避けられない。もし白紙の上に新しい街を想像するならば、市街地の外側に外環道のような道路を作ろうとするだろう。都市設計者の視点で、街づくりを考える限り、外環道のような計画は正当化されてしまう。
問題は現実の街づくりが白紙の上の都市計画ではないということである。道路を建設しようとする場所にも住まいがあり、地域社会がある。上から目線の計画は、どれほど立派で合理的であったとしても、現在の住まいや生活を無視したものになる。

不完全な魔法使い

『不完全な魔法使い』は中世ヨーロッパ風の架空世界を舞台にしたファンタジー小説である。主人公ヘリオットは自分が他者と異なることを悩む少年である。魔法使いの才能があることが分かり、王宮に召される。普通の小説ならば、ここから血湧き肉踊る冒険が始まるが、そうはならない。自分が何者であるかが最大のテーマである。
ヘリオットの一人称は「おれ」と訳されている。これは中世風ではなく、自我に悩める現代人的である。

2014年3月9日日曜日

足温ネット見学

市民団体「原発いらない江東区のひとたち」は2014年3月9日に東京都江戸川区の寿光院にある市民太陽光発電所を見学した。寿光院の太陽光発電所はNPO法人「足元から地球温暖化を考える市民ネットえどがわ」(足温ネット)が運営する(市民発電プロジェクトえど・そら)。

寿光院の屋根に太陽光パネルが設置されている。寿光院は浄土宗の寺院であるが、一般的な仏教寺院と異なり、洋館のような趣である。しかし、仏教らしくない訳ではなく、むしろ中国に渡る前のインド本来の古来のようなイメージを感じる。

最初に奈良由貴・足温ネット代表が大枠を説明した。太陽光発電所には1号機と2号機がある。1号機は余剰電力を売電している。2号機は全量買い取りである。

続いて寿光院住職の大河内秀人氏から詳細説明がなされた。大河内住職は国際NGO活動(パレスチナ問題など)や子どもの人権擁護の運動に取り組んでいた。マンションの一室を小松川市民ファームとし、地域NGOの共同スペースに使っている。寿光院は江戸時代から存在する。最近では合同墓の需要もある。

太陽光パネルは1999年に現在の建物を建設した時に設置した。南側に境内と墓地があるという立地を活かした。太陽光パネル設置に最適化するように屋根の角度も計算して建てた。太陽光パネルは熱くなると発電効率が落ちる。このために夏場は水をかけて冷やしている。水そのものの冷たさよりも、水が蒸発する時に奪う熱で冷える。

再生エネルギーに取り組む背景として、ダムの建設で水没する村の人々の苦しみに触れてきたことがある。ダムにしても原発にしてもエネルギー需要から正当化されるが、需要が増えている訳ではない。エネルギー損失が大きい。熱が欲しいならば燃料を使うべきである。電気で熱を使うと損失を増やす。

電気使用は家庭よりも産業の割合が高い。私達が電気を使うから原発が必要との論理は嘘である。ピーク時の電力を補うために原発やダムを作ることは非合理で非効率である。

事業用は基本料金が高くて従量制の部分が小さい。企業は使えば使うほど単価が安くなる。節電のインセンティブが働かない。

発電だけでなく、節電の活動もしている。省エネ製品への買い換えで節電ができると考えた。オール電化などによって家庭の電力消費量が増えている。「ものぐさ省エネゲーム」というシミュレーションゲームを開発し、書籍にして出版した。電気と車を減らす。大きな原因を作っているものに投資する。

冷蔵庫を買い換える人に融資し、モニターになってもらった。その結果、省エネを謳っている冷蔵庫もカタログ値でサバを読んでいることが分かった。しかし、古い製品はもっとサバを読んでいたため、買い換えることでカタログ値の比較以上の効果が出た。省エネの費用対効果は高い。省エネ分を太陽光発電することは大変である。

家を電卓のように太陽光発電で賄うようにしたい。性能のよいバッテリーとの連携が課題である。夜間のショーウィンドーの照明を太陽光発電で賄う事例がある。自分達の側に生きるための仕組みを取り返していこうという思想に立っている。

私たちのスタンスは、現場から考えることである。実際にやってみる。我慢はしない。たとえば省エネゲームでも「クーラーを使わない」ということは考えない。「頑張らなければならない」は長続きしない。

自分達の中に資産を確保していく活動が市民社会の中に必要である。寺は昔から地域の人達が支えてきた。大旦那に支えられている寺は長続きしない。アンコールワットはアンコール王朝の滅亡と共にジャングルに埋もれてしまった。

続いて山崎求博・足温ネット事務局長が説明した。第一発電所は約600万円かかった。買い取り制度は我々の電気料金で成り立っている。それが大企業のメガソーラに持っていかれることは面白くない。そこで太陽光発電所に取り組むことにした。擬似私募債という方法で資金を集めた。1ヶ月で約500万円を集めた。

営利法人ではないので配当はしない。利益が出たら、福島「かーちゃんの力・プロジェクト」のキムチなど社会的な市民活動を経済的に支援することに使いたい。キムチなどと交換できる葉書商品券を送付する。具体的な製品は検討中である。

冬場は建物の影になって想定したほどの発電を得られていないという問題が発覚した。業者に善処を求めている。太陽光パネル設置時は業者に予測値を事前に出してもらうことが重要である。太陽光パネルに対する保守料のようなものはない。保険には入っている。東京電力から発電所運営に必要な電気を買わなければならないが、それが高い。

太陽光発電では送電ロスの問題が指摘されるが、技術的に解決できる。ここの規模では送電網に届く前に消費されるため問題ない。

市民発電所の運営主体は小規模ではNPO法人、大規模になると株式会社が適している。株式会社としながら定款に配当しないと定めたところもある。株式会社は資本によって議決権が決まるが、NPO法人は一人一票で民主的である。

建設場所を見つけることが難しい。適した場所を見つけたとして、所有者の理解が得られるかが問題である。屋根貸しの月額賃料は千円程度である。不動産所有者の経済感覚では月額数万円くらいであるが、それでは事業採算が厳しくなる。不動産所有者の事業への理解が必要である。

電力自由化を見越して活動する。買い取り制度の行方など市民として考えなければならないことはある。そこで市民電力連絡会が結成された。

東京電力以外の電力会社に売るところも増えていく。マンション丸ごとで契約すれば、電力会社を選択できる。

日本で唯一、屋久島は発送電が分離している。小さいところでは900世帯で組合を結成している。これが現行制度で成り立つならば、可能性が大きい。

地域で市民が発電する意義を考える。地域に住む人達がプロジェクトを所有している。利益が上がれば地域に戻す。お金の流れる仕組みを地域で作る。自治体の理解が浅い。自治体の空き地利用を交渉するが、歯牙にもかけない。自治体は経済的な利用を優先する傾向がある。

奈良代表も補足説明をした。東京電力の電気は買わないという意思表示も考えていくべきである。買い取り制度は制度設計が間違っている。建設していないメガソーラーがある。場所も決まっていない事業者もいる。メガソーラばかりに事業の旨味を取られても面白くない。

自然エネルギーは地産地消である。小規模電源を主とすべきである。ドイツは市民本位のために成功した。イギリスは企業主導にしたので失敗した。日本のネックは送電網である。日本も昔は自治体が発電していた。それが戦争などで大規模化した。江東区の地域に見合う活動を考えて欲しい。たとえば市民共同節電所を作る。市民ファンドを作る。節電の方が費用対効果はある。

送電網の利用料金が高いことは問題である。一方で誰も使わないところにメガソーラを作るなと思う。やはり地産地消である。遠くで発電した電力を持ってくるという発想が問題である。

参加者の質問の中で印象に残ったものは「福島とつながることは何かしているか」である。福島「かーちゃんの力・プロジェクト」のキムチやおつけものを購入しているとの回答であった。足温ネットは福島原発事故以前からの活動であるが、福島を経済的に支えている。
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林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
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東急不動産だまし売り裁判

#東急不動産 林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』(ロゴス社)は自由で、平静で、純な気持ちを味わうことができる書籍である。

主権者として都知事選を考える

主権者として都知事選を考える。意見。
今の原子力発電所がダメという点は理解できるが、安全な原発技術の可能性を頭から否定すべきではないのではないか。
細川護煕支持は金貨でイエスを売り渡したイスカリオテ・ユダのようなものである。
安倍政権は「美しい国」など言葉は美しい。そこは学ばなければならない。
ブラック企業で潰されて生活保護を受けている。休職届を出したら目の前で破られた。ケースワーカーに専門職が足りない。数も足りない。

平和学び舎カフェ

細川護煕擁立には、脱原発派を分断させる動きがあったと考える。桝添候補と宇都宮けんじ候補の一騎討ちになったならば、桝添が負ける可能性があった。
脱原発都知事を実現する会は話し合いができないならば細川護煕を支持すると言った。これは決定的な誤りである。まだ政策も出ていない。何のために統一するかが出ていない。そもそも統一は無理である。細川護煕さんが出た時に社民党に動揺があったが、既に動いていた。

足温ネット見学

#江戸川区 #江東区 原発いらない江東区の人たちはNPO法人足温ネットを見学した。足温ネットでは1号機と2号機の太陽光発電所を運営している。1号機は余剰電力を売電している。2号機は全量買い取りである。お寺は太陽光パネル設置に最適化するように屋根の角度も計算して建てた。太陽光パネルは熱くなると発電効率が落ちる。このために夏場は水をかけて冷やしている。

江戸川第一発電所見学

太陽光パネル設置時は業者に予測値を事前に出してもらうことが重要。
送電ロスはあるのか。技術的に解決がつく。送電網に届く前に使っているので大丈夫である。
事業規模によってNPO法人か株式会社が適しているかが変わる。株式会社としながら定款に配当しないと定めたところもある。
建設場所は、すぐ見つかるか。屋根貸しの賃料は千円程度で、市場感覚には合わず、事業への理解者であることが求められる。

江戸川第一発電所

江戸川第一発電所。江戸川区東小松川。省エネ製品買い換えで省エネを実現できると考えた。オール電化などによって家庭の電力消費量が増えている。ものぐさ省エネゲームというシミュレーションゲームを開発した。電気と車を減らす。大きな原因を作っているものに投資する。冷蔵庫を買い換える人に融資し、モニターになってもらった。カタログ値にサバを読んでいることが分かった。しかし、古い製品はもっとサバを読んでいたため、買い換えることでカタログ値の比較以上の効果が出た。省エネの費用対効果は高い。省エネ分を太陽光発電することは大変である。

2014年3月8日土曜日

放射脳カルトと貧困ビジネス

#Amazon #アマゾン #キンドル 林田力『放射脳カルトと貧困ビジネス』は放射脳カルトが貧困ビジネスであると指摘したノンフィクションである。放射脳カルトの差別は見境がない。
以下は福島市で働く人の声である。「福島の野菜や食べ物が敬遠されるのは切ない。福島の事態は、ビキニ事件の差別や偏見と重なります」(秋山豊「3・1集会初参加青年の思い」赤旗2014年3月4日)。

2014年3月7日金曜日

選挙後の細川護煕融和政策

私は「細川護煕融和政策」と題して選挙中の融和政策の功罪を論じた。宥和政策に消極的な評価をしているが、表向きは融和的な姿勢になることを否定するつもりはない。それは選挙カーが出会ったら相手候補に挨拶するようなマナーである。厳格なルールのように全支持者が真に受けて行動を規定すると、傷つくことにもなりかねない。

より重要な点は選挙後である。今度は共闘できる人々とは積極的に共闘すべきである。議論を精緻化するために細川支持者を類型化して分析する。

第一に勝てる可能性の高い候補として細川氏を支持した層である。細川氏の方が勝てる可能性が高いという分析力には言いたいところである。直近の選挙(都議選、参院選)では共産党は民主党よりも得票数が多い。可能性の高い候補とするならば、共産党を軸に考える方が穏当である。

細川氏の優位性は首相経験者であることであるが、元首相が首長選に出馬するにしては軽かった。これは私が育った埼玉県の経験に基づく。埼玉県では革新都政崩壊後も畑和の革新県政が続いていた。5期も続いた革新県政に止めを刺した人物が土屋義彦・参議院議長であった。土屋氏の出馬に際しては「三権の長を務めた人物が万が一にも落選したら大問題」として水面下で様々な動きがあった。

結局、畑氏は談合疑惑を取り沙汰され、不出馬となった。これは権力の怖さを感じた出来事であった。また、革新というだけで無条件に支持できるものではないことも認識した。管見は宇都宮選挙を革新共闘・革新統一など革新のキーワードで位置付けることに消極的であるが、この出来事も影響している。

土屋氏の動きに比べると、細川氏は非常に軽い。元首相が出馬するという重みと本気度が全く伝わらない。宇都宮陣営は一本化要求によってリソースを消耗させられたが、左翼知識人や市民運動家が叫んでいるということは、細川氏が本気で動いていない証拠である。細川氏が本気ならば左翼知識人や市民運動家任せにはしない。

細川氏を勝てる候補とする分析力には疑問を付けたいが、純粋に勝てる候補という理由で選択したならば、そのような人々とは政策や運動論で対立はない。選挙後は仲良くやることに何の障害もない。但し、このように鷹揚な気持ちになれる理由も宇都宮氏が次点になった故である。次点の結果は細川陣営と手をつないで選挙戦をしたことで達成したものではない。仲良くだけでは済まないところがある。

第二に「脱原発さえ達成すればいい。他の政策は知らない」という脱原発至上主義である。彼らとも脱原発運動では共闘することに障害はない。しかし、それは日本共産党の一点共同と同じレベルのものでしかない。何しろ福祉政策や住宅政策、貧困やブラック企業対策の取り組みには期待できないためである。この一点共同路線は、細川支持者を特別扱いすることにはならない。田母神支持者とも、いじめ問題や放射能詐欺業者撲滅では一点共同の可能性はある。

脱原発至上主義に対しては「他の政策はどうでもいいとの主張ではなく、脱原発をブレークスルーにして社会経済構造を変えていく主張」との反論があるが、これも同じである。直面する貧困や福祉の問題を脇に置いてしまうことには変わりがない。改革は地道に一歩ずつ進めるもので、「何らかの構造転換で一気に問題が解決できる」は幻想である。脱原発小児病という批判が該当する。

実は脱原発運動での共闘でも矛盾と対立を包含する。宇都宮流と細川流には様々な相違がある。マルチイシューとシングルイシューの違いがある。また、運動の前面に市民を出すか、有名人を出すのかの相違もある。有名人を出すにしても訴求する世代にギャップがあった。この差異は脱原発運動に取り組む上でも路線対立となり得るものである。

もし細川氏や小泉純一郎氏が都知事選挙後に脱原発運動の先頭に立つような姿勢を見せたならば、細川氏や小泉氏を担ぐ脱原発運動グループができ、別々の道を歩むことになっただろう。しかし、そのようにはなりそうもない。脱原発運動の分裂が避けられることは喜ぶべきかもしれないが、運動が分裂すると細川支持者の方が根無し草のようになりかねない。そのために昔からの同志という顔をして近付いてくる人々も出てくる。その厚顔さには要注意である。

第三に日本共産党嫌いの人々である。思想的には別カテゴリーに分類するが、脱原発至上主義者と重なることが多い。彼らの共産党アレルギーは運動に分断と排除を作り出す。彼らの共産党への思いには理解できる点もあるが、共産党へのアレルギーを持たず、むしろブラック企業批判など最近の傾向を評価している立場としては、共産党か共産党嫌いの一方を選べと言われたら、前者を選択する。それが勝てる可能性の高い候補の選択にもなる。実際、旧世代的な左翼が細川陣営に流れたことは、細川氏の贔屓の引き倒しになった。

第四に新自由主義的脱原発に期待した人々である。彼らとは積極的に話し合える。あまり知られていないが、宇都宮氏も希望政策フォーラムで発送電分離を主張した。電力自由化による脱原発について一緒に話し合いたい。

第五に環境政策や脱成長という経済成長・発展・拡大一辺倒に対するオルタナティブを期待した層である。その政策が本当に具体的な中身のあるものか、民主党の「コンクリートから人へ」のようにならないかは吟味する必要があるが、その主張自体は素晴らしいものである。一緒に議論し、学べるところは学びたい。

第六に選挙戦終盤に細川陣営に助力し、脱原発至上主義を改めて生活密着課題を公約に掲げるように転換した民主党関係者などである。実は選挙終盤では細川護煕氏は生活密着課題などについても、それなりの発言をするようになった。たとえば「解雇規制の緩和、いわゆる解雇特区については、慎重に検討するべき」と発言している。宇都宮氏に優位性がある貧困問題についても、湯浅誠氏との対談動画をインターネットで公開した。

細川陣営にとっては残念なことに序盤の脱原発至上主義が尾を引いて、選挙中は根本的なイメージ改善にはならなかった。脱原発至上主義が批判され、追い詰められて仕方なく言い出したことで、本気で取り組む気はないものと受け止められた。対立候補の側としては、そのように批判する性質のものである。一方で細川氏を正当に評価するならば終盤の路線変更を無視することは公正ではない。

この路線変更は民主党関係者などが参入し、生活密着課題を公約に掲げるように働きかけた結果である。彼らは脱原発至上主義とは相違する。湯浅氏は参院選では今回の都知事選で脱原発至上主義に連なった層からバッシングを受けたほどである。

選挙戦総括の中には彼ら後から参入した人々を混乱の張本人として敗因とする見解もある。しかし、彼らこそが細川陣営立て直しの立役者である。細川氏を脱原発至上主義の論外な候補者から、地域に密着した人々が支持できる、まともな候補者にした。

管見は脱原発至上主義をもって細川陣営を批判するが、それは脱原発至上主義への批判である。細川陣営を脱原発至上主義から転換させることに貢献した人々への批判にはならない。むしろ、問題意識は等しい。この路線を細川陣営が最初から採っていたならば「よりまし候補」の一本化論にも説得力が生じていた。地域で日常的に政治活動をしている彼らとは積極的に連携すべきである。
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林田力Hayashida Riki
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2014年3月6日木曜日

ワンピース73巻

尾田栄一郎『ワンピース73巻』はドレスローザの悲劇の真相が明らかになる。ドレスローザの表向きの繁栄の裏には虐げられた人々の存在があった。これは一部の人々がアベノミクスに舞い上がり、貧困が忘れ去られる現代日本の格差社会と重なる。ルフィ達が戦う理由は一層明確になった。ドンキホーテ・ドフラミンゴを倒し、ドレスローザ王国をひっくり返したならば痛快である。
ドフラミンゴは強敵との位置づけであるが、チンピラ・ヤンキー風の外見から、あまり迫力は感じられない。最初の七武海のクロコダイルの方が迫力がある。ドフラミンゴの手口はクロコダイルのアラバスタ王国への陰謀と同じである。時系列的にはドフラミンゴが先で、しかも阻止されたクロコダイルの陰謀と異なり、ドフラミンゴの陰謀は成功したという差異がある。それでも物語としての登場はクロコダイルの陰謀が先であり、ドフラミンゴは二番煎じの小物に見える。
クロコダイルは失敗した部下を容赦なく切り捨てる。この点では一見するとドフラミンゴは指導者として器が大きく見えるかもしれない。しかし、クロコダイルの部下切り捨ては、自分の力に圧倒的な自信があり、自分一人だけになったとしても戦えると思っているためである。悪役としては、はまり役である。これに対して組織や家柄を属性に持つドフラミンゴは小物感がある。

脱被曝

2014年東京都知事選挙において宇都宮健児(宇都宮けんじ)氏は脱原発と共に脱被曝を訴えた。宇都宮氏が脱被爆を訴えたことは、脱被曝にとってはマイナスイメージを払拭し、洗練させる効果があった。

脱被曝という政策にとっての不幸は、放射脳カルトと反共の玩具になっていることである。放射能危険デマを拡散し、放射能詐欺で金儲けを企む悪徳業者は脱被曝を拠り所にしている。また、日本共産党を叩きたい人々も「共産党の脱原発は偽物」と主張したいがために脱被曝を持ち出している。この手の脱被曝に対して平均的有権者が胡散臭さを感じ、拒否感を抱くことは当然である。

脱被曝がまともな政策として市民的支持を得るためには放射脳カルトと反共の玩具になっている状態を克服する必要がある。宇都宮氏は両方の問題を克服できる。まず反共の方は簡単である。日本共産党の推薦候補である宇都宮氏が脱被曝を唱えることは、「共産党は脱被曝でないからダメ」という議論の土台を破壊する。

放射脳カルトの問題も、日弁連会長時代に福島第一原発事故被害者救済に奔走した実績から、放射脳カルト的な脱被曝と一線を画すことを示せる。放射脳カルトが嫌われる最大の理由は、福島や東日本への差別にある。放射脳カルトの言動は多くの人々の心を傷つけ、市民社会との軋轢を生んだ。しかし、被害者救済に奔走した宇都宮氏ならば脱被曝を主張しても差別を助長することにはならないと安心して支持できる。反ヘイトスピーチの活動実績も、差別助長にならない安心材料になる。

宇都宮陣営は具体的な政策や運動面でも放射脳カルトと一線を画した。被災地復興を妨げず、被災者も歓迎できる東京オリンピック推進の公約は、放射能汚染デマと衝突する。好評だった「宇都宮けんじ2・2ベビーカー大行進@銀座」も、放射脳カルトに言わせれば放射能汚染された東京に赤ちゃんを連れ回すことは狂気の沙汰となる。これらの放射脳カルトと対立する言動も市民には安心材料になる。

放射脳カルトへの嫌悪感は守旧派だけでなく、進歩的な住民運動にも広がっている。世田谷区の住民運動主催のシンポジウム「せまりくる危険から身を守る〜防災の日にみんなで考えよう〜」(2012年9月1日)では大久保利晃・財団法人放射線影響研究所理事長が「放射能による健康リスクとフクシマ・せたがや」と題して講演し、放射能危険デマや軽率な自主避難を戒めた。

このシンポジウムを主催したグループは他区に先駆けて重層長屋規制条例を推進した人々を中心とする。まちづくりについて先進的に取り組む人々によって上記内容のシンポジウムが開催されたことは、反放射脳カルトの社会意識を示すものになる。

脱被曝を政策として唱える場合、被害者救済の視点を持つか否かが、市民的支持を得るためのメルクマールとなる。脱被曝を唱えるとすれば、福島県民も支持できる脱被曝が求められる。
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林田力Hayashida Riki
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2014東京都知事選をふりかえる第7回

日本海賊党はシリーズ「2014東京都知事選をふりかえる」第7回を2014年3月4日にニコニコ生放送などで放送した。今回は東京都知事選立候補者の宇都宮健児氏をゲストに迎えて立候補までの経緯や選挙戦を振り返る。また、今後の展望についても語る。司会は石崎大望氏(宇都宮選対リーダー)、聞き手は山内和彦氏(元川崎市議会議員)、小笠原ひろき氏(2012年衆院選立候補者)、Eri Marui 氏(宇都宮選対サポーターズ)、林田力(東部勝手連代表)である。

山内和彦氏はドキュメンタリー映画『選挙』の主人公である。山内氏は切手・コイン商を営んでいたが、2005年の川崎市議会宮前区補欠選挙で自民党候補の公募に応募し、自民党公認候補として当選している。『選挙』は、この時の自民党流ドブ板選挙の実態を描く。2011年には山内氏は完全無所属で川崎市議選に再出馬した。山内和彦氏は都知事選挙中に多くの候補者の事務所を訪問したが、宇都宮事務所が最もウェルカムな雰囲気であったとする。

小笠原ひろき氏は2012年衆院選に埼玉県第4区(朝霞市、志木市、和光市、新座市)から立候補した人物である。中卒ニートという異色の経歴がネット上で話題になった。

宇都宮氏は2013年12月28日の出馬表明について自身の決断によって行ったことを強調した。このタイミングを逃すと、年末年始に活動できず、選挙戦は準備不足に陥った可能性が高い。正月は元旦だけ休み、2日からは新しいスーツで写真撮影など活動を始めたという。

この直前に出馬表明を年明けまで待つように要請した人がいた。今から考えると細川氏擁立の動きではないか。細川氏は早い段階から準備に動いていたことが分かっている。

出馬表明に対しては、旧選対(運営会議)内部でも消極的な意見が出ていた。旧選対は規約上、宇都宮氏の後援を目的とした組織であり、外部から勝てる候補を担ぐことを目的としていない。そのような動きをする人がいることが本来はおかしいが、そのような動きのために機能不全に陥っていた面があり、自身が決断して動く必要があった。

選挙期間中に最も悩まされたものは一本化問題である。一本化問題とは宇都宮氏から見れば辞退要求である。法律事務所にまで脅迫電話やファックスが寄せられたという。細川護煕氏側に「出馬するな」と言ったことはない。脱原発への関心を高めるという点では好意的に評価している。しかし、辞退要求への対応にリソースを割かなければならなかったことは大きな損失であった。

宇都宮氏に直接会って辞退要求をしてくる人もいる。問題は要求者が辞退を軽く考えていることである。要求者は細川氏に会ったこともない人が多い。細川氏が本当に脱原発を実現するのか、大飯原発の再稼動を許した橋下徹大阪市長のようにならないか、何の確約もない。

また、宇都宮氏を個人的に説得すれば辞退が実現すると考えている点も甘い。選挙事務所には宇都宮氏を応援しようとするボランティアが詰めかけている。彼らを裏切り、彼らの梯子を外すことはできないと述べる。

宇都宮氏は公開討論会欠席という細川陣営の戦術も批判する。宇都宮陣営は公開討論に入念な準備をしてきた。街頭演説に千人単位で集めることは大きいが、有権者全体から見れば僅かである。公開討論会のテレビ放映が有権者に政策を伝える勝負所と位置付けていた。それが細川氏の欠席によって数多くの公開討論会が中止になった。候補者が出演する番組でもクロストークなしのものもあった。国会議員や首相を務めた人物がメディアや他候補の前で自己の政策を堂々と訴えられないことは情けない。本気に脱原発が何よりも優先すると考えているならば、それをメディアに訴えるべきである。

細川氏一人の欠席で公開討論会を中止するマスメディアも問題である。有権者に政策を伝えられなかったことが都知事選への関心の低下を招き、投票率低下の一因にもなった。一候補者の戦術によって公開討論会全体が中止になってしまう事態は、今後のことも考えると大きな問題である。聞き手からは選挙管理委員会が運営する公営の公開討論会開催などのアイデアも出された。

また、投票率低下に関連して、投票率向上の運動の限界も指摘された。「選挙に行こう」と投票することだけを目的とした呼びかけでは誘因にならない。「この人の政策が素晴らしい」「この政策を実現したい」という思いがあって投票に行く。

一本化問題や公開討論会欠席があり、細川陣営について語る宇都宮氏の言葉には怒りや悔しさがにじみ出ていた。それは十分に共感できるものである。一方で他の候補者には温かい。姫路けんじ候補からは選挙後に手紙をもらったという。姫路氏は平和について重点的に訴えたが、それは宇都宮氏の政策と重なるところがあるとして、宇都宮氏の今後の活動に期待する内容であった。宇都宮氏も返事を書いた。また、宇都宮氏は家入一真氏のイベントにも参加する予定である。

今後については選挙の度に集まっては解散するのではなく、運動を続けたいと述べた。そうしなければ候補者擁立に際して有名人を担ごうという青い鳥探しが繰り返されてしまう。但し、組織の形態については検討中とする。

喫緊の課題としては集団的自衛権の解釈改憲阻止を挙げる。これは東京都にとどまらず、全国的な運動を志向する。ここでは批判一辺倒だけでなく、政権内で抵抗する公明党の援護するような運動を考えるべきとした。また、国家戦略特区の問題にも取り組みたいとした。
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番組に出演し、宇都宮氏の話を聞いたうえで2点ほど感想を述べる。第一に細川護煕陣営の流儀へのギャップの大きさを再確認した。対立軸は福祉・貧困などの生活密着課題重視と脱原発オンリー路線という政策面だけでない。市民中心と有名人主義、政策本位と浮動票狙いというように戦術面でも対極的である。

「選挙の対立を引きずらず、脱原発運動では一緒にやっていく」ことは当然過ぎるほど当然なことである。しかし、宇都宮流と細川流では運動方針にも差異が生じる。たとえば被災地復興・被災者の生活再建に取り組む脱原発運動と、脱原発だけを唱える脱原発運動である。また、運動の前面に市民を出すのか、有名人を出すのかの相違もある。

宇都宮流と細川流では大きな相違があることは事実であるし、その相違点は宇都宮支持者としては胸を張って誇れるものである。それは今後の運動に展開していきたい、展開していかなければならないものである。故にノーサイドという言葉は建前としては美しいが、現実は厳しいことを認識する必要がある。

運動方針で細川流と妥協することが好いことなのか。場合によっては多数派形成のために止むを得ないことはあるとしても、それは止むを得ないというものでしかない。その意味で脱原発候補の宇都宮・細川ブロックという狭い固定観念に囚われず、家入陣営など別の陣営関係者と交流を深める方向性は建設的である。

第二に今後の運動課題である。集団的自衛権の解釈改憲阻止が左翼的立場にとって喫緊の課題であることは、その通りであろう。脱原発や秘密保護法反対という現代的問題から政治意識を高めた人々が多い番組視聴者層に伝統的な左翼市民運動の問題意識を共有するという意味では教育的である。

出馬直前に宇都宮氏が取り組んでいた運動は秘密保護法反対集会であった。その時その時のタイムリーな課題を追求している。一方で、そのような運動だけでは、その時その時の主要テーマで離合集散を繰り返す運動になる危険もある。宇都宮氏は選挙の度に離合集散するような運動では駄目と語るが、市民運動も同じ問題がある。

ここで期待されるものは同じく宇都宮氏が言及する韓国の市民運動・参与連帯である。参与連帯は地域に密着した課題、生活に密着した課題を継続的に取り組んでいる。そのようなバックボーンがあることで、タイムリーなテーマで集まる一過性の運動から脱皮できる。宇都宮氏の志向する日本版参与連帯に期待したい。
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林田力Hayashida Riki
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東急不動産だまし売り裁判・林田力

『東急不動産だまし売り裁判』を読めば林田力の東急リバブル東急不動産に対する怒りが、どれほどのものか理解できる。完全に「やり過ぎている」東急リバブル東急不動産を消費者が黙って見逃すはずが無いのに、「ちょっと恫喝してやれば落ちるだろう」くらいに甘く考えていた。

東急リバブル東急不動産の誤算は東急不動産だまし売り被害者にも家族、友人、縁者がいることを忘れていたことである。マスメディアが報道しないとしても限度がある。東急リバブル東急不動産は自分が足元を掘り返していることに気付かなかった。東急リバブル東急不動産は矜持を解せぬ卑怯者である。

東急リバブル東急不動産のイメージは、東急不動産だまし売り裁判によって完全に悪化した。東急リバブル東急不動産という名を耳にした時、明るい表情をする者はまずいない。ハリウッド的な文脈で言えば「ヒーローにバリバリ撃ち殺されて当然の畜生以下」となった。もともと不動産業界に通じている人々にとって昔から東急リバブル東急不動産には良いイメージはなかった。東急リバブル東急不動産に根付いた悪弊は一向に改善されていない。東急リバブル東急不動産からマンションを購入することは無防備であり、もはやリスク以外の何物でもない。
What can Tokyo do to evil care eBook: Executive Committee of Open-hearted Study Meeting in Eastern Tokyo on Metropolitan Politics, Hayashida Riki: Amazon.fr: Boutique Kindle
http://www.amazon.fr/dp/B00ICZ9A4C

東急不動産だまし売り裁判とウクライナ

東急不動産だまし売り批判はバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領によるウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領批判と共通する。プーチン大統領はウクライナのクリミア(Crimea)半島をロシア軍部隊が制圧したとの情報を否定した(「<ロシア>大統領、クリミアでの軍展開否定「地元の自警団」」毎日新聞2014年3月4日)。
これに対して、オバマ大統領は「プーチン大統領は、普通とは違う法律家を抱え、普通とは違う法の解釈をしているようだ。だが私は、それには誰もだまされないと考える」と述べた(「オバマ大統領、ロシアには「だまされない」 クリミア介入を非難」AFPBB News 2014年3月5日)。自警団とのロシア側主張に対して米国務省は「部隊はロシア軍の車両を運転し、メディアなどにロシア治安部隊員だと認めている」と、真っ向から否定する(「ウクライナ「10の虚構」=ロ大統領の主張を否定—米国務省」時事通信2014年3月6日)。
マンションだまし売りを否定する東急リバブル東急不動産にも同じ言葉を指摘できる。「東急リバブル東急不動産は、普通とは違う法律家を抱え、普通とは違う法の解釈をしているようだ。だが私は、それには誰もだまされないと考える」(Tokyu Livable & Tokyu Land Corporation seem to have a different set of lawyers, maybe a different set of interpretations. But I do not think that is fooling anybody.)
東急不動産だまし売り裁判における東急不動産代理人・井口寛二(井口寛二法律事務所)は普通とは違う弁護士であり、普通とは違う解釈をしていた。東急リバブル東急不動産は不利益事実(隣地建て替え)を隠して新築分譲マンションをだまし売りした。その結果、日照・通風・眺望が損なわれた。ところが、東急不動産は東急不動産マンションの窓が「眺望、採光、景観等企図していない」と開き直った(被告準備書面2005年7月8日)。しかし、東急不動産は販売時に「風通しや陽射しに配慮した2面採光で、心地よい空間を演出します」と宣伝していた。
東急不動産の主張は窓の辞書的定義にも反する。窓は「部屋の採光・通風などのために壁や屋根の一部にあけてある穴」(大辞泉)、「採光や通風のために、壁・屋根などに設けた開口部」(大辞林)である。東急不動産の主張は「「白い黒猫」と同じような詭弁である。一般常識と乖離しており、漫画やコントのネタとしてなら使えそうな主張である」(原告陳述書「眺望、採光、景観等の企図」2005年8月22日)。
ウクライナ暫定政権と国民は「プーチンは地獄への扉を開く」とロシアに徹底抗戦する姿勢を示す(「ウクライナ情勢 露の"侵略"に怒りと恐怖「プーチンは地獄の扉開く」」産経新聞2014年3月4日)。東急不動産だまし売り裁判においても、東急リバブル東急不動産は地獄への扉を開くことになった。
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2014年3月4日火曜日

世直し弁護士と共に、日本国憲法を活かすフォーラム

第4回 世直し弁護士と共に、日本国憲法を活かすフォーラム
「消費税増税!社会保障はよくなるか?」
主催:一般社団法人 命・地球・平和産業協会
協賛:非営利・協同総合研究所 理事長 中川雄一郎
全日本民主医療機関連合会
日時:2014年3月15日(土)13時〜17時
場所:明治大学リバティータワー 8階1083教室 (千代田区神田駿河台1−1)
費用:無料
講師:宇都宮健児(日弁連元会長) 斎藤貴男(フリージャーナリスト)
■JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
■東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩5分
■都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩5分
https://www.facebook.com/events/1472999172915202/

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東急不動産だまし売り裁判

#不動産 東急リバブル東急不動産は不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りした。東急リバブル営業は、いかにも善良そうに愛想笑いを浮かべた。しかし、その表情には善良とは言い切れない何かが含まれていた。東急リバブルは自分を善意ある人間に見せようとするが、本当は異なっていた。
東急不動産だまし売りマンションに住み続けることには不安感が募る。振り払おうとしても振り払えない不安である。東急リバブル営業は気味の悪い笑みを浮かべた。微笑しようとしてしきれないような中途半端な笑みである。まるで急降下しようとしているカモメが途中で捕まってしまったかのような半端な笑みである。二子玉川ライズのビル風によって窓という窓が鳴り響く。

2014年3月3日月曜日

日の丸・君が代不確約区議を江東区議会議長代理から除外

東京都江東区では小中学校の卒業式で日の丸への敬礼と君が代斉唱を確約しない区議会議員の区議会議長祝辞代読排除が問題になっている。江東区立小中学校の卒業式では来賓祝辞として区議会議長の祝辞が述べられる。区議会議長が参加できない学校では区議会議員が議長を代理して祝辞を読み上げる慣行になっている(代読)。

ところが、江東区議会運営委員会は2013年11月25日に国歌斉唱と国旗敬礼を確約しない議員を議長代理として認めないと決定した。対象区議は日本共産党7名と江東・生活者ネットワーク1名、市民の声・江東1名である。

江東区議会には「江東区立小中学校卒業式等式典に臨む江東区議会議長代理による国旗敬礼及び国歌斉唱の徹底についての陳情」も提出された。そこでは議長代理は祝辞の際に、舞台檀上正面に掲揚されている国旗への敬礼や、国歌斉唱の際に起立して国旗に正対の上での国歌斉唱の徹底を求めている。これに対して反対の立場からの他陳情も多数提出された。

この問題についてターゲットになった3会派は抗議・批判している。日本共産党区議団の菅谷俊一幹事長は以下のように指摘する。「国旗国歌を法制化する国会審議では、首相も文科相も憲法に保障された『内心の自由は守る』『強制はしない』と繰り返し答弁してきました。今回の措置は、『議長代理』を理由に『思想・信条、内心の自由』を踏みにじる暴挙です」(「小中学校卒業式「日の丸に敬礼しない議員は議長代理として出席させない」東京・江東区で強行 共産党は撤回要求」赤旗2013年11月29日)

図師和美区議(江東・生活者ネットワーク)は区議会議長宛要請文(2013年12月6日)の中で以下のように指摘する。「代読する議員に対し議長代理としてふさわしい対応をすると確約を求めることは、憲法(第19条)で保障されている思想・良心の自由を侵すことになると考えます。さらに、今回の「ふさわしくない」議員に代読を依頼しないなかで行われようとしている議長祝辞(代読)は、児童生徒が主人公であり未来への巣立ちを祝う卒業式という教育の場を、政治利用することになるのではないかと危惧します」

中村まさ子区議(市民の声・江東)も「憲法で保障されている思想・良心の自由を侵すもの、憲法を踏みにじる公務などない、見直しを」と抗議した。

ターゲットになった3会派は各々自己の問題として抗議・批判するものの、3会派が連携して闘っているようには見えない。ここで3会派の中の最大勢力である共産党に期待したいところである。現状では共産党VSオール与党という固定観念が強いように感じられる。管見は開発問題などの投票行動を踏まえるならば、共産党のオール与党批判は概ね支持できる。社民党などの凋落も地方政治におけるオール与党化が一因である。しかし、この問題を共産党VSオール与党の枠組みで捉えることが適切とは考えない。

管見は、この問題をイデオロギーの文脈でのみ論じることには消極的である。日の丸・君が代強制には噛み付くが、裁判所の開廷時の起立や礼の強制には問題意識を持たない人権派弁護士とは何なのかという疑問さえある。

日の丸・君が代不確約議員の排除を肯定する論理としては、議長代理としての出席であり、議長の意を受けた人物が選ばれるべきというものになる。しかし、江東区議会議長に来賓祝辞が求められる理由は江東区議会議長であるためである。議長個人の政治的信念で代理を選定する性格のものではない。

さらに祝辞を求められる区議会議長という立場も議長という独任制の職務に付随するものではなく、江東区議会の代表者という名目的な立場故である。この問題が江東区議会の運営委員会で議論されていること自体が区議会の問題であることを示している。区議の中に日の丸や君が代について様々な見解がある以上、卒業式における区議の振る舞いも、それを反映したものになることは自然である。このような形でしか維持できない国旗・国歌の権威というものは、その程度のものでしかない。
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魔使いの秘密

『魔使いの秘密』は中世ヨーロッパ風の架空世界を舞台とするファンタジー小説である。主人公トムは悪霊などを退治する魔使いグレゴリーの弟子である。魔使いと言えば魔法使いを連想するが、魔法のような都合のよい力を使う訳ではない。塩や鉄など相手の嫌がるものを使って戦う。このために決して楽な戦いではない。しかも魔女などの描写はグロテスクである。読んでいてハラハラさせられる。
魔使いは世間からは嫌われる職業である。しかし、当人には自分達の住む地方を悪霊などから守るという熱い使命感を抱いている。本書ではトムの信念が物語において決定的に重要な要素になる。
本書はシリーズ物の一冊である。全体シリーズの中では序盤である。後の物語に比べると、まだ日常的な生活の中の冒険という感じである。トムとアリスの関係は本書でも重要性が示唆されるものの、まだよく分からない状態である。

2014年3月2日日曜日

東急不動産営業証言の茶番

東急不動産だまし売り裁判における東急不動産営業・関口冬樹と東急不動産代理人・井口寛二の息の合った問答の場は珍妙な光景であった。東急不動産は都合の悪いものに蓋をして、世間の非難から目をそらす。対外的にどれほど美辞麗句を言ったところで、結局保身と自分の利益追求が言動から常に透けて見える。一方的に自分達に有利に決めていって、消費者のことを全く考えていない。

東急不動産だまし売り裁判原告は茶番劇を見せられている気がしたが、法廷内の空気も同じであった。原告代理人だけでなく、裁判官も東急不動産の欺瞞を見逃さなかった。裁判官は東急不動産が隣地建て替えを説明しなかった理由を「それは何故かというと売れなくなるからでしょう」と追及した。

「そんな不動産買うわけない。隣に家が建つんだなんて事前に言ったら、値引きしろなり、そんなもの要らないといって売れなくなるからでしょう」(関口冬樹証人調書24頁)。

裁判官の尋問に関口冬樹は逆上のあまり、いかにも情けない有り様で、明晰な証言を展開して見せるどころではなかった。東急不動産だまし売りの実態を人々の目にさらす羽目になった(林田力『東急不動産だまし売り裁判10証人尋問』「東急不動産従業員の偽証」)。東急不動産だまし売り裁判・東京地裁判決の現実は容赦なく東急リバブル東急不動産を包み込んだ。
東急不動産だまし売りや東急不動産係長脅迫電話は鬼畜の所業である。東急リバブル東急不動産には不愉快さがつきまとう。東急リバブル東急不動産は消費者を犠牲にし、消費者の惨めさの中で肥大化する。東急リバブル東急不動産ならば、どのようなことでもやりかねない。何れも頑なに凝り固まったちっぽけな連中、消費者の考えを認めることのできない連中であった。悪徳不動産業者は自分達と同じように考えない消費者に我慢できない。

東急リバブル東急不動産を増長させると、さらなる不正が生まれ、さらなる悪が誘発される。東急不動産だまし売りを看過黙認する者は、その悪事の加担者である。真っ直ぐな心を持ち、東急リバブル東急不動産を許さないという固い決意を抱く者が東急不動産だまし売りから救われる。
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2014東京都知事選をふりかえる第7回 ゲスト 宇都宮健児氏

シリーズ「2014東京都知事選をふりかえる」第7回 ゲスト 宇都宮健児氏
2014年2月におこなわれた都知事選挙では、宇都宮健児氏が立候補し。東京デモクラシーを提唱して、新しい東京、新しい日本を創るための運動を巻き起こしました。
第7回では、宇都宮健児氏をゲストにお迎えし、立候補までの経緯や選挙戦を振り返っていただきます。またこの閉塞的な東京や日本の状況をこれからどう変えていけばよいかについて展望をお聞きします。
日時:2014年3月4日 午後8時〜
主催:日本海賊党コミュニティ
ゲスト:宇都宮健児氏(都知事選挙立候補者・元日弁連会長)
聞き手:高木新平(家入選対リーダー)
    山内和彦(元川崎市議会議員)
    林田力(宇都宮氏東部勝手連代表)
    Eri Marui (宇都宮選対サポーターズ)
    堀田千栄子(日本海賊党党員)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv171144358
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林田力Hayashida Riki
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シンエイエステート宅建業法違反

【宅建業法違反】シンエイエステート【住まいの貧困】。ゼロゼロ物件業者・シンエイエステート(佐々木哲也、東京都知事(7)第45072号、更新して東京都知事免許(8)第45072号)とグリーンウッド(吉野敏和)が宅地建物取引業法違反で東京都から業務停止処分を受けた。重要事項説明義務違反や賃貸借契約書に記載なく退室立会費を徴収していた。これは宅地建物取引業法第35条第1項(重要事項説明書の不記載)及び第37条第2項第3号(賃貸借契約書の不記載)違反になる。
※東京都都市整備局「宅地建物取引業者に対する行政処分について」2010年6月8日
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/06/20k68400.htm
「住まいの貧困に取り組むネットワーク」はシンエイエステートへのデモを実施した。
http://housingpoor.blog53.fc2.com/blog-entry-57.html
シンエイエステートとNPO法人オアシスらんどの関係が指摘されている。明星大学はシンエイエステートのカモにされていると指摘された。
シンエイエステートのホームページはGoogleから「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」と警告された。
http://www.hayariki.net/1/35.htm
グリーンウッドはアトラス(東京都知事(1)第93815号、中西真琴)となってゼロゼロ物件の営業を続けたが、姑息な手法に消費者の批判が増大し、廃業した。グリーンウッド(アトラス)のあったニューステイトメナービル1328号室は賃料8万円で賃貸に出された。ニューステイトメナービルは全裸飛び降りが起きた。2012年9月18日午後8時頃、ニューステイトメナービル屋上から肥満型、年齢30歳から40歳くらいの男性が全裸でフェンスを乗り越え、飛び降りた。全身打撲、ほぼ即死状態。
グリーンウッドを宣伝する吉野健太郎の連邦には脱法ハーブの宣伝もある。吉野健太郎は不正B-CASカードでデジタル有料放送を視聴するという違法行為も告白している。吉野健太郎は慶応大学生サークルの「うけるブログセミナー」で感情失禁事件を起こした。

2014年3月1日土曜日

宇都宮けんじ江東区報告会

宇都宮けんじ江東区報告会。
宇都宮けんじ。報告会などが続いている。下町が随分伸びている。下町で伸びた理由は雇用や福祉や住まいの問題を政策で重視したためと考える。私も江東区民として嬉しい。参加された方が色々なアイデアを出した。保育所を選挙事務所に作る。銀座の歩行者天国でベビーカー行進をした。安倍首相を呼んだ桝添陣営の街宣と対照的であった。

中村まさ子江東区議。涙が出るような素晴らしい演説を聞いて、このような方が都知事になれば都政は劇的に変わると思った。今後もチャンスはある。

宇都宮けんじさん江東区報告会

宇都宮けんじさん知事選江東報告会・お疲れさま会が東京都江東区の総合区民センターで開催された。映像で見る宇都宮けんじ都知事選挙。最終日、大雪の中での最終演説を上映する。
司会「お疲れ様でした。宇都宮さんという素晴らしい候補者と戦った。私達のネットワークが東京全域に広がった。今日は交流を深めていただきたい」

Re: シリーズ「2014東京都知事選をふりかえる」第6回 参与連帯とは

昨日の番組の、まとめです。

参与連帯とは
http://www.hayariki.net/poli/sanyo2.html

林田力Hayashida Riki
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(2014/02/27 21:17), 林田力 wrote:
> シリーズ「2014東京都知事選をふりかえる」第6回 参与連帯とは
> 2014年2月におこなわれた都知事選挙では、宇都宮健児氏が繰り返し、韓国の参与連帯について言及されていました。選挙後も宇都宮氏が日本版参与連帯の設立に意欲を示されています。
> 第6回では、この参与連帯について、韓国の政治事情にお詳しいレイバーネット日本の安田幸弘共同代表をお迎えし、解説をお願いします。設立の経緯やその背景、ソウル市長誕生までの経緯をお話いただき、これからの日本の市民運動、政治運動のあり方について考えます。
>
> 日時: 2014/02/28(金曜) PM8:00〜
> ゲスト:安田幸弘氏(レイバーネット日本共同代表)
> 聞き手:林田力氏(宇都宮東部勝手連代表)
>     ココペリ氏(宇都宮選対サポータス)
>     井上大輔氏(宇都宮選対サポータズ)他
> http://live.nicovideo.jp/watch/lv170781794
>

参与連帯とは

日本海賊党はシリーズ「2014東京都知事選をふりかえる」第6回「参与連帯とは」を2014年2月28日にニコニコ生放送などで放送した。2014年2月の東京都知事選挙で候補者の宇都宮健児氏が言及していた韓国の市民運動団体・参与連帯について議論する。ゲストは韓国の政治事情に詳しいレイバーネット日本の安田幸弘共同代表である。聞き手はココペリ氏(宇都宮選対サポータス)、井上大輔氏(宇都宮選対サポータズ)、林田力である。

言うまでもなく日本と韓国では様々な相違がある。単に韓国で成功したという理由だけで、日本で真似事をすることが成功をもたらすことにはならないし、適切でもない。宇都宮氏による参与連帯の持ち上げもシニカルな見方をすれば、弁護士で市民運動家の朴元淳氏のソウル市長当選と自己を重ね合わせる選挙キャンペーンに過ぎないとの見方も成り立つ。

しかし、安田氏の話を聞き、日本版参与連帯の意義は大きいものと考える。その意義は日本の既存の市民運動に対する破壊的効果を持ちかねないほどである。宇都宮氏が日本版参与連帯を提唱することは非常に勇気があると言える。

まず参与連帯の活動領域は幅広い。安田氏の言葉を借りれば「市民運動のデパート」である。韓国の社会運動について調べれば、どこでも参与連帯が登場する状況である。石を投げれば参与連帯に当たるようなものである。これは細分化された日本の運動状況が見習わなければならないことである。

これは脱原発や秘密保護法反対などのメジャーなテーマに皆が結集するということではない。反貧困運動や消費者運動や開発反対の住民運動などの個別テーマに専門性を持って取り組むことである。あくまで管見であるが、これは細川護煕陣営の脱原発至上主義の対極にある。脱原発至上主義に対して福祉や反貧困などの政策も掲げた宇都宮氏が参与連帯を持ち上げ、それが宇都宮支持者の心に響いたことは単なる選挙キャンペーン以上の理由がある。

参与連帯も最初から専従職員を持てるような大きな組織であった訳ではない。参与連帯が様々な個別テーマに専門性を持って取り組めたことは疑問である。安田氏によると様々な分野の研究者を集めたためという。そのために「市民なき市民運動」と揶揄されることもあったという。

日本版参与連帯を考えた場合、アカデミズムの研究者を揃えることを真似することは難しい。仮にできたとしても、既存の左翼的な運動に屋上屋を重ねるようにしか映らない危険が高い。現実に2012年東京都知事選挙の「人にやさしい東京をつくる会」の文化人の集まりは、そのようなものであった。そこには新鮮味がない。

日本版参与連帯を考える場合は左翼的権威とは無縁で個別の問題に取り組んでいる市民層によって専門性を担っていくべきであろう。たとえば宇都宮氏の公約では犬猫の殺処分ゼロが評価されたが、この政策の価値はアカデミズムの文脈では中々見出しにくいものである。

次に参与連帯の支持層である。韓国では学生運動や労働運動が古くから存在したが、参与連帯は市民運動という点に新しさがある。安田氏の言葉を借りると、「プチ・ブル」的な性格もある。そのために「都会の余裕のある市民が趣味でやっている」的な批判もあるという。

これに対して日本の市民運動には左翼の手垢が付いたイメージがある。「プロ市民」などという言葉があるくらいである。私は東急不動産消費者契約法違反訴訟原告として開発反対の住民運動と接点があるが、住民運動家には市民運動的傾向への違和感がある。消費者運動となると政治的中立を持って旨とするような風潮がある。市民運動が広い市民に訴求されていない。それらの層に訴求する運動を作ることが保守の固い岩盤を崩す上でも重要である。

この点について安田氏は在特会などネット右翼(行動する保守)の運動が政治への問題意識を持った人々を惹きつけており、その手法は学ぶ価値があると指摘した。この指摘には既存の左翼はシニア世代の既得権擁護の運動に映るという観点から同意する。

最後に日本版参与連帯を考える上で留意すべき点は地域性である。参与連帯は建設反対運動や賃借人追い出し反対運動など地域性の高い運動にも取り組んでいる。日本でも、これらの運動に取り組むことは住民運動と市民運動の距離を埋めるためにも重要である。これらの運動は地域の活動が重要になる。ソウルも多くの区に分かれているが、安田氏によると、参与連帯は地域毎の活動よりもセンターによる分野別縦割りが特色という。

この点は日本版参与連帯では要検討である。ソウル特別市は1千万人超で人口面では東京都に匹敵するが、面積約600キロ平米は東京都区部程度である。東京都の特別区には基礎自治体の意識が強く、江東区と大田区では領土問題まで抱えている。東京都を見据えた場合、センター一括では地域への運動の広がりは覚束ない。

番組では方向性として「文化運動的なこと」とのアイデアが出た。これは地域性が欠けている状況の中で実現可能な現実解ではある。海賊党主催番組らしい帰結でもある。各地から集まって一つの勢力・一つの文化を作ることはできるが、地域で多数派を作ることにはならない。インターネット上などで面白いことをやっている人がいて、緩やかにつながるということは放っておいても自然に実現していく。どのように地域に広げていくかという点が大きな課題である。
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東急不動産係長脅迫電話

#東京 東急不動産(金指潔社長)社員(高田知弘ソリューション営業本部係長)がコンサルティングのクライアントに脅迫電話を繰り返したとして2010年8月18日に逮捕された。
堺区検は9月3日、大阪府迷惑防止条例違反で略式起訴し、堺簡裁は同じ日に罰金20万円の略式命令を出した。
被害者は大阪府堺市のホテル運営会社の女性社長である。運営会社は2009年10月、東急不動産とコンサルタント契約を締結したが、契約内容や支払いに関してトラブルになっていた(「東急不動産係長、女性社長に無言電話で逮捕」読売新聞2010年9月3日)。
東急リバブル東急不動産は隣地建て替えという不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りした。東京地裁は消費者契約法違反を認定し、売買代金の返還を命じた(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』)。
東急リバブルは迷惑隣人の存在を説明せずに住宅を仲介した。大阪高裁は重要事項説明義務違反で損害賠償456万円の支払いを命じた(「「子ども嫌いの隣人」知らせず住宅販売 業者に賠償命令」朝日新聞2004年12月03日)。
東急リバブルは旧日本郵政公社から評価額1000円で取得した沖縄東風平レクセンターを約1カ月後に学校法人に4900万円で転売した(かんぽの宿疑惑)。
東急電鉄・東急不動産は東京都世田谷区の再開発・二子玉川ライズでビル風など住環境を破壊している。二子玉川ライズでは飛び降りやアダルトビデオ撮影が起きた。
東急ハンズ心斎橋店員は長時間労働やサービス残業強要、パワハラで過労死した。神戸地裁は東急ハンズに高額の損害賠償を命じた。東急ハンズはブラック企業大賞にノミネートされた。
東急百貨店は世田谷区の認知症女性に次々販売した。東京地裁は一部について認知症発症後の売買契約だったと認めて購入代金約240万円の返金を命じた。東急百貨店は「日本の和紙のルーツである韓紙」との歴史捏造・韓国ゴリ押しも批判された。
東急ストア戸塚店ではアルバイトがグレープフルーツやリンゴを口にくわえた写真をツィッターにアップして炎上した。バカッター事件である(「東急ストア/戸塚店のアルバイトが不適切な画像をネットに公開」流通ニュース)。
東急ホテルズは百種類以上のメニューで食材偽装した。東急ホテルズは新聞社の取材や自治体の調査に偽装隠しをした(「徳島東急インは阿波牛を偽装 隠ぺい疑惑も浮上」スポニチ2013年11月8日)。