2013年11月30日土曜日

東急不動産の武蔵小杉再開発批判

東急不動産が参加組合員となる予定の武蔵小杉の再開発が批判されている。長年住み続けた住民が再開発で追い出され、住環境が破壊されることになるためである。これは東京都世田谷区玉川の二子玉川ライズと同じである(林田力『二子玉川ライズ反対運動1』Amazonキンドル)。二子玉川RIZEのために夏は地獄の暑さと不快な悪臭が充満する。熱くなったオイルの臭いやエアコンの室外機から吹き出す熱風。
二子玉川ライズの核テナントとなる東急ホテルズでは食材偽装が明らかになった。

ワーキングプアを考える

#ブラック企業 都政わいわい勉強会イン東部地区「ブラック企業・ワーキングプアを考える」が12月1日13時から東京都江東区住吉のティアラ江東で開催される。ブラック企業と戦う労働基準監督官を主人公としたドラマ・ダンダリンが放送されるなどブラック企業が社会問題になっている。林田力は東急不動産だまし売り裁判を踏まえて「東急のブラック企業問題」を報告する。パネルディスカッションには、あぜ上東京都議会議員と、みずま葛飾区議会議員が参加する。

労災補償を打ち切った

転載・転送大歓迎
===
皆さま

 熊谷博子です。以下の番組、ぜひご覧ください。

 NHK・ETV特集
 「三池を抱きしめる女たち〜戦後最大の炭鉱事故から50年」

(※NHK教育で全国放送)

 11月30日(土)23時〜
12月 7日(土)0時45分〜 

http://www.nhk.or.jp/etv21c/

 1963年11月9日、福岡県大牟田市の三井三池炭鉱で起きた炭じん爆発事故。
死者458人、一酸化炭素中毒患者839人を出す、
戦後最悪の労働災害であった。
 事故のことは、もう世の中から忘れさられている。
 しかし、一酸化炭素中毒の夫を抱えた妻たちにとっては、何も終わっていない。

 当時、
企業も
政府も
医学界も

「後遺症は残らない」とし、

労災補償を打ち切った。

 だが脳を破壊された夫たちは、人格が変わって暴力をふるうようになり、記憶を失い、もの忘れもひどく、子ども同然になった。
 この半世紀、
妻たちは、
そうした夫を抱きしめ、
子どもをたち抱きしめ、
事故を抱きしめ、
そして日本最大の炭鉱であった「三池」を抱きしめて

生きてきた。

 症状は外からは見えにくく、ニセ患者などと誤解されてきた。
 妻は長い間、"失われた夫の脳"の代わりをはたしてきた。
 それは国と企業に翻弄され、生活を奪われていった労働者と家族の姿である。
 彼女たちが背負わされたものは何なのか。
 夫婦とは何なのか。
そして、患者たちの真の病像に迫ろうとする女性医師。
 今日もまた妻たちの変わらない日常が続く。 
 これは、"三池"を生き抜く女性達の、愛と正義の物語である。

東急ハンズ過労死

東急ハンズではサービス残業強要やパワハラで心斎橋店員が過労死した(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』Amazonキンドル)。東急ハンズにブラック企業批判が殺到したことは当然の成り行きである。ところが、東急ハンズ従業員向け掲示板は、過労死批判者を無職と決めつけ、無職を見下すことで自己正当化を図る書き込みで荒らされるという異様な状態になっている。働いているから自分は無職よりも偉い、働いているからパワハラもオッケーという論理に対しては「どれだけ馬鹿なのか」と批判され、呆れられている。

『ダンダリン』第6話、外国人労働者

ドラマ『ダンダリン 労働基準監督官』第6話「ニッポンは働きやすい国ですか」は、外国人技能実習制度の悪用を取り上げる。外国人労働者を最低賃金以下の時給400円で深夜まで酷使する。

ダンダリンは主人公・段田凛(竹内結子)が唸るなどキャラクターの言動パターンが早くから確立されている。それはキャラ立ちという点で重要であるが、それに甘んじることなく、毎回ひねりを加えている。例えば段田凛にやり込められた土手山課長(北村一輝)や真鍋署長(佐野史郎)が逆に唸っている。今回は真鍋署長が上層部のお達しによって仕事熱心になるという逆パターンである。

今回もブラック士業が登場する。女所長は真っ当なことを話しているが、若造ブラック士業は使えない感じである。若造ブラック士業を器の小さい人物として描いている点は現実のブラック士業像とマッチしている。このような若造ブラック士業が事務所からも使えないと烙印を押されて独立し、食っていくために悪の道に手を染めて転落人生となっていく。

今回のブラック企業は近隣住民からも騒音の苦情が出ている。従業員にとってブラック企業は住民にとってもブラック企業であるという事実を浮き彫りにする。住民無視の二子玉川ライズと重なる(林田力『二子玉川ライズ反対運動4』「二子玉川ライズの騒音公害」)。

今回のサブテーマはブラック企業被害者から労働基準監督官への感謝である。ブラック企業被害者から必ずしも感謝されない労働基準監督官の思いが描かれる。しかし、労働基準法違反のブラック企業を放置することは、社会全体の労働条件を下げることになる。労働基準法を順守するホワイト企業が損をする。それ故に個々の労働者に感謝されなくても、逆に摘発でブラック企業を潰すことになり、労働者から恨まれる結果になっても、労働者全体・社会全体にとっては意味あることである。

最後は労働基準監督官の仕事が理解され、感謝されることはドラマとしては妥当な展開である。そこでの段田凛の笑顔が素晴らしい。普段が無機的であるために一層引き立つ。『家政婦のミタ』と似たような魅力がある。
http://www.hayariki.net/home/44.htm
都政わいわい勉強会in東部地区—ブラック企業・ワーキングプアを考える
http://cotosaga.com/event/1356425/
ブラック企業・ワーキングプアを考える
http://kokucheese.com/event/index/131653/

2013年11月29日金曜日

私の職場はラスベガス

『私の職場はラスベガス』の前半が辛い理由は主人公の立場に共感しにくいためである。かつて日本人はエコノミックアニマルや社畜と揶揄されたが、一日20時間働くというラッキーは、それ以上の仕事人間である。報酬面でメリットがあろうとも、羨ましいとは思わない。それが貧困から抜け出すための解決策であるとすれば、そのような選択肢しかない社会が惨めである。やはり反貧困の運動が大切であると実感する。
後半に明らかになる悪役は憎める存在であり、物語としては綺麗にまとまっている。仕事人間を作る資本主義の狂乱にメスを入れることはないために賛否は分かれるだろうが、仕事に忙殺されて人間性を失いかけたラッキーが、人間性を取り戻す物語に仕上がっている。

林田力 林田力 東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った 二子玉川ライズ反対運動

東急不動産だまし売り裁判

東急不動産だまし売り裁判の勝訴後は、琵琶湖の水面に浮かび上がる泡のように、ゆっくりと穏やかな眠りから覚めた。東急リバブル東急不動産不買運動がこれほど人を元気づけることができるとは、実に信じられないくらい親密なものとは。

2013年11月27日水曜日

ダンダリン9話

#ダンダリン #ドラマ 9話では南三条が復活した。出勤時に危険な工事現場を指導して遅れるというダンダリン並みのアグレッシブさである。今回は土手山課長の回である。ダンダリンが土手山課長をやり込める。
母親が社長にだまされて給料を減らされたとの相談が来る。今回は若造ブラック士業が暗躍する。派遣スタッフの契約形態を変えて人件費を減らすブラック企業の問題である。

貧困問題・ブラック企業の書籍

私の読んだ貧困問題・ブラック企業関連の書籍を提示します。

●ブラック企業
【書評】ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪
http://www.honzuki.jp/book/201883/review/91209/
【書評】日本の「労働」はなぜ違法がまかり通るのか?
http://www.honzuki.jp/book/207172/review/105532/
【書評】ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
http://www.honzuki.jp/book/3680/review/55807/

●住まいの貧困
【書評】ハウジング・プア
http://www.honzuki.jp/book/187194/review/55570/
【書評】居住福祉
http://www.honzuki.jp/book/196791/review/78420/
【書評】住み続ける権利—貧困、震災をこえて
http://www.honzuki.jp/book/195069/review/73724/
【書評】TOKYO 0円ハウス0円生活
http://www.honzuki.jp/book/61453/review/76967/
【書評】特上カバチ!!−カバチタレ!2−(18) (モーニングKC)
http://www.honzuki.jp/book/171467/review/55571/

●反貧困
【書評】生活保護:知られざる恐怖の現場
http://www.honzuki.jp/book/210374/review/108949/
【書評】貧困都政——日本一豊かな自治体の現実
http://www.honzuki.jp/book/207562/review/103708/
【書評】ルポ 子どもの貧困連鎖 教育現場のSOSを追って
http://www.honzuki.jp/book/196320/review/76996/
【書評】貧困襲来
http://www.honzuki.jp/book/195228/review/74162/
【書評】貧困ビジネス
http://www.honzuki.jp/book/19732/review/55564/
【書評】ルポ 貧困大国アメリカ II
http://www.honzuki.jp/book/8361/review/55563/
【書評】過払い金を取り戻せ!!~キミにも簡単にできる、返しすぎた借金の奪還術 実録ドキュメント付き~ (SHUEISHA PB SERIES)
http://www.honzuki.jp/book/9182/review/59135/

ブラック企業は国賊だ

ブラック企業のパワハラ上司にとって部下は憂さ晴らしのオモチャである。潰したらまた新しいオモチャを見つけて潰れるまで嬲り続ける。だから過労死がなくならない。
『ブラック企業は国賊だ』は千葉県市川市・浦安市選出の自民党代議士の書籍である。雇用政策全般について論じている。不本意で非正規になっている労働者をなくすべきと主張する。

2013年11月26日火曜日

フィリピン台風30号被害と放射脳カルト

フィリピンの台風30号被害は、フィリピン移住(放射能疎開)を喧伝する放射脳カルトの無責任さを露呈した。放射脳カルトは東日本の放射能汚染を煽り、自主避難・疎開を薦める。そこにはゼロゼロ物件などの貧困ビジネスや人身売買の思惑がある(林田力『放射脳カルトと貧困ビジネス』Amazon Kindle)。放射脳カルトの海外移住は人身売買とつながっているとの指摘がある。放射脳カルトによってフィリピンで人身売買された被害者の張り裂けんばかりの悲痛な叫びは自分の中だけでは抑えられず、外に溢れ出している。
フィリピンは放射脳カルトの移住先として喧伝されたが、災害リスクを無視したものである。放射脳カルトのデマを真に受けた熊本県への移住者が生涯年収の低下や洪水被害、PM2.5(微小粒子状物質)で苦しむという笑えない話がある。放射脳カルトのデマを真に受けてフィリピンに移住したならば、もっとリスクが高くなる。
台風30号によってレイテ島などフィリピン各地は壊滅的な被害を受け、死者の数が1万人を超える恐れも出ている。台風襲来から4日目の2013年11月11日も、路上には遺体が放置され、異臭が漂う。衛生面が非常に悪くなっており、今後、伝染病などが広がる懸念も出ている。通信手段や道路は寸断され、食料が不足し、略奪が横行している。
11月11日時点でレイテ島の中心都市タクロバンだけで少なくとも1200人が死亡した。同島に隣接するサマール島では300人以上が遺体で収容され、なお2千人以上が行方不明としている(吉村英輝「台風30号比直撃 被災地で襲撃・略奪相次ぐ レイテ島の一部邦人と連絡とれず」産経新聞2013年11月11日)。
停電が続き救援物資は不足。復旧は遠い。現地は想像を超える凄惨な状況である。まるで「この世の終わり」である。住民の一人はロイター通信に「人々は食べ物を探して、まるでゾンビのようにさまよっている。こんな悲惨な災害現場を見たことはなく、まるで映画のようだ」と話す。
レイテ島の中心都市タクロバンから軍の輸送機でセブ市に逃れた82歳の女性は「人々は空腹で殺気立ち、とても恐ろしかった」と語る。女性は多くの遺体が放置された道を6時間かけて歩き、ターミナルの屋根が吹き飛んだ空港で一夜を明かした末、ようやくタクロバンを脱出した(袴田貴行、岩佐淳士「<フィリピン>道端に多くの遺体放置…想像超える被害状況」毎日新聞2013年11月12日)。
菅義偉官房長官は2013年11月12日午前の記者会見で、台風30号で甚大な被害を受けたフィリピン中部のレイテ島などに居住する邦人133人のうち、安否確認ができたのは27人にとどまり、106人とは連絡が取れていないことを明らかにした(「邦人106人の安否不明=菅官房長官」時事通信2013年11月12日)。
http://hayariki.net/9/
「フィリピン中部"壊滅的被害"台風30号直撃」テレビ朝日系2013年11月11日
「フィリピン・ペソ下落、株価も下げる−台風30号の被害で」Bloomberg 2013年11月11日
「<比台風>死者1万人以上の可能性 国際支援本格化」毎日新聞2013年11月11日
「フィリピン台風、道路寸断・通信不通 死者1万人の恐れ」朝日新聞2013年11月11日
「フィリピン台風 1万人規模の死者か、大統領が被災地を視察」CNN 2013年11月11日
「台風30号直撃で死者1万人越えか、食料不足で略奪行為発生も—フィリピン」XINHUA.JP 2013年11月11日
「フィリピン台風被害、「死者1万人に上る」との見方も」TBS 2013年11月11日
「フィリピンの台風、死者数千人規模か—商店の略奪も」ウォール・ストリート・ジャーナル2013年11月11日
「比の台風「犠牲者1万人」の見方も」NHK 2013年11月11日
「<比台風>がれき街一面に 救助進まず治安も悪化」毎日新聞2013年11月11日

東急のブラック企業問題

最初に消費者へのブラックな例として東急不動産だまし売り裁判を挙げています。これは東急リバブル東急不動産が隣地建て替えを隠して新築マンションをだまし売りしした問題です。これは私が被害者となった事件です。消費者契約法第4条第2項(不利益事実不告知)に基づき、売買契約を取り消しました。
この東急不動産だまし売り裁判と前後して、同じような問題である東急リバブル迷惑隣人説明義務違反事件も起きています。これは東急リバブルが迷惑隣人の存在を説明せずに住宅を仲介し、重要事項説明義務違反で損害賠償を命じられました。
続いて労働者に対してブラックな事例です。東急ハンズ心斎橋店員(当時30歳)が過重労働、サービス残業強要、パワハラで過労死しました。月約90時間の時間外労働に加え、上司から怒鳴られるなど精神的ストレスも抱えていました。この過労死事件によって東急ハンズは2013年のブラック企業大賞にノミネートされました。
月90時間の残業時間については議論があるでしょう。この手のニュースに対しては決まって「俺は100時間以上残業している」というような会社人間自慢がなされます。東急ハンズ過労死事件ではパワハラも大きかったと考えています。東急の暴力的な体質を示すものが次の東急不動産係長脅迫電話逮捕事件です。東急不動産係長はトラブルになった顧客女性に脅迫電話を繰り返して逮捕されました。パワハラ体質が顧客にも向かう例です。これは体育会系的体質ですが、強盗慶太以来の社風もあると考えます。
次の東急一時金請求裁判は古典的な労働紛争です。ブラック企業は現代的な現象と位置付けられますが、東急は古典的なブラック企業でもあります。東急電鉄・東急バスは長年に渡り支給されてきた一時金の労使慣行を無視し、一時金を特定労働組合員に支給しませんでした。そのために労働者から一時金の支払いと不払いによる慰謝料を求める裁判を起こされました。東急には古典的な労働紛争と現代的なブラック企業体質が同居しています。
続いて東急ストア・バカッター事件です。冷蔵庫で寝るなどの非常識な行為の写真をTwitterなどネットに投稿して炎上するバカッターは今年の流行語にもなりましたが、東急ストアでも起きました。東急ストア戸塚店のアルバイトがグレープフルーツやリンゴを口にくわえた不衛生な写真をTwitterに投稿しました。バカッター事件は若者の非常識さが批判されがちですが、不安定な立場で搾取されているアルバイトの不満鬱積も見過ごせません。この点は本日のレポーターである首都圏青年ユニオンの神部紅(じんぶ あかい)さんにお話いただけると思います。
当然のことながら、いかに不満があろうとバカッターは消費者にとってとんでもないものです。不満を抱く側にも消費者無視の体質に毒されています。東急の消費者無視の例としては最初に紹介した東急不動産だまし売りなどの不動産だけではありません。
東急百貨店東横店は認知症で78歳の高齢女性に4年半で婦人服など約1100万円分を次々販売しました。また、食材偽装が最近のニュースになっておりますが、東急ホテルズでは全国20ホテル100種類以上のメニューで食材偽装をしました。しかも琉球新報の取材や徳島県の調査で偽装隠しをしており、悪質です。
また、東急は世田谷区の再開発・二子玉川ライズや品川区の東急大井町線高架下立ち退き問題で住環境破壊や住民追い出しをしており、住民から批判されています。
ブラック企業は労働者にも消費者にもブラックであるという点を指摘して私の問題提起を終わりにします。
Protest against Poverty Business [Formato Kindle]
http://www.amazon.it/dp/B00GPHTVVQ

林田力 東急のブラック企業問題

ブラック企業は概念的には正社員を使い捨てにする労働者搾取企業であるが、広義のブラック企業は労働者にも消費者にもブラックである。東急グループからブラック企業の問題が見えてくる。

【東急不動産だまし売り裁判】東急リバブル東急不動産が隣地建て替えを隠して新築マンションをだまし売りし、消費者契約法第4条第2項(不利益事実不告知)に基づき、売買契約を取り消された。
【東急リバブル迷惑隣人説明義務違反事件】東急リバブルが迷惑隣人の存在を説明せずに住宅を仲介し、重要事項説明義務違反で損害賠償を命じられた。
【東急ハンズ過労死】東急ハンズ心斎橋店員(当時30歳)が過重労働、サービス残業強要、パワハラで過労死した。月約90時間の時間外労働に加え、上司から怒鳴られるなど精神的ストレスも抱えていた。東急ハンズは2013年のブラック企業大賞にノミネートされた。
【東急不動産係長脅迫電話逮捕事件】体育会系的パワハラ体質は顧客にも向かう。東急不動産係長はトラブルになった顧客女性に脅迫電話を繰り返して逮捕された。強盗慶太以来の社風があるのではないか。
【東急一時金請求裁判】ブラック企業は現代的な現象と位置付けられるが、東急は古典的なブラック企業でもある。東急電鉄・東急バスは長年に渡り支給されてきた一時金の労使慣行を無視し、一時金を特定労働組合員に支給しなかった。そのために労働者から一時金の支払いと不払いによる慰謝料を求める裁判を起こされた。
【東急ストア・バカッター事件】東急ストア戸塚店のアルバイトがグレープフルーツやリンゴを口にくわえた不衛生写真をTwitterに投稿。若者の非常識さが批判されがちなバカッター事件であるが、バイトの不満鬱積も見過ごせない。勿論、いかに不満があろうと不衛生写真は正当化されない。不満を抱く側にも消費者無視の体質が存在する。
【東急百貨店だまし売り】東急百貨店東横店は認知症の高齢女性(78)に4年半で婦人服など約1100万円分を次々販売した。
【東急ホテルズ食材偽装】全国20ホテル100種類以上のメニューで食材偽装。琉球新報の取材や徳島県の調査で偽装隠しをしており、悪質である。
世田谷区の二子玉川ライズや品川区の東急大井町線高架下立ち退き問題では住環境破壊や住民追い出し。
Poverty Business in Tokyo eBook: Hayashida Riki: Amazon.com.br: Loja Kindle
http://www.amazon.com.br/dp/B00GMTNGCC

都政わいわい勉強会in東部地区—ブラック企業・ワーキングプアを考える

「都政わいわい勉強会in東部地区—ブラック企業・ワーキングプアを考える」のパネラーに、あぜ上三和子・東京都議、水摩雪絵・葛飾区議が参加します。
▼とき:12月1日(日曜日) PM 1:30-4:30
▼場所:ティアラ江東 中会議室B(東京都江東区、地下鉄住吉駅最寄り)
ブラック企業が大きな社会問題になっています。正社員の使い捨てという点でブラック企業は社会に大きな衝撃を与えましたが、その矛先は正社員以上に弱い立場にある非正規労働者にも向けられています。今回の勉強会は学生アルバイト(ブラックバイト)や公務員労働(官製ワーキングプア)に着目します。
詳細は下記「都政わいわい勉強会in 東部地区」のWebサイトをご参照ください。
http://www.hayariki.net/tosei/
都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会は東京の東部地域(墨田、江東、荒川、足立、葛飾、江戸川)で「原発」都民投票や原発をなくす運動、開発や街づくり問題に取り組んできた団体・個人の集まりで、東京都政について考える勉強会を企画しています。10月26日には「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」を開催しました。その時の内容は「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」の動画をご参照ください。
http://www.hayariki.net/tosei/poor.html
アンケート結果です。
http://www.hayariki.net/tosei/poor2.html
動画中継時のコメントです。
http://www.hayariki.net/tosei/poor3.html
タイムスケジュールは以下の予定です(項目が前後する可能性はあります)。
1:30-1:40 主催者挨拶(林田力・都政わいわい勉強会in東部地区実行委員)
1:40-1:50 報告「ブラックバイト」(神部紅・首都圏青年ユニオン事務局次長)
1:50-2:00 報告「官製ワーキングプア」(白神薫・東京自治労連公共一般副委員長)
2:00-2:10 報告「住まいの貧困解消のための空き家活用の政策提言」(実行委員)
2:20-4:30 パネルディスカッション(会場からの質疑応答を含む)
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林田力Hayashida Riki
http://www.hayariki.net/
http://hayariki.zero-yen.com/

2013年11月25日月曜日

都政わいわい勉強会in東部地区—ブラック企業・ワーキングプアを考える

都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会(Executive Committee of Open-hearted Study Meeting in Eastern Tokyo on Metropolitan Politics)は「貧困問題を考える その2」として勉強会「ブラック企業・ワーキングプアを考える」を以下の要領で開催します。
▼とき:12月1日(日曜日) PM 1:30-4:30
▼場所:ティアラ江東 中会議室B(東京都江東区、地下鉄住吉駅最寄り)
▼資料代:500円

ブラック企業が大きな社会問題になっています。正社員の使い捨てという点でブラック企業は社会に大きな衝撃を与えましたが、その矛先は正社員以上に弱い立場にある非正規労働者にも向けられています。今回の勉強会は学生アルバイト(ブラックバイト)や公務員労働(官製ワーキングプア)に着目します。当日はツイキャスによるインターネット動画中継も実施する予定です。

都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会は足立区舎人の無料低額宿泊所進出問題を出発点として生活保護受給者を搾取する貧困ビジネスを取り上げた勉強会「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」を10月26日に東京都墨田区・錦糸町の、すみだ産業会館 9F 第3会議室で開催しました。お蔭様で盛況でした。どうもありがとうございます。そこで住まいの貧困の解消策として提言された空き家活用についての取り組みも報告します。

タイムスケジュールは以下の予定です(項目が前後する可能性はあります)。
1:30-1:40 主催者挨拶(林田力・都政わいわい勉強会in東部地区実行委員)
1:40-2:00 報告「ブラックバイト」(神部紅・首都圏青年ユニオン事務局次長)
2:00-2:10 報告「官製ワーキングプア」(白神薫・東京自治労連公共一般副委員長)
2:10-2:20 報告「住まいの貧困解消のための空き家活用の政策提言」(実行委員)
2:30-4:30 パネルディスカッション(会場からの質疑応答を含む)
パネラーには、あぜ上三和子・東京都議が参加します。他にも多数の議員・政治家にお声がけしております。
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林田力Hayashida Riki
http://www.hayariki.net/
http://hayariki.zero-yen.com/

2013年11月24日日曜日

宅建業法違反業者紹介

#賃貸
明星大学の学生向け賃貸不動産業者紹介Webページが批判されている。宅地建物取引業法違反で東京都から業務停止処分を受けたゼロゼロ物件業者が紹介されているためである。不動産業者選びは行政処分歴のない業者にすることが基本である。大学生が悪徳商法の被害者となる例は多い。大学が学生に宅地建物取引業法違反業者を紹介することは罪深い。

都政わいわい勉強会in東部地区—ブラック企業・ワーキングプアを考える

私は都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会の林田と申します。
この度、都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会では勉強会「ブラック企業・ワーキングプアを考える」を以下の要領で開催致します。
▼とき:12月1日(日曜日) PM 1:30-4:30
▼場所:ティアラ江東 中会議室B(東京都江東区、地下鉄住吉駅最寄り)
▼資料代:500円
ブラック企業が大きな社会問題になっています。正社員の使い捨てという点でブラック企業は社会に大きな衝撃を与えましたが、その矛先は正社員以上に弱い立場にある非正規労働者にも向けられています。今回の勉強会は学生アルバイト(ブラックバイト)や公務員労働(官製ワーキングプア)に着目します。
ご多忙の折、まことに恐れ入りますが、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。詳細は下記「都政わいわい勉強会in 東部地区」のWebサイトをご参照ください。
http://www.hayariki.net/tosei/
都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会は東京の東部地域(墨田、江東、荒川、足立、葛飾、江戸川)で「原発」都民投票や原発をなくす運動、開発や街づくり問題に取り組んできた団体・個人の集まりで、東京都政について考える勉強会を企画しています。10月26日には「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」を開催しました。その時の内容は「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」の動画をご参照ください。
http://www.hayariki.net/tosei/poor.html
タイムスケジュールは以下の予定です(項目が前後する可能性はあります)。
1:30-1:40 主催者挨拶(林田力・都政わいわい勉強会in東部地区実行委員)
1:40-1:50 報告「ブラックバイト」(神部紅・首都圏青年ユニオン事務局次長)
1:50-2:00 報告「官製ワーキングプア」(白神薫・東京自治労連公共一般副委員長)
2:00-2:10 報告「住まいの貧困解消のための空き家活用の政策提言」(実行委員)
2:20-4:30 パネルディスカッション(会場からの質疑応答を含む)
一方通行の集会・シンポジウムではなく、双方向で深く議論できるようにパネルディスカッションに長時間を確保していることは特徴です。テーマはブラックバイトと官製ワーキングプアとなっておりますが、それに限定せず、皆様の抱えるブラック企業・労働問題を提起されることは歓迎です。よろしくお願いします。

林田力Hayashida Riki
http://www.hayariki.net/
http://hayariki.zero-yen.com/

都政わいわい勉強会in東部地区—ブラック企業・ワーキングプアを考える

突然のメッセージをお送りする失礼をお許しください。
私は都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会の林田と申します。
この度、都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会では勉強会「ブラック企業・ワーキングプアを考える」を以下の要領で開催致します。
▼とき:12月1日(日曜日) PM 1:30-4:30
▼場所:ティアラ江東 中会議室B(東京都江東区、地下鉄住吉駅最寄り)
▼資料代:500円
ブラック企業が大きな社会問題になっています。正社員の使い捨てという点でブラック企業は社会に大きな衝撃を与えましたが、その矛先は正社員以上に弱い立場にある非正規労働者にも向けられています。今回の勉強会は学生アルバイト(ブラックバイト)や公務員労働(官製ワーキングプア)に着目します。
ご多忙の折、まことに恐れ入りますが、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。詳細は下記「都政わいわい勉強会in 東部地区」のWebサイトをご参照ください。
http://www.hayariki.net/tosei/
都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会は東京の東部地域(墨田、江東、荒川、足立、葛飾、江戸川)で「原発」都民投票や原発をなくす運動、開発や街づくり問題に取り組んできた団体・個人の集まりで、東京都政について考える勉強会を企画しています。10月26日には「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」を開催しました。その時の内容は「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」の動画をご参照ください。
http://www.hayariki.net/tosei/poor.html
タイムスケジュールは以下の予定です(項目が前後する可能性はあります)。
1:30-1:40 主催者挨拶(林田力・都政わいわい勉強会in東部地区実行委員)
1:40-1:50 報告「ブラックバイト」(神部紅・首都圏青年ユニオン事務局次長)
1:50-2:00 報告「官製ワーキングプア」(白神薫・東京自治労連公共一般副委員長)
2:00-2:10 報告「住まいの貧困解消のための空き家活用の政策提言」(実行委員)
2:20-4:30 パネルディスカッション(会場からの質疑応答を含む)
一方通行の集会・シンポジウムではなく、双方向で深く議論できるようにパネルディスカッションに長時間を確保していることは特徴です。テーマはブラックバイトと官製ワーキングプアとなっておりますが、それに限定せず、皆様の抱えるブラック企業・労働問題を提起されることは大歓迎です。
よろしくお願いします。

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林田力Hayashida Riki
http://www.hayariki.net/
http://hayariki.zero-yen.com/

二子玉川ライズ図書館ターミナル

世田谷区は「二子玉川東地区再開発第2期事業における公共施設の整備(案)区民説明会」を2013年6月7日に瀬田中学校体育館で開催した。世田谷区側は教育政策部長、政策企画課長、商業課長、障害者地域生活課長、拠点整備第二課長、中央図書館長が出席し、住民ら64名が参加した。
・ 2期事業における公共施設ということで非常に期待を持って来たが、限られたスペースで図書館機能を作ることにがっかりした。
・ 図書館ターミナルでは、端末を使用しなければならないので使う人が限られる。
パソコンを使わず高齢者や子どもも使える普通の図書館が欲しい。
・ 地域の人にとって、この場所は駅に近いとは言えない。本や雑誌等の現物があって、人の集まれる図書機能であって欲しいと思う。
・ 図書館機能が拡張したとは言えない。雑誌や新聞を置く等、まちかど図書館的なものを置けば、小さいけれども一歩前進と思う。
・ 図書館は、夜でもポストに返すことができる。
・ 二子玉川地域は、周辺の他地域と比べて公共施設に恵まれていない。せめて図書館くらいは、他の地域と一緒にして欲しい。
・ 155�の図書館ターミナルのみとは、驚きだ。
・ 図書館ができなくて残念だ。
・ 蔵書が無い図書館には合点がいかない。司書がいるきちんとした物を考えて欲しい。
Protest against Poverty Business [Format Kindle]
http://www.amazon.fr/dp/B00GPHTVVQ
[asin:B00GTSLUR4:detail
]
[asin:B00ET2QNGU:detail]

東急ホテルズ偽装

#東急ホテルズ #東急
東急ホテルズ食材偽装が批判されている。「企業はだませば儲かるってやつかw苦しみを味わらせて商品を売りつけてやるって根性か」。この批判は東急不動産だまし売りにも当てはまる。車海老の偽装には以下の批判が寄せられた。「車エビがブラックタイガーってのはダメだろ〜、あまりに作為だ。車エビは車エビだからこそ車エビなんだから」

2013年11月23日土曜日

なくそう!官製ワーキングプア・大阪集会

大阪で初!
公務職場で増え続ける非正規労働者、労働組合の枠、正規・非正規の壁をこえて集まろう!
なくそう!官製ワーキングプア
大阪集会

とき 2013年11月23日(土・祝)
    開場 13:00
    開会 13:15〜閉会16:45

会場 新大阪丸ビル新館
(所在地 大阪府大阪市東淀川区東中島1-18-27 交通JR新大阪駅徒歩2分)

参加費 500円

主催 なくそう!官製ワーキングプア・大阪集会実行委員会
共催 大阪労働者弁護団/民主法律協会/NPO労働と人権サポートセンター・大阪非正規労働者の権利実現全国会議/NPO官製ワーキングプア研究会

国・自治体がワーキングプアをつくってどうするネン!

集会の内容

1.私たち非正規の声を聞いて! なぜ私は声を出し、たたかっているのか
 � 直接雇用の非正規職員、20年以上働いても突然雇い止め
 � 組合を作り、収入も増えたのに、何でずっと臨職なんやネン
 � 偽装派遣は許さない!
 � 大学は非正規だらけ 〜有期雇用でまともな教育?
 その他

2.ミニシンポジウム〜首切り自由の自治体って、 ブラック自治体じゃないの!
 更新年限制度による「解雇」とたたかう非正規労働者によるミニシンポ
 ○ 東京都による団交拒否…最高裁で係争中の東京都消費生活相談員
 ○ 福岡市による再応募選考不合格…アミカス(福岡市男女共同参画センター)
 ○ 大阪市による3年雇用年限…2労組

3.非正規公務員をめぐる裁判の状況を知ろう 〜裁判ってむずかしい?
  普通の人が泣き寝入りしないで裁判なんて出来るの?
 吹田市雇い止め訴訟をはじめ、最近の裁判を分かりやすく解説

4.特別報告(官製ワーキングプア研究会)
 � 総務省臨時・非常勤実態調査を分析すると見えてくるもの
 � ソウル市調査報告…ソウル市長の挑戦
パフォーマンス:川柳など

<研究者からのコメント>
 西谷 敏氏(大阪市立大学名誉教授)
 脇田 滋氏(龍谷大学教授)
 上林陽治氏(地方自治総合研究所)

2013年11月22日金曜日

東急不動産だまし売りという怪物

東急不動産だまし売り裁判勝訴記念パーティーにおいて、林田力は何ヵ月も食べていないかのように料理を頬張った。
ブラック士業という怪物。ブラック企業という怪物。東急ストアTwitter炎上という怪物。東急百貨店だまし売りという怪物。東急ハンズ過労死という怪物。東急リバブル東急不動産だまし売りという怪物。二子玉川ライズという怪物。東急大井町線高架下立ち退きという怪物。貧困ビジネスという怪物。ゼロゼロ物件という怪物。脱法ハーブ(脱法ドラッグ)宣伝屋という怪物。

東急不動産だまし売りと東急ホテルズ偽装

東急不動産だまし売り裁判と東急ホテルズ食材偽装は消費者無視という同根の問題である。東急は会社と社員、それに顧客をつなげる空気を大切にしない企業である。東急不動産だまし売り裁判や東急ホテルズ食材偽装事件は東急の体質と一般常識が如何にかけ離れているかを示している。東急の不誠実さは映画「エイリアン」のエイリアン(凶暴な異星生物を連想させる。

東急リバブル東急不動産も東急ホテルズも「お詫び」を出した。そこには事態が収まらない窮状が透けて見える。問題は東急リバブル東急不動産や東急ホテルズの「お詫び」には消費者が「ちっとも詫びていない」と思わせるものがあることである。東急リバブル東急不動産も東急ホテルズも消費者の痛みや怒り、悔しさを我がこととして思いやることができていない。

「トップが前面に出てありのままの事実を認めて謝罪して、その時点で世間が「それは痛いだろう」というくらいの処分を発表していれば、問題を納めることができた可能性がかなりある」(山崎元「阪急阪神ホテルズとみずほ銀行の「謝罪」を比較する」ダイヤモンド・オンライン2013年10月30日)

東急不買運動からは「不誠実」「本当に反省しているのか」という厳しい声が上がっている。インターネット上にも以下のような厳しいコメントが殺到している。

「謝罪なのかまだ誤魔化そうとしているのか分からんぞ」

「誰がどう見たって薄汚いいい訳にしか聞こえない。きっぱり謝罪して品質を回復するのが先決だろう」

「ご迷惑をおかけしたじゃなくて、失礼をいたしましたじゃないのか」

「倒産して後悔すればいいよ」
http://hayariki.net/home/23.htm
東急ホテルズが食材偽装をメニュー誤表示と強弁することへの反発は強い。「なんだよ?誤表示って?詐欺だろ?」との声がある。「誤表示じゃなくて虚偽表示だからね」と指摘する。「自分達の商品のメニューに対して神経を払わない商売人はいない」ためである。

東急ホテルズが「誤表示」「偽装の意図はない」とあれこれ言葉を変えて言い訳しても、お客様をだましていたことに変わりはない。メニューに表示されている食材を使用していないことが問題である。

東急ホテルズの殿様商売を批判する声もある。「正規の食材を入れて本来の売り上げとの誤差は増税と同時に値上げですか?楽な商売だ」。東急ホテルズは「もはやビジネスホテル以下」と批判される。「ワザワザ高い金を出してまで宿泊する意味がない」という。
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林田力『二子玉川ライズ反対運動12上告』

林田力『二子玉川ライズ反対運動12上告』は二子玉川ライズ行政訴訟・東京高等裁判所第1民事部判決(福田剛久裁判長、石橋俊一裁判官、中野琢郎裁判官)の問題を取り上げる。東京高裁が住民らの主張を無視したために、住民らは最高裁判所に上告した。Inhabitants appealed to the Supreme Court, because the Tokyo High Court didn't side with inhabitants.
住民らは東京高裁判決が小田急最高裁判決に違反し、行政訴訟法9条に違反することに厳しく抗議し、最高裁判所に上告した。行政訴訟法は平成16年に大幅に改正され、原告適格も関係法令の趣旨目的も考慮してより広く認められるようになった。東京高裁判決は小田急最高裁判決に違反し、行政訴訟法改正の方向に逆行する。東京高裁判決は人権を守るべき裁判所が人権無視の驚くべき論法で開き直っているものである。東京高裁は人の健康や命を蝕む二子玉川ライズの弊害を真剣に考えるべきであった。
『二子玉川ライズ反対運動12上告』では二子玉川ライズの図書館ターミナルの問題も取り上げる。

【書名】二子玉川ライズ反対運動12上告/フタコタマガワライズハンタイウンドウ ジュウニ ジョウコク/Opposition Movement Against FUTAKOTAMAGAWA Rise 12 Appeal to the Supreme Court
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki
【既刊】『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』『東急不動産だまし売り裁判購入編』『東急不動産だまし売り裁判2リバブル編』『東急不動産だまし売り裁判3』『東急不動産だまし売り裁判4渋谷東急プラザの協議』『東急不動産だまし売り裁判5東京都政』『東急不動産だまし売り裁判6東急百貨店だまし売り』『東急不動産だまし売り裁判7』『東急不動産だまし売り裁判8』『東急不動産だまし売り裁判9』
『東急不動産だまし売り裁判10証人尋問』『東急不動産だまし売り裁判11勝訴判決』『東急不動産だまし売り裁判12東急リバブル広告』『東急不動産だまし売り裁判13選挙』『東急不動産だまし売り裁判14控訴審』『東急不動産だまし売り裁判15堺市長選挙』『東急不動産だまし売り裁判16脱法ハーブ宣伝屋』『東急不動産だまし売り裁判17』『東急不動産だまし売り裁判18住まいの貧困』
『東急不動産だまし売り裁判訴状』『東急不動産だまし売り裁判陳述書』『東急不動産だまし売り裁判陳述書2』『東急不動産だまし売り裁判陳述書3』
『東急大井町線高架下立ち退き』『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』『東急コミュニティー解約記』『東急ストアTwitter炎上』
『裏事件レポート』『ブラック企業・ブラック士業』『絶望者の王国』『歌手』『脱法ハーブにNO』『東京都のゼロゼロ物件』『放射脳カルトと貧困ビジネス』『貧困ビジネスと東京都』
『二子玉川ライズ反対運動1』『二子玉川ライズ反対運動2』『二子玉川ライズ反対運動3』『二子玉川ライズ反対運動4』『二子玉川ライズ反対運動5』『二子玉川ライズ住民訴訟 二子玉川ライズ反対運動6』『二子玉川ライズ反対運動7』『二子玉川ライズ反対運動8』『二子玉川ライズ反対運動9ブランズ二子玉川の複合被害』『二子玉川ライズ反対運動10』『二子玉川ライズ反対運動11外環道』

二子玉川ライズ行政訴訟上告
二子玉川ライズ東京高裁判決の実態無視
二子玉川再開発問題報告・決起集会
二子玉川ライズ図書館ターミナルに反対続出
二子玉川ライズ図書館ターミナルのコスト
二子玉川ライズ公共施設説明会
二子玉川ライズ図書館ターミナル反対意見書
第39回道路全国連全国交流集会
国土強靱化でどうなる公共事業
第39回道路全国連全国交流集会分科会
第39回道路全国連全国交流集会まとめ
葛飾区議会議員選挙
『安倍政権の改憲・構造改革新戦略』
『若き日の哀しみ』
『小説フランス革命XI 徳の政治』
『オリーブも含めて』
『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』
『ONE PIECE 72』社会性の深まり
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: Appeal to the Supreme Court (Opposition Movement Against FUTAKOTAMAGAWA Rise) (Japanese Edition) eBook: Hayashida Riki: Kindle Store
http://www.amazon.com/dp/B00GTSLUR4

2013年11月21日木曜日

安倍政権の改憲・構造改革新戦略

本書の分析も納得できるものが多いが、構造改革の位置づけが躓きの石になる。共産党の躍進を自民党政治・アベノミクスへの明確な対案提示と見る点は支持できる。しかし、それは必ずしも構造改革への対案ではない。むしろ共産党は古くから構造改革への対案を提示してきたが、伸び悩んできた。市民にとって純理論的な構造改革は否定すべきものではない。共産党は都議選では外環道という具体例を出して大型開発を批判し、開発予算を福祉予算に回すことを訴えた。これは構造改革よりも、従来型土建政治への対案である。

参院選ではブラック企業批判に注力した。構造改革や大企業といった抽象的なものではなく、ブラック企業という具体的な社会悪を批判した。本書ではブラック企業批判には触れず、反貧困でまとめているが、反貧困とブラック企業批判は少し意味合いが異なる。格差社会の過酷な実態は多くの人の同情心を誘う。派遣村が典型である。

しかし、困っている人を救うという論理には弱さがある。パチンコで乱費するなど貧困者の側の問題を強調することで同情心は霧消するためである。実際に生活保護バッシングによって反貧困運動は守勢に立たされた。これに対してブラック企業批判は異なる。ブラック企業という搾取者を批判するものであり、ブラック企業被害者の道徳性は問題にならない。これがブラック企業批判の論理的強みである。

閑話休題。マルクス主義に馴染む左翼にとって、新自由主義はケインズ主義よりも理解し難いものである。そのために構造改革批判は心地よい。しかし、それは構造改革への需要に逆行する。共産党の躍進は構造改革批判一辺倒から脱却できた点にある。

本書の参院選東京選挙区の分析は興味深い。本書は山本太郎が比例区で維新、みんな、民主に投票した層からも投票されたと分析する。吉良佳子と山本太郎が「吉良を支持するような革新票と、山本を支持するようなリベラル票」と棲み分けしたと分析する(166頁)。

山本が第三極支持層からも集票したとの指摘は理解できる。というよりも、そのように考えなければ計算が合わない。社民党・生活の党・緑の党という山本推薦政党の比例票だけでは山本の得票数にならないためである。比例では第三極に投票したことから彼らを「革新票」と対比して「リベラル層」と名付けたくなることも理解できる。しかし、そうなると革新は共産党だけで、山本太郎を支持した社民党は革新でないということになる。

より重要な問題は山本太郎が「リベラル層」の支持に値する候補者かという点である。瓦礫焼却阻止への肩入れや過激派との接点が指摘されるように共産党よりも過激である。本書は「反原発、反TPP、反改憲を志向する層は、比例では、維新の会やみんなの党に入れている部分も少なくない」と分析するが(165頁)、逆ではないか。反TPPや反改憲を志向する層が第3極に投票することは考えにくい。第3極支持層が山本太郎の本質を知らずに有名人ということで投票してしまったということではないか。山本太郎への得票から反TPP、反改憲に支持があると分析することは危険である。
http://hayariki.jakou.com/home/34.htm
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林田力Hayashida Riki
Protest against Poverty Business eBook: Executive Committee of Open-hearted Study Meeting in Eastern Tokyo on Metropolitan Politics: Amazon.in: Kindle Store
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第39回道路全国連全国交流集会まとめ

第39回道路全国連全国交流集会の分科会終了後は再び全体会となった。分科会の内容が報告された。第一分科会・政策では、費用対効果で道路建設によるマイナスの費用を盛り込むとの提言がなされた。車を減らすことを対案として提示する。各地で防災のために道路が必要と言われているが、おかしい。命を守るために何が必要か考える。防災についての論文を共有する。

第二分科会・運動論では各地の運動の共有ができた報告した。自治会が行政側に立つことや補償を巡る住民間の不和が問題である。運動としては定期的に集まる、首長を変えられるようなネットワークを作ることである。勉強して呼び掛け、ネットワークを広げる。公害の被害者の苦しみを知って、地域に訴えるということについて議論したかった。

続いて橋本良仁氏のまとめである。高尾山は大改変された。以前から山を見ていた人には許しがたい。記念公園では久し振りに五十嵐節を聞いた。五十嵐さんは普通の研究者ではない。高尾山の費用対効果の追及は五十嵐さんなくして実現できなかった。裁判に8連敗した。それでも諦めない。公害の闘いに学んでいる。今回の集会は色々な果実が得られた。

広島・国道2号線公害訴訟の公正な判決を求める要請書を第39回道路全国連全国交流集会参加者一同名義で出すことが承認された。要請書には「昼夜を問わず多数の車両が行き交い、一日あたり8万台〜10万台もの通行量があるため、騒音や排気ガス・粉じんによる環境の悪化は著しく、沿道に居住したり勤務している人々はとても耐えられない環境の下で生活を強いられています」と記している。
http://hayariki.jakou.com/home/road.html
また、集会アピールを採択し、「私たちは『国土強靭化』に対峙する新たなたたかいに全力を挙げていくことをここに決意する」と表明した。特定秘密保護法案反対のアピールを出すことも了承された。

次回開催地は神奈川県横浜市である。2014年10月25日26日を予定している。
Protest against Poverty Business (Japanese Edition) [Kindle Edition]
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東急ホテルズが徳島県に食材偽装隠し

東急ホテルズは、自治体の調査に対して食材虚偽表示(メニュー誤表示)を隠した。徳島東急インは2010年8月から2013年10月19日まで「阿波牛ステーキ」と表示された2種類のメニュー計177食を提供したが、他の産地の牛肉を使用していた。徳島県安全衛生課はホテルのホームページでレストランのメニューに「阿波牛」があることを確認し、10月28日に立ち入り調査で伝票を見せるように要請すると「今は出していない」と回答した(「徳島東急インは阿波牛を偽装 隠ぺい疑惑も浮上」スポニチ2013年11月8日)。

東急ホテルズは事実を口外しないよう社員で申し合わせ、徳島県に食材虚偽表示を申告しなかった。東急ホテルズは、「すべてのホテルを調べ終わるまで、コメントは控えるよう指示を出した」と釈明する(「東急ホテルズ メニュー誤表示を"口止め"」TV朝日2013年11月9日)。相次ぐ食材偽装の中でも東急ホテルズは悪質さが際立っている。東急ホテルズは宮古島東急リゾートでも食材偽装を把握していたにもかかわらず、偽装はないと虚偽説明した。

東急ホテルズの虚偽体質は東急不動産だまし売り裁判とも共通する。東急リバブル東急不動産は東京都江東区の新築マンション分譲に際し、隣地所有者からマンション建設後に隣地を建て替えるため、隣接住戸の購入者に説明することを求め、約束した。それにもかかわらず、販売時には購入者に伝えず、だまし売りした。しかも、国土交通省には隣地所有者が建て替えの資金調達困難などの虚偽の説明でマンションだまし売りを正当化した(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』「東急不動産の証拠改竄を指摘」)。
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林田力Hayashida Riki
Poverty Business in Tokyo eBook: Hayashida Riki: Amazon.in: Kindle Store
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第39回道路全国連全国交流集会分科会

兵庫県神戸市「第一種低層住宅地域であるが、複数の高速道路が通り、自動車公害の坩堝になった。地域が分断され、コミュニティーが破壊される。住み続けられる街づくりを進める。住民主体で地区計画を作った。乱開発につながらないように建築を審査する。大気汚染の関心が高まっているため、行政に観測車の配備を求める。騒音を測定する」

板橋区・環状第8号線「地域の多数の支持を得ることが大事である。板橋部分は原道がなかった。武蔵野の崖線の自然林を破壊する。

東京都と板橋区と住民の三角関係である。東京都から見れば住民は蹴散らす対象である。板橋区議会を含めて東京都とあたれば、東京都も無視できない。道路はエンドレスであり、次々に新たな問題が出てくる」

司会「運動を始めた頃は公害が社会問題になっており、世論のバックアップがあった。現在は大気汚染についての行政の反応が鈍い」

川崎公害病「PM2.5の対策ができていない。自分達で測定している。自動車重量税廃止に反対する。車を使えば汚染しているから、自動車重量税を払うことは正当である。道路拡張ではなく、歩道を拡げた。子どもや孫の健康が守れればいいと思って活動している」

西東京市「道路建設工事の差し止め訴訟を提起したが、上告棄却になった。健康被害の立証ができていないと判断された。地権者はいない。町会もない。上告棄却後も諦めない。東京都公害審査会に調停を申請した。弁護士を頼まず、当事者が代理人となった。現地調査が行われた。保育園や福祉関連施設が密集していることを調停委員に理解してもらった。恐れがあるだけでも調停はできる。裁判に腰が引けている住民も、調停人にはなってくれる。自動車交通量を減らすために、一車線をバスと自転車専用にしたい」

司会「外環道でも公害調停したが、事業者側が拒否した」

世田谷区・二子玉川再開発「政治を変えることが重要である。手をつなぐ。地域から状況を変える。自治体を変え、国を変える」

高尾山「不動産ブローカーが住民を提訴した。住民が被告になっている。東京地裁立川支部で係属している」

世田谷区・外環道「別の集会で世田谷区長を変えなければダメだ、との声が出ている。区長だけで止められるものではない。区長を支えなければならない。区長を変えても容易ではない」

杉並区・玉川上水「玉川上水の両脇に幹線道路を作る。小さな集まりであるが、植物を観察する人などが参加している。周囲が買収され、木が抜かれ、家が傾いて、転居を余儀なくされた住民がいる。自殺者も出ている。都市計画審議会を傍聴したが、デタラメであった。審議委員には最低限の知識を要求することを提案する。審議委員に資料を送付したが、読んでいなかった」

東京都杉並区「インターチェンジに反対して緑を守ろうというステッカーを個別訪問して貼りまくった人がいる。それもあって、インターチェンジを廃止に追い込んだ。行政と住民の動きがうまく噛み合って廃止に成功した。

大震度法は所有権の制限ではないか。簡単に私権を制限できるのか」

北海道「北海道ではボーリングで地下百メートルくらいは普通である。地下五十メートルを使うという事実を提示することを考えるべきではないか」
http://hayariki.net/home/road.html
徳島県・吉野川渡河橋「少人数でも運動を広げる有効な方法はないか。いかに運動を広げるか」

北海道「吉野川では上流で環境保護運動があったと聞いている。吉野川全体の流域を守ろうと上流、中流に呼び掛ける。観察会を開催する。森林などの関係を含めた生態系の観察会を開催する。四国では天然林がなくなった。河川まで死なせてはいけない。四国の自然をもっと知ろうという緩やかな運動を作る」

外環道「トンネルを掘ることで住環境が破壊される。地下水への影響がある」

北海道「地下化は解決策のように言われることが多いが、地下を改変した場合の影響は分からない。堆積層ならば下に地下水が流れて東京湾につながる。東京湾に水供給している。地下水に影響があることは生態系に影響を及ぼす。地下水の生態系への影響は極めて大きい」
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2013年11月20日水曜日

参院選無効請求訴訟の第2回口頭弁論、傍聴のお願い

転載:[転送・転載歓迎します。重複受信の際はご容赦ください。]

8月16日に千葉県選挙管理委員会と中央選挙管理会を被告とし、2013年参議院選挙(千葉県選挙区など)の無効請求訴訟を東京高裁に提起しました。第2回口頭弁論が明日21日に行われますので、傍聴をよろしくお願いします。
選挙諸制度(選挙権・立候補権)も特定秘密保護法案(情報アクセス権)も世界的に立ち遅れた日本の民主主義インフラの要の問題です。諸々を民主主義運動の土俵に引きずり込むことを常に意識する必要があると考えます。
東京高裁は日比谷公園のすぐ近くです。野音で夜に行われる特定秘密保護法案集会の前にお立ち寄りください。

事件番号: 平成25年(行ケ)第92番
第2回口頭弁論期日: 11月21日午後3時30分~
場所: 東京高裁511号法廷(5階)
地下鉄東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分(経産省前テントとは逆方向)

訴状:平和への結集ブログ » 第23回参議院選挙無効請求訴訟を提起
http://kaze.fm/wordpress/?p=478
準備書面:平和への結集ブログ » 第23回参議院選挙無効請求訴訟の準備書面(2013年11月6日付)――戦後直後から最近までの国会審議を振り返る
http://kaze.fm/wordpress/?p=512

選挙権関連の格差は「定数配分の格差」(「1票の格差」)だけではなく、選挙区によって異なる選挙制度を適用することなどでも投票価値の格差がもたらされること、比例区の定数枠から無所属候補を締め出す現行選挙制度や供託金・立候補者数規定が制限選挙規定であること、野宿者の方などの選挙権の剥奪を争点とし、これらが違憲であるから今夏の参院選が無効であると訴えています。

太田光征
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2013年11月19日火曜日

ブラック企業・ブラック士業

ブラック企業では地震でなくても社員の脈が揺れている。
#ブラック企業 #ブラック士業
林田力は『ブラック企業・ブラック士業』に全てをぶちまけた。湧き上がる声をぶちまけ、吼えた。林田力の全ての声を、全ての感情と心に負った傷を。全ての屈辱と悲しみ、記憶、喪失感をぶちまけた。
ブラック企業やブラック士業は個人の尊厳を踏みにじる。ブラック企業やブラック士業を容認することは、自分の足を鋭利なナイフで刺すようなものである。ブラック企業やブラック士業は手当たり次第、全てを奪う。略奪の手を止めることなく、人々から全てを奪い取る。ブラック企業やブラック士業は同じ過ちを繰り返している。よほど人権が嫌いらしい。日本社会をゴミの山にしたいのだろう。ブラック企業やブラック士業の行いは七つの大罪に入る悪行である。
林田力『ブラック企業・ブラック士業』(Amazonキンドル)は社会問題になっているブラック企業やブラック士業を取り上げたノンフィクションである。東急ハンズ過労死や東急電鉄一時金請求訴訟などを取り上げている。

『安倍政権の改憲・構造改革新戦略』

渡辺治『安倍政権の改憲・構造改革新戦略 2013参院選と国民的共同の課題』は2013年の参議院議員選挙の分析と日本国憲法改正を阻む立場からの提言である。参院選の選挙結果から自民党の大勝と共産党の躍進に注目する。その上で「良心的保守層」との長期的な共同、対抗軸としての「新たな福祉国家」の提示を提言する。

本書の問題意識は管見と重なるところが多い。社共共闘・革新共闘の限界を指摘し、より広汎な層の国民共闘を目指す。男性正規労働者を中心的担い手とした「旧い福祉国家」ではなく、非正規労働者や女性労働者、高齢者らを主な担い手とする新しい福祉国家を志向する(178頁)。これには大いに賛成する。

一方で著者が構造改革・新自由主義を主敵としていることにはギャップがある。著者が構造改革・新自由主義と考えるものを主敵とすることは支持できる。しかし、純理論的な構造改革・新自由主義は必ずしも否定されるものではない。官僚主導・業界団体横並びの業界構造は消費者の犠牲によって成り立っている。建設業偏重・公共事業依存などの日本の産業構造は転換が必要である。これらを打破することは支持できる。

小泉構造改革が熱狂的に支持された要因も構造改革の肯定面があるためである。現実の構造改革・新自由主義路線の問題は新自由主義を富裕層・権力層に都合よく解釈し、歪曲することにある。郵政民営化で東急リバブルが沖縄東風平(こちんだ)レクセンターを僅か評価額1000円で取得した「かんぽの宿」問題のように、構造改革を悪用した国家利権主義が問題である(林田力「【かんぽの宿問題】東急リバブル転売にみる民営化の問題」ツカサネット新聞2009年2月6日)。アベノミクスも構造改革的な面よりも、国土強靱化に見られるように旧来の土建政治の復活強化が問題である。

著者の目指す「新しい福祉国家」も男性正規労働者中心の「旧い福祉国家」とは別物を志向する。そのためには既得権打破という構造改革的な要素も必要である。本書が構造改革路線の対立軸と位置付ける脱原発も、電力自由化という構造改革が不徹底のために原発という非効率で不経済な発電方法が温存されたためと見ることができる。

この点を踏まえるならば「良心的保守層との長期にわたる共同」にも疑問符がつく。良識的保守層とは「悲惨な戦争をもたらした戦前の経験を繰り返してはならない」という「伝統的保守」を指す。彼らとの「日本の地域を再建し地域を主体とする経済発展をめざす戦略的な共同」を提言する(175頁)。

しかし、伝統的保守は地域のムラ社会を形成し、マジョリティにのみ手厚い福祉を提供する「旧い福祉国家」を支え、女性らマイノリティを抑圧している面がある。「新しい福祉国家」を目指すならば、伝統的保守よりも、既得権益の打破を目指す真性の構造改革・新自由主義論者との共闘が必要になると考える。

そのようにならない理由は「悲惨な戦争をもたらした戦前の経験を繰り返してはならない」という点で伝統的保守と価値観を共有すると著者が認識しているためである。これはイデオロギーよりも戦後との連続性を肌感覚として有しているかという世代的な要因に依存するように感じる。第三極よりも伝統的保守に親近感を抱く理由は第三極が比較的若いというジェネレーションギャップもあるのではないか。

この点こそ「若い人はどうして参加しないのか」(192頁)への回答になる。「いつか来た道」的な反戦平和や護憲への過剰な思い入れは、現役世代や若年層を左翼から遠ざける要因になる。平和は大切な価値である。しかし、ブラック企業や貧困ビジネスに苦しめられている若年層に「昔は赤紙一枚で徴兵されたが、平和憲法のお陰で今は平和だ。だから平和憲法を守ろう」と呼びかけても、反発を受けかねない。
http://www.hayariki.net/home/32.htm
運動の出し方を考えて欲しいと願うものの、多くのシニア左翼運動家にとって反戦平和や護憲が根本価値であり、それを抑えられたならば運動に取り組む意味がないとなってしまうほどの思いを抱えている。共闘の構築は難題である。

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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
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第39回道路全国連全国交流集会分科会

第39回道路全国連全国交流集会の分科会は第一分科会・政策と第二分科会・運動論に分かれた。以下は第二分科会の議論である。

最初に名古屋の経験が報告された。名古屋環状2号線の反対運動に長年携わってきた。愛知県の道路問題の運動体の幹事会を毎月開催している。10人くらい参加する。新しい運動体ができた。毎月幹事会を行っていることが大切と考える。

名古屋市役所への情報公開請求はよく行っているが、国へはあまり行っていないことが課題である。名古屋市環境保全条例に基づく調査請求を行った。住民から見て不十分でも調査されることは重要である。名古屋市環境保全条例に基づく規制措置の申し立てはしなかったが、活用を勧めたい。制度を有効に使うことが運動の前進になる。

中日本高速の工事によって、ものすごい家屋被害を受けた。中日本高速は補償をしない。補償をするとしても些少の金額しか補償をしない。

広島・福山道路「県道と国道の問題がある。現在は広島県が積極的に事業を進めている。トラスト運動に取り組む。全国の闘いを参考にしながら行政と交渉を続けてきた。今年になって福山沼隈道路を強引に進めてきた。町内会長が国と合意して測量を始めてしまった。反対派は測量の立ち会いを拒否する。地域の人間関係が厳しくなっている。国土交通省に申し入れたが、国土交通省は私共の関知するところではないと逃げた。国土交通省に対して、賛成派住民に反対派住民への嫌がらせを止めるように文書を出すことを申し入れた」

司会「収用は経験では数人にならないとやらない。基準は8割の任意買収完了であるが、20人も反対地権者がいれば中々収容できない。事業者は、あの手この手で住民を切り離そうとする。測量だけでも行わせて下さいなどと言ってくる」

横浜環状道路「庄戸四町会合同道路委員会で活動している。白紙撤回を含む抜本的見直しを掲げる。公害調停を申請した。公害を未然防止してもらいたい。弁護団を結成した。大勢の住民が申請人になった。個人ではなく、町会で取り組まなければならないという意識がある。毎年道路総会を開催している。情報共有している。町会加入世帯の八割の世帯署名を集めた。運動の幹部の視点ではなく、住民の視点に立つ。正確に状況を伝える。チラシを作る時に知らせたいことは多いが、住民は何を知りたいかを考える」
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広島国道2号線「トンネル工事によって地盤沈下が起きている。事業者は一本釣りをしようとしている。個人交渉はダメである。危険なところにトンネルを掘って自然を破壊することは反対する。トンネルができれば便利になると思う人が多い。マスメディアに力になってもらう。広島県民の半数くらいが関心を持つようにしたい」

広島国道2号線公害訴訟代理人「最初に公害調停、次に仮処分を申し立て、本訴になった。一審で一部勝訴し、控訴審になった。結審し、判決間近である。シールド工法は安全なのか」

司会「早い段階で信頼できる弁護士とコンタクトすることは大事である」
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2013年11月17日日曜日

都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える

都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会は2013年10月26日、貧困問題をテーマにした集会「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」を東京都墨田区江東橋・すみだ産業会館で開催した。
貧困問題は大きな社会問題になっており、都議選前に開催した都政わいわい勉強会in東部地区でも関心の高かったテーマであった。特にゼロゼロ物件や囲い屋、脱法ハウスなど貧困者を搾取する貧困ビジネスが大きな問題になっている。貧困者を劣悪な住まいに押し込む貧困ビジネスが猛威を振るっている。貧困ビジネスは貧困者を搾取し、周辺の良好な住環境も破壊する。
足立区舎人では貧困ビジネスと批判されるNPO法人の無料低額宿泊所の進出に対して住民反対運動が起きた。足立区議会には「無料低額宿泊所等の設置運営に関し、国において制度の整備を求める意見書提出についての陳情」が提出され、全会一致で可決された。問題のNPOは過去に大田区や板橋区でも住民トラブルを起こしており、江東区でもNPOとの関連性を指摘される建設会社のワンルームマンション建設で建築紛争が起きた。
大田区への無料低額宿泊所進出に際しては、反対住民からの請願が都議会に提出された。さらに、大阪府や埼玉県では貧困ビジネス規制条例が制定されるなど、貧困ビジネスは地方自治体の政治課題になっている。そこで貧困ビジネスの問題を軸に、貧困問題を考える集会を開催した。

【書名】貧困ビジネスを考える/ヒンコンビジネスヲカンガエル/Protest against Poverty Business
【著者】都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会/トセイワイワイベンキョウカイイントウブチクジッコウイインカイ/Executive Committee of Open-hearted Study Meeting in Eastern Tokyo on Metropolitan Politics
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Protest against Poverty Business (Japanese Edition) [Kindle Edition]
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国土強靱化でどうなる公共事業2

残念なことがある。日本の大学でトータルに公共事業論を扱う講座は私のところだけであった。それが私の定年退職で消滅してしまう。これからは市民として公共事業を考え、運動していきたい。

質疑応答では費用対効果(B/C)などが議論された。

参加者「費用対効果の計算が分からない。国土交通省に聞いても分からないと答える。コンサルに丸投げしている。これが不透明になっている」

五十嵐「政策評価法で規定されている。国土交通省は「公共事業の基本的な考え方」を出している。評価結果のアカウンタビリティーを定めている。これを使えばいいが、何故か皆忘れている。橋本内閣や小泉内閣は公共事業については成果がある」

参加者「データは出させたが、読解できない」

五十嵐「専門家を巻き込まなければならない」

参加者「外環道ではNEXCO東日本の出した数字を市川市役所に調査させたら、おかしな情報が出てきた」

参加者「圏央道の訴訟ではデータの算定根拠を追及したところ、保存していないと開き直った。判決では保存しないことを不当とした。それほど高度な計算ではない。Excelが使えれば計算できる」

参加者「国土交通省もコンサルタントの派遣職員が実質的な仕事をしている。現場の実態を分かっている技術職員がいない。職員そのものに矛盾がある。市民側が技術を習得していかなければならない。そこに運動の困難がある」

参加者「有害で無駄な公共事業を止めさせようと運動しても中々勝てない。憲法の収容権の解釈が行政に任されている。用地を買収され、権利者が崩されていく。収容権を制約する必要がある。用地の八割を任意買収しなければという縛りはある。しかし、大体のケースでクリアしてしまう。収容権を制限できないか。

それから裁量権の問題がある。裁判所は裁量権を優先的に扱っている。市民敗訴になる。司法で裁量権を縛れないか。国民の立場に立って裁量権を使えないか」

五十嵐「その問題は分かっている。認識は共有している。しかし、官僚の命を制する問題であるため、難しいとしか答えられない。裁判所も野放図の自由裁量権を認めなくはなってきている」

参加者「費用対効果の検証は市民側の費用対効果を考えて気楽に考えた方がいい」

参加者「負の費用対効果を計算しているケースがある。長沼ナイキ訴訟で出している」

参加者「少子高齢化の中でリニア新幹線は必要か。膨大なエネルギーを使用する。まだまだリニア反対が世論になっていない。NHKが夢の超特急と大宣伝している。リニア建設事業は国の予算を使わないために国会審議もない。一私企業が勝手に掘っていくことを阻止できるか。どのような展望があるか。中間駅には道路もどんどんできていく」
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参加者「外環道の東名ジャンクション付近には供用できない部分がある。工事の見通しが立っていない。全く無駄な事業である。盲腸線に対抗するための方策はあるか」

五十嵐「止めようと思えば止めさせられる。民主党政権ですら八ッ場ダムを止めさせられなかった理由は何かを考える必要がある」

最後に主催者が「特効薬はない。お上頼みはダメ。その通りである。私達が運動を作っていかなければならない」と締めた。
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2013年11月16日土曜日

私の職場はラスベガス

『私の職場はラスベガス』はラスベガスのホテルの女性従業員ラッキーを主人公にしたアメリカ現代小説である。物語は顔見知りの従業員リダ・スーの遊覧ヘリコプターからの転落死で幕を開ける。カジノという非日常空間を舞台としたミステリーである。カジノの世界にはエネルギーを浪費する資本主義の狂気がある。砂漠に人工雪による屋内スキー場を作り、雰囲気のために暖炉のある部屋に冷房をガンガンに効かせて暖をとる。

国土強靱化でどうなる公共事業

五十嵐敬喜・法政大学教授は2013年11月10日、第39回道路全国連全国交流集会の記念講演「国土強靱化でどうなる公共事業」で以下のように述べた。

長崎県諫早湾干拓の排水門開門調査について、長崎地裁が11月12日に決定を出す。既に国に排水門開門調査の実施を命じた福岡高裁判決が確定している。長崎地裁が開門を命じるか否か。どちらにしても議論になる。福岡高裁判決は菅直人政権が上告しなかったために確定した。私も上告しないようにアドバイスした。

国土強靭化への対抗策としては、大平正芳元総理の「田園都市国家の構想」なども評価できるのではないか。国土強靭化法案は自民党の野党時代に案と安倍政権では表現が変わっている。野党時代は戦時非常危機体制を作ることが本質的な狙い。安倍政権になって減災・防災目的とおとなしくなった。当たり前のことを当たり前に書いただけである。何故変わったかは分からない。推測としては、現行の法律・財源で対応できると考えたためではないか。

被災地はどうなっているか。区画整理と防潮堤が進められているが、何人戻ってくるか分からない。防潮堤建設は狂気の沙汰である。605箇所、約400キロも建設する。全ての海岸を埋める。防潮堤はビル5階くらいの高さである。住民は抵抗している。漁業ができない。観光もできない。海が見えないことは逆に危ない。堤防の維持管理費を考えていない。

防潮堤建設は首相でも止められない。政治家が「津波で国民の命を守れないことがある」と認めることが許されない雰囲気である。 一人一人の人が声をあげられない状況になっている。全国に堤防を張り巡らせることになるのではないかと危惧する。それが簡単に金を業者に渡せる方法である。

東京オリンピックを名目として、あらゆる開発がやってくる。学校や保健所などの建設・補修工事は入札不調になっている。資材や工賃がインフレ状態になっているためである。恐ろしいことに、これを地方が大歓迎している。国土強靭化法がなくても強権的に開発を進めることができる。
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公共事業は誰も責任をとらない無責任体制である。やり放題になる。膨大な金を使い、環境を破壊して誰も責任をとらない。公共事業の無責任体制を点検しなければならない。被災地で起きていることが、全国に拡大される恐れがある。

消費税が公共事業に使われる。公共事業の費用をチェックする機構がない。公務員のモラルが落ちている。予算を使いきることしか考えなくなっている。自治体は住民監査請求ができる。国には一切ない。何をやってもいい。法改正して国にも地方自治体のような住民監査請求制度を導入すべきである。統治構造がおかしなことになっている。

対抗策として、サンセット法(時のアセスメント)は有効である。橋本財政改革や小泉構造改革にも評価できるところがある。高速道路に税金を使わないようにする。いい点は見習うべきである。今は災害を名目に費用対効果を無視して建設される。裁判の効果も広く活用する。

日本はピンチである。少子高齢化によって人口は減る。公務員の目を覚まさせる。何のために生きているか。皆で協力しあう。中間団体が生き生きすることで社会を支える。少し被災者に苦言を呈したい。自分達で仲間をつくって商店街を再興する、職場を再興することを考えて欲しい。何でも国に依存することはダメである。
[asin:B00GGNINR2:detail]
[asin:B00GMTNGCC:detail]

フィリピン台風被害と放射脳

#放射脳 #ワーワー教
フィリピン台風被害は放射脳の欺瞞や無責任さを露呈させた。放射脳は東日本の放射能汚染を煽り、自主避難・疎開を進める。そこにはゼロゼロ物件などの貧困ビジネスや人身売買の思惑がある(林田力『放射脳カルトと貧困ビジネス』Amazonキンドル)。フィリピンは放射脳カルトの移住先として喧伝されたが、災害リスクを無視したものである。

ブラック企業・ブラック士業

東急ハンズがテーマのインターネット掲示板では以下の悲痛な書き込みがなされた。「疲れた・・・。今までのこと少しずつ記録していってます。遺書として準備でき次第、常に店内のどこかで自殺を考えてしまう自分が怖い。助けて・・」。
ブラック企業やブラック士業は有害である。東急ハンズのようなブラック企業は、まともに商売をする企業にとって迷惑である。
ブラック企業は、ごまかしで税収が減るために国や市町村が迷惑する。
ブラック企業は、平気で違法行為や公害垂れ流しをするために市民が迷惑する。ブラック企業は、労働者に罪と仕事を押し付け、労働者の健康を損なう。そのために医療費が増大し、健康保険料を払う全国民が迷惑する。

2013年11月15日金曜日

第39回道路全国連全国交流集会

第39回道路全国連(道路住民運動全国連絡会)全国交流集会が2013年11月9日と10日に東京経済大学で開催された。「国土強靭化に対峙する新たなたたかいを」をテーマとする。初日は各地の運動を報告した。

中部横断自動車道・八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会は「八ヶ岳南麓に高速道路はいらない」と主張する。八ヶ岳南麓は風光明媚な場所で、移住者も多い。都市計画決定の前の段階で抵抗している。国土交通省はアンケートを実施したが、高速道路に誘導しようとするものであった。野菜をどう運ぶかなど根拠のない目標や課題を付けている。それにもかかわらず、山梨県側では環境・景観の保全などの希望が圧倒的に多かった。圧倒的に住民は反対である。家や車に反対のステッカーを貼っている。既存の道路でミッシングリンクを解消できる。

高速道路から世界遺産・平城京を守る会、平城宮跡を守る会「高速道路・京奈和自動車道の地下トンネルは当面中止となった。トンネル施工で地下水位が低下すれば木簡などの埋蔵文化財が全滅すると予想される。世界遺産会議にオブザーバー参加した。今は平城宮を国営公園化して舗装する方針が出ている。世界遺産の危機である」

新山梨環状道路北部区間反対連絡協議会「武田神社周辺の里山の生態系を破壊する。オオタカも生息している。既に並走する道路が走っている中に新しい道路を通す。普通では考えられない。渋滞緩和の点では有効性がない。大気汚染によって甲府市民の生活環境を悪化させる。武田氏ゆかりの歴史的文化財や歴史的景観を破壊する。莫大な税金が使われる。

住民アンケートを実施した。道路ができたとしても、あまり利用しないと回答した人が七割もいる。立木トラスト運動を始めた。現在、約233本の立木が立っている。市民運動をしながら美味しいブルーベリーが作れるなんて素晴らしいとの声が出ている」

「東京都は木密地域不燃化十年プロジェクトを進めている。延焼遮断帯を作るとの名目で都市計画道路を建設する。戦災復興道路を今やるという。防災名目ならば反対者はいないだろうという不純な動機の事業である。道路は延焼遮断帯になるのか。道路には自動車が通行するが、車は燃えないのか。東京都は答えられない。引き続き交渉を進めていく。

東京都はオリンピック開催までに強引に都市計画道路を建設しようとしている。住民の反対意見を聞こうともしない。五千億円はかかると言われている。都民が追い出される」

外環ネット「東京外郭環状道路は大深度地下を利用した道路である。地震が起きたら、どうするのか。外環ネットは各地域の住民グループをつなぐ団体である。外環道の必要性は疑問である。関東地方の交通量は減り続けている。経済成長している時期も交通量は減っている。少子高齢化、若者の車離れの中で必要性は疑問視される。

地下水への影響は計り知れない。トンネルの幅は5階建てのビル並み。地下水の枯渇が起こる。国のシミュレーションは現実性のない条件を使用している。武蔵野市などでは地下水を飲料水としているが、汚染される恐れがある。地下水流動保全工法の信頼性を示す根拠が提示されない。東名ジャンクション部分から有害物質が基準値を超えて検出された。用地全体の有害物質調査を国に求めている」

江戸川スーパー堤防「スーパー堤防は住民を塗炭の苦しみに追いやっている。住居の除去を求められている。私達は堤防の上には住みたくない。スーパー堤防安全神話はない。北区では台風でスーパー堤防が崩落した。堤防から落ちた水で街が水浸しになる。

スーパー堤防建設には金がかかる。一メートル一億円である。国や東京都がほとんどを負担する。地元自治体にとっては、ほとんど無料で街づくりができる。完成の見通しがない。住民合意がない。訴訟になっている。寝たきりで動けない高齢者が原告として奮闘している。何の役にも立たない事業である。半世紀住んでいて洪水被害の経験がない。住民は長期移転になる。地震に弱い」

北見道路訴訟弁護団「一般国道として高速道路を作ろうとする。高速道路に並行する一般国道自動車専用道路と称する。これは脱法であり、裁判を起こした。判決は一般国道自動車専用道路が脱法となる可能性を指摘した。判決は生物多様性条約が行政を拘束するとした」

武田泉・北海道教育大学札幌校「JR北海道で事故が多発しているが、道路偏重の交通政策にも問題がある。札幌市以外は道内では渋滞はほとんどない。無駄な公共事業の典型である。鉄道は貧弱で、道路は立派。枕木の交換もままならない。無駄な道路に巨額の予算を使っている。高速道路に並行する一般国道自動車専用道路という隠れ蓑を国民の目に晒して欲しい」

第39回道路全国連全国交流集会の二日目は連帯の挨拶がなされた。

全国公害被害者総行動「福島の放射能汚染を調査する。原発労働の実態を告発するDVDが完成した。福島を忘れない。アスベストとの闘いもしている。国は有明海開門を先送りにしている」

東京公害患者と家族の会「PM2.5の対策が進んでいない。複合汚染でPM2.5が合成される。かつては道路近辺に喘息患者が集中していたが、今は広い範囲に広がっている。

道路建設に反対してきた。道路を作っても交通量は減らない。車そのものを減らしていかなければならない。車を持っている人に車公害の加害者であることを自覚して欲しい。国や自治体が公共交通網を整備すべきである」

リニア新幹線沿線住民ネットワーク「原子力村と言われているが、リニア村もある。工事着工をさせないことを目指す。リニアはほとんどトンネルである。大深度法が適用される。公共事業と民間事業の使い分けをしている。そのために国会審議も不十分である。

狭いトンネルの中を走るために逃げ場がない。列車火災を起こしても、燃えたまま次の駅まで走らせるマニュアルになっている。安全対策は二の次で、速さだけが売りである。リニアに乗りたいという人は多いが、好奇心からであり、リピーターにならない。

JR東海は自費で建設すると言いながら、国費を当てにしている。税金の尻拭いは確実である。リニア開発をしているのは日本だけ。もんじゅと同じである。将来に禍根を残すリニアを凍結させる」
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
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2013年11月14日木曜日

貧困ビジネスと東京都

林田力『貧困ビジネスと東京都』は東京都の貧困ビジネス問題を取り上げた電子書籍である。表紙は足立区舎人の貧困ビジネスの進出予定地だった場所である。ゼロゼロ物件や脱法ハウスなど住まいの貧困につけこむ貧困ビジネスが横行している。東京都は重要事項説明義務違反など悪質なゼロゼロ物件業者を宅建業法違反で業務停止処分にした(林田力『東京都のゼロゼロ物件』Amazonキンドル)。
問題のゼロゼロ物件業者は、宅地建物取引業法違反で東京都から業務停止処分を受けました。行政処分歴は消費者への注意喚起のために公表されており、行政処分歴のある業者を避けることは不動産業者選びの鉄則です。また、ゼロゼロ物件自体が貧困ビジネスとして社会問題になりました。

2013年11月13日水曜日

ダンダリン七話

#ダンダリン
ダンダリン七話。突っ走っても常に成功するとは限らない。それで心が折れてしまう人もいる。ダンダリンの突き放し方は厳しい。
ブラック企業経営者は、とことん最低な人間に描かれる。労働基準監督官が暴力を振るうということは許されないことであるが、それが人間的には支持できると思えてしまうほどの悪辣さである。
ダンダリンは若造ブラック士業の話を「随分歪んでいますね」と批判する。
独立行政官である労働基準監督官の職業意識が問われる。北本イジメ判決(舘内裁判長)を見ていると日本では独立性があるはずの裁判官ですら、ダンダリンのような意識に欠けている。
労災の話題である。労災は過労死でも問題になる。社内イジメ、労災隠しが出てくる。東急ハンズ過労死でもパワハラが原因の一つである(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』Amazonキンドル)。
冒頭では南三条がフューチャーされる。南三条はダンダリンの指導係でダンダリンと接点が深い。ダンダリンの影響を受けていることがコミカルに描かれる。南三条はブラック士業から引き抜きの誘いを受けていた。ブラック士業の側に行かず、労働基準監督官のモチベーションを高めることは喜ばしいことである。
南三条のモチベーションが高く、ダンダリンと攻守逆転した趣である。登場人物のパターンをひねって面白い。ダンダ化という言葉まで生み出すほど作品世界が濃厚である。

林田力『貧困ビジネスと東京都』

林田力『貧困ビジネスと東京都』は東京都の貧困ビジネス問題を取り上げたノンフィクションである。「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」(2013年10月26日)配布資料を加筆修正した。
貧困ビジネスとは「生活困窮者や住居喪失者、低賃金労働者、多重債務者など、社会的弱者である貧困層の弱みや知識不足を利用して利益を得る事業」である(杉村栄一・福祉保健局長、東京都議会、2010年12月8日)。具体的には敷金・礼金ゼロを謳いながら高額な違約金を取るゼロゼロ物件や生活保護をピンはねする「囲い屋」、さらに最近では脱法ハウスが登場している。
東京都議会では2006年に貧困ビジネスの問題が取り上げられた。大田区民ら約5000人弱が無料低額宿泊所を開業しないことを求めた「「やすらぎの里」開設・開業反対に関する請願」である。まだ貧困ビジネスが生まれる前であるが、「居室の環境がプライバシーへの配慮に欠けたり、建築基準法や消防法に適合していないなどの問題がある宿泊所もふえた」と貧困ビジネスと同じ論点が提示された。
2009年の「たまゆら」火災は東京都で貧困ビジネスが政治上の課題として大きく認識される契機になった。群馬県渋川市の高齢者入所施設「静養ホームたまゆら」では2009年3月19日に火災が発生し、大勢の死傷者を出した。「たまゆら」入所者の多くが墨田区の生活保護受給者であり、「東京都政が福祉を切り捨てた結果」と批判された。
尾崎大介(民主党)都議は2009年11月11日に東京都議会各会計決算特別委員会でゼロゼロ物件の問題を取り上げた。尾崎都議は「敷金礼金をゼロでとうたって、部屋のかぎのみを貸与することによって、借地借家法にとらわれない、まさしく法の抜け道を突いたゼロゼロ物件の被害に遭った方たちが後を絶たない」と指摘する。
東京都は2010年6月8日にシンエイエステート(佐々木哲也)とグリーンウッド(吉野敏和)というゼロゼロ物件業者を宅地建物取引業法違反(重要事項説明義務違反)で業務停止処分にした(東京都都市整備局「宅地建物取引業者に対する行政処分について」)。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00GMTNGCC
【書名】貧困ビジネスと東京都/ヒンコンビジネストトウキョウト/Poverty Business in Tokyo
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki
【既刊】『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』『東急不動産だまし売り裁判購入編』『東急不動産だまし売り裁判2リバブル編』『東急不動産だまし売り裁判3』『東急不動産だまし売り裁判4渋谷東急プラザの協議』『東急不動産だまし売り裁判5東京都政』『東急不動産だまし売り裁判6東急百貨店だまし売り』『東急不動産だまし売り裁判7』『東急不動産だまし売り裁判8』『東急不動産だまし売り裁判9』
『東急不動産だまし売り裁判10証人尋問』『東急不動産だまし売り裁判11勝訴判決』『東急不動産だまし売り裁判12東急リバブル広告』『東急不動産だまし売り裁判13選挙』『東急不動産だまし売り裁判14控訴審』『東急不動産だまし売り裁判15堺市長選挙』『東急不動産だまし売り裁判16脱法ハーブ宣伝屋』『東急不動産だまし売り裁判17』『東急不動産だまし売り裁判18住まいの貧困』
『東急不動産だまし売り裁判訴状』『東急不動産だまし売り裁判陳述書』『東急不動産だまし売り裁判陳述書2』『東急不動産だまし売り裁判陳述書3』
『東急大井町線高架下立ち退き』『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』『東急コミュニティー解約記』『東急ストアTwitter炎上』
『裏事件レポート』『ブラック企業・ブラック士業』『絶望者の王国』『歌手』『脱法ハーブにNO』『東京都のゼロゼロ物件』『放射脳カルトと貧困ビジネス』
『二子玉川ライズ反対運動1』『二子玉川ライズ反対運動2』『二子玉川ライズ反対運動3』『二子玉川ライズ反対運動4』『二子玉川ライズ反対運動5』『二子玉川ライズ住民訴訟 二子玉川ライズ反対運動6』『二子玉川ライズ反対運動7』『二子玉川ライズ反対運動8』『二子玉川ライズ反対運動9ブランズ二子玉川の複合被害』『二子玉川ライズ反対運動10』『二子玉川ライズ反対運動11外環道』

貧困ビジネスと東京都
足立区舎人の貧困ビジネス反対運動
江東区毛利の建築紛争
貧困ビジネス規制条例
貧困ビジネス規制政策案
空き家活用
葛飾区で貧困ビジネス関与の生活保護支給停止
貧困ビジネス問題資料
無料低額宿泊所等の設置運営に関する陳情
東京都議会での貧困ビジネス開業反対質疑
東京都議会でのゼロゼロ物件質疑
東京都議会での貧困ビジネス質疑
船橋市議会での貧困ビジネス質疑
東京都議会での空き家問題質疑
グループリビング
廃墟
空き家老朽化対策

『ダンダリン』第5話、ブラック士業の幼児性

ドラマ『ダンダリン 労働基準監督官』第5話「嫌な会社を辞める方法」は、ブラック士業の幼児性が強調された。若造ブラック士業は、むかつく嫌な野郎として演出されている。その傲慢な雰囲気と、まるでいつも嫌な臭いを嗅いでいるような歪んだ表情。若造ブラック士業は失敗から学ぶどころか一層陰湿化している。東急不動産だまし売り裁判における東急リバブル東急不動産と同じである(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス社)。

今回は初回放送と同じく段田凛(竹内結子)の死後から始まる。主人公の死亡が視聴者に予め明らかになっている点は斬新である。話の流れからすると逆ギレしたブラック士業に殺されるという推測も成り立つ。現実にもブラック士業がブラック興信所を使って嫌がらせやストーキングをしていると指摘される。

本筋は辞めたくても辞めさせてもらえない従業員の話である。人気パティシエの唐沢(賀来賢人)が、社長の川合(東根作寿英)が退職を認めてくれないと相談に訪れる。大量生産のためのレシピ改悪や、菓子作りより取材重視の姿勢が我慢できないという。段田凛はアドバイスするが、川合はブラック士業の入れ知恵で唐沢が退職するなら、5千万円の損害賠償裁判を起こすと言い出した。

退職する従業員を高額な損害賠償請求で脅すことは、典型的なブラック士業の手口である。「辞めようとしたら弁護士から損害賠償請求の書類が送られてきたり、残業代を請求しようとしたら、逆に弁護士から脅された、という相談が数多く寄せられている」(今野晴貴『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』文春新書、2012年、208頁)

今回もブラック士業の悪辣さが全開である。段田凛は「個人の正当な権利を、わがままと表現するような考え方こそが日本にブラック企業を蔓延させた」と指摘する。若造ブラック士業は損害賠償請求訴訟になることを歓迎している様子であり、依頼人の利益ではなく、もめればもめるほど、紛争が長引けば長引くほどブラック士業が儲かるという立場である。労働者を搾取し、依頼者企業さえも食い物にするブラック士業の実態が描かれる。

経営者は段田凛らに「辞めたいと言っている人間を辞めさせないなんて酷い経営者と思っているでしょうね」と自らのブラックさを自覚している。唐沢を未経験者として雇い、フランス修行に行かせるなど、感情的には辞職を容認できない事情も説明されている。あくまで悪人はブラック士業である。

一方で若造ブラック士業は法の網の目を狡猾な人間ではなく、世間を知らないために傲慢になっているだけの困った小人として描かれている。一般には労働者は弱い立場であり、だからこそブラック企業やブラック士業が問題になっており、『ダンダリン』のような作品は価値がある。

しかし、今回の設定で若造ブラック士業のような強気な設定は無理がある。今回のブラック企業被害者は一労働者ではない。独立しても当然な有名パティシエである。企業側の立場に優位性はない。ドラマでも実際に行われているが、労働者側に不満があれば一人でサボタージュするだけでも企業に打撃を与えられる。

労働者側の退職意思の貫徹を阻むことは、世間常識があれば無理と分かる。それにも関わらず、若造ブラック士業はデタラメな法律論で退職を阻止できると本気で思っている。若造ブラック士業の世間知らずな幼稚性だけが際立った。若造ブラック士業のレベルの低さは明らかである。

それでもドラマでは途中までは若造ブラック士業に対抗できないという流れになっていた。この点でリアリティに欠けている。そのために段田凛側の秘策もおかしなものになっている。パティシエが特許を主張するならば企業側は職務発明で対抗できるためである。

若造ブラック士業の手法はブラック士業の女所長にも否定された。この女所長が比較的まともな解決策を率先して行ったために痛み分けのような雰囲気になってしまった。しかし、菓子の人気は有名パティシエが作っていることに負っている面がある。唐沢の菓子を食べたい消費者にとって、後輩パティシエが製法を引き継いだとしても意味がない。また、大量生産のためにレシピを改悪する経営者の方針では味も維持できず、唐沢の退職後に行列ができるほどの人気を維持することは無理である。

引き継ぎがなされようとも企業側にとってパティシエの退職は痛手である。だからこそ、企業側は唐沢の退職を必死になって阻止しようとした。企業側には唐沢の好きなような菓子作りを追求させるという妥協の余地もあった。しかし、若造ブラック士業の幼稚な高圧的姿勢が、その可能性を潰してしまった。ブラック士業は本当に有害極まりない。

若造ブラック士業が雑魚キャラ、女所長がラスボスという展開がオーソドックスである。女所長は段田凛に個人的な因縁を有しているようで、ラスボスとしてふさわしい。女所長は労働者よりも会社の存続・発展を優先する点で思想的には相容れない。しかし、若造ブラック士業と異なり、これまでの行動は問題が少ない。今後どのようにブラック士業の闇を描くのか、注目である。
http://hayariki.net/home/38.htm
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
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ブラック企業・ワーキングプアを考える

都政わいわい勉強会in東部地区—ブラック企業・ワーキングプアを考える
都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会(Executive Committee of Open-hearted Study Meeting in Eastern Tokyo on Metropolitan Politics)は「貧困問題を考える その2」として勉強会「ブラック企業・ワーキングプアを考える」を以下の要領で開催します。
▼とき:12月1日(日曜日) PM 1:30-4:30
▼場所:ティアラ江東 中会議室B(東京都江東区、地下鉄住吉駅最寄り)
▼資料代:500円

ブラック企業が大きな社会問題になっています。正社員の使い捨てという点でブラック企業は社会に大きな衝撃を与えましたが、その矛先は正社員以上に弱い立場にある非正規労働者にも向けられています。今回の勉強会は学生アルバイト(ブラックバイト)や公務員労働(官製ワーキングプア)に着目します。

都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会は足立区舎人の無料低額宿泊所進出問題を出発点として生活保護受給者を搾取する貧困ビジネスを取り上げた勉強会「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」を10月26日に東京都墨田区・錦糸町の、すみだ産業会館 9F 第3会議室で開催しました。お蔭様で盛況でした。どうもありがとうございます。そこで住まいの貧困の解消策として提言された空き家活用についての取り組みも報告します。

タイムスケジュールは以下の予定しています(項目が前後する可能性はあります)。
1:30-1:40 主催者挨拶(林田力・都政わいわい勉強会in東部地区実行委員)
1:40-1:50 報告「ブラックバイト」(神部紅・首都圏青年ユニオン事務局次長)
1:50-2:00 報告「官製ワーキングプア」(白神薫・東京自治労連公共一般副委員長)
2:00-2:10 報告「住まいの貧困解消のための空き家活用の政策提言」(実行委員)
2:20-4:30 パネルディスカッション(会場からの質疑応答を含む)
http://toseiwaiwai.blogspot.jp/2013/11/blog-post_13.html

人という怪物

パトリック・ネス著、金原瑞人、樋渡正人訳『人という怪物』はアメリカのSF三部作「混沌の叫び」の最終巻である。トッドとヴァイオラの二人の視点人物の物語が繰り返される。これは前作『問う者、答える者』と同じであるが、本書では新たな視点人物が加わった。
物語は先住生物スパクルの攻撃で幕を開ける。人間はスパクルが暮らしていた星に後から入って我が物顔で振る舞う植民者である。しかも、人間はスパクルを奴隷として扱い、虐殺までしている。まさに人間は怪物であり、スパクルの怒りに感情移入する。
人間とスパクルの関係は、アメリカ大陸の白人とネイティブ・アメリカンの関係を連想する。スパクルの名前の付け方もネイティブ・アメリカン風である。ネイティブ・アメリカンの苦しみを連想させ、自国の負の歴史を想像させる小説が発表され、高い評価を受ける。アメリカの骨太さを感じさせる。
『問う者、答える者』では甘言をろうしてトッドやヴァイオラを利用しようとする卑劣な大人達と、それに負けずに非協力を貫くトッドやヴァイオラが対照的であった。しかし、スパクルの攻撃という非常事態にあって、トッドやヴァイオラの毅然とした非協力性は弱まってしまった。

2013年11月11日月曜日

二子玉川再開発問題報告・決起集会

二子玉川の環境を守る会は二子玉川再開発問題報告・決起集会を2013年11月9日、上野毛区民集会所で開催した。世田谷区玉川では東急電鉄・東急不動産中心の再開発・二子玉川ライズによって住環境が破壊されている。集会では二子玉川ライズ高裁判決(平成24年(行コ)第306号設立認可処分取消請求控訴事件)の酷さが弁護団と住民の共通認識になった。

また、東急の企業姿勢や工事のやり方など事業者への不満や怒りが依然として強い事実が明らかになった。大型開発優先区政の見直しを掲げる保坂展人区長の登場によって世田谷区には期待と一定の評価が生まれた。世田谷区とのやり取りは現在進行形であるが、事業者の問題は残っている。その意味では原点に回帰する集会とも言えるだろう。

集会では二子玉川ライズ行政訴訟の弁護団が「行政訴訟高等裁判所判決、上告、上告受理申立理由について」と題して説明した。住民らは二子玉川東第二地区市街地再開発組合設立認可の取り消しを求めて東京地裁に提訴したが、東京地裁判決は再開発事業の特殊性を根拠に原告適格を否定した。住民らは控訴したが、東京高裁第1民事部(福田剛久裁判長、石橋俊一裁判官、中野琢郎裁判官)は風害被害を認めながら、原告適格を否定した。

淵脇みどり弁護士は「一部の控訴人の被害を認めながらも、酷い理屈で切り捨てた」と批判する。判決は一期事業と二期事業を分断して切り捨て、逃げている。「本件設立認可は、本件第二期事業に係るものであるから、本件第一期事業によって生じた風害の被害を受けていることを根拠に、本件設立認可の取消訴訟の原告を認めることはでいない」(判決書22頁)。これは一期事業の二期事業の一体性・連続性を無視している上に、一期時牛と二期事業が加わることによる複合被害も無視している。

また、判決は理由なく環境影響評価を正当化する。判決は「本件エリアにおいては、本件第一期事業の施行により厳しい風環境となっており、予想外の風環境の変化が生じた可能性も否定できないが、厳しい風環境となったと認められる場所は一部に限られており、風環境の変化に係る本件環境影響評価全体の信用性を失わせるは足りない」とする(判決書22頁)。理由不備として上告審で追及するとした。

原希世巳弁護士「今回の上告は二子玉川再開発組合差止訴訟に対する上告とは性質が異なる。今回は原告適格の問題であり、法律論の問題になり、展望が開ける。高裁判決は逃げている。最高裁は理屈の勝負はしやすい場所である」

住民「二子玉川ライズ二期ビルが竣工したら、どうなるか」

原弁護士「竣工は関係ない。事情判決になる可能性はある。事情判決でも行政には大きな汚点になる」

住民「二子玉川ライズ二期ビルが竣工するとビル風が現実の被害になる。再開発地域北側、駒澤通り沿いも風害を受ける。そうなった場合に上告審で主張できるか」

小林容子弁護士「高裁の口頭弁論終結時の事実を前提とする。最近は最高裁の違憲判決が増えている。最高裁にも裁判所の役割を果たそうという意識が見られるようになった。小田急判決もあり、この事件は展望はあると考える。高裁判決は酷いが、最高裁で争うための武器を提供したと考える」

住民「どの裁判官が担当するか分かるか」

小林弁護士「いずれかの小法廷に係属し、小法廷所属の裁判官が担当する」

原弁護士「調べて伝える」

住民「二子玉川再開発は東急と世田谷区の癒着から始まっている。世田谷区の癒着と声高に言っているが、世田谷区は訴えてこない。訴えてきたら、しめたものと思っている。再開発に七百億円の税金が使われる。納税者として言う権利はある。ビル風の転倒者に世田谷区は見舞いに行ったが、東急は見舞いにも行かない。

世田谷区が二子玉川ライズ内に作ろうとしている図書館ターミナルを批判している。世田谷区は東急と縁を切れと言っている。等々力駅地下化反対運動では東急ストア不買運動の声も出た。二子玉川ライズでは買い物をしない。三菱地所とはマンション建設反対運動でやりあったが、質問文への回答など東急電鉄と比べると、まともな対応をした。東急のだらしなさが目立つ」

住民「風の問題で何度も世田谷区と交渉した。再開発組合が行う植栽などでは住民を守れないと申し入れた。高裁判決は逃げていることが分かる。最高裁に勇気があれば高裁判決を破棄できる」

住民「ビル風対策は、やる気があればできることである。世田谷区にやる気がない。保坂区長は九割踏襲と発言している。区長選挙についても次のことを考えなければならない。二子玉川のビル風問題に対応するのか強く言っている」

住民「多摩川の土手の問題は、結果的には何一つ解決せずに国土交通省のいいようになってしまった。二子玉川ライズの風害は高齢者の不自由になっている。その視点が再開発に全くないため、悔しい思いをしている」

司会「二子玉川ライズでは駐車場の問題も起きている。これまで駐車場の出入口は多摩堤通りに面していた。それが玉川税務署側に変更された。突然の変更に地域住民は驚いている。最初から計画していたと再開発組合は開き直るが、説明が不十分である。楽天の本社が入ると人も大勢来るため、一層混乱する」

住民「駐車場の説明会には参加した。多摩堤通りに面した出入口は危険であった。無断駐車する人もいる。そこにバスが通ると通れなくなる」

住民「二子玉川ライズ開業前の説明会では車列ができないと説明したにもかかわらず、ショッピングセンターからマンションの前まで車列ができている。バスターミナルの中まで混雑している。二子玉川ライズは住民にとって何一つプラスにならない。開発業者は、地元の人間は関係ないという姿勢である。東急大井町線の踏切で死者が増えている。急行が走り、高齢者が踏切を渡れずにひかれてしまう。

住民「大井町線は小田急や京王とは異なる。踏み切り横断時の時速はどれくらいか、運転士は視力検査をしているのかと東急電鉄に質問している。東急電鉄は調査中という。」

住民「今は二子玉川ライズが袋小路になっているが、外環道が来ると通過地点にもなり、街の全容が変わってしまう。尾山台の駅を急行電車は75キロで通過する。東急は測定しないために住民が測定した」

住民「二子玉川ライズの工事会社の鹿島が6時までという工事の時間を守らない。夜の10時過ぎまで工事現場のサーチライトがついている。6時で終わることはない。鹿島は片付けをしていると開き直った。3時間も後片付けをすることは薄ノロ、間抜けか。苦情を申し入れるために本社の電話番号を聞き出した。最初は渋っていた」

住民「それは労働基準監督所に言うべき。片付けの時間も労働時間に含まれる」

住民「外環道は化学物質の複合汚染になる。一つ一つは環境アセスメントを通っても、複合汚染は考えていない」

東急大井町線高架下立ち退きの当事者も発言し、東急電鉄への怒りを表明した。

林田力「図書館ターミナルは民間委託を予定しているが、東急コミュニティーが受託したらとんでもないことになる。東急コミュニティーは板橋区などで図書館の指定管理者になっているが、問題も多い。管理費横領で港区から指名停止処分を受けた。

今、世間を騒がせている話題は食材偽装・虚偽表示であるが、東急ホテルズも食材偽装が明らかになった。東急ホテルズは二子玉川ライズ二期ビルの中核テナントである。東急ホテルズのような会社がふさわしいかという視点も社会へのアピールとして有効である。

住民「二子玉川ライズ二期事業のスタジオが集会所に計画変更された」

住民「宇奈根にも地区会館がある。二子玉川には何もない。地域活動の拠点がない。二子玉川は表だけ飾っている」

住民「玉川には生活の便利さが抜けている」

住民「二子玉川には病院も公衆浴場もない」

住民「喜多見は外環道反対運動ができている。外環道はいらないと旗幟を鮮明にしている。住民への浸透が課題である。いかにして住民に外環道の実態を伝えていくかが課題である」

住民「住環境は何なのか。住み続けるものであり、生活のためのものである。二子玉川ライズで資産価値は上がっても、住環境の価値は下がる。東急の物差しは住民とは異なる。東急にとって土地は不動産ではない。売買商品・動産ではない。その物差しで裁判所も動いたら困る。

建築主には被害を予測する責任がある。通過する人以外も被害を受ける。二子玉川ライズ二期ビルで風害は当然起こりうる。『起こってからでなければ知らない』という態度では住民は納得しない」
http://hayariki.net/home/21.htm
司会「二子玉川ライズでは風の問題、交通の問題が起きている。交通の問題は大気汚染の問題につなかる。皆が助け合っていけるような街づくりを目指す」
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』

東急ホテルズは徳島県に偽装隠し

東急ホテルズは徳島県に偽装隠しをしていた。徳島東急インは阿波牛と称しながら、別の産地の牛肉を使用していた。東急ホテルズは宮古島東急リゾートでも偽装隠しをしていた。
東急ホテルズの食材偽装はメニュー誤表示ではない。高い食材と思わせる犯意は明白である。誤表示や慣習と強弁するならば、たまには高級食材を間違って出すべきである。全部、表示よりも安い食材、手作りや生鮮と書いて冷凍物など、全部表示よりも劣化品である。
生活がかかってる?厳しい仕入れと経営だから仕方ない? 騙されて食べる客は仕方ない犠牲というのか。

2013年11月10日日曜日

国土強靭化に対峙する

分科会・政策。費用対効果では道路建設によるマイナスの費用を盛り込む。車を減らすことを対案として提示する。
各地で防災のために道路が必要と言われているが、おかしい。命を守るために何が必要か考える。防災についての論文を共有する。
第二分科会。運動の共有ができた。自治会が行政側に立つ、補償を巡る住民間の不和が問題。定期的に集まる。首長を変えられるようなネットワークを作る。

道路全国連・全国交流集会

分科会・運動論。最初に名古屋市の経験が報告された。名古屋環状2号線の反対運動に長年携わってきた。愛知県の道路問題の運動体の幹事会を毎月開催している。10人くらい参加する。新しい運動体ができた。毎月幹事会を行っていることが大切と考える。
名古屋市役所への情報公開請求はよくやっているが、国へはあまり行っていないことが課題である。
名古屋市環境保全条例に基づく調査請求。住民から見て不十分でも調査されることは重要である。
名古屋市環境保全条例に基づく規制措置の申し立てはしなかったが、活用を勧めたい。

改憲・構造改革新戦略

参院選東京選挙区の分析が興味深い。本書は山本太郎が比例区で維新、みんな、民主に投票した層からも投票されたと分析する。吉良佳子と山本太郎が「吉良を支持するような革新票と、山本を支持するようなリベラル票」とすみわけしたと分析する(166頁)。
山本が第三極支持層からも集票したとの指摘は理解できる。というよりも、そのように考えなければ計算が合わない。比例では第三極に投票したことから彼らを「革新票」と対比して「リベラル層」と名付けたくなることも理解できる。しかし、そうなると革新は共産党だけで、山本太郎を支持した社民党は革新でないということになる。
より重要な問題は山本太郎は「リベラル層」の支持に値する候補者かという点である。瓦礫焼却阻止への肩入れや過激派との接点が指摘されるように共産党よりも過激である。本書は「反原発、反TPP、反改憲を志向する層は、比例では、維新の会やみんなの党に入れている部分も少なくない」と分析するが(165頁)、逆ではないか。第3極支持層が山本太郎の本質を知らずに有名人ということで投票してしまったということではないか。山本太郎への得票から反TPP、反改憲に支持があると分析することは危険である。

構造改革路線の対立軸と考える脱原発も、電力自由化という構造改革が不徹底のために原発という非効率で不経済な発電方法が温存されたためと見ることができる。
共産党の躍進はアベノミクスへの明確な対案提示と見る点は支持できる。しかし、それは必ずしも構造改革への対案ではない。むしろ共産党は古くから構造改革への対案を提示してきたが、伸び悩んできた。市民にとって純理論的な構造改革は否定すべきものではない。共産党は都議選では外環道という具体例を出して大型開発を批判し、開発予算を福祉予算に回すことを訴えた。これは構造改革よりも、従来型土建政治への対案である。
参院選ではブラック企業批判に注力した。構造改革や大企業といった抽象的なものではなく、ブラック企業という具体的な社会悪を批判した。
マルクス主義に馴染む左翼にとって、新自由主義はケインズ主義よりも理解し難いものである。そのために構造改革批判は心地よい。しかし、それは構造改革への需要に逆行する。共産党の躍進は構造改革批判一辺倒から脱却できたことにある。

【書評】安倍政権の改憲・構造改革新戦略

最近の書評です。
【書評】安倍政権の改憲・構造改革新戦略 2013参院選と国民的共同の課題
http://www.honzuki.jp/book/211247/review/110455/
【書評】生活保護:知られざる恐怖の現場
http://www.honzuki.jp/book/210374/review/108949/
【書評】美味しんぼ 110
http://www.honzuki.jp/book/210809/review/109715/

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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
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2013年11月9日土曜日

道路全国連・全国交流集会

高速道路から世界遺産・平城京を守る会、平城宮跡を守る会。高速道路の地下トンネル当面中止。トンネル施工で地下水位が低下すれば木簡などの埋蔵文化財が全滅すると予想される。世界遺産会議にオブザーバー参加した。
第39回道路全国連・全国交流集会が11月9日、東京経済大学で開催された。「国土強靭化に対峙する新たなたたかいを」をテーマとする。
中部横断自動車道。八ヶ岳南麓に高速道路はいらない。中部横断自動車道・八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会。風光明媚な場所。移住者も多い。都市計画決定の前の段階で抵抗している。国土交通省はアンケートを実施した。野菜をどう運ぶかなど根拠のない目標や課題を付けている。高速道路に誘導しようとしている。それにもかかわらず、山梨県側では環境・景観の保全などの希望が圧倒的に多かった。圧倒的に住民は反対である。家や車に反対のステッカーを貼っている。既存の道路でミッシングリンクを解消できる。

道路全国連・全国交流集会

第39回道路全国連・全国交流集会が11月9日、東京経済大学で開催された。「国土強靭化に対峙する新たなたたかいを」をテーマとする。
中部横断自動車道。八ヶ岳南麓に高速道路はいらない。中部横断自動車道・八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会。風光明媚な場所。移住者も多い。都市計画決定の前の段階で抵抗している。国土交通省はアンケートを実施した。野菜をどう運ぶかなど根拠のない目標や課題を付けている。高速道路に誘導しようとしている。それにもかかわらず、山梨県側では環境・景観の保全などの希望が圧倒的に多かった。圧倒的に住民は反対である。家や車に反対のステッカーを貼っている。既存の道路でミッシングリンクを解消できる。

二子玉川ライズ報告決起集会

#二子玉川
二子玉川再開発問題報告・決起集会が11月9日、上野毛区民集会所で開催された。二子玉川の環境を守る会が主催する。
弁護団「行政訴訟高等裁判所判決、上告、上告受理申立理由について」。東京高裁判決は、一部の控訴人の被害を認めながらも、酷い理屈で切り捨てた。
原弁護士。二子玉川ライズ差し止め訴訟の上告とは性質が異なる。今回は原告適格の問題であり、法律論の問題になり、展望が開ける。高裁判決は逃げている。最高裁は理屈の勝負はしやすい。
二子玉川ライズ二期ビルが竣工したら、どうなるか。
原弁護士。竣工は関係ない。事情判決になる可能性はある。行政には汚点になる。

東急不動産だまし売り裁判

東急不動産だまし売り被害経験を『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』として執筆するという考えは、林田力を魅了した。考えれば考えるほど自分が引き込まれていくと感じた。語るべきことは山ほどある。東急リバブル東急不動産のような悪徳不動産業者を追及することは快感でゾクゾクする。

東急ホテルズ食材偽装

#東急ホテルズ #偽装 #東急
東急ホテルズの食材偽装が批判されている。「ここのエビ生臭い味がしたし、やっぱりな」との声がある。他の偽装企業以上に東急ホテルズが悪質との声もある。「阪急みたいに大きく報道されないのはどうしてだろう。やってることは同じなのに。しかもこちらのほうが規模は大きいと思うが」
それに対して東急ホテルズのブランド力の低さが指摘される。「もう終わってるホテルだからどうでもいいと思われてるからでしょ」
東急ホテルズ食材偽装はメニュー誤表示ではない。誤表示ならば国産和牛ステーキをオージービーフ、国産松茸を中国産松茸とするような誤表示があってもおかしくない。しかし、東急ホテルズの誤表示に、そのようなものはない。

2013年11月8日金曜日

宮古島東急リゾートが食品偽装隠し

食品偽装が大きな問題になっているが、宮古島市の宮古島東急リゾートは虚偽隠しをしていた。宮古島東急リゾートは虚偽表示を知っていながら「特に問題はない」と回答し、事実を公表しなかった。東急不動産だまし売り裁判と共通する東急の虚偽体質である。

琉球新報は2013年10月31日に宮古島東急リゾートを取材した。虚偽表示の有無を聞いたところ、「チェック体制も整っており、過去の部分もさかのぼって調査している。特に問題はない」と答えたという。ところが、11月5日に東急ホテルズによる虚偽表示発表後、直営レストランのメニューで虚偽表示があったことを一転して認めた。

宮古島東急リゾートは6日、琉球新報の取材に対し「10月31日時点で(虚偽表示があったことを)把握していた」と回答した。虚偽表示を公表しなかった理由について「その時点で本社の見解がなく、問題を公表すべきかの判断を本社に仰ぐ必要があった」と説明した(「宮古島東急「虚偽」公表せず 親会社発表前に把握」琉球新報2013年11月7日 )。

宮古島東急リゾートでは「バーベキューハウス」「シャングリ・ラ」「やえびし」の3店舗で食材虚偽表示を行っていた。「バーベキューハウス」は「島のいろいろ焼き野菜」で他の産地の野菜を宮古島産野菜と虚偽表示した。沖縄本島や九州から仕入れていた。提供数は171回である。

「シャングリ・ラ」は沖縄産を使用しながら宮古島特産オードブルと虚偽表示した。沖縄本島から仕入れた豆腐ようとミミガーを使っていた。提供数は宮古島特産オードブルが830回、宮古島特産前菜3品盛が1089回である。

「やえびし」は他の産地の魚を使用しながら近海魚のお造りと虚偽表示した。島内産マグロが手に入らなかった場合、すし用に築地市場から仕入れていたマグロの赤身を使っていた。提供回数は2617回である。

山村勇支配人は「一部表記で誤解を与えてしまった」と釈明する。誤解する消費者が間違っていると言わんばかりの態度である。宮古島産野菜との表示を宮古島産野菜と認識することは誤解ではなく、正確な理解である。表示者の虚偽であり、誤解と主張する資格はない。

山村勇支配人は「時期や天候によって島内産の野菜や近海の魚が取れない時もあり、その時は別の産地の食材を使った」とも釈明する(「3店舗で虚偽表示/宮古島東急リゾート」宮古毎日新聞2013年11月7日)。しかし、宮古島東急リゾートは宮古島産食材の提供を大きなセールスポイントにしており、「たまたま取れなかった」は言い訳にならない。

「シャングリ・ラ」の出入り口付近には食材マップボードを設置し、島内のどこの食材であるかまで記している。食材マップボードには「宮古島東急リゾートでは、食の安全・安心を心がけて地産地消に積極的に取り組んでいます」と書いている。また、「宮古島東急リゾート ブログ」でも「地産地消」と題して、「総料理長 『林』 自ら、取引業者さんに足を運び食材を吟味」と書いている(2009年1月10日)。

セールスポイントとしているところで消費者を欺く点は東急不動産だまし売り裁判と同じである。東急不動産だまし売り裁判でも東急リバブル東急不動産は日照・通風・洲崎川緑道公園への眺望の良さをセールスポイントとした。ところが、隣地建て替えによって日照も通風も眺望も皆無となるという不利益事実は隠した(林田力『東急不動産だまし売り裁判購入編』「都合の良い説明」)。
http://hayariki.net/home/20.htm
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』

ダンダリン6話

#ダンダリン 6話は外国人技能実習制度の悪用を取り上げる。今回のブラック企業は近隣住民からも騒音の苦情が出ている。従業員にとってブラック企業は住民にとってもブラック企業であるという事実を浮き彫りにする。住民無視の二子玉川ライズを連想する。
今回はブラック企業被害者から必ずしも感謝されない労働基準監督官の思いも描かれる。しかし、労働基準法違反のブラック企業を放置することは、社会全体の労働条件を下げることになる。労働基準法を順守するホワイト企業が損をする。それ故に個々の労働者に感謝されなくても、逆に摘発でブラック企業を潰すことになり、労働者から恨まれる結果になっても、労働者全体・社会全体にとっては意味あることである。

ブラック企業を考える

都政わいわい勉強会イン東部地区「ブラック企業・ワーキングプアを考える」が12月1日に東京都江東区のティアラ江東で開催されます。ブラック企業問題から派生したブラックバイトや官製ワーキングプアを取り上げる。資料代500円。

2013年11月7日木曜日

都政わいわい勉強会in東部地区—ブラック企業・ワーキングプアを考える

都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会(Executive Committee of Open-hearted Study Meeting in Eastern Tokyo on Metropolitan Politics)は「貧困問題を考える その2」として勉強会「ブラック企業・ワーキングプアを考える」を以下の要領で開催します。
▼とき:12月1日(日曜日) PM 1:30-4:30
▼場所:ティアラ江東 中会議室B(東京都江東区、地下鉄住吉駅最寄り)
▼資料代:500円

ブラック企業が大きな社会問題になっています。正社員の使い捨てという点でブラック企業は社会に大きな衝撃を与えましたが、その矛先は正社員以上に弱い立場にある非正規労働者にも向けられています。今回の勉強会は学生アルバイト(ブラックバイト)や公務員労働(官製ワーキングプア)に着目します。

都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会は足立区舎人の無料低額宿泊所進出問題を出発点として生活保護受給者を搾取する貧困ビジネスを取り上げた勉強会「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」を10月26日に東京都墨田区・錦糸町の、すみだ産業会館 9F 第3会議室で開催しました。お蔭様で盛況でした。どうもありがとうございます。そこで住まいの貧困の解消策として提言された空き家活用についての取り組みも報告します。

※「都政わいわい勉強会in東部地区—ブラック企業・ワーキングプアを考える」は仮タイトル「都政わいわい勉強会in東部地区—貧困問題を考える その2—」の正式名称です。11月7日開催の実行委員会でテーマが確定したことにより、このタイトルにしました。

※「都政わいわい勉強会in東部地区—貧困問題を考える その2—」ではブラックバイトと共にブラック介護問題を扱うとアナウンスしましたが、論点を絞るために今回は外しました。今後の勉強会で取り上げる予定です。

どうぞご参加よろしくお願いします。
http://www.hayariki.net/tosei/
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』

東急コミュニティーと脱法シェアハウス

東急コミュニティーのマンション管理では脱法シェアハウス化を防げない。東急コミュニティーは東急不動産が分譲した東京都江東区のマンションで事務所使用している住戸があると住民から通報を受けたが、事務所使用を止めさせるどころか、反対に管理規約を改正して事務所使用を容認することを管理組合理事会に提案した(林田力『東急コミュニティー解約記』)。

東急コミュニティーの事務所使用容認提案は非常に危険である。分譲マンションが脱法シェアハウスに改造される事例が出ている。東京都港区麻布十番の分譲マンションでは一住戸が7つの個室を持つ「シェアハウス」に改造された。問題の住戸の所有者(不動産業者)は「社員寮にする」と虚偽の説明で管理組合に改築工事を申請した。この説明は東急不動産マンションの事務所使用例と同じである。当時は事務所使用の状況を軽く見せるために社員寮という言い訳を持ち出したと受け止めたが、今では脱法シェアハウス転用の危険も考えられる。

マンション管理組合は2013年8月22日、シェアハウス業者にシェアハウスの使用禁止を求める仮処分を東京地裁に申し立てた。これに対して東京地裁は10月24日、このマンションが管理規約で事務所使用を認めている根拠にシェアハウス使用も認められると決定した。管理組合は東京高裁に即時抗告した。

東京地裁決定に対してはマンションの実態を理解していないと批判される。使用者が従業員の言動に責任を持つオフィスと、比較的短期の居住者が入れ替わる脱法シェアハウスは同視できない。「この決定が判例として定着すれば、今後も類似例が続発して、分譲マンションの存立基盤が崩れていく恐れがある」(細野透「東京地裁の「強引型シェアハウス」許容決定を批判する」SAFETY JAPAN 2013年11月5日)。

一方でマンションには元々、スラム化の危険があるものであり、ことさら政策的にマンション住民を優遇しなくてもいいという主張もある。「判例で戸建ての住宅が見直されれば、地価の下落が食い止められるだけでなく、反転も地域によっては期待できるかも知れません。空家対策にもなります」。

いずれにしても管理規約で事務所使用を認めていたことが痛手になった。事務使用容認を勧める東急コミュニティーは有害である。江東区のマンションが東急コミュニティーを解約したことは正解である。
http://hayariki.net/home/19.htm
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』

東急ホテルズ食材虚偽表示

東急ホテルズは食材虚偽表示をしていた。海老やステーキ、野菜、魚などの虚偽表示である。
・活き帆立貝→冷凍もの ・活〆アオリイカ→加工品【芝海老、大正海老、車海老】→フラワーエビ、バナメイエビ、ホワイトタイガー、ブラックタイガー
【手作り点心】→既製品。【自家製パン】→外部仕入東急ホテルズが何でも誤表示にすることには無理がある。スパークリングワインをシャンパンと表示することは明らかに故意の詐欺である。他のスパークリングワインと区別するためにシャンパンというブランドが存在する。
メニュー誤表示ではなく、食品偽装である。安物を高級品と表示しており、詐欺である。誤表示と説明することで誤表示に偽装するという詐欺が罪状に追加された。宮古島リゾートでは偽装隠しまでしている。虚偽表示を把握していたにも関わらず、虚偽表示はないと嘘をついていた。
東急ホテルズの食材虚偽表示は景品表示法上も問題である。東急リバブルも東京都江東区の分譲マンション仲介広告で景品表示法違反を追及された(林田力『東急リバブル広告』Amazonキンドル)。東急不動産だまし売り裁判と共通する東急グループの消費者無視の姿勢である(林田力『東急不動産だまし売り裁判こうして勝った』ロゴス社)。
東急ホテルズは二子玉川ライズ二期事業の主要テナントとして予定されている。二子玉川ライズは折角の景観美を死なせてしまった。無知という基盤の上に超高層ビルを建設することは有害である。東急不動産は自分では全くコントロールの効かないクライマックスに向かって、みるみる押し流されようとしていた。

2013年11月6日水曜日

『ダンダリン』第4話、内定切り

ドラマ『ダンダリン 労働基準監督官』第4話「学生絶望!? 内定切り企業に唸れ」は、ブラック士業の指南による内定切りを扱う。ブラック企業問題の根源であるブラック士業の問題に切り込む。段田凛(竹内結子)は「企業が潰れるのは経営者の責任です。そのしわ寄せを労働者に転嫁することは許されません」と発言した。

解雇予告手当などのない内定切りは違法である。そこでブラック士業は、内定者に内定者研修で過酷なノルマを課して自発的に内定を辞退させるように仕向ける。ブラック士業の悪辣さが全開である。土手山郁夫課長(北村一輝)さえもブラック士業のモラルのなさを「企業のリクエストに応えるためには労働者の犠牲はいとわない」と評している。

『ダンダリン』はブラック企業という深刻な問題を扱う。その割には労働基準監督所内のやり取りはコミカルで、深刻な問題にそぐわないとの批判がある。しかし、ブラック企業摘発に燃える熱血公務員というのも気持ち悪い。ブラック企業摘発自体は正しいことであるが、熱血のような精神論はブラック企業の元凶でもある。疑似科学の批判者が科学信奉というカルトに陥るように、端から見ると批判者が批判対象にそっくりという状態は気持ち悪い。

オープニングの劇画が熱血的であり、ドラマ本編はコミカルに描いた方がいい。特殊日本的精神論のガンバリズムよりも、学生時代のアルバイト先でのセクハラ被害の復讐心が動機の方が人間的である。逆にトカゲの尻尾切りにあった人事部長のために涙を流す段田凛は優等生過ぎる。

内定切りは人事部長の責任であり、人事部長が責任を負うことは当然である。無実の人がスケープゴートにされた訳ではない。たとえ社長の命令やブラック士業の指南に従っただけであるとしても、人事部長は人事部門の責任者として違法な内定切りの責任を免れない。

人事部長に同情を寄せることで、ブラック士業を悪の根源とする演出が際立つとの見方も成り立つ。しかし、ブラック士業の言う通りに行動した人物にも責任はある。ブラック士業の最大の被害者はブラック士業と闘わなければならない相手方である(林田力『ブラック企業・ブラック士業』「ブラック士業の最大の被害者」)。ブラック士業の依頼者がデメリットを受けてこそ、ブラック士業撲滅につながる。

今回の内定切りの原因は、東南アジアに進出した工場の損失である。中国リスク回避などを理由に東南アジア進出が煽られるが、グローバリゼーションは巡り巡って日本の若者に不利益になる構図が浮かび上がる。
http://hayariki.net/home/33.htm
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』

東急ホテルズ食材虚偽表示一覧

ザ・キャピトルホテル東急では安価なバナメイエビを芝海老、フラワー海老を車海老や大正海老と表示した。バナメイエビはタイやマレーシア、インドネシアなどで養殖され、大量に輸入されている。沖縄産豚や鹿児島産黒豚を霧島産黒豚と表示した。

名古屋東急ホテルの食材虚偽表示は悪質である。名古屋東急ホテルでは木綿豆腐を有機豆腐と表示した。既製品を使用しながら手作り天心と表示した。加工品を活〆アオリイカと表示した。岩手県産ハーブ豚を宮崎県産ハーブ豚と表示した。大連産クラゲを船山産クラゲと表示した。地鶏でないものを三河産地鶏と表示した。

特に悪質なものは宮崎県産ハーブ豚と船山産クラゲの虚偽表示である。福島第一原発事故の影響で東北産の食材を忌避する人もいる。東北産を九州産と偽ることは悪質である。放射脳カルトは支持できないが、個人の選択権は保障されなければならない。また、クラゲは何等級もレベルがあるが、船山産クラゲは通常の数倍の値段とされる。単なる表記ミスのレベルではない。

京都東急ホテルではバナメイエビを芝海老、フラワー海老を車海老や大正海老と表示した。リブロースをサーロインと表示した。サーロインはリブロースより肉目がきめ細かく柔らかい。他の産地の野菜を上賀茂野菜と表示した。牛脂注入加工肉を使用したステーキを加工肉と表示しなかった。

宮古島東急リゾートでは他の産地の野菜を宮古島産野菜と表示した。沖縄産を使用しながら宮古島特産オードブルと表示した。他の産地の魚を使用しながら近海魚のお造りと表示した。

伊豆今井浜東急リゾートでは他の産地の魚を地魚と表示した。他の産地のものを河津野菜と表示した。

札幌エクセルホテル東急では羅臼産真ほっけと表示しながら、礼文産を使用した。羅臼産は脂ののった上質なホッケとして知られている。白いサーモンともたとえられる。

羽田エクセルホテル東急では天使の海老を車海老と表示した。減農薬野菜を無農薬野菜と表示した。

富山エクセルホテル東急では牛脂注入加工肉を使用したステーキを加工肉と表示しなかった。他の産地の魚を富山湾の鮮魚と表示した。

金沢エクセルホテル東急では他の産地の魚を日本海の鮮魚と表示した。

帯広東急インでは他の産地のものを中札内産卵と表示した。

新橋愛宕山東急インでは他の産地の野菜を栃木・長野・鎌倉の農家から取り寄せている野菜類と表示した。

吉祥寺東急インではホワイトタイガーを芝海老、ブラックタイガーを大正海老と表示した。

新潟東急インでは牛脂注入加工肉を使用したステーキを加工肉と表示しなかった。

松本東急インでは牛脂注入加工肉を使用したステーキを加工肉と表示しなかった。冷凍物を活き帆立と表示した。白馬産SPF豚を安曇野酵母豚と表示した。酵母豚は酵母飼料でゆったり育った安心・安全な豚肉である。SPF (Specific Pathogen Free)豚はサルモネラやコレラなどの指定された病原体を持っていないということに過ぎない。

徳島東急インでは阿波牛でないものを阿波牛と表示した。

高松東急インでは他の産地のものを高松産野菜と表示した。

松山東急インでは低脂肪乳を低脂肪牛乳と表示した。低脂肪牛乳は調整した牛乳、低脂肪乳は加工乳である。加工乳は脱脂粉乳やバターなどを混ぜることで低価格になる。低脂肪乳の商品名に「牛乳」を使用することはできなくなっており、まともなホテルならば間違える筈のないものである。

松江東急インではスパークリングワインをシャンパンと表示した。シャンパンはスパークリングワインの一種であるが、フランスのシャンパーニュ地方で作られ、厳しい規制をクリアしたもののみをシャンパンと呼ぶことが許されている。シャンパンでなければボトルにシャンパンと表記されることはない。シャンパンでないものをシャンパンとして提供することは考えられない。Twitterでは「これは確信犯でしょう」とコメントされた。
http://hayariki.net/home/18.htm
下関東急インでは牛脂注入加工肉を使用したステーキを加工肉と表示しなかった。

鹿児島東急インでは牛脂注入加工肉を使用したステーキを加工肉と表示しなかった。

東急ホテルズ子会社のインターナショナルレストランサービスの運営するダイアモンドターン(大井競馬場)では外部から仕入れたパンを自家製パンと表示した。
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』

東急ホテルズで食材虚偽表示

東急電鉄グループの東急ホテルズは、全国45のホテルのうち20ホテルの22レストランや7宴会場で、実際の食材とは異なる表示をしていた。芝海老と表示しながらバナメイエビを使用するなどである。食材虚偽表示は100種類以上のメニューで行われた。2007年以降に販売した料理47万7000食分に上る。膨大な数の料理偽装である。

食材を虚偽表示したホテルはザ・キャピトルホテル東急、名古屋東急ホテル、京都東急ホテル、宮古島東急リゾート、伊豆今井浜東急リゾート、札幌エクセルホテル東急、羽田エクセルホテル東急、富山エクセルホテル東急、金沢エクセルホテル東急、新橋愛宕山東急イン、吉祥寺東急イン、新潟東急イン、松本東急イン、高松東急イン、松江東急イン、徳島東急イン、松山東急イン、下関東急イン、鹿児島東急イン、帯広東急インである。

東急ホテルズは2013年11月15日付で「実際に使用された食材とメニュー表示が異なっていたことに関するお詫びとお知らせ」を公表した。食材偽装表示が大きく報道されているにもかかわらず、「実際に使用された食材とメニュー表示が異なっていた」と表記する。まるで使用した食材には問題はなく、メニュー表示が誤っていたと言わんばかりの表現である。このような不誠実は東急グループに共通する。東急コミュニティーは点検回数が少ないなど管理委託契約通りの業務を行っていなかったが、債務不履行が発覚すると契約書が間違っていたと開き直った(林田力『東急コミュニティー解約記』「点検回数の誤魔化し」)。

東急ホテルズは「景品表示法等の理解不足・知識不足によって、表示についての認識が誤っておりました」と釈明する。しかし、実態より豪華に見せかけて消費者を欺いたことに変わりはない。虚偽表示が偶然の勘違いならばメニューよりも実物の方が豪華というケースが半分を占めなければおかしいが、メニューよりも実物が粗末なものばかりである。安物を高級品として表示して販売することは詐欺である。メニュー誤表示ではなく、虚偽表示・偽装である。

東急ホテルズは食材を変更したのに表示を変更していなかったとも釈明する。しかし、食材が変われば、仕入れ伝票と売り上げ伝票の差額も変わる。経理からも判断できるにもかかわらず、経営陣が現場スタッフの責任とすることは筋違いである。東急ホテルズは経理管理もしていないことになる。

東急ホテルズは、レシートなどの控えがあれば、2000円分のギフトカードで返金に応じるとする。現金ではなくギフトカードでの返金というところに東急の不誠実さ、せこさが現れている。

東急ホテルズの食材虚偽表示は東急グループの消費者無視体質の発露である。拝金主義であり、儲けのためならば何でもする。東急グループのモラルの堕落ぶりは救いようがない。虚偽表示で「お・も・て・な・し」ではブラック・ジョークである。嘘をついてまで儲けようとするところは東急不動産だまし売り裁判と同じである(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社)。

東急ストアでも虚偽表示が批判された。虚偽表示はアレルギー体質の消費者には生命に関わる問題である。東急ホテルズの食材虚偽表示は景品表示法上も問題である。東急リバブルも東京都江東区のマンション仲介広告で景品表示法上違反を追及された(林田力『東急リバブル広告』「東急リバブル東陽町営業所の虚偽広告」)。
http://hayariki.net/home/17.htm

「食の偽装際限なし 高島屋・東急ホテルズでも発覚 メニュー表示法規制を」朝日新聞2013年11月6日
「東急ホテルズでも"誤表示"相次ぐ…全国20ホテルで」テレビ朝日(ANN)2013年11月6日
「東急ホテルズでも47万食分」時事通信2013年11月5日
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
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放射脳カルトと貧困ビジネス

林田力『放射脳カルトと貧困ビジネス』は放射脳カルトの問題を取り上げたノンフィクションである。放射脳は自分達の脳内の放射能の恐怖に怯える悪質なカルトである。The radiophobia is a doomsday cult. 放射脳は福島第一原発事故の放射能汚染に対して醜悪な反応をしている。The radiophobia has led to grotesque overreactions.福島第一原発事故の放射能汚染デマを垂れ流す放射脳カルトは有害である。その正体は悪徳商法・貧困ビジネスである。
放射脳カルトは放射能汚染の不安を煽り、怪しげなベクレル・フリーの食材やガイガーカウンターを売り付ける。脱法ハーブ(脱法ドラッグ)店がガイガーカウンターを販売するケースもある。
ゼロゼロ物件業者が自主避難者を劣悪なゼロゼロ物件に住まわせる。宅地建物取引業法違反で東京都から業務停止処分を受けたゼロゼロ物件業者が避難者の受け入れを表明したことに対して、「偽善業者」「避難者もカモにする」と批判された。フィリピンなどへの自主避難(放射能疎開)支援と称して人身売買を行う。
放射脳カルトにも貧困ビジネスにも正義はない。放射脳カルトは脱原発運動の市民的支持を失わせる。

【書名】放射脳カルトと貧困ビジネス/ホウシャノウカルトトヒンコンビジネス/Radiophobia is Poverty Business
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki
【既刊】『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』『東急不動産だまし売り裁判購入編』『東急不動産だまし売り裁判2リバブル編』『東急不動産だまし売り裁判3』『東急不動産だまし売り裁判4渋谷東急プラザの協議』『東急不動産だまし売り裁判5東京都政』『東急不動産だまし売り裁判6東急百貨店だまし売り』『東急不動産だまし売り裁判7』『東急不動産だまし売り裁判8』『東急不動産だまし売り裁判9』
『東急不動産だまし売り裁判10証人尋問』『東急不動産だまし売り裁判11勝訴判決』『東急不動産だまし売り裁判12東急リバブル広告』『東急不動産だまし売り裁判13選挙』『東急不動産だまし売り裁判14控訴審』『東急不動産だまし売り裁判15堺市長選挙』『東急不動産だまし売り裁判16脱法ハーブ宣伝屋』『東急不動産だまし売り裁判17』『東急不動産だまし売り裁判18住まいの貧困』
『東急不動産だまし売り裁判訴状』『東急不動産だまし売り裁判陳述書』『東急不動産だまし売り裁判陳述書2』『東急不動産だまし売り裁判陳述書3』
『東急大井町線高架下立ち退き』『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』『東急コミュニティー解約記』『東急ストアTwitter炎上』
『裏事件レポート』『ブラック企業・ブラック士業』『絶望者の王国』『歌手』『脱法ハーブにNO』『東京都のゼロゼロ物件』
『二子玉川ライズ反対運動1』『二子玉川ライズ反対運動2』『二子玉川ライズ反対運動3』『二子玉川ライズ反対運動4』『二子玉川ライズ反対運動5』『二子玉川ライズ住民訴訟 二子玉川ライズ反対運動6』『二子玉川ライズ反対運動7』『二子玉川ライズ反対運動8』『二子玉川ライズ反対運動9ブランズ二子玉川の複合被害』『二子玉川ライズ反対運動10』『二子玉川ライズ反対運動11外環道』

放射脳カルトは貧困ビジネス
自主避難支援と人身売買
フィリピンの台風被害と放射脳カルト
放射脳のベクレル・フリーに注意
ベクレル・フリーと水俣病差別
放射脳カルトらのデマゴギーは脱法ハーブ
石原伸晃サティアン発言の深層
放射脳カルト
放射脳カルト批判のアプローチ
放射脳カルトの呼称について
脱原発と脱被曝は別問題
脱原発派も不安を煽るtwitter拡散情報を警戒
反原発団体の情報発信で不安鎮静
山本太郎の立候補に批判
山本太郎に公職選挙法違反疑惑
北九州市市議会選挙の村上さとこ候補がくまモン政治利用
宇城市が行政代執行で海のピラミッドを市民の手に取り戻す
宇城市長選挙に篠崎鐵男市長と守田憲史県議が出馬
太陽光発電の落とし穴
武蔵野市を計画停電対象外とする不合理
ミクシィ「ヤシマ作戦」コミュニティがオタク出会い系に変貌
『新クロサギ 14』脱原発詐欺を許すな
『風評破壊天使ラブキュリ』風評批判
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00GGNINR2

2013年11月5日火曜日

宇都宮健児弁護士・講演会

【紹介】12月20日(金) 第57回草の実アカデミー
 テーマ「日本国憲法」
 講師:宇都宮健二弁護士
「『わるいやつら』(集英社新書)出版記念
 
★今回は土曜日でなく金曜夜なのでご注意ください★
○2013年12月20日(金) 午後6時開場 6時20分開演
○場所 渋谷区神宮前隠田区民会館 集会室
    渋谷区神宮前6−31−5  TEL:03-3407-1807
○交通 JR山手線「原宿駅」表参道口7分
     東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」4番出口3分

都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会11/7

都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会(Executive Committee of Open-hearted Study Meeting in Eastern Tokyo on Metropolitan Politics)は2013年12月1日に「都政わいわい勉強会in東部地区—貧困問題を考える その2—」を東京都江東区のティアラ江東で開催します。
この「都政わいわい勉強会in東部地区—貧困問題を考える その2—」の内容についての第1回打ち合わせを11月6日(木曜) PM 6:00-8:00に江東区亀戸で開催します。一緒に企画・運営しませんか。参加ご希望の方はご連絡ください。場所や当日連絡先をお伝えします。
現時点で挙がっているテーマは「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」のその後の活動報告や、社会問題になっているブラック企業から派生して、若者を搾取するブラックバイトや高齢者を搾取するブラック介護施設、官製ワーキングプアなどです。
東部地区(荒川区、足立区、葛飾区、墨田区、江戸川区、江東区)以外の都民あるいは他県の人でもOKです。「何かおもしろそうだな」とか「少し位なら手伝ってもいいかな」「市民活動は初めてなんでわけわからないけど…」どんな人でもかまいません。どうぞご参加よろしくお願いします。
※都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会開催日を11月6日(木曜)とアナウンスしましたが、11月7日(木曜) の誤りです。訂正してお詫びします。
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
Housing Poor [Format Kindle]
http://www.amazon.fr/dp/B00G5ILOP6

東京都の東京湾

東京都の東京湾

2013年11月4日月曜日

『ダンダリン』第3話、マンション建設事故

ドラマ『ダンダリン 労働基準監督官』第3話「守るべきものは? 友情か法律か」は、マンション建設現場の事故を扱う。東急不動産のマンション「ブランズ小竹向原」建設現場で死亡事故が起きており、現実的な話題である(林田力『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』「ブランズ小竹向原でクレーン死亡事故」)。

ブラック企業やブラック士業はブラック企業被害者らの粘り強い運動によって社会問題になった。そこで問題になるブラック企業はIT業界や飲食業界の成長企業が中心である。成長企業に期待をもって就職した高い意識のある労働者が就職後にブラック企業の異常性を認識したからこそ、ブラック企業が社会問題化したと言える。逆に建築業界は昔から3Kと言われ、そういうものかと受け入れてしまう傾向がある。それ故に建設業界でブラック企業と言われることは相対的に少ないが、ブラック企業との指摘も出ない方が深刻である。その意味で『ダンダリン』が初回放送でリフォーム会社、今回はマンション建設現場を取り上げた意義は大きい。

今では東日本大震災での超高層マンションの揺れを忘れたかのように分譲マンション販売が煽られているが、マンション建設現場の杜撰さが『ダンダリン』で再確認できる。東急不動産マンションでもアスベストを使用する、難しいという理由で設計通りに施工しなかったという問題が発覚した(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』「耐震強度偽装事件と欠陥施工」)。

今回は違反を厳格に摘発して会社を潰してしまうことがいいことかという重いテーマが提示された。消費者意識の低い日本社会は悪徳業者が倒産しても被害者の思いよりも、従業員の今後の生活に思いを馳せる傾向がある。しかし、南三条和也(松坂桃李)は潰れる会社は潰れた方がいいと言う。会社の存続のために嘘をつくようにならないためには、さっさと倒産した方が経営者にとっても幸せである。人が死ぬかもしれない危険な現場を一つなくすことは、歓迎できることである。

強引なところもある段田凛(竹内結子)であるが、モラルは健全である。ブラック士業に対して「私はルールにしたがって行動しているだけです。手段を問わない訳ではありません」と答える。目的のために手段を問わない卑劣なブラック士業とは対照的である。
http://hayariki.net/home/27.htm
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
Housing Poor (The Suit TOKYU Land Corporation Fraud) [Kindle Edition]
http://www.amazon.de/dp/B00G5ILOP6

葛飾区議会議員選挙

葛飾区議会議員選挙公示前日の2013年11月2日は多くの立候補予定者が駅頭で演説した。葛飾区議選挙の争点の一つは区役所総合庁舎の建て替えの是非である。総事業費264億円の計画である。

渋谷えみこ氏(生活者ネットワーク)は15時から金町駅前で演説した。渋谷氏は葛飾・生活者ネットワーク政策委員である。演説では区役所建て替えの見直しを主張した。候補地の一つである立石駅北口地区は再開発事業で進めようとしている。超高層ビルを建設する。都内で希少になっている下町情緒をなくす街づくりに反対する。葛飾らしさ、立石らしさもなくなる。区役所建て替えはゼロベースで検討し直すべき。多額の税金が使われる。

新村いく子・江戸川区議など生活者ネットワークの議員が応援にかけつけた。葛飾区では生活者ネットワークが立ち上がったばかりということで、議員の交代制(ローテーション)など生活者ネットワークの説明もしていた。西崎光子都議は「空き家をグループリビングやシェアハウスとして活用する」と述べていた。

帰り際に「再開発を批判し、葛飾らしさを打ち出したところが良かった」と挨拶したところ、「練馬に住んでいたために葛飾区の良さが却って分かる」と答えていた。選挙では地元生まれの地元育ちをアピールする候補者が多いが、他所から来た人だから逆に客観的に地域を見られる面もある。渋谷氏は「どこも同じような街になったら、街の魅力がなくなる」とも話した。これは葛飾に限らず、各地の街づくりにも当てはまることである。

同じ場所では15時まで井上ちさこ氏が演説をしていた。また、金町駅の反対側では小林ひとし氏(日本維新の会)が演説していた。小林氏は税金の無駄遣いストップの点から区役所総合庁舎建て替えに反対する。修繕をしながら現庁舎を使えるまで使うべきと主張する。

亀有駅南口ででは、みずま雪絵氏が演説した。みずま氏は介護の現場で十年間働いてきた。「若者に夢を、お年寄りに安心を」と掲げる。職場の不満は社会や政治に繋がっている。二十代の死因の一位が自殺、これほど悲しいことはない。

この日は山本太郎参議院議員が応援に駆けつけた。園遊会での天皇直訴事件が報道された翌日である。「天皇陛下の政治利用に当たる」「陛下を政治に引きずり込みかねない」「国会議員として良識があれば善悪は判るはず」「議員辞職すべき」などと強く批判されている。そのために警察官が多く、物々しい雰囲気になっていた。山本氏は開口一番、「お騒がせしてすいません」と述べた。

「必ず投票に行ってください。地方選挙は国政以上に重要。国政はスピードが遅い。不都合な事実を隠せるという法案が可決されようとしている。平成の治安維持法と言われている。国を守るための法律は自衛隊法で守られている。米軍の軍事機密も現行法で守られている。秘密保護法で言論が統制される。今の国会は既得権益を守ることだけ。国会は皆さんのことを見ていない。地域から変えていくしかない。

生活保護法を改悪した。生活保護の全体が悪という報道は酷い。金持ちにもっと金儲けできるように、儲けた金を独占できるようにしている。僕達は切り捨てられる。国政に期待することは危険かもしれない。自分達の地域を変えていかなければならない。

地方議会は国政よりも難しいかもしれない。決まっている枠で利益の回しあいをしているだけ。現場の声を知っている、みずま雪絵さんに取り組んでほしい」

聴衆には「売国奴」と山本氏を批判する声もあがったが、それほど大きなものではなかった。山本氏は天皇を特別な存在と思ったから、他の園遊会出席者ではなく、天皇に対して手紙を渡して自己の主張をアピールした。むしろ天皇を特別視している訳で、右翼の山本氏批判は力強くはならない。

むしろ直訴事件は国民主権を重視する左派・護憲派から批判されるべきものである。右からのバッシングや議員辞職要求に対しては擁護や反論は可能である。自民党こそ天皇を政治利用しており、山本議員をバッシングすることは二重基準であると。しかし、直訴事件を全面的に肯定するならば、今度は左派が従来の価値観との二重基準を批判されるだろう。

山本太郎議員にとって幸運は共産党の反応が微温的であることである。田村智子参院議員はFacebookで「こんなことで運動するみなさんが意見の違いでぶつかり合う必要は全くない、これは声を大にして言いたい」と書いている。

台風26号で甚大な被害が出た東京都大島町の川島理町長は共産党である。甚大な被害が出たという結果だけでも、共産党首長への批判が生じてしまうものである。出張先の飲酒が槍玉に挙がっている(「「しんぶん赤旗」沈黙 身内に甘く 「共産党首長」の大島町長飲酒問題」産経新聞2013年10月27日)。山本議員が問題発言・問題行動を連発してバッシングが集まったことは共産党への助け舟となった面がある。

一連の山本太郎の問題発言で最も問題は「ベクレてる(放射能汚染されている)」発言である。放射脳カルトは支持できない。放射脳カルトはオウム真理教と同視できる。それは山本太郎を一方的に貶めるだけの主張ではない。オウム真理教には仏教哲学を理解している面もあった。宗教学者の中沢新一も一定の評価をしたほどである。山本太郎にも、それと同程度には評価できる側面があることを認めるにやぶさかではない。

一番の問題は放射脳カルトを自分達脱原発運動の外部にある極端な異常者集団と定義して、自分達と無縁なものとしてしまおうとする姿勢である。それは放射脳カルトが入り込んでいる現実を無視したものである。脱原発運動を放射脳カルトと同視して反感を抱く人々のような外部からの視点を無視するものである。
http://hayariki.net/home/16.htm
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
Housing Poor (The Suit TOKYU Land Corporation Fraud) eBook: Hayashida Riki: Amazon.in: Kindle Store
http://www.amazon.co.in/dp/B00G5ILOP6

日本の司法は中世〜裁判ウォッチャーによる現場からの報告

【集会案内】11月16日(土) 第56回草の実アカデミー
「日本の司法は中世〜裁判ウォッチャーによる現場からの報告〜」
 講師:細田加代子さん(裁判ウォッチャー)

 国連拷問禁止委員会では、「(日本の刑事司法は)中世」との批判に対して上田秀明・人権人道大使が「笑うな、黙れ、黙れ(シャラップ=Shut up)」と発言し失笑を買った。恥の上塗りといっていい。しかし、いかに政府が否定しようとも日本の司法がとても人権に配慮しているとは言い難い事例がいくつもある。

 ながらく喫茶店を経営していた細田加代子さんは、オープン25周年を区切りとして今年4月に店を閉じ、翌5月から裁判の傍聴を始めた。その数200件超。さまざまな裁判の現場を見ることで、とても21世紀とは思えない実態を認識した。今回の講演では、いくつかの事例を挙げ、問題点をあぶり出す。

◎細田加代子さんの略歴
1957年東京生れ
1979年2月 銀座でグラブ経営 21歳5ヶ月
1985年4月 結婚にて引退 後にNYに短期間居住
1987年4月 離婚 同年から銀座の不動産会社に勤務
1988年    宅地建物取引主任資格取得
1989年4月 中央区八丁堀で喫茶店経営
1997年9月 中央大学法学部入学(通信教育部)
2003年9月 中央大学法学部卒業(通信教育部)単位取得158単位
2013年4月 八丁堀の喫茶店を閉店(開業25年を迎えるので一区切)
2013年5月 東京地裁、東京高裁に裁判傍聴を開始。傍聴数200件超える

  著書:「銀座は女の化粧」

○日時 2013年11月16日(土) 昼2時開始、4時45分終了
○場所 豊島区立勤労福祉会館 第1・第2和室
   東京都豊島区西池袋2−37−4
   池袋駅西口下車 徒歩約10分、池袋駅南口下車 徒歩約7分

2013年11月3日日曜日

東急のブラック企業問題

ブラック企業の中のブラック企業は労働者にも消費者にもブラック企業である。
東急リバブル東急不動産は消費者無視の企業である。東急不動産だまし売り裁判。東急リバブル迷惑隣人説明義務違反事件。
東急不動産・東急電鉄は住民無視の企業である。二子玉川ライズ、東急大井町線高架下立ち退き。
強盗慶太以来の社風、体育会系社風から暴力的に。東急不動産係長がトラブルになった顧客女性に脅迫電話を繰り返して逮捕された。
東急ハンズは心斎橋店員がサービス残業強要、パワハラで過労死した。
東急電鉄は古典的なブラック企業。第二組合差別で東急一時金訴訟。

都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会11/6

都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会(Executive Committee of Open-hearted Study Meeting in Eastern Tokyo on Metropolitan Politics)は2013年12月1日に「都政わいわい勉強会in東部地区—貧困問題を考える その2—」を東京都江東区のティアラ江東で開催します。

この「都政わいわい勉強会in東部地区—貧困問題を考える その2—」の内容についての第1回打ち合わせを11月6日(木曜) PM 6:00-8:00に江東区亀戸で開催します。一緒に企画・運営しませんか。参加ご希望の方はご連絡ください。場所や当日連絡先をお伝えします。

現時点で挙がっているテーマは「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」のその後の活動報告や、社会問題になっているブラック企業から派生して、若者を搾取するブラックバイトや高齢者を搾取するブラック介護施設、官製ワーキングプアなどです。

ブラック企業は正社員の使い捨てという点が社会に大きな衝撃を与えましたが、その矛先は正社員以上に弱い立場にあるアルバイトにも向けられています。介護はブラック企業が多い業種ですが、介護現場の従業員の疲弊・磨耗は利用者の生死に直結します。宅建業法違反で東京都から業務停止処分を受けたゼロゼロ物件業者が高齢者向け賃貸マンションを宣伝するなど貧困ビジネス・住まいの貧困の問題とも接点があります。

東部地区(荒川区、足立区、葛飾区、墨田区、江戸川区、江東区)以外の都民あるいは他県の人でもOKです。「何かおもしろそうだな」とか「少し位なら手伝ってもいいかな」「市民活動は初めてなんでわけわからないけど…」どんな人でもかまいません。どうぞご参加よろしくお願いします。
http://hayariki.net/tosei/
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』

11・3新宿ジャック

転載:11・3新宿ジャック@午後2時30分〜新宿西口
若者の「使い捨て」許さない!誰だって人間らしく働きたいし生活したい!労働組合に入ろう大宣伝!11月3日 pm2:30〜4:00 @新宿西口
【拡散希望】"新宿ジャック"降臨!11/3・pm2:30〜4:00・@新宿西口大宣伝!「使い捨て労働をなくそう」「将来を切り開ける賃金を」「労働組合に入ろう」とアピールしよう!飛び入りOK・無料
http://www.seinen-u.org/20131103_shinjuku.pdf

東京都「新たな長期ビジョン(仮称)」パブコメ

他のMLで紹介されたものです。

「新たな長期ビジョン(仮称)」論点整理への御意見を募集します

平成25年11月1日
知事本局

 東京都は、「2020年の東京」に掲げた都市像を踏まえつつ、さらに進化し成熟した東京の10年後の将来像を示すため、2023(平成35)年までを計画期間とする「新たな長期ビジョン(仮称)」を策定することとしています。
 このたび、主な論点と政策展開における方向性について、下記のとおり「『新たな長期ビジョン(仮称)』論点整理」を取りまとめましたので、都民の皆様からの御意見を募集します。今後、いただいた御意見を踏まえて検討を行い、12月末に「新たな長期ビジョン(仮称)」を策定・公表する予定です。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2013/11/22nb1100.htm
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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
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2013年11月2日土曜日

二子玉川ライズ反対運動

二子玉川ライズは日の当たる部分以上に闇の部分が多い(林田力『二子玉川ライズ反対運動1』Amazonキンドル)。二子玉川再開発によって玉川の治安や風紀は悪化した。ヤンキーが夜間に再開発で整備された交通広場でスケボーなど騒ぐためである。その種のヤンキーは真っ当な人々が眠っている時間に行動する。

オリーブも含めて

アンドレア・ヴィターリ『オリーブも含めて』は近代イタリアを舞台とした小説である。冒頭は視点人物が次々と変わり、物語の方向性が見えない。やがて不良少年グループの犯罪に行き着く。この不良少年グループは様々な問題を起こしていた。日本でも関東連合など元暴走族の犯罪が社会を震撼させた。国や地域が違っても、社会を腐らせる要素は類似する。

渋谷えみこ

渋谷えみこ(生活者ネットワーク)が金町駅前で演説。葛飾区議選挙に立候補予定。葛飾区は生活者ネットワークが立ち上げられたばかり。
区役所建て替えに反対。立石の再開発が問題。超高層ビルにする。葛飾らしさ、立石らしさもなくなる。区役所建て替えはゼロベースで検討し直すべき。多額の税金が使われる。

みずま雪絵

みずま雪絵。亀有駅南口で演説。生活が大事、命が大事。職場の不満は社会や政治に繋がっている。二十代の死因の一位が自殺、これほど悲しいことはない。介護の現場で十年働いてきた。若者に夢を、お年寄りに安心を。
山本太郎。お騒がせしてすいません。必ず投票に行ってください。地方選挙は国政以上に重要。国政はスピードが遅い。
不都合な事実を隠せるという法案が可決されようとしている。平成の治安維持法と言われている。
国を守るための法律は自衛隊法で守られている。米軍の軍事機密も現行法で守られている。秘密保護法で言論が統制される。今の国会は既得権益を守ることだけ。国会は皆さんのことを見ていない。地域から変えていくしかない。
「売国奴」との声をあげる。
生活保護法を改悪した。生活保護の全体が悪という報道はひどい。金持ちにもっと金儲けできるように、儲けた金を独占できるようにしている。僕達は切り捨てられる。国政に期待することは危険かもしれない。自分達の地域を変えていかなければならない。
地方議会は国政よりも難しいかもしれない。決まっている枠で利益の回しあいをしているだけ。現場の声を知っている、みずま雪絵さんに取り組んでほしい。

ダンダリン5話

ドラマ『ダンダリン』5話はブラック士業の幼児性が強調された。第一話と同じく主人公の死後から始まる。話の流れからすると逆ギレしたブラック士業に殺されるという推測も成り立つ。現実にもブラック士業がブラック興信所を使って嫌がらせやストーキングをしていると指摘される。
本筋は辞めたくても辞めさせてもらえない従業員の話である。退職を求めると高額な損害賠償請求で脅してくる。これは典型的なブラック士業の手口である。ブラック企業問題の第一人者である今野晴貴氏の著書でも紹介されている。
一般に労働者は弱い立場であり、だからこそブラック企業やブラック士業が問題になっており、『ダンダリン』のような作品は価値がある。しかし、さすがに今回の設定は無理がある。今回のブラック企業被害者は一労働者ではない。有名パティシェである。企業側の立場は必ずしも強くない。ドラマでも実際に行われているが、労働者側に不満があれば一人でサボタージュするだけでも企業に打撃を与えられる。労働者側の退職意思貫徹を阻むことは、どう考えても無理筋である。それにも関わらず、若造ブラック士業はデタラメな法律論で退職を阻止できると本気で思っている。若造ブラック士業の世間知らずな幼稚性だけが際立った。
経営者はダンダリンらに「辞めさせないなんて、ひどい経営者と思っているでしょう」と自らのブラックさを自覚している。若造ブラック士業は損害賠償請求訴訟を歓迎している様子であり、依頼人の利益ではなく、もめればもめるほど、紛争が長引けば長引くほどブラック士業が儲かるという立場である。

都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考えるアンケート結果

都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考えるアンケート結果

文責:林田力
「都政わいわい勉強会in東部地区:貧困ビジネスを考える」のアンケート結果を報告する。統計値はアンケート提出者の値であり、参加者の統計値とは異なる。

参加者の性別は男性82%、女性18%である。過去の都政わいわい勉強会in東部地区と比べると男性の比率が高い。これはアンケート提出者の値であり、会場の雰囲気は決して男性が圧倒的ではなかった。パネラーは女性の方が多く、都政わいわい勉強会in東部地区実行委員会も男女の数が拮抗している。参加者の女性からも意見が出ていた。

貧困問題は女性に無関係な問題ではない。母子家庭の貧困率は高い。脱法ハウスの入居者に女性が少なくないことも指摘される。貧困ビジネスを阻止するという勉強会のスタンスが女性に敬遠された可能性はある。今回の勉強会で貧困ビジネス規制に加え、空き家活用という前向きの方向性が見えてきた。論点を整理して改めて開催すれば女性の関心も増えると予想される。

参加者の年代は20代9%、30代9%、50代46%、60代27%、70代9%である。参加者の中心がシニア世代であることは過去の都政わいわい勉強会in東部地区と同じである。これは市民運動全般と共通する。

その点で今回初めて20代の参加者がいたことは心強い。貧困ビジネスは若年層も被害者になっている。若年層の問題意識に応えることが市民運動全般と共通する課題であるが、貧困ビジネスをテーマとしたことには効果があった。

シリア世代が中心で、若年層がポツポツいて、40代が谷間になる点も過去の都政わいわい勉強会in東部地区と同じである。若年層も就職氷河期など社会の矛盾に晒されており、問題意識を持つ人もいる。
http://www.hayariki.net/tosei/poor2.html
参加者の居住地は足立区18%、江東区18%、墨田区18%、東部地区以外46%である。東部地区以外からの参加者が多いことが過去の都政わいわい勉強会in東部地区と比べた特徴である。貧困ビジネス問題というテーマを絞った結果、他地区で問題意識を有した人が参加した結果である。葛飾区からの参加者がいなかったが、区長・区議選挙直前という政治事情がある。

勉強会を知った手段は知人の紹介27%、ホームページ18%、Twitter 9%、Facebook 28%、政党のメール9%、レイバーネット9%である。過去の都政わいわい勉強会in東部地区と比べると分散している。インターネット媒体ではFacebookの有効性が改めて確認できた。
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2013年11月1日金曜日

ワンピース72巻

ワンピース72巻はドレスローザ編の続きである。麦わらの一味も大所帯になっており、別行動をとることが多くなった。各々に見せ場を作ろうとすると、平行して話を進めることになり、物語のテンポが削がれる。特にエニエスロビー編のように一対一の対決を繰り返すならば、バトルのためのバトルという人気少年マンガが陥りがちな罠にはまってしまう。これに対して今回は各自別々の行動が一つの方向につながったという点で、物語構成として見事である。ストーリー的には脱線になるルフィのトーナメント出場も空間的には本来の目的とつながっていた。
ドレスローザ編の問題点は、敵であるドンキホーテ・ドフラミンゴがチンピラ・ヤンキー風の外見で迫力がないことである。最初の七武海のクロコダイルのような貫禄に欠ける。チンピラ・ヤンキーは主人公に瞬殺されると相場が決まっている。もしチンピラ・ヤンキーに苦戦するならば、引き延ばしに思えてしまう。
ところが、この巻ではドフラミンゴが海軍以上に密接に世界政府の上層部と繋がっていることが仄めかされる。さらに空白の百年につながる長い歴史的経緯があることも仄めかされる。ドフラミンゴの権力は、シャンクスや白ひげのように個人の才覚ではなく、世界政府の後ろ楯のある世襲的なものとの推測が成り立つ。これはドフラミンゴが若様と呼ばれていることからも符合する。これによってチンピラ・ヤンキー風の外見ながら、強大な敵として描くことが両立する。
この巻ではドレスローザの闇の部分が明らかになる。虐げる者と虐げられる者がいる。これはイーストブルーのナミの村と同じであるが、そこでは虐げる者は外部から来た征服者であった。これに対してドレスローザでは市民が差別する側に回っている。連載長期化によって社会性が深まっている。ワンピースは空島編はパレスチナ問題、魚人島編はヘイトスピーチなどの徘外主義を連想させる。直前のパンクハザード編は脱法ハーブ(脱法ドラッグ)などの薬物蔓延への批判的視点に立つ。差別や搾取を描く漫画が大ヒット作品となっていることは日本社会にとって救いである。

林田力 東急不動産だまし売り裁判18住まいの貧困

林田力『東急不動産だまし売り裁判18住まいの貧困』は住まいの貧困を特集する。林田力は東急不動産だまし売り裁判原告として住まいの貧困問題に関心がある。ゼロゼロ物件や囲い屋、脱法ハウスなどの貧困ビジネスが住まいの貧困をもたらしている。NPO法人を隠れ蓑にした貧困ビジネスも問題になっている。
東急不動産だまし売りとゼロゼロ物件などの貧困ビジネスは消費者に害を及ぼす点で同じである。一部上場企業の東急不動産と中小零細企業のゼロゼロ物件業者では大きな差がある。宅建業法違反で業務停止処分を受けたグリーンウッド(吉野敏和)は資本金0円であった。それでも消費者への有害性で共通する点に住まいの貧困を見出だせる。
住まいの貧困は極めて危険である。住まいの貧困は人々の心を卑しく貶める。貧困ビジネスの増長を許しておくことにも限界というものがある。貧困ビジネスのやりたい放題を許してしまえば、日本社会はギスギスしていくばかりである。

【書名】東急不動産だまし売り裁判18住まいの貧困/トウキュウフドウサンダマシウリサイバン ジュウハチ スマイノヒンコン/The Suit TOKYU Land Corporation Fraud 18 Housing Poor
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki
【既刊】『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』『東急不動産だまし売り裁判購入編』『東急不動産だまし売り裁判2リバブル編』『東急不動産だまし売り裁判3』『東急不動産だまし売り裁判4渋谷東急プラザの協議』『東急不動産だまし売り裁判5東京都政』『東急不動産だまし売り裁判6東急百貨店だまし売り』『東急不動産だまし売り裁判7』『東急不動産だまし売り裁判8』『東急不動産だまし売り裁判9』
『東急不動産だまし売り裁判10証人尋問』『東急不動産だまし売り裁判11勝訴判決』『東急不動産だまし売り裁判12東急リバブル広告』『東急不動産だまし売り裁判13選挙』『東急不動産だまし売り裁判14控訴審』『東急不動産だまし売り裁判15堺市長選挙』『東急不動産だまし売り裁判16脱法ハーブ宣伝屋』『東急不動産だまし売り裁判17』
『東急不動産だまし売り裁判訴状』『東急不動産だまし売り裁判陳述書』『東急不動産だまし売り裁判陳述書2』『東急不動産だまし売り裁判陳述書3』
『東急大井町線高架下立ち退き』『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』『東急コミュニティー解約記』『東急ストアTwitter炎上』
『裏事件レポート』『ブラック企業・ブラック士業』『絶望者の王国』『歌手』『脱法ハーブにNO』『東京都のゼロゼロ物件』
『二子玉川ライズ反対運動1』『二子玉川ライズ反対運動2』『二子玉川ライズ反対運動3』『二子玉川ライズ反対運動4』『二子玉川ライズ反対運動5』『二子玉川ライズ住民訴訟 二子玉川ライズ反対運動6』『二子玉川ライズ反対運動7』『二子玉川ライズ反対運動8』『二子玉川ライズ反対運動9ブランズ二子玉川の複合被害』『二子玉川ライズ反対運動10』『二子玉川ライズ反対運動11外環道』

東急不動産だまし売り裁判
東急コミュニティー着服横領で指名停止
東急ハンズ過労死
東急リバブル迷惑隣人事件とゼロゼロ物件
足立区議から貧困ビジネス問題を聞く
脱法シェアハウス規制
住宅政策の貧困を訴える住まいは人権デー市民集会
民事法務労働組合がワーキング・プアを生む市場化テストに抗議行動
日弁連理事会で貧困問題を提言
バードレイクスのインタビューで湯浅誠が婚活のエゴを指摘
TPPは住まいの貧困を悪化させる
ゼロゼロ物件詐欺とTPPの親和性
ゼロゼロ物件には何かある
ゼロゼロ物件の追い出し屋は犯罪者
ゼロゼロ物件は大家にもデメリット
家計簿を圧迫するゼロゼロ物件
ゼロゼロ物件規制がセーフティネット
ゼロゼロ物件「Yahoo!知恵袋」悪用
ゼロゼロ物件詐欺と090金融
ゼロゼロ物件にネズミ
『貧困ビジネス』ゼロゼロ物件の怖さ
『ハウジング・プア』住まいの貧困を直視
『貧困襲来』『ルポ 子どもの貧困連鎖』
『ルポ 貧困大国アメリカ II』米国の貧困は日本の明日
『特上カバチ!!』ゼロゼロ物件業者に徹底抗戦
NHKハートネットTVで住まいの貧困
『時鐘の翼』
『いちえふ』掲載への疑念
『美味しんぼ 108』めげないことは良いことか
『美味しんぼ 110』風評も批判
http://hayariki.net/poor.html
住まいの貧困 (東急不動産だまし売り裁判) の書評 / 林田力 / 林田力 / |本が好き!
http://www.honzuki.jp/book/210876/

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林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』
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