2011年2月28日月曜日

道重さゆみが2012年でモーニング娘。を辞めると宣言:林田力

 道重さゆみが2月26日放送のTBS系『王様のブランチ』で、2012年いっぱいで自らが加入するモーニング娘。を辞めることを宣言した。

 モー娘。では今年の秋に長年リーダーを務めてきた高橋愛が卒業し、現サブリーダーの新垣里沙がリーダーになることが決まっている。道重は「勝手な予想」と留保しながらも、2012年に新垣が卒業するとの予測を披露する。その上で「リーダーになってから辞めたいので、来年ちょうど10年を締めくくって辞めます」と宣言した。
 モーニング娘。はメンバーの増減を繰り返しながら成長したグループである。しかし、メンバーの卒業や脱退は上からサプライズ的に発表されることが通常である。メンバーが自ら辞めるまでのロードマップを披露することは珍しい。

 道重の発言は、単に自らの辞める時期を予想した以上の大胆な内容である。
 第一に、新垣が卒業した後に自分が辞めると宣言している。5期メンバーの新垣が先に卒業すること自体は予想としては順当だが、他のメンバーの卒業にまで言及することは大胆である。
 第二に「リーダーになってから辞めたい」としており、新垣卒業後のリーダーが自分であると決めている。新垣が卒業すれば6期メンバーの道重か田中れいながリーダーとして順当であるが、道重に限定されるものではない。田中がリーダーで、道重がサブリーダーという組み合わせも考えられる。
 確かに田中は「はぶられいな」「嫌われいな」と言われるように、他のメンバーと親密なイメージが薄い。一方で道重も大親友の亀井絵里が卒業してしまい、モー娘。内のプレゼンスが弱まっている。道重の発言はリーダーを目指すための瀬踏みと見ることもできる。
 第三に、道重はリーダーへの意欲を示すものの、リーダーに就任してから1年足らずで辞めると宣言している。リーダーに就任して何をしたいかは不明である。悪意で解釈すれば、リーダーという経歴だけを求めているとなる。
 第四に、道重は「辞める」という表現を使用している。新垣については「卒業」としており、表現を区別している。
http://npn.co.jp/article/detail/61665893/

 第三と第四の点は示唆的である。モー娘。には過去にもリーダー就任後短期で辞めたメンバーがいる。しかも、彼女たちは万人に祝福される「卒業」ではなく、「脱退」という表現が使用された。
 ともに恋愛スキャンダルを契機に脱退した、3代目リーダーの矢口真里と5代目リーダーの藤本美貴である。
 これはモー娘。にとって悪しき前例であるが、脱退メンバーの2人がバラエティタレントとして活躍していることも事実である。
 現モー娘。で、最もバラエティ番組向きのキャラが確立しているメンバーは道重である。周囲を驚かせる発言でキャラを確立してきた道重の今後に注目である。

市民運動はツイッターやSNSの積極的活用を(上)林田力

【PJニュース 2011年2月28日】独裁政権を倒したチュニジア革命(ジャスミン革命)やエジプト革命ではツイッターやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が威力を発揮した。これは日本の市民運動にとって参考になる。

大まかに言って日本の市民運動はウェブサイトやメールが普及し、ブログを開始したというレベルである。デジタルデバイドのある日本において、これは大きな前進である。しかし、運動の拡大にはブログはもとより、ツイッターやSNSの積極的活用に進むことが望まれる。

静的なウェブサイトもツイッターのような相対的に新しいサービスも、ブラウザ経由で情報をアクセスする点で同じである。それ故に既にウェブサイトを開設しているのだから、新たにツイッターなどを開設する必要はないとの考えは一理ある。

また、情報の保存の点でも静的なウェブサイトは有効である。基本的にブログやツイッター、SNSはサービス提供者のサイト上で更新する。そのためにサービス提供者に削除されたら、情報発信者には何も残らない。

これに対し、静的なウェブサイトは自己のパソコンで作成したHTMLなどのファイルをFTPでアップロードする形である。このため、サービス提供者に削除されたとしても、別のウェブサイト提供サービスと契約して、自己のパソコン内に保存していたHTMLファイルなどをアップロードすれば、URLは別になるが、同一内容のウェブサイトを復活できる。

この点は権力や大企業の妨害を考慮する必要がある市民運動にとって重要である。このため、いくらツイッターなどの新しいサービスが発達しても、特定のサービスに依存することは危険である。依然として静的なウェブサイトをネットの情報発信の基本とすべきである。本記事では市民運動に新たなサービスの活用を推奨するが、静的ウェブサイトにからの置換を求めるものではない。静的ウェブサイトに加えて新たなサービスの活用を推奨する。

新たなサービスの活用を推奨する大きな理由は、ウェブとツイッターなどでは情報の発信力が異なるためである。ウェブサイトは基本的にURLを入力した人か検索エンジンの検索結果から流れた人しか見ない。URLを知っている人は直接交流がある人である。検索エンジンからの訪問者も、関連するキーワードを入力した人であり、問題意識をもともと有していた人である。
http://www.pjnews.net/news/794/20110226_1

マンション建設反対運動に反対運動そのものへの関心はないマンション購入検討者が関心を抱くというようなことはあり、それを積極的に呼び込むように工夫することは正当である(林田力「マンション建設反対運動の団体名の一考察」PJニュース2010年12月11日)。しかし、同時に限界があることも理解する必要がある。
http://www.pjnews.net/news/794/20101210_5/
ウェブサイトが世界中からアクセスできるということは事実であり、安価に世界中に情報発信できることはネットの革命的な利点である。しかし、世界中からアクセスできるということと、世界中の人がアクセスするということは異なる。多くの人に知ってもらう点では依然として既存メディアの影響力は大きい。ネットを過小評価することは誤りだが、過大評価も誤りである。

読み手が積極的にアクセスしなければならない静的ウェブサイトと異なり、新しいサービスはプッシュ型の情報配信の仕組みがあり、情報を伝播(でんぱ)させやすい。ブログはPingやトラックバックという機能によって、記事の更新を他のサーバに伝えることができる。

ツイッターやSNSにはフォローや友達という仕組みがある。自分のページを開くとフォロー先や友達の新着情報が見られる仕組みである。この仕組みはブログでも可能だが、読み手側がRSSリーダーに登録する必要がり、ツイッターやSNSほど手軽ではない。この点が字数制限のある点でブログよりも機能が劣るツイッターがメディアとして注目される一因である。

フォロワー(フォローする人)や友達は少しの努力で増やすことができる。自分がフォローすればフォローを返してくれる人も多い。SNSでは友達を募集するコミュニティーが存在し、そこで友達を募集でき、友達募集者を見つけることもできる。フォロワーや友達を増やすことで静的ウェブサイト以上の情報発信力を得ることができる。【つづく】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
http://hayariki.webnode.com/

東急工作員の即日購入のデマ

東急不動産工作員の即日購入のデマ
東急リバブル東急不動産が不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りした東急不動産だまし売り裁判では不動産業界関係者ら東急不動産工作員と見られる人物が東急不動産だまし裁判原告を中傷するデマを流している。即日購入もデマの一つで、東急不動産敗訴判決の事実認定と明らかに反する。
判決では原告が何度も東急リバブルのマンションギャラリーに足を運び、東急リバブル営業に確認したと認定した。それにも関わらず、東急リバブル東急不動産は隣地建て替えの重大な不利益事実を隠して問題物件をだまし売りした。故に東急リバブル東急不動産は悪質である。

ゼロゼロ物件詐欺に注意

ゼロゼロ物件詐欺に注意
敷金や礼金、さらには仲介手数料ゼロ円を謳ったゼロゼロ物件詐欺が問題になっている。ゼロゼロ物件と称しながら、様々な名目で賃借人から料金を徴収する。賃借人を搾取する貧困ビジネスである。
グリーンウッドは賃貸借契約書に記載のない退室立ち会い費を徴収したなどとして宅地建物取引業法違反で東京都から業務停止処分を受けた。
「無職の人にも貸します」を売り文句に露骨に貧困ビジネスの本性を明らかにする不動産業者も存在する。

2011年2月27日日曜日

悪徳不動産対策を選挙の争点に

悪徳不動産対策を選挙の争点に
統一地方選挙の争点に悪徳不動産業者対策を盛り込むべきとの意見が出された。東急不動産だまし売り裁判やゼロゼロ物件詐欺などの問題である。特に賃貸の悪徳不動産業者問題は若年層から高齢者まで幅広い有権者に関係する。ネットカフェ難民や追い出し屋など貧困・労働問題とも関係する。
例えば東京都は契約書に記載のない退室立ち会い費を受領したなどとして不動産業者を業務停止とした事例がある。このような行政処分が迅速に行われ、周知されるならば救われる消費者が増える。
悪徳不動産業者対策で行政の果たすべき役割は大きい。消費者マインドを持つ政治家を選ぶことが重要である。有権者にアピールできる分かりやすい悪徳不動産業者の事例資料を作成するとの案も出された。

相続裁判の本人尋問後に被告代理人が辞任

母親の死後、生前贈与や遺贈が無効であるとして長女が長男夫婦を訴えた訴訟(平成20年(ワ)第23964号、土地共有持分確認請求事件)の第5回口頭弁論が2011年3月10日11時から東京地方裁判所民事712号法廷で行われる。原告と被告長男の妹の証人尋問が行われる予定である。
被告配偶者の反対尋問では茶道具などについて多くの質問がなされたが、その質問のほとんどを「分かりません。」「覚えていません。」と回答した。尋問した原告からは以下のように呆れられた。
「よく、この陳述書が書けましたね。これはあなたの作文ですか。覚えていないことをどうして書けるのですか。あなたの作り話ですか。」
原告と被告の溝が深まった本人尋問であったが、本人尋問終了直後に被告に動きがあった。本人尋問翌日の1月18日付で被告代理人が辞任した。それまでの被告代理人は金崎浩之、長谷川桃、佐久間明彦と復代理人の松木隆佳であった。但し、復代理人の松木も被告準備書面や証拠説明書では「被告ら訴訟代理人弁護士」として表示されている。このうち代理人の金崎、長谷川、佐久間が辞任した。被告代理人は2009年にも主任弁護士が辞任している。
復代理人の松木からは送達場所を弁護士法人アヴァンセからセキュアトラスト法律事務所に変更するとの上申が出された。このセキュアトラスト法律事務所の住所を調べると、レンタルオフィスになっている。被告代理人の変遷に原告側は困惑している。
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/poli/inherit2.html

相続裁判の本人尋問で茶道が論点に

被告配偶者の本人尋問では茶道についての話題が出された。母親が茶道教室を運営しており、茶道具や稽古場の暖簾が遺産として争われているためである。
被告は数江瓢鮎子の作品が被告配偶者の所有物であって、母親の遺産に含まれないと主張する。その根拠として被告配偶者は本人尋問で以下のように述べた。
「数江先生は、茶事教室で2年間習って、そこの私は弟子でございます。」
「数江先生は、お茶のほうの先生ではありませんので、多分、識者のほうでしたので、関わっていないと思います。」
上記の識者については尋問した被告復代理人が「学者という意味の識者」と確認した。
自分は数江瓢鮎子の弟子であって、数江瓢鮎子と関わりがある。しかし、数江瓢鮎子は学者で茶道の先生ではないため、茶道教授者の母親は数江瓢鮎子と関わりがないという理屈である。
しかし、「数江瓢鮎子が学者であって、茶道の先生ではない」との主張は茶道関係者にとっては暴論である。数江瓢鮎子は日本史の研究者である。確かに数江瓢鮎子は学者であるが、それは茶道の先生ではないことを意味しない。学者であると同時に数江瓢鮎子は茶道への造詣が深く、現実に茶道教室で茶事を教えたほどである。
被告配偶者の主張は「古田織部は武将だから茶人ではない」とするようなものである。元々、原告は「被告配偶者は瓢鮎子を瓢鮨子と書き間違えており(乙86号証の2「茶道具分類ノート」)、自らの師匠の名前すら満足に書けない弟子など存在しないと反論していた(原告第9準備書面9頁以下)。
http://www51.tok2.com/home/hayariki/poli/inherit2.html

相続裁判の本人尋問で税務文書や論点に

相続裁判の本人尋問で税務文書や論点に
母親の死後、生前贈与や遺贈が無効であるとして長女が長男夫婦を訴えた訴訟(平成20年(ワ)第23964号、土地共有持分確認請求事件)の第5回口頭弁論(本人尋問)では税務文書や茶道についても話題になった。
被告長男の証人尋問では被告提出証拠・乙第87号証「土地及び土地の上に存する権利の評価明細書」が中野税務署職員の作成したものであるかも論点になった。原告は税務署職員が納税者の申告書類を作成することはあり得ないと主張する(林田力「相続裁判で税務署職員の税務書類作成が論点に」PJニュース2010年11月9日)。
http://www.pjnews.net/news/794/20101108_8
税理士法は税理士に税務文書の作成を税理士業務とし、税理士以外の者が税理士業務を行うことを禁止する。根拠条文は税理士法第52条で、以下のよう規定する。
「税理士又は税理士法人でない者は、この法律に別段の定めがある場合を除くほか、税理士業務を行ってはならない。」
ここでは有償・無償を問わず、一律に禁止している点がポイントである。他の士業も資格者の業務独占を認めているが、弁護士の場合は「報酬を得る目的で」「業とすることができない」となっている点が異なる(弁護士法第72条)。それだけ税理士の業務独占は強いものである。
これに対し、被告は中野税務署職員が作成したと主張する。被告長男は2010年12月9日に中野税務署職員と面談し、「乙第87号証に中野税務署の相談担当職員が直接記入した可能性を否定しませんでした」と陳述する(乙第91号証「被告長男陳述書」2頁)。
面談した中野税務署職員は以下のように説明したとする。
「納税のために申告をする申告用紙に、申告者の依頼等により直接記入することはありません。」
この点は原告の主張と重なる。ところが、被告長男陳述書では続けて「何らかの障害を持つ方などの例外もある」と税務署職員が記入する例外があると述べた。このため、被告長男本人尋問の反対尋問で、原告は被告長男に以下のように質問した。
「あなたは障害などがあって自力で文書を作成できない人ですか」
これに対し、被告長男は「いいえ、違います。」と答え、自ら例外に該当しないことを認めている。

2011年2月26日土曜日

世田谷区長選候補者選考・拡大幹事会

新しいせたがやをめざす会の区長候補の選考も大詰めを迎えています。
下記の通り、拡大幹事会を開催しますので、ぜひご参加ください。
どなたでもご参加いただけます。
 ◆日時=3月1日(火)午後6時半〜
 ◆会場=東京土建世田谷支部会館会議室
2011年世田谷区長選挙ほか世田谷区関連の記事を集めました。
http://sky.geocities.jp/hayariki4/h/poli/setagaya.html
林田力「黒木実氏が市民団体集会で区長選立候補意思表明=東京・世田谷」PJニュース2011年2月24日
http://www.pjnews.net/news/794/20110223_1

相続裁判でカルテと遺族の陳述の矛盾が明らかに2

高度医療の拒否についてもカルテと被告長男陳述は矛盾する。カルテでは以下の通り、被告長男が高度医療を拒否したと記録されている。
医師記録8月20日「family sonは延命につながる治療を全て拒否。現在DiV (注:点滴)で維持しているのも好ましく思っていないようである。」(母親の息子sonは被告長男しかおらず、family sonは被告長男である)
医師記録8月27日「……変更、増強したいところであるが、familyはやんわりとであるが、高度医療は拒否されている」
病歴要約「ご家族は一切の延命的治療を望まれなかったため、DiV (注:点滴)とエンチベース(注:皮膚のかぶれ等にぬるボデイクリーム)のみとした。」
母親の治療について被告長男が独断で決めたことか、子ども達が相談して決めたことかが次に問題になる。この点で原告と被告長男は真っ向から対立する。被告長男の本人尋問では以下のような激しい応酬がなされた。
原告「ですから、嘘をついているのです。」
被告長男「あなたが嘘をついているんだ。」
原告は何の相談も受けておらず、同意もしていないと主張する。これに対して被告長男は本人尋問で以下のように陳述した。
「何回か延命の相談をしてほしいというふうに医師から告げられておりまして、その都度、3人で相談しておりますが、延命はしないという方向で決まっております。」
ところが、被告長男は陳述書では以下のように述べる。
「私が、妹たちを集めて母の延命に関して相談をしたのは、この6月29日と、救急搬送時の6月18日の2回だけです。」と述べる(乙第89号証「被告長男陳述書」18頁)。
これは都度相談したとの陳述と矛盾する。少なくともカルテでは、6月29日の約2か月後の8月20日に被告長男は「延命につながる治療を全て拒否」している。これは妹と相談せずに拒否したことになる。
http://book.geocities.jp/hedomura/poli/inherit2.html

相続裁判でカルテと遺族の陳述の矛盾が明らかに1

相続裁判でカルテと遺族の陳述の矛盾が明らかに1
母親の死後、生前贈与や遺贈が無効であるとして長女が長男夫婦を訴えた訴訟(平成20年(ワ)第23964号、土地共有持分確認請求事件)の第5回口頭弁論が2011年3月10日11時から東京地方裁判所民事712号法廷で行われる。原告と被告長男の妹の証人尋問が行われる予定である。
妹の証人採用は1月17日に東京地裁民事610号法廷で行われた第4回口頭弁論の評議で決定された。第4回口頭弁論は原告と被告(長男と配偶者)の3人の当事者尋問が行われた。その内容を踏まえ、「他の相続人の話も聞きたい」ということで妹の証人尋問が決まった。
第4回口頭弁論では最初に裁判長が「裁判所の構成が変わった」(裁判官の交代)として、弁論の更新を宣言した。続いて原告と被告が提出した書証(甲第55号証「乙87号証の調査結果についての陳述書」、乙第91号証「被告長男陳述書」)の証拠調べを行った。その後で原告、被告長男、休憩をはさみ被告配偶者の本人尋問が行われた。
この裁判では89歳で他界した母親の治療に最善が尽くされたかという点が論点になっている。本人尋問ではカルテと被告の陳述の齟齬が明らかになった。
カルテには「既往歴」に認知症と記載されている。ところが、病院との話し合いの窓口であった被告長男は本人尋問で「私は認知症とは言っておりません」と否定した。
母親は危篤時も酸素吸入なしで苦しそうに自力呼吸していた。カルテには「familyの要望通りO2 inhalation(酸素吸入)も行われない」と記録されている(医師記録2009年9月3日)。ところが、これも被告長男は本人尋問で「酸素吸入については、私も(医師からの説明を)受けておりません」と否定した。
http://sky.geocities.jp/hayariki4/h/poli/inherit2.html

相続裁判・証人尋問3/10の傍聴のお願い

【転送・転載歓迎】母親の死後、生前贈与や遺贈が無効であるとして長女が長男と配偶者を訴えた訴訟(平成20年(ワ)第23964号、土地共有持分確認請求事件)の証人尋問が行われます。証人は相続人の一人(原告や被告・長男の妹)です。
裁判では被告が入院中の母親の点滴(経管栄養)の注入速度を速め、延命治療を全て拒否したことが明らかになりました。医師記録には「現在Div.(注:点滴Drip Infusion into Vein)で維持しているのも好ましく思っていないようである」とまで書かれています。大きな社会問題にもなっている高齢者虐待にも通じる裁判です。
お時間が取れる方は、ぜひ、傍聴をお願いします。大変お忙しい毎日の中に恐縮ではありますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
1月17日の本人尋問にはお忙しい中、多くの方が傍聴下さり、誠にありがとうございました。被告本人尋問では被告(長男の配偶者)は原告の反対尋問を、ことごとく「分かりません」で誤魔化しました。被告の問題点を形にしてお伝えさせていただくことができたと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
転送・転載も歓迎ですので、是非とも拡散お願いいたします。

日時:2010年3月10日11時から1時間程度
場所:東京地方裁判所 民事712号法廷

その他の論点については下記を御参照下さい。
弁護士の粗末な交渉で泥沼相続紛争(上)
http://www.pjnews.net/news/794/20101006_3
弁護士の粗末な交渉で泥沼相続紛争(中)
http://www.pjnews.net/news/794/20101006_4
弁護士の粗末な交渉で泥沼相続紛争(下)
http://www.pjnews.net/news/794/20101006_5
相続裁判で税務署職員の税務書類作成が論点に
http://www.pjnews.net/news/794/20101108_8
相続裁判の当事者尋問では終末医療も問われるか(上)
http://www.pjnews.net/news/794/20110109_10
相続裁判の当事者尋問では終末医療も問われるか(中)
http://www.pjnews.net/news/794/20110109_11
相続裁判の当事者尋問では終末医療も問われるか(下)
http://www.pjnews.net/news/794/20110109_12

2011年2月25日金曜日

藤本美貴の焼肉店・美貴亭がグランドオープン:林田力

林田力「藤本美貴の焼肉店・美貴亭がグランドオープン」リアルライブ2011年2月25日
 藤本美貴の焼肉店・炭火焼肉ホルモン美貴亭(ミキてい)が藤本の誕生日の2月26日、横浜市青葉区つつじが丘にオープンする。藤本の公式ブログで2月23日に発表され、店舗の公式ウェブサイトも開設された。

 美貴亭は「こだわりの国産ホルモンをリーズナブルな価格でお腹いっぱいに」をキャッチコピーとする。メニューは「ミキティールぞうすい」「ロマンティック浮かれモーモーセット」など藤本らしさが反映されている。藤本の焼き肉好きはデビュー時から有名で、キャラクターとコンセプトがマッチする店である。美貴亭の建物には「メガネ・パリミキ青葉台店」もあり、ミキ尽くしの様相を呈している。

 しかも店名が振るっている。藤本のニックネームはミキティである。その後、ミキティの愛称はフィギュアスケートの安藤美姫選手に奪われた形になったが、夫の庄司智春(品川庄司)が「ミキティ〜」と絶叫することで、再び藤本の愛称に戻ってきた。

 一方でインターネット掲示板などでは藤本の高飛車そうな性格から「美貴帝」と記されていた。ミキティと言えば安藤選手を想起した時代も、「美貴帝」の表記が元祖ミキティの存在証明になっていた。店名の美貴亭はミキティよりも美貴帝がイメージに近い。
http://npn.co.jp/article/detail/56245666/

 その性格からヲタ嫌いのイメージがある藤本であるが、それがヲタには魅力である。3枚目のシングル『ロマンティック 浮かれモード』がマワリストらのヲタ芸を一躍有名にし、「美貴様美貴様お仕置きキボンヌ」という掛け声も生まれた。美貴帝を想起させる店名の採用もヲタとのツンデレ的な関係を示している。

 一方で事業主体としての美貴亭には謎も多い。2月23日時点で大抵の企業ウェブサイトに存在する「会社概要」のページがなく、事業主体が不明である。サイトのフッターにある著作権表示では「J.P ROOM Inc & Yakiniku MIKITEI」となっている。ジェイピィールームは藤本の所属事務所であり、事務所公認の事業になる。著作権者にYakiniku MIKITEIを併記していることは焼肉美貴亭という事業主体が存在することになるが、その実体は明らかにされていない。

 焼肉美貴亭のドメインが日本国内で登記された企業でなければ取得できない「co.jp」ではなく、取得しやすい「com」である点も事業主体への疑問を生じさせる。また、美貴亭は毎年2月26日を大感謝祭とし、全メニュー99%オフとする。常識的には事業が成り立たない値段である。ここからはエイプリールフールには早いが、壮大なネタではないかとの疑念もある。2月26日のグランドオープンに注目である。
(林田力)

大阪都・中京都・新潟州構想は地方自治に逆行:林田力

【PJニュース 2011年2月24日】大阪都、中京都、新潟州と基礎自治体と広域自治体の合併向上が浮上している。これは橋下徹・大阪府知事ら改革派と見られる自治体首長が唱えているものだが、地方自治の精神に逆行する。

大阪都などの構想は東京都の制度にならうものである。都道府県と一口に言っても都だけは他の広域自治体と制度的に異なる。都は広域自治体であると同時に23区については基礎自治体の事務も処理している。裏返せば世田谷区や中野区などの特別区は市町村のような基礎自治体と同一ではない。特別区は東京都の内部団体であり、日本国憲法上の地方公共団体ではないとする見解が主流である。最高裁昭和38年3月27日判決も特別区を憲法上の地方公共団体ではないとした。

憲法上の地方公共団体であるかないかは大きな相違がある。憲法では地方公共団体の首長や議員の公選を定めている。憲法上の地方公共団体でなければ首長や議員を任命制にしても憲法違反にはならない。現代では特別区の区長も議員も選挙で選ばれているため、市町村との相違は見えにくい。しかし、特別区の場合、たまたま公選制となっているだけで、憲法で保障しているものではない。特別区の自治は市町村に比べて不安定である。

東京都の場合は「人口が高度に集中する大都市地域における行政の一体性及び統一性の確保の観点から」都に基礎自治体の事務も処理させている(地方自治法第281条の2)。もし人口が集中する大都市地域で行政の一体性や必要性が求められるならば、大阪や名古屋でも同種の主張が正当化されることになる。
http://www.pjnews.net/news/794/20110224_1
しかし、この種の議論は住民を無視した上からの発想である。一般の国民は基礎自治体の住民であるとともに広域自治体の住民でもある。ところが、特別区の住民だけは広域自治体の住民でしかなく、自治の範囲が狭められてしまう。

大阪都構想などの主張者は広域自治体と基礎自治体の合併で二重行政が解消され、効率化するとのメリットが主張されている。しかし、そのような発想は地方自治の否定につながる。国とは別に地方が存在すること自体が二重行政だからである。非効率の解消を最優先にするならば民主主義も三権分立も廃止すべきとなる。三権分立が水平的な国家権力の分立ならば、地方自治は垂直的な権力分立である。

日本国憲法で初めて地方自治の章が登場したことが示すように日本人の地方自治の理解は浅い。連合国軍最高司令官・マッカーサー元帥は日本人を十二歳と述べたが、そこには日本人の地方自治への無理解も含まれているだろう。

日本人の地方自治の履き違えは、地方分権の掛け声の下で基礎自治体の合併が進められたことが示している。住民に最も身近な基礎自治体を統合することは住民から遠ざけることになる。大阪都などの構想も基礎自治体を遠ざける点で同じである。地方自治は基礎自治体の廃止や統合ではなく、そのままの領域での権限強化によって促進される。【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
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自然死の欺瞞

自然死の欺瞞
自然死と言えば聞こえは良いが、治療によって生命を維持している患者に治療をしないことで死に至らしめることである。これを作為的強制的尊厳死と呼ぶ人もいる。

2011年2月24日木曜日

Re: 24日の日記

林田力「『江〜姫たちの戦国〜』第7回、出しゃばる江は新たなヒロイン像」リアルライブ2011年2月24日
 NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の第7回「母の再婚」が、2月20日に放送された。相変わらず江(上野樹里)は歴史上の事件に出しゃばっているが、そこに近年とは異なる大河ドラマのヒロインになる可能性がある。

 今回は清州会議が行われ、市(鈴木保奈美)は織田家筆頭家老・柴田勝家(大地康雄)へ嫁ぐことを決意する。今回も江は清州会議を盗み聞きするなど歴史的事件に介入する。三法師擁立という奇策を使った羽柴秀吉(岸谷五朗)に勝家までもが沈黙させられる中で、江は何故、秀吉が織田家の跡目を決めるのかと問い詰める。
 主人公を歴史上の事件に関係させることは大河ドラマの常套手段である。大河ファンの評価が高い『風林火山』でも桶狭間の合戦が山本勘助の謀略になっている。しかし、江ほど物語の序盤で歴史的事件に介入した主人公は過去の作品では考えられない。

 最近の大河ドラマは女性を主人公とした女性目線の作品が目立つ。『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』や『功名が辻』、『篤姫』である。これらの作品の主人公は歴史の表舞台からは一歩下がった人物であり、だからこそ歴史事件を追うよりもホームドラマ風の演出が強調された。
 逆に悪女と名高い日野富子を主人公とした『花の乱』のように歴史を動かす女性のドラマは支持されない。『花の乱』は足利義政を演じた市川海老蔵のテレビドラマ出世作となるなど役者の評判は良かったが、視聴率では苦戦した。その意味では伝統的な大河ファンは女性に媚びていると不満を抱くが、まだまだ大河ドラマは男尊女卑である。
 『江』も主婦ホームドラマ路線の延長線上と予想された。『篤姫』と同じ田渕久美子の脚本であり、公式ウェブサイトには「企画意図」として以下の文章が掲載されている。
 「生まれ故郷である近江の雄大な琵琶湖のように、いかなる人生の変転に対しても穏やかさを決して失うことなく、すべての数奇な運命を豊かな心で受け入れていった」
http://npn.co.jp/article/detail/58844733/
 しかし、これまでの放送では、江が受け入れるだけの存在には見えない。結果的に運命を受け入れることになるとしても、簡単に諦めずにジタバタあがきそうである。決して穏やかさを失わない女性には見えない。むしろ、織田信長の魂を受け継いだ女傑に見える。視聴者の受け入れやすいホームドラマ風の装いを示しつつ、歴史に介入する女性を描く『江』は一歩進んだヒロイン像を提示する可能性がある。
(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力)

黒木実氏が市民団体集会で区長選立候補意思表明=東京・世田谷

【PJニュース 2011年2月24日】「新しいせたがやをめざす会」が2011年2月20日に「2011年世田谷区長選候補者候補のお話を聞く会」を東京都世田谷区上馬の東京土建世田谷会館で開催した。世田谷区砧在住の建築家の黒木実氏が立候補を表明した。

「お話を聞く会」では最初に共同代表の志村徹麿氏(二子玉川の環境を守る会)があいさつした。本日は人口約85万人という大変大きな世田谷区に市民の力で新しい区政を作りたいという会の候補者候補を決める大変重要な集会であり、率直で忌たんのない質疑と意見交換を活発にやっていただきたい。得心行くまで議論して欲しいと述べた。

次に事務局の根本善之氏から経過報告がなされた。候補者として文化人や各界の著名人らが多数推薦されたが、最終的には二人に絞られた。ところが、そのうちの一人が辞退を連絡したために、本日は一人の候補者候補の話を聞くことになったと説明した。

続いて事務局の池上東湖氏が会の政策案について説明した。最初に政策案は市民の提案により発展していくものと説明した。本日までも14人から意見が寄せられており、別紙にまとめられている。政策案は4人前に作った「市民政策・せたがや」で作った政策案の良いところを引き継ぎながら発展させている。

1月29日の結成集会などで多くの市民から提言を受け、区政の問題を共有できた。例えば多くの住民が反対している外環道(東京外郭環状道路)について熊本哲之区長が賛成を表明していた事実は、あまり知られていない。二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)も当時の区長と東急グループの密約で始まっているが、住民が知らないところで住民の意思に反する政策が進められている。

また、東京土建一般労働組合の方々の調査によると、世田谷区が公共工事などを発注しても、僅か3.9%しか世田谷区民に還元されない。例えば100億円の事業をしても約4億円しか世田谷の働いている人には戻ってこない。これを問題視する意見も出された。このような内容を共通認識にしながら基本政策や個別政策を作成していったと述べた。

候補者選考方法の説明の後、黒木氏のプレゼンに入った。黒木氏は冒頭で推薦者に礼を述べた。私が区長になった際には区民参加を強く訴えたい。この選挙を通じて区民が連帯し、その連帯意識を選挙後の区民参加に活かしていただきたい。それが私の気持ちであり、「新しいせたがやをめざす会」が発展するために必要と述べた。

黒木氏は「区民の区民による区民のための区政」とリンカーンの言葉をもじり、民主主義は区民一人一人が考え、区政に意見を表明し、それを実現することと述べた。行政は区民の活動をサポートするマネジャーである。それ故に区民の方々が連帯し、自分たちの住んでいる地域なり、自分の置かれているさまざまな問題を行政の中で取り上げてもらえるかということを意識してもらいたい。

黒木実氏の話は続く。1960年代の日本は、ある意味では開発途上国であった。インフラが整備されていなかった。その後、インフラ投資が進み、1975年頃にはかなりのインフラが整備された。その間に東京オリンピック(1964年)があった。大阪万博(1970年)もあった。1980年くらいに先進国の仲間入りをした。

本来ならば、そこで大きく日本がどういう方向に行くのか、先進国に追いついた時にどういう国になっていかなければならないかということを、きちんと国の政治の場で論議されなければならなかった。それが議論されないまま、今日に至っている。1960年代のドンドン道路を造り、高層ビルを建設する発想が2011年まで連続している。これでは資金がもたない。

少子高齢化社会がヒタヒタと押し寄せてくる。そのような時代に1960年代の手法を続けていいのか。根本的な行政の大転換をしなければならない。熊本区政の8年間は1960年代の手法であった。大規模なプロジェクトや道路建設を進めた。それでは区の財政は、いつまでもつか。それをしっかりと考えてほしい。
http://www.pjnews.net/news/794/20110223_1
世田谷区は1980年代に街づくり条例を制定した。当時、街づくり条例を制定していた基礎自治体は神戸市と世田谷区くらいで、非常に先進的な自治体と言われていた。それから10数年くらいは住民参加の街づくりが行われてきた。しかし、どこかから、それが変わってしまった。
かつては区民から上がってきた言葉を街づくりデザイン室が取り入れて、参加型の街づくりをしていた。それが、どちらかと言えば上位下達的な街づくりに変わってしまった。これは区民にとって悲しいことである。

それを変えたいと思い、私は立候補を決意した。全くの政治の世界の素人である。建築家という職能で培った職能を活かしたい。建築家は白紙のものから設計図を書いて、予算を決めて、どういう形にしたら経済的で使い易いものができるかということを訓練している。この手法を用いながら、話したようなことを実現していきたい。

私のような素人が行政に入っていくことで、色々な軋轢があるかもしれない。行政パーソンとも闘わなければならない。それを助けてくれるのは、あなた方区民である。区民が「こうしたい」「私の地域をこういう風にしたい」という意識をドンドン上げて欲しい。それによって「区民が要望しているのだから、実現策を考えて下さい。いいアイデアを出してください」と言える。それができないならば「区民と一緒に考えて下さい」と言える。

行政パーソンとパートナーシップを組めるような形で区政を大いに良くしていきたい。かつて西の神戸、東の世田谷と言われたように世田谷から新しい街づくりができたと発信していきたいと語った。【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
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ソーシャル・ネットワークの活用
市民運動にとってはソーシャル・ネットワークも有効である。国際的にはフェイスブックが有名で、チュニジア革命などでも活躍した。今後は日本でもフェイスブックがシェアを伸ばす可能性が高いが、現在はミクシィ、グリー、モバゲータウンが御三家である。このうち、グリーやモバゲータウンは積極的なコマーシャルが示すようにゲームをキラーコンテンツとし、未成年のユーザーが多い。そのために市民運動にとってはミクシィが最も適している。
ソーシャル・ネットワークの特徴として足跡という機能がある。これは誰が自分のページを見たかを教えてくれる機能である。少なからぬユーザーは足跡を定期的に確認し、足跡を付けたユーザーを訪問する。つまり、多くのユーザーに足跡を付けることが自分のページの宣伝になる。但し、この性質を悪用して自動的に足跡を付けるソフトウェアも販売されており、システム側でも不自然な連続足跡を付けられないようにするなどイタチゴッコが続けられている。
現実にミクシィ上での足跡による過剰宣伝が問題になった有名人に平沢勝栄衆議院議員と元刑事で作家の北芝健氏がいる。共にアカウントを他者に悪用されたと主張している。平沢議員はブログで、議員の把握していない動きが出たため、早急に対策をとると表明し、ミクシィのアカウントは削除された。北芝氏はブログでミクシィのアカウントを無断で開設・運用され、削除を要求したと述べている。
市民運動にはマンション建設反対運動などの住民運動のようにローカルな問題に取り組む活動も多い。そのような団体にとっては世界中に発信できるインターネットは必ずしも魅力に感じないかもしれない。それよりも街頭でビラ配りをした方が効果的と考えるかもしれない。
しかし、そのような団体こそソーシャル・ネットワークは有効である。ソーシャル・ネットワークにはコミュニティという同一のテーマで集まる機能がある。そこには江東区や世田谷区など地域のコミュニティもある。地域のコミュニティのメンバーの大半は住民であり、後は勤務先があるなど地域に関係・関心があるユーザーである。コミュニティで呼びかければピンポイントで特定地域を対象とした情報発信が可能である。

2011年2月23日水曜日

林田力「『隠密八百八町』第7話」

林田力「『隠密八百八町』第7話、江戸時代の習俗を反映する娯楽時代劇」リアルライブ2011年2月23日
 NHK土曜時代劇『隠密八百八町』の第3回「駆け込み人 孫七」が、2月19日に放送された。『隠密八百八町』は神谷又十郎(舘ひろし)を中心に結成された隠密組が悪事を暴く痛快時代劇である。今回は米倉家屋敷に駆け込んだ水野忠成(前田吟)の家来・池田孫七(ダンカン)の逃走を手助けする。

 史実でも大御所時代に権勢を振るった老中・水野がドラマでは黒幕的存在である。その水野の密談を聞いた池田を無事に逃がすことが隠密組の使命となる。勧善懲悪のストーリーとしては筋が通っているが、池田のキャラクターが異彩を放っている。
 暇を持て余した池田は趣味の絵描きにのめり込み、屋敷の物品を勝手に換金して絵筆や紙の購入資金にした。しかし、盗みが露見したために屋敷を逃げ出して、米倉家屋敷に駆け込んだ。当時は屋敷に駆け込んできた人がいたら、武士の体面としては匿わなければならなかった。
 屋敷に匿われたならば水野家としても踏み込めない。屋敷の外で監視し、屋敷から出てきたところを捕らえるしかない。娯楽時代劇ながら、江戸時代の習俗を反映している点は『隠密八百八町』の魅力である。時代劇と言えばチャンバラであるが、現実の江戸時代は世界史上稀に見る平和な時代であり、今回のような話はリアリティがある。
 池田の所業は現代で言えば横領犯であり、善悪で言えば悪である。しかし、本人はあっけらかんとしている。虐げられた善良な人々を助けるという勧善懲悪のパターンから少し外れている点がドラマを面白くしている。
http://npn.co.jp/article/detail/63173092/
 『隠密八百八町』では紅一点・おとき(釈由美子)の活躍も見どころの一つである。おときは逃走の手引きのために女中として屋敷に入り込む。おときと池田は絵の話題で盛り上がり、最後に池田は、おときの絵を描きたいと頼み込む。言葉にすると大したシーンではないが、池田の危なそうな性格と、釈の反応で妙に色っぽく感じられる。インターネット掲示板の実況スレッドではヌードモデルを連想する書き込みが続いたほどである。
 前作『隠密秘帖』で主人公の父・神谷庄左衛門に佐野善左衛門事件の調査を命じた米倉丹後守(秋野太作)も再登場したが、すっかり呆けており、笑いどころとなっている。それでも又十郎には反応し、又十郎に父親の謎を再認識させるきっかけとなった。このようにコミカルなシーンとシリアスなシーンがテンポよく進み、楽しめる内容になっている。

世田谷区長選挙と二子玉川ライズ

世田谷区選挙と二子玉川ライズ
世田谷区長選挙は二子玉川ライズに大きな影響があると考えます。補助金があっての再開発であり、今の経済情勢で東急の単独事業としたらペイしません。東急は借入金依存体質が指摘されており、東急不動産が東急リアルエステートから撤退するなど東急グループ内の足並みの乱れも出ています。補助金がなくなれば大打撃です。補助金以外にもオフィス穴埋めになる企業誘致など世田谷区は有形無形の支援をしており、それを住民本位のものに転換する必要があります。
また、建設が決まったら終わりではなく、むしろ建設が決まった後こそ、行政の役割があります。工事の騒音や風害対策、商業施設開業後の交通渋滞対策など行政が住民側に立っているか否かで大きく変わります。

2011年2月22日火曜日

世田谷区長選挙は開発問題が争点

世田谷区長選挙は開発問題が争点
統一地方選挙に合わせて行われる世田谷区長選挙は開発問題が大きな争点になると見込まれる。二子玉川ライズや下北沢など住民等の反対を無視して開発が進められている。バブル時代の感覚のままで開発を進めるのか、開発路線を見直すのか、重要な岐路に立っている。

2011年2月21日月曜日

ワタミ渡辺美樹会長が都知事選

ワタミ渡辺美樹会長が都知事選出馬
ワタミの創業者で会長の渡辺美樹氏が東京都知事選への立候補を表明した。このワタミは食中毒の行政処分隠しを週刊金曜日に批判されている。三軒茶屋の店舗で食中毒が発生し、営業停止処分を受けたが、店舗は改装中とし、食中毒の事実を公表しなかった。
これは都合の悪い事実を隠す典型的な日本企業の姿勢である。宅地建物取引業法違反で東京都から業務停止処分を受けた不動産業者がホームページに準備中と表示した悪質な事例もある。東急不動産だまし売り裁判では東急リバブル東急不動産が不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りした。

都知事選出馬の渡辺美樹・ワタミ会長の経営の評価

【PJニュース 2011年2月21日】渡辺美樹・ワタミ会長が2011年4月10日に投開票される東京都知事選挙への立候補を表明した。渡辺氏は「東京を経営する」をキャッチコピーとしており、有権者は渡辺氏の経営の内容を冷静に評価する必要がある。

カリスマ経営者ともてはやされる渡辺氏であるが、雑誌『週刊金曜日』上で痛烈に批判されたばかりである(村上力「居酒屋ワタミが事故を隠蔽工作」『週刊金曜日』2010年11月5日号)。東京都世田谷区の居酒屋「語らい処 坐・和民」三軒茶屋駅前店では2010年9月に20名の発症者を出すノロウイルス食中毒事故を起こして営業停止処分を受けた。

しかし、一時閉店を知らせる店頭の張り紙は「設備改修および店内清掃」を理由とし、食中毒の事実に触れなかった。記事はワタミの隠蔽工作を批判した上で、従業員に渡辺氏の個人崇拝を行っているなどとワタミの企業体質に踏み込む。渡辺氏は「何があってもウソはつかない。それは利益よりも大切だ」と語っていた(「社長の腐敗 「安易な道」を選ぶから不祥事が起こる」日経ベンチャー2007年12月1日)。そのカリスマ経営者の矛盾を暴露した力作記事であり、都知事選候補者の判断材料としても有益である。

記事はカリスマ経営者の率いる企業の隠蔽工作ということで話題になったが、行政処分などの都合の悪い事実を隠す体質は日本企業でありふれたものである。

たとえば賃貸仲介不動産業者・グリーンウッド(吉野敏和代表)の事例がある。グリーンウッドは賃貸借契約書に記載なく退室立会費を受領したなどとして宅地建物取引業法違反で東京都から業務停止処分を受けた(東京都都市整備局「宅地建物取引業者に対する行政処分について」2010年6月8日)。業務停止処分期間中はウェブサイト上での物件紹介も禁止される。ところが「住まいの貧困に取り組むネットワーク」によると、グリーンウッドは自社ウェブに以下の表示をしたという。

「只今 ホームページ調整中です。物件リストを6月19日には掲載いたしますので、今しばらくお待ち下さい」。これに対して同ネットワークは「ふざけた記載」と怒りを顕わにする(住まいの貧困に取り組むネットワーク ブログ「シンエイエステートとグリーンウッドに対して東京都が行政処分」2010年6月8日)。
http://housingpoor.blog53.fc2.com/blog-entry-106.html

東京都の報道発表資料によると、グリーンウッドは資本金0円で、東証1部のワタミとは比較にならない。それでも行政処分隠しという点で同レベルの活動をしていることは興味深い。ワタミの隠蔽工作をカリスマ経営故の異常性を捉えるならば視点を誤ることになる。実際、ワタミでは給料未払いなど労働紛争も起きており、ブラック企業とする指摘もある。革新的な経営者というよりも、日本企業の醜い点を巧妙に活用したというイメージが近い。
http://www.pjnews.net/news/794/20110219_3

この視点は都知事選の候補者評価としては非常に重要である。石原慎太郎都知事が欠点の多い政治家であることは、石原氏の支持者も否定できない事実である。それでも過去に石原氏が当選した理由は欠点を認めながらも、それを上回るカリスマ性を感じる有権者が多かったためである。

既に食中毒の隠蔽工作などに基づく渡辺氏の批判が始まっているが、カリスマ経営者故の異常性と位置付けてしまうならば、型破りの候補者を求める有権者に逆に魅力的に映ってしまう。これは石原氏の当選と同じ道である。反対に隠蔽体質の日本企業と変わらないと位置付けることで、つまらない保守系候補の一人としてカリスマ性を奪うことができる。【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
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2011年2月20日日曜日

北向き住戸の日照を否定する東急不動産の矛盾

東急不動産は消費者契約法違反訴訟においては北向き住戸には価値がないかのように主張する(関口冬樹証人調書26頁)。しかし東急不動産の物件にとって北向き住戸は珍しいものではない。東急不動産は自ら北側に窓やベランダを配置した住戸を販売している。従って北面であることを理由として物件の価値を貶める東急不動産の主張は一切成り立たない。
書籍でも以下のように指摘される。「東急不動産の高級ブランドである「プレステージ」の中でも、億ションと呼べる物件になると、やはり南向きよりもプライバシー確保のほうが重要という姿勢が図面から読み取れる」(稲葉なおと『誤解だらけのマンション選び2000-2001年版』講談社、1999年、24頁)。
実際、以下の東急不動産物件で北向き住戸が確認されている。
クオリア恵比寿パークフロント(渋谷区広尾一丁目、2006年8月竣工予定)のEタイプは北側に開口部とバルコニーを設置する。しかも図面集では「バルコニーに面した明るいキッチン」と記述する。この「明るいキッチン」が面しているバルコニーは北側にある。即ち北側から採光を得た結果、キッチンが明るくなることを意味する。
ブランズ平和台(練馬区平和台三丁目、2006年11月竣工予定)のAタイプは北側に開口部を設置する。図面集では「全ての居室が開口部を設けた、3面採光の明るい角住戸」と記載する。ここでの「3面採光」とは北東、北西、南東を指す。4LDKの居室のうち、三部屋までが開口部は北東のみ、北西のみ又は両方である。
THE TOKYO TOWERS(中央区勝どき六丁目、平成20年1月下旬竣工予定)の間取りタイプMH100-E, MT110-Fは北側にバルコニーを配置する。
キャピタルマークタワー(港区芝浦四丁目、平成19年11月竣工予定)の間取りタイプL130A-WCも北側にバルコニーを配置する。
ブランズ文京本駒込のAタイプ(1401号室、1501号室)は北東の角部屋である。北側に窓だけでなく、バルコニーまで設けている。ブランズ文京本駒込は全戸角部屋を売り文句としており、アルスと共通する。
http://sky.geocities.jp/hayariki4/h/tokyu/branzb.htm

賃貸の悪徳不動産業者

賃貸の悪徳不動産業者
悪徳不動産業者と言えば、東急不動産だまし売り裁判やブランズ文京小石川パークフロントのような住環境破壊のマンション建設強行など、東急リバブル東急不動産が悪名高い。東急リバブル東急不動産への批判はビジネス誌の週刊ダイヤモンドが炎上と報道したほどである。反対に東急不動産だまし売り裁判への誹謗中傷も繰り返されており、東急不動産工作員の仕業と指摘されている。
これらは分譲の問題である。それに加え、賃貸の悪徳不動産業者についてもインターネット掲示板で指摘された。何だかんだと理由を付けて、チマチマと賃借人から料金を取る分、悪質とする。いわゆるゼロゼロ物件詐欺もある。チマチマと料金をとるために税務申告をしていないのではないか、と指摘された。
これに対して契約書や重要事項説明に存在しない料金を徴収した宅地建物取引業者が宅建業法違反で業務停止となった事例を紹介した。

2011年2月19日土曜日

東急リバブル東急不動産は裸の王様

東急リバブル東急不動産は裸の王様
東急リバブル東急不動産の宣伝広告を見た消費者運動家達は「またか」といった調子で囁きあった。
「またしても、裸の王様のお出ましだな」
「とにかく何でもかんでも金とイカサマの力で解決という連中だろ。上辺さえ偉そうに取り繕っておけばいいのだから」
「『東急の人』のコマーシャルのように表向きは誠実そうに振舞っていても、その素顔は悪どいの何のって。これまで一体何人の勤勉で真面目な消費者の人生を屑物件だまし売りで破壊してきたと思うか」
「マンションだまし売り被害者に執拗に嫌がらせの限りを尽くす東急不動産工作員と呼ばれる人々もいます」
「どこの世界にもいるわ、東急不動産工作員のように特に理由もなく人を虐めることが趣味のような人が。私の分析では、やはり、何らかの心の傷か、コンプレックス、劣等感の故としか思えないわ。」
「大相撲では八百長が発覚したが、つくづく嫌な世の中になったものだわ」
悪徳不動産営業や東急不動産工作員は善人を潰す。美しいものを醜くし、良いものを台無しにし、文明を破壊する。悪徳不動産業者は詐欺師と呼んでも過言ではない。人を人とも思わないことで悪名高い。普通の人間関係はギブ&テイクで成り立っているが、テイク&テイクが悪徳不動産営業の人生哲学である。誰彼構わず、だましたり卑劣な手口で脅したりして奴隷扱いして搾取する。健康で有能な人々を汚い手で陥れる。
悪徳不動産業者では以下のような会話がなされている。
「あ〜ら、あの人達ったら、いつもながらなんて糞真面目なのかしら」
「そ〜よ!私達に言わせるとさ、お金なんてさ、汗水垂らして儲けるものじゃないのよ。だまし取ったり脅し取ったりするものなのだから」

仁義に欠ける東急リバブル東急不動産

東急不動産だまし売り裁判や二子玉川ライズ・ブランズ文京小石川Park Front建設強行は、東急リバブル・東急不動産の実態を見事に表わしている。その実態とは金儲けのためなら何でもあり、「売ったら売りっぱなし」「我が亡き後に洪水は来たれ」という悪徳不動産業者の本質である。東急不動産だまし売り裁判著者は「仁義というものが全くない。全て一方的だった」と怒りを顕わにする。骨身を削る闘争で最初に音を上げるものは若き東急リバブル東急不動産不買運動ではなく、老いて腐敗した悪徳不動産業者である。それが自然と生命の法則であり、歴史の教訓である。
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世田谷区長選候補意欲者演説会がレイバーネットに掲載

レイバーネットにも告知が出ました。
2011/02/20 世田谷区長選候補意欲者からお話を聞く会
http://www.labornetjp.org/EventItem/1297990692822staff01/view
世田谷区では大型開発ばかりでなく、くらし・福祉優先、区民の思いや提案が生かされる世田谷区政への転換が切実に求められています。それは地域で市民・住民運動を担う多くの区民の皆さんとともに地域の様々な課題から政策を作り、その政策を支持・実現していく区長を選ぶことです。今こそ市民・住民が協働して連帯の輸をひろげ、世田谷区長選を闘っていきましょう!

ブランズ文京小石川Park Frontで近隣住民が工事被害(5・終)林田力

【PJニュース 2011年2月18日】遅くとも9月11日には現場南側に隣接する公園(小石川一丁目児童遊園)にも亀裂が入っていることを住民が確認した。ここも補修されているものの、さらに亀裂が入っている。9月13日には建設現場で地下水が、絶えず染み出ていることも確認した。9月18日には児童公園で漏水が発生した。公園が水浸しになっており、地中から水が湧き出ていた。また、亀裂も広がり、段差が出来ていた。

9月21日には建設現場で事故が発生し、負傷者が出た。消防車に救急車、パトカーも来て、周辺は騒然となった。このために、この日の工事は中止になった。

9月28日には建設現場が水浸しになった。前夜から雨が降っていたが、その降水量は70mm弱である。現場では27日の遅くまでポンプがズーズーと水を吸い上げていたが、それでも水浸しになった。住民は雨水以外にも流入しているのではないかと推測する。

事業側は10月頃に住民に「補修をするが、条件がある。境界再確定と建設反対の旗の撤去、ブログの閉鎖が前提条件である。」と言ってきたという。これは住民の要求を完全に無視したものであった。住民は、まず埋め戻しをすること、原状回復をすること、原因の解明・説明、適切な工法でマンションを建設することを求めている。
http://www.pjnews.net/news/794/20110210_14
不誠実な対応をしておきながら、要求を突きつけ、「飲まなきゃ補修してやらないよ」という高圧的な態度に住民は一層硬化した。本来の主張を有耶無耶にし、肝心な要点をなかったことにして回答するという企業の体質を目の当たりにしたという。そもそも杜撰な工事で家屋を破壊したピーエス三菱が補修することに拒否感を抱くことが被害者感情として自然である。
住民は公園に接するブランズ文京小石川Park Frontの住環境としての不安面についても言及する。公園では夜中に飲酒した若者が騒いでいる。これには3つの問題が指摘できる。

第一に騒音である。声がうるさい。また、ボールで遊んでおり、跳ねる音やぶつける音も響く。

第二にゴミである。翌朝になると、大量のビールの缶が公園備え付けのゴミ箱に入っていることもあった。

第三に防犯面の不安である。若者達はボール遊び中に現場の中に入ってしまったボールを取りに行っていた。騒音やゴミも問題であるが、フェンスを軽々と乗り越えて現場に出入りしているという状況は、防犯上問題である。現実に建設現場には「立ち入り禁止」「危険のりこえるな」などの掲示が随所にあり、裏返せば立ち入る人がいることを示している。

一般に近くに公園があることは新築マンションのセールスポイントとされるが、良いことばかりではないと考えさせられたという。【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
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2011年2月18日金曜日

ブランズ文京小石川Park Frontで近隣住民が工事被害(1)林田力

【PJニュース 2011年2月11日】東急不動産の新築分譲マンション・ブランズ文京小石川Park Front(パークフロント)の建設工事(ブランズ小石川一丁目プロジェクト新築工事)で、近隣住民が工事被害を受けている。近隣住民は東急不動産とピーエス三菱が工事を進めることばかりを主張し、住民の意見に耳を貸さないと憤る。

ブランズ文京小石川Park Frontは東京都文京区小石川1丁目で建設中の地上9階建てマンションである。施工はピーエス三菱東京支店である。建設地周辺には黄色に黒字で「断固建設反対」と書かれた旗が見られる。

しかし、住民は最初から建設に反対していたわけではない。住民は2009年に「ここの地盤は、地名(小石川)の由来通り、とても軟弱で水がたくさんでる場所です。建設工事には十分注意して、行ってください。」と東急不動産に伝えた上で建設に合意したという。

ところが、2010年2月に開始した工事は酷いものであった。絶えず振動(震度1〜3程度)、騒音、粉塵に悩まされた。重機が動く度に家が揺れる状態であった。その上、家屋を破壊され、区道には亀裂が入り、公園にも被害が及ぶ事態になった。

ある住民は体調を崩して病院通いを余儀なくされたほどであった。食事が普段の半分ほどの量で食べられなくなり、苦痛と気持ち悪さを覚える。冷や汗が止まらなくなり、手の震えが続くこともあった。

遅くとも3月中旬に住民が建設現場北側の区道に亀裂が入っていることを確認した。事業者側は亀裂の補修を繰り返しているが、補修の上から亀裂が広がってしまう状態である。また、同時期に現場西側の塀が傾いていることを確認した。

4月にはマンションの捨てコンクリート(捨てコン)の打設や根切り工事が完了したが、今度は現場東側の塀が傾いていることを確認した。加えて家屋の土間等に多数の亀裂、土が流れた形跡を発見した。また、現場北側の区道の先の家屋にも亀裂が入るなどの被害を受けた。

周辺の家屋は小規模の地震でも大きな揺れを感じるようになった。ある住民は9月27日2時55分の千葉県北西部を震源とする地震で飛び起きた。東京は震度1または震度2であったが、住民は震度3に感じた。「家の下が緩んでいるせいか」と不安になったという。

住民は4月4日にピーエス三菱の現場作業所に電話したが、日曜日であったためか応答がなかった。翌5日に改めて連絡したが、原因の究明もせずに漫然と工事を続けるだけであった。そこで4月8日に東急不動産及びピーエス三菱の代表取締役宛てに工事の即時中止を申し入れた。【つづく】

ブランズ文京小石川Park Frontで近隣住民が工事被害(4)林田力

【PJニュース 2011年2月17日】しかも担当者は「今日の工事で、捨てコンの解体による騒音の苦情でしょうか」と言い放った。住民は本気で「この会社はどうなっているのか」と呆れたという。「住民を馬鹿と思っていなければありえない対応」とも憤る。そして東急不動産とピーエス三菱の両社に共通する点は、「折り返しお電話します」と言いながら、全く連絡してこないことである。

この東急不動産とピーエス三菱の対応の悪さについては記者にも経験がある。記者は東急不動産(販売代理:東急リバブル)から不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りされたが、そのマンションの施工会社がピーエス三菱であった(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社、2009年)。このマンションには不利益事実不告知(隣地建て替え)以外にも欠陥施工など様々な問題があった。その一つがアスベスト(石綿)の使用である。

記者は東急リバブル、東急不動産、ピーエス三菱にアスベストの使用有無を問い合わせたが、相互に「当社からは回答しない。他で聞け」の一点張りであった。最終的には専有部分のルーフバルコニーの押出成型セメント板、バルコニー隔壁のフレキシブルボード、キッチン上台のセメントボード、ユニットバスのセメントボード・接着剤でアスベストが使用されていることが判明したが、会社間のたらい回しの連係プレーによって事実の判明が大幅に遅れた上に無駄なエネルギーを費やすことになった。

話をブランズ文京小石川に戻す。事業者は9月7日の夕方に亀裂が拡大していた現場北側の区道の補修を改めて実施した。しかし、住民にはアスファルトをバラバラと流していただけに見えたという。靴の裏にアスファルトがこびりつき、住民には不評であった。さらに9日以降にモルタルで埋めて補修したものの、遅くとも29日には亀裂・陥没した。住民は20日も経たないで亀裂どころか陥没までする状態を不安視する。
http://www.pjnews.net/news/794/20110210_13

住民は電波障害の被害も受けた。最初は9月7日にMXチャンネルだけが観られなくなった。翌8日にはテレビ画面が綺麗に映らなくなった。ワンセグの乱れる様子に類似する。「映像が乱れる、真っ黒になる、映る、乱れる」の繰り返しである。夕方になっても改善しなかったため、ピーエス三菱に連絡したという。

9月9日には再度の家屋調査が行われた。ブロック塀や土間の亀裂について確認した。また、土が陥没した箇所が新たに発見された。住民は「新たな被害が分かり、恐怖でどうにかなりそう」と嘆く。

この時期の家屋調査について住民はピーエス三菱が文京区から「変位が収まっていると主張するのならば、工事現場周辺の調査を行い、結果を報告してください」と言われたためと推測する。但し、「現場周辺の調査」と言われていたのにもかかわらず、2軒の家屋調査しかしていないことが後で判明した。【つづく】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
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講談社が八百長相撲で賠償請求

講談社が八百長相撲で賠償請求
講談社が八百長相撲で賠償請求する。相撲協会に通告書を送り、再審請求も検討する。講談社は大相撲の八百長を報道していたが、名誉毀損で敗訴した。しかし、実際に八百長が行われており、講談社は訴訟詐欺と憤る。
東急不動産だまし売り裁判での東急不動産代理人の井口弁護士のように社会正義を無視して、虚偽主張や虚偽証拠を重ねるアンフェアな弁護士が増えている。東急不動産だまし売り裁判は消費者が勝利し、東急不動産の新築マンションだまし売りが認定されたが、上の八百長の名誉毀損裁判のように不正が通ってしまうケースもある。判決確定後でも、真相が発覚したならば徹底的に責任を追及することが社会を良くする道である。

2011年2月17日木曜日

実写映画『あしたのジョー』に早くも続編待望論:林田力

実写映画『あしたのジョー』に早くも続編待望論
 2月11日に公開された実写映画『あしたのジョー』(曽利文彦監督)の評判が高い。映画の観客からは早くも続編の待望論が出ている。

 『あしたのジョー』は高森朝雄(梶原一騎)作、ちばてつや画で『週刊少年マガジン』に連載されていたボクシング漫画が原作である。人気漫画の実写化は当たり外れが大きい。特に往年の人気漫画の実写化ということで、原作に思い入れの深いファンの反発も予想されたものの、役作りのために過酷な減量までした矢吹丈役の山下智久や力石徹役の伊勢谷友介の努力が評価されている。再現されたドヤ街の雰囲気も迫力がある。

 一方でボクサーとしての役作りは評価するものの、原作の持っていた悪のリアリズムまでは演じ切れていないとの声もあった。ジョーを筆頭に原作の登場人物は、揃ってエゴイストでワルである。各々が身勝手な論理で動いている。それが物語のリアリティになっていた。

 また、映画オリジナルの白木葉子(香里奈)の設定については賛否が分かれた。白木ジムのオーナーである葉子は原作では優等生的な令嬢であるが、映画では屈折したところがある。映画では葉子はドヤ街出身という秘められた過去があり、そのコンプレックスからドヤ街を潰して再開発を進めようとする。
http://npn.co.jp/article/detail/89542129/
 ドヤ街で生活する人々は再開発によって立ち退きを迫られ、生活が破壊される。ここにおいて白木財閥とドヤ街の人々という大企業と庶民の対立軸が明確になる。この構図は現代の再開発や区画整理と同じである。貧困や差別を直視する梶原一騎作品の社会性を、現代人にも分かりやすく伝えている。

 しかし、再開発の動機を葉子の生い立ちに求めたことで、普遍性がある街づくりの問題が葉子個人の成長物語に矮小化された感がある。成長物語を矮小化とする理由は、葉子がドヤ街を認めるようになったところで、それは自分の中のコンプレックスを克服しただけだからである。再開発によって生活を破壊され、対立の主役となるべきドヤ街の人々は、依然として物語の風景でしかない。

 原作は持つ者と持たざる者の対立が背景にあり、一貫して持たざる者の側に立っていた。ところが、映画は葉子の物語が加わったために持つ者に感情移入し、その成長を見守るような視点の揺れが生まれてしまった。そのために葉子の独自設定自体が不要との意見も少なくない。

 この点は続編を考えれば意味が出てくる。映画ではドヤ街の住人にオリジナル・キャラクターが追加されている。宿屋の女主人・花村マリ(倍賞美津子)である。しかし、大物女優を起用した割には見せ場がなかった。ロードワークを眺め、試合の観客となる程度である。これで終わってしまうならば、役どころが理解できない。続編で葉子とマリの秘められた接点が明かされ、葉子が真の意味でドヤ街と向き合う伏線ではないかと期待する声がある。
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
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新しいせたがやをめざす会が世田谷区長選に向け政策案を公開:林田力

【PJニュース 2011年2月17日】世田谷区の市民運動・住民運動関係者らを中心に組織する「新しいせたがやをめざす会」は2011年2月16日に政策案を公開した。同会では1月29日の結成集会以来、市民から提案された政策を集約し、議論を重ねてきた(林田力「新しいせたがやをめざす会が区長選候補選定演説会開催=東京・世田谷」PJニュース2011年2月14日)。
http://www.pjnews.net/news/794/20110213_2

政策案は前文、基本政策、個別政策の三部構成である。前文では「憲法が定める主権者は、私たち区民です」と宣言し、「さあ、ご一緒に、私たちのまち世田谷を区民のいのちとくらしを何よりも大切にし、緑あふれる住みよいまちへとつくりかえていきましょう。」と呼びかける。草案段階では「市民政策・せたがや」からの経緯を記載していたが、現行版はコンパクトにまとめた。

基本政策は「区民の声を、まっすぐ区政に〜税金を区民生活第一に使います〜」をスローガンとし、「区民が主体」「くらし再建」「まちを大事に」の3点を掲げる。情報公開を徹底し、計画段階からの区民参加を実現する。また、現状認識として二子玉川ライズや下北沢などの再開発に多額の税金がつぎ込まれ、街の歴史や文化、住民の生活や絆、環境が破壊されてきたとする。そこで再開発や道路優先がもたらす大きなムダと住民被害、財政圧迫の三重苦を取り除くと宣言する。
http://www.pjnews.net/news/794/20110217_1
個別政策は住民自治、福祉・医療、保育・子育て・教育、産業振興・労働・雇用、まちづくり・環境、平和・人権・文化・スポーツと6つのカテゴリに分かれる。子供の医療費無償の制度存続や認可保育園の増設、少人数学級の実現、住宅リフォーム助成制度、乱開発の防止など区民生活を豊かにする政策が並んでいる。また、消費税増税・国民健康保険料の値上げ、後期高齢者医療制度・障害者自立支援法の廃止、外環道の見直しなど国政・都政マターについても区民の立場で国や都に働きかけると述べている。

世田谷区長選に向け市民派候補擁立を目指す「新しいせたがやをめざす会」では2月20日に候補者として名前の挙がっている方々からお話を聞く会を開催するが、この政策案を候補者候補に提示し、すり合わせをしている。また、政策案自体も発展し続けるものとの位置づけで、引き続き市民からの提案を求めている。【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
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ブランズ文京小石川工事被害記事

ブランズ文京小石川工事被害記事
東急不動産の新築マンション・ブランズ文京小石川パークフロント建設工事で周辺住民が被害を受けている。この記事がPJニュースに掲載された。塀の亀裂などの被害が発生している。住民らは東急不動産と施工のピーエス三菱の不誠実を強調する。

2011年2月16日水曜日

2011年世田谷区長選挙に向けた市民派の政策案

今晩は。新しいせたがやをめざす会の政策案(2011年2月16日版)が公表されました。
http://shinsetagaya.web.fc2.com/policy.html
 私たちは、1月29日、「これでいいのか世田谷区政!変えるのはあなたです」とよびかける集会を開催し、「新しいせたがやをめざす会」を発足させました。
 「新しいせたがやをめざす会」では、区民の立場から政策づくりをすすめ、下記の政策をまとめました。これを実現するには多くの区民の力が必要です。一人ひとりの力が集まったとき、区政は大きく転換します。
 憲法が定める主権者は、私たち区民です。さあ、ご一緒に、私たちのまち世田谷を区民のいのちとくらしを何よりも大切にし、緑あふれる住みよいまちへとつくりかえていきましよう。子どもたちから高齢者までみんなが希望を持ち、安心して生活できるまちにするため、知恵と力を合わせ、共同を広げていきましよう。
基本政策
     区民の声を、まっすぐ区政に
        〜税金を区民生活第一に使います〜
☆ 区民が主体
情報公開を徹底し、計画段階からの区民参加で施策づくりに区民の声を生かします。
  区民の自治の力をはぐくむ区政を、区民とともにつくります。
☆ くらし再建 
「再開発」や「道路優先」がもたらす大きなムダと住民被害、財政圧迫の三重苦を取り除き、税金を区民生活第一に使います。今の財政支出と施策を総点検し、区民生活も区政も豊かになる施策を、区民と一緒に考え、実行します。
☆ まちを大事に   
 今まで、二子玉川や下北沢などの「再開発」に多額の税金がつぎ込まれ、街の歴史や文化、住民の生活やきずな、環境が壊されてきました。
    私たちは安心して住み続けられる世田谷のまちをつくります。
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
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東急電鉄と東急不動産に不仲説

東急不動産と東急電鉄に不仲説
東急電鉄と東急不動産の不仲説がインターネットで指摘された。不動産事業で東急電鉄と東急不動産がバッティングするためである。東急不動産は東急リアルエステートからも撤退した。
東急電鉄も東急不動産も二子玉川ライズでは住民無視の企業体質が批判されている。一方で不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りし、売買契約を取り消された東急不動産だまし売り裁判では東急リバブル東急不動産の異常性が際立っている。

2011年2月15日火曜日

ブランズ文京小石川Park Frontで近隣住民が工事被害(3)林田力

【PJニュース 2011年2月14日】事業者側は遅くとも9月6日に止水工事の終了を住民に伝えた。住民は工事現場に泥が溜まっていることを確認した。翌7日には再び建設現場に地下水が溜まっていることが確認された。住民は「僅か一晩で大量の地下水が染み出る土地であることを考慮していない」と語る。

ピーエス三菱は9月4日に住民のポストに翌週の工事予定表を投函した。そこには捨てコンの解体に始まり、汚泥搬出、新たな捨てコンの打設、タワークレーンの設置などが予定されており、本格的な工事再開の通告であった。住民側は工事再開には同意していない。事業者からは住民への補償や具体的な説明は一切なかったという。1週間分の工事予定表が、ピーエス三菱から週末に投函されるだけである。住民側から聞きに行かなければピーエス三菱・東急不動産は何も説明しない会社であると憤る。

体調を崩していた住民は震えがくるほどの怒り、虚脱感が続き、体調が一層悪化した。それまで病院で処方してもらっていた薬も効かなくなったという。診断の結果、少し強めの薬に変更し、軽い安定剤も服用することになった。自律神経の不調が出ているとのことである。
住民は6日に文京区役所の建設課の担当者と東京都の都市整備局市街地建築部建設業課 建設業指導係に工事の即時中止を要望した。以下のように主張した。

「現在も工事被害が続いているが、東急不動産らは原状回復も対策もしていない。工事を続けさせることはおかしい」

しかし、区は「家が壊れる、または生死に関わるほどでなければ、強制的な工事停止命令どころか勧告すら出せない」と言い、都は「国土交通大臣の許認可だから……」と及び腰であった。住民は「都民・区民の生活を守ることが都や区の仕事ではないのか」と憤る。
http://www.pjnews.net/news/794/20110210_12
住民は並行して東急不動産とピーエス三菱の本社に「住民は工事再開に同意していないのに、工事を続けるとはどういうお考えか」と電話と問い質したが、うやむやの対応に終始した。「今後も、きちんと対応させていただく所存です」という小馬鹿にした返答が住民の怒りを増大させた。何しろ現時点でまともな対応がなされていない以上、全く意味がない返答である。

特に住民はピーエス三菱の対応に怒る。4月の話し合いでは東京支店管理部の従業員が出てきたが、色々と物議を醸していた。この人間に話をしても通じないとわかっていたため、本社に電話したが、「担当者と変わります」と言われて待つこと数分、話し合いの席に来た人間に電話を回された。やはり話にならないため、再度、ピーエス三菱本社の管理本部に直接電話したが、支店管理部に回された。【つづく】

新しい世田谷をめざす会が区長選候補選定演説会開催=林田力

新しいせたがやをめざす会が世田谷区長選の候補者として名前の挙がっている方々からお話を聞く会を2011年2月20日13時から東京都世田谷区上馬の東京土建世田谷会館4階会議室で開催する。
東京都世田谷区では2011年4月の統一市長選に合わせて区長選挙が開催されるが、現職の熊本哲之区長は引退を表明し、2月13日現在、未だ正式に立候補を表明した人物がいないという異常事態である。
一方で「市民政策・せたがや」運営委員会有志らは「2011年世田谷区長選挙を闘う新たな会発足の発起人会」を立ち上げ、市民派候補の擁立を目指している(林田力「区長選に向け新たな会が始動=東京・世田谷」PJニュース2011年1月8日)。
http://www.pjnews.net/news/794/20110108_1
新たな会は1月29日に東京土建世田谷会館で発足集会を開催し、団体名を「新しいせたがやをめざす会」と決定した。共同代表を内山祥隆(世田谷社保協)、志村徹麿(二子玉川の環境を守る会)、堀江照彦(下北沢の住人)とし、事務局を世田谷区豪徳寺の「世田谷市民運動いち」とする。記者も参加している。
「新しいせたがやをめざす会」は候補者の自薦・他薦の2月12日に締め切り、推薦候補の選定作業に入っている。現時点で候補予定者の名前は公表されていないが、事務局には複数名の自薦・他薦候補が寄せられているという。2月20日の「お話を聞く会」は立候補意欲のある方々から話を聞き、質疑応答を行い、参加者はアンケートを提出する予定である。この日の内容やアンケート結果が候補者選定の判断材料となる。
http://www.pjnews.net/news/794/20110213_2
「新しいせたがやをめざす会」では並行して市民からの政策提言も受け付けており、取りまとめ中である。2月5日と2月12日に幹事会が開催され、政策案について激しい議論がなされた。政策案は固定したものではなく、市民からの提案により、発展し続けるものと位置づけている。
現時点の基本政策は二子玉川ライズや下北沢など街壊しの再開発に多額の税金がつぎ込まれる区政から、区民が主人公で区民生活を豊かにする区政への転換を骨子とする。また、個別政策は福祉、医療、保育、子育て、教育、産業振興、労働、雇用、まちづくり、環境、平和、人権、文化、スポーツと多岐に渡っている。
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
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ワンフレーズ政治の有効性

ワンフレーズ政治の有効性
日本には様々な保守反動勢力が存在するが、市民運動にとって最大の敵は新自由主義・構造改革路線である。新自由主義者は自らを改革者と位置づけるが、市民運動にとっては改悪であり、最大の反動勢力である。それ故に市民運動家が小泉構造改革を憎むことは正しい。土建屋政治の申し子である小沢一郎に期待することも、反構造改革の観点では合理性がある。
しかし、小泉構造改革を憎むあまり、坊主にくけりゃ袈裟まで憎いの論法で、ワンフレーズ・ポリティクスという小泉元首相の手法までも否定することは合理的ではない。在特会などの行動する保守は街頭デモなど左派市民運動の手法を取り入れて成長した。市民運動も敵の効果的な手法を取り入れるべきである。
そもそもワンフレーズ・ポリティクス自体は小泉元首相が本家本元ではない。かつて社会党が大躍進した選挙があったが、それは消費税反対というワンフレーズ・ポリティクスの成果である。むしろ反原発や九条擁護など市民運動こそワンフレーズ・ポリティクスに親和性がある。民主党政権誕生の原動力も、政権交代や「コンクリートから人へ」という分かりやすいキャッチフレーズであった。小泉元首相の手法としてワンフレーズ・ポリティクスを否定するのではなく、自分達の手法として奪い返すくらいの意識が望まれる。

2011年2月14日月曜日

『R-1ぐらんぷり2011』芸達者な佐久間一行が優勝:林田力

『R-1ぐらんぷり2011』芸達者な佐久間一行が優勝
 一人話芸の日本一を決定する『東洋水産R-1ぐらんぷり2011』決勝戦が2月11日に開催され、佐久間一行が優勝した。佐久間は決勝戦で3回のネタを披露したが、3戦ともまったく異なるスタイルで芸達者ぶりを見せつけた。
 決勝進出者はキャプテン渡辺、COWCOW・山田與志、AMEMIYA、バッファロー吾郎・木村明浩、ナオユキ、スリムクラブ・真栄田賢、ヒューマン中村と佐久間の8人である。『R-1ぐらんぷり2011』決勝戦はトーナメント方式で、優勝までは初戦、準決勝、決勝と3回の勝負がある。

 佐久間の勝因は歌ネタ、フリップネタ、学生のコントと毎回スタイルを変更したことである。同じスタイルのネタを繰り返し見せられるよりは、異なるスタイルの方が好印象である。この点で佐久間の作戦勝ちといえるが、実力がなければできないことである。これは審査員の桂三枝も称賛していた。
 ピン芸人には芸風が固定化している人が多い。佐久間自身も観客が理解できない話を続け、「ついてこーい」と言って笑いを取るスタイルが鉄板になっている。しかし、この佐久間のスタイルは内輪にだけ通じるような笑いであって、グランプリには不向きである。『R-1ぐらんぷり2011』では封印し、代わりに小道具を効果的に活用した。
 佐久間は初戦で井戸の妖怪になりきって、歌ネタを披露した。分かりやすく、楽しめるネタである。ただし、一人話芸の日本一にふさわしいかといえば、子どもだましの感がある。佐久間が同じスタイルを踏襲しなかったことは正解である。
 初戦で佐久間に敗退したヒューマン中村はテレビ出演2回目ながら、なかなかのパフォーマンスであった。感動や発見などのテーマを大げさなものからランクを下げていくネタで、三段落ちが優れていた。ヒューマン中村の不幸は初戦で佐久間と対決したことであった。佐久間とヒューマン中村の対決が決勝戦でも不思議ではなかった。

 準決勝は佐久間の芸の中で最も微妙であった。原始人による「あるある」ネタをフリップ芸で披露したが、原始人の言葉なので何を言っているかわからない。フリップの絵の内容と佐久間の身振り手振りで笑わなければならない点で観客のハードルが高くなっている。
 それでも裏番組で放送中のドラえもんをタイムマシンで登場させ、原始人の髪飾りとスネ夫の髪型を比較させるフリップは爆笑を誘った。ドラえもんはいろいろな笑いに使えそうであるが、スネ夫の髪型に注目させることは予想外であった。

 佐久間の幸運は準決勝の相手がスリムクラブ・真栄田であったことである。『M-1グランプリ2010』で大活躍したスリムクラブからの出場ということで、注目度は高かったが、ボケ役だけでは暴走し過ぎて意味不明になっていた。真栄田の非常識な言動に反応する相方の内間政成が存在してこそ、笑いが成り立つ。ピン芸では真栄田の非常識な言動を観客がダイレクトに受け止めなければならず、笑いよりも戸惑いが大きくなる。
http://npn.co.jp/article/detail/92723693/
http://news.livedoor.com/article/detail/5338936/

 佐久間は決勝では幼虫を気持ち悪がる学生のコントを披露し、6対1の審査員の評価で圧勝した。対戦したAMEMIYAは歌手としての活動歴もあり、自作の歌ネタをギターで弾き語りするスタイルが特徴である。『R-1ぐらんぷり2011』決勝戦では3戦とも同じスタイルを貫いた。ネタは「冷やし中華始めました」「TOKYO WALKERに載りました」「この売り場から、一等が出ました」とテーマこそ相違するが、内容的には人間の不幸をネタにする点で共通しており、3回ともなると食傷気味になる。
 ネタの内容も佐久間とAMEMIYAの明暗を分けた。AMEMIYAは転落していく人の不幸を笑いにするものである。これは実際に不幸に苦しんでいる人には笑えない内容である。これに対して佐久間のネタは老若男女楽しめる。諦めずに挑戦し続けた佐久間の納得の優勝となった。
(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力)

2011年2月13日日曜日

世田谷区長選候補意欲者からお話を聞く会

新しいせたがやをめざす会は、2月20日13時から東京土建世田谷会館4階会議室で候補者として名前の挙がっている方からお話を聞く会を開催します。自薦または他薦で立候補意欲のある方々に来ていただきます。どなたでも参加できますので、ぜひお出かけください。皆様の御参加をお待ちしております。
●東京土建世田谷会館へのアクセス
東京都世田谷区上馬5-34-16
東急世田谷線 『若林』  下車10分
東急田園都市線『駒沢大学』下車12分
バス停『駒留』      下車すぐ
バス停『若林1丁目』    下車6分

日時:2月20日(日)午後1時〜
場所:東京土建世田谷支部会館4階会議室

会のホームページができました。
↓のURLをクリックして見てください。
http://shinsetagaya.web.fc2.com/
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
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『白竜LEGEND』第16巻、医療過誤追及:林田力

『白竜LEGEND』第16巻、医療過誤追及でカタルシス
 【リアルライブ】天王寺大原作、渡辺みちお画で『週刊漫画ゴラク』に連載中のヤクザ漫画『白竜LEGEND』第16巻が、2月9日に発売された。『白竜』は、白竜こと白川竜也の圧倒的な暴力や冷酷さが魅力の作品だが、白竜の知謀で悪人が破滅する勧善懲悪的な爽快感も楽しめる。

 その勧善懲悪的な爽快感が、第16巻の前半の「偽装医療」編では一層際立っている。「偽装医療」は医療過誤をテーマとした話で、黒須組組員・サメの母親が入院先の病院で急死したことが発端である。治療への不信感を語るサメのため、白竜は抗ガン剤の過剰投与を暴き、主治医や病院を追い詰める。

 これまでの白竜の相手は、大企業の経営者や政治家など権力者の大物が多かった。彼ら大物を追い詰める展開にも勧善懲悪的な要素はある。しかし、敵のスケールが大きく、一般人を直接物理的に傷つける存在ではないため、憎しみの対象として具体的な実感が湧きにくい。また、白竜もシノギが目的であり、正義対悪と言うよりも悪対悪の闘いである。

 これに対して、「偽装医療」は誰もが病気になれば世話になる病院で起きたことであり、誰もが被害者になる危険がある。故に読者は悪徳医師への憤りを具体的なものとして共有できる。白竜の行動も母親を医療過誤で殺されたサメの無念に応えたものであり、組員に対する疑似家族的な愛情がベースにある。その点で勧善懲悪が純化されている。
http://npn.co.jp/article/detail/90848191/

 さらに「偽装医療」の特徴は、解決策が徹底しているところである。白竜は医療過誤を病院から金を引き出すシノギのネタにする。これだけでも溜飲が下がるが、母親を殺されたサメにとっては、金だけで解決という終わり方に複雑な感情が残ることも事実である。「偽装医療」は最後にサプライズが用意されており、読者はカタルシスを味わうことができる。

 第16巻には、白竜のライバル的存在の剛野組長を主人公にしたスピンアウト短編「キン肉マン」も収録されている。剛野組長は関東最大の暴力団・王道会理事長でありながら、「振り向けばヒロシ」でのゲイ疑惑や、「銀座戦争」での自称「頭脳派ヤクザ」発言など、お笑いキャラ化した感がある。しかし、短編ではヤクザとしての筋を貫いている。

 第16巻の最後は、角界の野球賭博をテーマとした話である。結末は次巻に持ち越しであるが、期せずしてタイムリーな話題になった。現実の角界では野球賭博の捜査から八百長相撲が発覚し、大相撲春場所が中止となった。現実に起きた事件を下敷きにすることが多い『白竜』だが、現実を予見したような展開となる次巻に注目である。
(林田力)

2011年2月12日土曜日

海老蔵事件の教訓は暴走族の排除

海老蔵事件の教訓は暴走族の排除
市川海老蔵暴行事件では暴走族出身者の凶悪性と反社会性が際立った。暴走族出身という常識的には恥ずかしい経歴を売りにする弁護士法人アヴァンセ代表の金崎浩之は「不良は絡まれ方によっては、スイッチが入ってしまう」と歌舞伎役者の海老蔵に重傷を負わせた伊藤リオンを擁護するかのような発言をした。元暴走族同士通じるものがあるのだろうか。
表向きは更正していても暴走族の危険性を示す発言である。金崎浩之の論理に基づけば元暴走族を排除することが社会にとって正しいことになる。

新潟州は地方自治に逆行

新潟州は地方自治に逆行
大阪都、中京都に続いて新潟州の構想が浮上した。これらは意欲的な自治体首長が唱えているものだが、地方自治の精神に逆行する。
大阪都などの構想は東京都の制度にならうものである。都道府県と一口に言っても都だけは他の広域自治体と制度的に異なる。都は広域自治体であると同時に23区については基礎自治体でもある。裏返せば世田谷区や中野区などの特別区は市町村のような基礎自治体とは異なる。特別区は東京都の行政区画に過ぎず、日本国憲法上の地方公共団体ではないとする見解が主流である。
憲法の地方公共団体であるかないかは大きな相違がある。憲法では地方公共団体の首長や議員の公選を定めている。憲法の地方公共団体でなければ首長や議員を任命制にしても憲法違反にはならない。今は特別区の区長も議員も選挙で選ばれているため、市町村との相違は見えにくい。しかし、特別区の場合、たまたま公選制となっているだけで、憲法で保障しているものではない。特別区の自治は市町村に比べて不安定である。
東京都の場合は首都の特殊性から広域的な都市行政の必要性を導き出し、広域自治体に基礎自治体の役割も持たせた。但し、広域的な都市行政の必要性は首都に限定されるものではない。それ故に大阪などでも唱えられたが、このような議論は住民を無視した上からの発想である。一般の国民は基礎自治体の住民であるとともに広域自治体の住民でもある。ところが、特別区の住民だけは広域自治体の住民でしかなく、自治の範囲が狭められている。
広域自治体が基礎自治体を兼ねることで、二重行政が解消され、効率化するとのメリットが主張されている。しかし、そのような発想は地方自治の否定につながる。国とは別に地方が存在すること自体が二重行政だからである。非効率の解消を最優先にするならば民主主義も三権分立も廃止すべきとなる。三権分立が水平的な国家権力の分立ならば、地方自治は垂直的な権力分立である。
日本国憲法で初めて地方自治の章ができたことが示すように日本人の地方自治の理解は浅い。マッカーサー元帥は日本人を十二歳と述べたが、そこには地方自治への無理解も含まれているだろう。
日本人の地方自治の履き違えは、地方分権の掛け声の下で基礎自治体の合併が進められたことが示している。住民に最も身近な基礎自治体を統合することは住民から遠ざけることになる。大阪都などの構想も基礎自治体を遠ざける点で同じである。地方自治は基礎自治体の廃止や統合ではなく強化によって促進される。

ブランズ文京小石川Park Frontで近隣住民が工事被害(2)林田力

【PJニュース 2011年2月12日】4月10日に中間家屋調査が行われ、ブロック塀の角の部分が離れてしまったことなどを確認した。事業者側は原因として以下の2点を説明したという。

第一に山留め杭の計画変位幅以上の変位である。地盤調査から、現地には地上面から3m程度の腐植土層が存在することが判明している。腐植土層は枯れ草や水性植物などの有機物が分解して土壌と混じり合ってできたもので、比較的軟弱な地層である。ピーエス三菱は腐植土層を前提として施工計画を立てたと主張する。しかし、当該施工部分の地層の強度が調査結果から予測される強度以下であったため、施工計画時の予測変位幅を上回る変位が発生したとする。

第二に降雨による裏込め土の圧密化である。ブランズ文京小石川の工事では山留めの工法として親杭横矢板工法を採用する。この工法は掘削前にH鋼を地中に打設し、掘削進行にともない、隣り合ったH鋼の間に板を挿入するものである。板の裏側の地盤を切削した上で、板を挿入し、切削した地盤面との隙間に土壌を充填する。この土壌が裏込め土である。ところが、降雨によって裏込め土の圧密化が発生し、それに伴って周辺土壌の移動や地盤面の耐力低下が発生したとする。

住民は軟弱地盤で、水脈が走っているほど地下水が豊富な建設地で親杭横矢板工法を採用したことを問題視する。このような土地では鋼矢板工法(シートパイル工法)が通常であると主張する。

その後、現場西側の木製の塀の傾きについても、住民からの連絡により、4月16日に家屋調査が行われた。一方、東側のブロック塀の亀裂も拡大・増加を続け、4月29日には再度の中間家屋調査が実施された。

住民は原因究明や対処方法、被害箇所の回復について東急不動産・ピーエス三菱と話し合いを行ったが、納得のいく説明や回答は得られなかった。しかも、事業者側は住民の同意なしで工事を再開してしまった。
http://www.pjnews.net/news/794/20110210_11
住民はマンション建設による地下水への悪影響も懸念する。地盤沈下などの原因になるためである。少なくとも5月14日と6月23日には住民によって工事現場に水が溜まっている状態であることが確認された。

8月16日には3回目の中間家屋調査が実施された。クラックの発生や複数個所での亀裂の拡大などを確認した。8月24日頃には建設現場から水抜きが行われた。その際に近隣住民は複数個所で捨てコンが割れていることを確認した。また、地下水の湧出も止まっていなかった。

実際、9月2日の建設現場では8月24日よりも水が溜まっていた。住民は捨てコンのひび割れも随所で確認している。この日も水抜きが行われたが、翌3日には水位が上がっていた。2010年夏は記録的な猛暑であった。それでも建設現場に染み出た地下水が乾燥することはなかった。住民は地下水が地表に近いところから、染み出ていることを観察している。【つづく】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
http://hayariki.webnode.com/

2011年2月11日金曜日

東急不動産だまし売り裁判とカント哲学

東急不動産だまし売り裁判とカント哲学
哲学者イマヌエル・カントには以下の言葉がある。
「善意は、その結果や成果のために、良いものになるのではない。それ自体が良いものなのだ。最善の努力をもってしても、何も達成しない場合でも、善意は、それ自身が全き価値を持つものとして、宝石のように光輝く。」
これは東急リバブルや東急不動産のような悪徳不動産業者には絶対理解できない思想である。それ故に正義や善意のための消費者の闘いがエゴやワガママ、クレーマーとしてバッシングする。

相続裁判・当事者尋問3/10の傍聴のお願い

母親の死後、生前贈与や遺贈が無効であるとして長女が長男と配偶者を訴えた訴訟(平成20年(ワ)第23964号、土地共有持分確認請求事件)の証人尋問が行われます。証人は相続人の一人(原告や被告・長男の妹)です。
裁判では被告が入院中の母親の点滴(経管栄養)の注入速度を速め、延命治療を全て拒否したことが明らかになりました。医師記録には「現在Div.(注:点滴Drip Infusion into Vein)で維持しているのも好ましく思っていないようである」とまで書かれています。大きな社会問題にもなっている高齢者虐待にも通じる裁判です。
お時間が取れる方は、ぜひ、傍聴をお願いします。
転送・転載も歓迎ですので、是非とも拡散お願いいたします。

日時:2010年3月10日11時から1時間程度
場所:東京地方裁判所 民事712号法廷

その他の論点については下記を御参照下さい。
弁護士の粗末な交渉で泥沼相続紛争(上)
http://www.pjnews.net/news/794/20101006_3
弁護士の粗末な交渉で泥沼相続紛争(中)
http://www.pjnews.net/news/794/20101006_4
弁護士の粗末な交渉で泥沼相続紛争(下)
http://www.pjnews.net/news/794/20101006_5
相続裁判で税務署職員の税務書類作成が論点に
http://www.pjnews.net/news/794/20101108_8
相続裁判の当事者尋問では終末医療も問われるか(上)
http://www.pjnews.net/news/794/20110109_10
相続裁判の当事者尋問では終末医療も問われるか(中)
http://www.pjnews.net/news/794/20110109_11
相続裁判の当事者尋問では終末医療も問われるか(下)
http://www.pjnews.net/news/794/20110109_12

二子玉川ライズが大コケ、飛び降り自殺説も

東急電鉄(東京急行電鉄)・東急不動産の超高層新築分譲マンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が大コケと指摘された。二子玉川ライズは2010年4月に竣工したが、杜撰な出来上がりに購入者が激怒し、関連掲示板も大荒れ状態になった。
実物が広告と余りに相違し、内部は工事中だらけで、みすぼらしい。植栽も荒れ果てている。東急側の対応もぞんざいで購入者の怒りの炎に油を注いだ。これが東急クオリティーの実態である。
東急リバブル・東急不動産の売ったら売りっぱなし体質は東急不動産だまし売り裁判でも見られた(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社、2009年)。二子玉川ライズでは2010年10月に飛び降り自殺が起きたとの指摘もなされている。
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2011年2月10日木曜日

三宿の稲荷神社がリアルライブに

三宿の稲荷神社記事がリアルライブに
東京都世田谷区三宿の稲荷神社の伝承がリアルライブに掲載された。団子稲荷の伝承である。世田谷区上馬の駒留八幡神社の常盤姫の伝承記事も掲載された。

2011年2月9日水曜日

チュニジア革命とツイッター

チュニジア革命とツイッター
独裁政権を打ち倒したチュニジア革命ではツイッターやソーシャルネットワークサービスが威力を発揮した。これは日本の市民運動にとって大いに参考になる。
大まかに言って日本の市民運動はウェブサイトやメールが普及し、ブログをやり始めたというレベルである。デジタルデバイドのある日本において、これは大きな前進である。しかし、希望を言えば、運動を広げるためにツイッターやソーシャルネットワークサービスの積極的活用に進むことが望ましい。
静的なウェブサイトもツイッターのような相対的に新しいサービスも、ブラウザ経由でアクセスする点では変わらない。それ故に既にウェブサイトを開設しているのだから、新たにツイッターなどを開設する必要はないと考えたくなる。しかし、ウェブとツイッターなどでは情報の発信力が異なる。ウェブサイトは基本的にURLを入力した人か検索エンジンの検索結果から流れた人しか見ない。URLを知っている人は直接交流がある人である。検索エンジンからの訪問者も、関連するキーワードを入力した人であり、問題意識を元々有していた人である。マンション建設反対運動に反対運動そのものへの関心はないマンション購入検討者が関心を抱くというようなことはあり、それを積極的に呼び込むように運動は工夫すべきである。
ウェブサイトが世界中からアクセスできるということは事実であり、安価に世界中に情報発信できることはネットの革命的な利点である。しかし、世界中からアクセスできるということと、世界中の人がアクセスできるということは異なる。多くの人に知ってもらう点では既存メディアの影響力は無視できない。ネットを過小評価することは誤りだが、過大評価も誤りである。
読み手が積極的にアクセスしていく必要があるウェブサイトと異なり、ツイッターやソーシャル・ネットワークではフォローや友達という仕組みがある。自分のページを開くとフォロー先や友達の新着情報が見られる仕組みである。これによって情報を伝播しやすい。この仕組みはブログでも可能だが、読み手側がRSSリーダーに登録する必要がある。ツイッターやソーシャル・ネットワークほど手軽ではない。これが字数制限がある点でブログよりも機能が劣るツイッターがメディアとして注目される一因である。
フォローや友達は少しの努力で増やすことができる。自分がフォローすればフォローを返してくれる人も多い。ソーシャル・ネットワークでは友達を募集するコミュニティーがあり、そこで友達を募集でき、友達募集者を見つけることもできる。
短い言葉を気軽に呟ける点がツイッターの人気の背景である。これに対して市民運動の抱えるテーマは複雑である。誠実に情報発信しようとすればするほど字数制限の壁にぶつかる。このためにツイッターに否定的な市民運動家も少なくない。これは半分は正しく半分は誤りである。
ツイッターの字数制限は、市民運動が取り組むような複雑な問題を述べるには短すぎることは事実である。思い付きを垂れ流すような情報発信があふれる中で、それらとは一線を画したいという思いも正当である。しかし、ツイッターを利用することはツイッターで完結させることを意味しない。極端な使い方をすればタイトルとリンクだけを呟き、ウェブサイトに誘導するだけでもいい。あくまでツイッターは道具であって完璧を求めて全否定するならば市民運動にとって大きな損失である。
ブログによっては記事を投稿すれば自動的にツイッターにタイトルとリンクを呟いてくれるサービスもある。しかも電子メールで記事を投稿できるブログもある。電子メールが使えるだけの人でも、最初に仕組みを構築できればブログやツイッターも可能になる。
一方で市民運動家の中には短い言葉を呟くツイッター的情報発信に過剰な拒否感があることも事実である。正確に説明するためには、相当程度の文章にならざるを得ないことは事実であるが、生理的な拒否反応のようなものが感じられる。これには二つの背景がある。
第一にマルクス主義の翻訳文の影響である。学生運動出身者など日本の伝統的な市民運動家の多くはマルクス主義の洗礼を受けている。マルクス主義の邦訳文献の多くは長文で難解である。それに慣れ過ぎて、それが普通になっている市民運動家も少なくない。これは市民と市民運動が乖離する要因である。この点で、科学的社会主義の担い手を自認する日本共産党が機関紙・赤旗を、です・ます調で統一していることは興味深い。新聞が、です・ます調になっていることには違和感もあるが、左翼に蔓延する難解なドイツ語翻訳調からの克服という点では意義がある。市民運動も難しい内容を難しく説明して仲間内で悦に入る自己満足は克服しなければならない。字数制限のあるツイッターの活用は、効果的な情報発信の訓練になる。
第二に小泉純一郎的なワンフレーズ・ポリティックスへの嫌悪である。小泉元首相は、「構造改革なくして景気回復なし」など短くて分かりやすい言葉で国民の支持を集めた。これは衆愚政治・ポピュリズムとして多くの左派的な市民運動家には不評である。ツイッターの呟きが大きな反響を呼ぶことにも、ワンフレーズ・ポリティックスと同じ匂いを嗅ぎ取り、拒否感を示す。

2011年2月8日火曜日

『江〜姫たちの戦国〜』本能寺の変はパワハラ:林田力

『江〜姫たちの戦国〜』第5回、本能寺の変はパワハラの悲劇【リアルライブ】
 NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の第5回「本能寺の変」が、2月6日に放送された。江(上野樹里)の視点で織田信長(豊川悦司)を描いてきたようなこのドラマにとって、今回は序盤最大の見どころの本能寺の変である。

 本能寺の変は戦国時代最大のミステリーである。明智光秀の動機や黒幕の有無などについて諸説が議論されている。大河ドラマでも大胆な解釈がなされている。たとえば2006年の大河ドラマ『功名が辻』では、信長と濃姫、光秀の三角関係を背景とした。『江』ではオーソドックスな怨恨説を採用したが、味付けは現代風である。それがパワハラとメンヘルである。

 労働問題と重ね合わせる演出は過去の大河ドラマにも見られる。1992年の大河ドラマ『信長 KING OF ZIPANGU』では、光秀は信長の期待の大きさがプレッシャーになり、ノイローゼとなって謀反を起こす。炎上する本能寺を見た光秀は「これで眠れる」と独語する。これは当時話題となっていた過労死と重ね合わせたもので、時代を反映した作品であった。

 その後、労働問題の焦点は、会社への忠誠心が強いために死ぬまで働くという外国人には理解不能な過労死から、ブラック企業やパワハラ、メンヘルに移った。会社人間(社蓄)という労働者側の特異な性質よりも、企業や職場に原因を求めるようになった。

 この流れを『江』も反映している。信長は光秀(市村正親)を侮辱し、領地召し上げなど嫌がらせを繰り返す。これは現代的にはパワハラ(パワーハラスメント)である。光秀は屈辱のあまり、手の震えが止まらなくなる。これは現代的にはメンヘル(メンタルヘルス)に重なる。
http://npn.co.jp/article/detail/86006494/
http://news.livedoor.com/article/detail/5328468/
 信長は森蘭丸(瀬戸康史)には、光秀に期待しているために冷たい態度をとっていると真意を語るが、パワハラ上司の事後的な言い訳と同じである。信長の真意が光秀に伝わることはないし、光秀が理解することもない。現実に光秀は謀反を決意した瞬間に、手の震えが止まった。これは会社を休む、または辞めることを決意した途端、心身の不調から解放されるメンヘル患者に似ている。

 『江』では新たな信長像を提示した。しかし、それも数多くある信長像の一つに過ぎない。江にとっては良い叔父であるが、光秀にとっては理想的な主君ではなかった。信長のような態度を続けていれば謀反を起こされても仕方がないと思えるものであった。どちらも各々にとって真実である。信長を美化しつつも、『江』は複眼的な視点を忘れていない。
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

石原慎太郎差別発言に国際的抗議

石原慎太郎差別発言に国際的抗議
石原慎太郎・東京都知事の同性愛者への発言が差別であるとして、アメリカの人権団体が抗議した。人権団体は発言の撤回を求めている。
石原知事は住民が反対する世田谷区玉川の二子玉川ライズ二期事業を認可したことでも批判されている。二子玉川ライズは東急電鉄・東急不動産中心で金儲けのために自然や住環境を破壊する再開発と批判されている。
ここで一句。悪徳の悪名轟く悪東急

2011年2月7日月曜日

東京都知事選に小池晃氏出馬か

革新都区政をめざす江東連絡会決起集会。
京谷氏の主催者挨拶。経済も生活も瀕死の状況。地域経済の活性化が必要。
革新都政をつくる会事務局長・中山氏。石原慎太郎知事は煙に巻いているが、この人の言葉は信用できない。来年度予算は本格予算になっている。普通は骨格予算にして新しい首長に任せる。
石原知事に賛成や反対か立ち位置が不明な人はダメ。明日午後記者会見の予定。政策や立ち位置がはっきりした人を選ぶ。
石原都政は行き詰まる。都民の生活を破壊した。ディーゼル規制は矛盾。一方で外環道など開発を進めた。ソウル旅行など贅沢三昧の石原知事。大学生の就職難は深刻。雇用の問題を争点の一つにしたい。反貧困と護憲運動。世論は反構造改革の流れ。
今度の都知事選は立ち位置や政策が求められる。皆さんにもイメージが浮かぶと思う。

2011年2月6日日曜日

東急不動産の倒産危険度の高さ

東急不動産の倒産危険度が高いとする分析が発表された。2010年8月10日時点の安全性確認指標に基づく分析結果は以下の通りである。
東急不動産の株主資本比率は19%と非常に低い。業種平均は23%である。株主資本比率が高ければ高い(100%に近い)ほど財務体質は健全である。
流動比率は93%と非常に低く、業種平均189%よりも低い。株主資本比率が低ければ低いほど倒産危険度が高まる。
当座比率は13%と非常に低く、業種平均64%よりも非常に低い。流動比率は200%以上、当座比率は100%以上であれば短期的な資金ショートのリスクが低い。
分析では他の銘柄と比較して、東急不動産は倒産危険度が非常に高い財務体質と結論付ける。東急不動産は不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りし、消費者契約法違反で売買契約を取り消された(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』ロゴス社、2009年)。
http://www.google.com/profiles/hayarikiorg
asin:4904350138:detail

2011年2月5日土曜日

トステムで防火基準違反

トステムのサッシが防火基準違反
トステムのサッシ・シンフォニーが国土交通相認定の防火基準を満たしていない事実が判明した。このサッシを利用した住宅は建築基準法違反になる。
トステムは横浜ベイスターズ買収で売名を指摘された住生活グループの中核企業である。地域に密着した球団の横浜をリクシル・ベイスターズに改名する意向を示して野球ファンを失望させた。

小池晃氏擁立の革新都政をつくる会は歌でも勝負:林田力

 4月に投開票される東京都知事選で、日本共産党系の政治団体「革新都政をつくる会」が、前参院議員の小池晃・共産党政策委員長を擁立する方針と3日に報道された。

 同日、東京都江東区で開催された「革新都・区政をめざす江東連絡会」主催の「2011春 東京を変える 都民のための都政を江東区民の集い」において、中山伸・革新都政をつくる会事務局長は正式発表前ということで候補者を明らかにしなかったが、報道内容を否定することもなかった。

 中山氏は候補者の条件として「都政、国政問題での立ち位置が明確で、論戦力、政治力があり、知名度とともに幅広い共同拡大の要となる人」などを挙げた。中山氏は、この条件から「皆さんにも候補者のイメージが浮かぶでしょう」と語った。

 小池氏は、テレビの討論番組や記者会見などで党の顔として知名度は高い。また、昨年の参議院議員選挙では落選したものの、「小池晃さんを応援する市民勝手連」が立ち上がるなど共産党組織外からも支持を広げた。この実績などから「共同拡大の要」と想定しているに見られる。
http://npn.co.jp/article/detail/56381926/

 「江東区民の集い」では、労働組合や弁護士、市民団体、都議会議員など各界からリレートークがなされたが、寸劇や合唱など楽しめるパフォーマンスがあったことも特徴である。圧巻は都知事選の応援歌「明日をこの手に」で、会場全体で唱和された。「明日をこの手に」は橋本のぶよ氏が作詞・作曲した曲である。

 「革新都政をつくる会」の出発点である美濃部亮吉氏の都知事選でも「おはよう東京」という応援歌があった。「おはよう東京」では「革新の希望にあふれる私の東京」と、明るい希望を高らかに歌い上げられていた。これに対し「明日をこの手に」は、「住みつづけるために」「くらしを守る」など、深刻な現実を踏まえて東京を変えようという決意の歌になっている。応援歌を活用して幅広い層に浸透できるか、選挙手法にも注目である。
(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力)

2011年2月4日金曜日

二子玉川ライズ反対住民運動が団体名変更(4・終)林田力

【PJニュース 2011年2月4日】会場からは二子玉川周辺の開発による環境悪化を懸念する声が出た。目黒通りから川崎側の宮内新横浜線の間の多摩川に橋を架橋する計画がある。また、外環道を二子玉川南地区で計画しているスーパー堤防に通すという案もある。開発が進めば、環境悪化が激化するとした。

第三議題では原告団申し合わせを確認し、原告団の役員を紹介した。最後の第四議題は区長選の取り組みである。志村徹麿氏が「新しいせたがやを目指す会」について説明した。世田谷区内の市民・住民運動を中心として「2011年世田谷区長選挙を闘う新たな会」が2010年12月から動き出している(林田力「区長選に向け新たな会が始動=東京・世田谷」PJニュース2011年1月8日)。
http://news.livedoor.com/article/detail/5256658/

新たな会は1月29日に東京土建世田谷会館で発足集会を開催し、団体名を「新しいせたがやをめざす会」と決定した。「にこたまの環境を守る会」会員の多くが個人の資格で集会に参加し、志村氏が共同代表の一人に就任した。「新しいせたがやをめざす会」では市民からの政策提言を集め、2月中旬を目途に政策をまとめる。確定した政策に基づき、2月末を目途に推薦候補を決定する予定である。「にこたまの環境を守る会」は2007年の区長選挙には「市民政策・せたがや」に団体で参加した。

最後に岸武志議員(日本共産党)から世田谷区の2011年度予算案について報告がなされた。第二地区再開発の予算は僅か660万円である。もっと多額の予算となる筈であったが、スケジュールの遅れのために少額となった。これは住民運動の成果である。

予算の内訳は500万円強が一期事業の事後アセス、残額が権利変換の事務費用である。一期事業ではビル風など想像以上の被害が明らかになった。そのアセスを完了しなければ二期事業に着工させないとしていきたいと述べた。
http://www.pjnews.net/news/794/20110131_4

この日は会場近くの商店街では「もちつき大会」が行われ、沿道には焼きそばやフランクフルトなどの屋台が出店し、大道芸も行われた。「もちつき大会」の後で総会に出席した人もおり、にぎわいのある総会になった。【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
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民法と憲法

民法と憲法
今日、民法学が、再度、憲法との関係を意識化しようとすれば、憲法との矛盾が新たに顕在化してきたからというのではなく、おそらく民法学が、社会の変化のなかで、自己の実現すべき価値を問い直す必要を感じ始めているからであろう。それが最も先鋭的に現れているのは、人格権の領域であろう。
安西文雄他、憲法学の現代的論点、有斐閣、2006年、71頁
民法規範の憲法化である。愛敬浩二、憲法と私法、ジュリスト増刊、2008年、80頁

2011年2月3日木曜日

二子玉川ライズ反対住民運動が団体名変更(3)林田力

【PJニュース 2011年2月3日】第二に世田谷区長に対する公金支出差し止めを求めた住民訴訟である。住民にとっては二子玉川ライズそのものが問題であるが、同時に世田谷区の街づくりがおかしいという思いがある。莫大な税金が補助金などの形で二子玉川ライズに投入されている。東急グループの営利事業で、住環境を悪化させるような事業に税金が使われていることは、住民にとって我慢できない。そのような住民の思いに応える訴訟である。

住民訴訟は私権ではなく、公共的利益の実現を目指す参政権の行使である。しかし、これまで住民訴訟はカラ出張のような個別的な違法支出が中心であった。再開発事業のような大きな事業の税金の使い方については特定性に欠けるとして退けられる傾向があった。これに対し、最高裁平成18年4月25日判決(民集60巻4号1841頁)は特定性の要件を緩和した。羽村駅西口土地区画整理事業に対する公金支出の差し止めなどを求める住民監査請求を請求の対象の特定に欠けるところはないとした。

この判決が出たことによって、住民訴訟の提訴を決意した。先行行為の違法性が財務会計行為の違法性に承継されるかが争点である。二子玉川ライズでは当初の世田谷区まちづくり構想を無視して、超高層ビル中心の計画に歪められた。
http://www.pjnews.net/news/794/20110131_5

第三に二子玉川東第二地区市街地再開発組合設立認可申請の取り消しを求める行政訴訟である。2010年12月28日に提訴したばかりである。追加によって原告は最終的に141人になった。原告は世田谷区外にも広がっている。記者も原告の一人である。

差し止め訴訟や住民訴訟では現実化していない将来の被害を主張・立証するという難しさがあった。これに対し、行政訴訟は既に高層マンションなどの竣工後であり、被害は現実化している。ビル風などの被害は住民の想像を越えるものであった。その具体的事実に基づいて主張立証する。

淵脇弁護士は様々な分野の専門家に意見を聴いた結果として、住民の意見を無視する二子玉川ライズを時代錯誤とした。行政と事業者で決められてきた従来の公共事業の在り方は見直されている。住民の意見を活かした街づくりが時代の流れという。

また、第二地区再開発の事業審査について、最終的に認可されてしまったものの、行政手続きの改善という点では成果であると評価した。意見陳述では多数の専門家の長時間、公開による手続きを実現した。これは今後の問題で先例として利用できる。【つづく】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
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ブランズ文京小石川パーク反対

ブランズ文京小石川パークフロント反対
東急不動産が分譲するブランズ文京小石川パークフロントでは近隣住民から反対運動が起きている。建設地周辺には黄色い建設反対の旗が掲げられている。
ブランズ文京小石川パークフロントは南側に公園がある。公園に面していることは環境が良いと考えられがちであるが、問題がある。この公園には若者が深夜まで騒いでいるという。ボール遊びをして、ボールが建設現場に入ってしまうこともあった。建設現場のフェンスを乗り越えてボールを取りに行った。実際、建設現場には立ち入り禁止の掲示が五月蠅いほど存在しており、侵入者が多いことを推測させる。このような環境はマンション住民にとって好ましいものではない。
ブランズ文京小石川パークフロントは東急不動産だまし売り裁判の舞台となったマンションと共通点がある。共に施工会社が八王子公団欠陥マンションで悪名高いピーエス三菱である。敷地が長方形ではなく、敷地の角に民家があることも同じである。地上げに失敗したような虫食いの土地である。

二子玉川ライズ反対総会

にこたまの環境を守る会総会
会長代行新井氏。風致地区に超高層マンションを建設し、税金を投入する共通の怒りを共有。事業が進むにつれ、工事被害など増大する。特に高齢者にとっては重大問題である。転居を迫られる人や亡くなった人も一人二人ではない。マンションをもらった地権者からも管理費などの支払いで悲鳴をあげている。
洪水被害が緊急に対策を求められている。
にこたまの環境を守る会の会則改定を提案する。
第一議題は今日の情勢にふさわしい会の運動と会則の一部改定、財政・人事方針である。事務局長の飯岡氏が説明。
住環境を破壊する再開発は許せないという住民が立ち上がった。道路や公園など複合的な問題という性質から、会員が広がった。原告は世田谷区内に広がっている。再開発地域周辺の玉川や野毛の密度が濃い。
あちこちで工事が行われ、昨日通っていた道が今日は通れない。本人達さえ見直そうとしていた第二地区が認可されてしまった。しかし、権利変換や実際の工事は先送りされている。これは、多数の住民や専門家等が、とんでもない計画を止めさせるために闘ってきた結果である。
二子玉川の環境を守る会を団体名とする。会の名称に歴史的な地名を使うことからの変更である。
会場からの意見。二子玉川を通る時、建物集合で息苦しくなる。東急は何を考えて高層ビルを建てているのか。その腹立たしさが私の原動力である。
二期事業で意見陳述した。環境破壊に頭にきている。
世話人から世田谷区などに確認した結果を報告。第二地区の設計図を3月中にまとめる。来年3月には住民説明会をやって工事を着工する予定。延びていても計画の変更はない。あきらめてもいない。住民の要望が無視されている。相手のムチャクチャなやり方を許さないという方針を立てる必要がある。
二子玉川ライズ・タワー&レジデンスは百戸が売れ残っているとされている。しかし、他の住戸が売り切っているかということを確認した訳ではない。
第二地区の工事を止める運動を行いたい。
第二議題は三つの裁判の闘い方である。住民の代理人の淵脇弁護士がレクチャーした。
大企業の力を借りて再開発を進めると行政も大企業をあてにし、歪みが生じる。従来型の再開発紛争は少数地権者がデベロッパーなどの多数派と争う形式であった。二子玉川ライズは住民中心である点が画期的である。これには不安があったが、反対に強みもある。地権者は生活がかかっているため、経済的な妥協に陥りがちである。住民中心ならば街づくりなど普遍的なテーマで運動を進められる。
権利侵害が複合的。日照、眺望、ビル風、大気汚染、洪水被害などである。差し止め訴訟は最高裁判所に係属中である。高裁判決までの問題は、個人の権利侵害は止めるべきと主張しているが、受忍限度で退けたこと。本当に公共性のある事業ならば成り立つが、東急の金儲けのために住民が我慢させられることは不当。二子玉川ライズが公共性ある計画なのかを争点にする。
住民訴訟。世田谷区の街づくりとしておかしいという思いがある。税金が補助金などの形で二子玉川ライズに投入されることはおかしい。住民が住みにくくなる事業に税金が使われている。住民訴訟は私権ではなく、公共的利益の実現を目指す参政権の行使である。大きな事業の税金の使い方は特定性がないとされる傾向があったが、羽村の区画整理事業に対する最高裁判決が特定性を緩和したため、提訴を決意した。
先行行為の違法性が財務会計行為の違法性に承継されるかが争点。二子玉川ライズでは基本構想を無視して、超高層ビル中心の計画に歪められた。
二子玉川ライズ取り消し訴訟である。今までは将来の被害を主張する難しさがあったが、既に高層ビルなどが竣工されたため、被害が現実化した。ビル風などの被害は住民の想像を越えるものであった。その具体的事実に基づいて主張立証する。
公共事業が行政と事業者で決められてきたことがおかしい。住民の意見を聴くことが時代の流れである。二子玉川ライズは住民の意見を無視している点が時代錯誤だ。それが専門家の総意であった。
第二地区再開発は認可されたが、行政手続きの改善という成果になった。意見陳述では多数の専門家の長時間、公開による手続きを実現した。これは今後の問題で先例として利用できる。
目黒通りが延伸して多摩川に橋が架かるという話がある。外環を二子玉川南地区のスーパー堤防に通すとの案もある。どんどん環境が悪くなる。
第三議題は原告団申し合わせを確認し、役員紹介を実施した。
第四議題は区長選の取り組み、その他である。新しいせたがやを目指す会が発足した。個人として参加する。結成集会には約120人が参加した。四年前の区長選では市民政策せたがやに団体で参加した。
岸議員から報告。世田谷区の予算案。第二地区の予算は660万円。スケジュールの遅れのようである。これは住民運動の成果である。
500万円強が一期事業の事後アセスのようである。残りの百万円は権利変換の事務費用。交通広場の予算は入っていない。
公園の中のトンネル工事で1億余る。入札により金額が下がった。運動を大きくする。

2011年2月2日水曜日

お寺プロレスがリアルライブに

お寺プロレスがリアルライブに
お寺プロレス記事がリアルライブに掲載された。お寺プロレスは雫あきや軍団ひとりら学生プロレス出身者主体の慈善ユニットである。記事ではタイガーマスク伊達直人現象と比較検討している。

二子玉川ライズ反対住民運動が団体名変更(2)林田力

【PJニュース 2011年2月2日】一方でシビアな視点を持つべきとの意見も出た。世田谷区などに確認したところ、第二地区は設計図を3月中にまとめる予定である。2012年3月には住民説明会を実施し、工事を着工する。遅延しているものの、東急側は計画を変更するつもりはなく、開発を諦めてもいない。住民の要望は無視されている。業者や行政のムチャクチャなやり方を許さないという実効的な運動が重要と主張した。

また、マンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」が売れているというが、現在でも多くの住戸が販売されている。既に販売されたという住戸も確かに売買契約がなされたということを確認した訳ではない。そのような情報を確認する力も必要とする。

第二議題は3つの裁判の闘い方である。住民側代理人の淵脇みどり弁護士がレクチャーした。淵脇弁護士は二子玉川ライズの問題の特徴を大きく2点指摘した。

第一に周辺住民が中心となっている点である。従来型の再開発紛争は少数地権者がデベロッパーなどの多数派と争う形式であった。これまで再開発のアクターとして認識されてもいなかった住民中心で進めることに不安もあったが、強みもある。地権者は生活がかかっているため、経済的な妥協を迫られてしまいがちである。これに対して住民中心ならば、街づくりなど普遍的なテーマで運動を進められるとした。

第二に権利侵害が複合的であることである。日照、眺望、ビル風、大気汚染、洪水被害などである。それだけで一つの裁判となるような問題が二子玉川ライズでは複合的に生じている。

その上で係属中の各訴訟について解説した。

第一に再開発組合に対する事業差し止め訴訟である。これは最高裁判所に係属中である。地裁判決や高裁判決の最大の問題点は、住民の不利益を認めた点もありながらも受忍限度を理由に棄却したことである。本当に公共性のある事業ならば受忍限度論も成り立つ余地がある。しかし、二子玉川ライズは新築分譲マンションや賃貸オフィス、商業施設という東急電鉄や東急不動産の営利事業である。それに住民が我慢させられることは不当である。最高裁では二子玉川ライズが公共性ある計画であるかを争点にする。
http://www.pjnews.net/news/794/20110131_3

この淵脇弁護士の説明は民法と憲法との関係という面でも興味深い。差し止め訴訟は住民と再開発組合という私人間の裁判である。人格権に基づく差し止め請求という民事紛争の枠組みの争いである。しかし、住民側は実質的には憲法13条(幸福追求権)や25条(生存権)など憲法を拠り所としている。差し止め訴訟は以下の指摘にあるように民法の価値を問い直す裁判である。

「今日、民法学が、再度、憲法との関係を意識化しようとすれば、憲法との矛盾が新たに顕在化してきたというのではなく、おそらく民法学が、社会の変化のなかで、自己の実現すべき価値を問い直す必要を感じ始めているからであろう。それが最も先鋭的に現れているのは、人格権の領域であろう。」(安西文雄他『憲法学の現代的論点』有斐閣、2006年、71頁)
【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
http://hayariki.webnode.com/

2011年2月1日火曜日

二子玉川ライズ反対住民運動が団体名変更(1)林田力

【PJニュース 2011年2月1日】東京都世田谷区の二子玉川ライズ(二子玉川東地区再開発)の見直しを訴える住民団体「にこたまの環境を守る会」が2011年1月30日に世田谷区等々力の尾山台地区会館で総会を開催した。団体名を「二子玉川の環境を守る会」に変更し、住民運動の深化・拡大を確認した。

総会では最初に新井英明・会長代行から挨拶がなされた。運動の出発点は二子玉川ライズに対する共通の怒りである。緑豊かな風致地区に超高層マンションを建設して住環境を破壊する。しかも、そこに税金を投入する。事業が進むにつれ、工事被害など具体的な被害が増大した。

特に高齢者にとっては重大問題である。住み慣れた土地から転居を余儀なくされた人や健康を悪化させて亡くなった人も一人二人ではない。権利変換でマンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」の住戸を受け取った地権者も管理費などの支払いで悲鳴の声が出ていると述べた。

続いて第一議題の審議に入った。第一議題は今日の情勢にふさわしい会の運動と会則の一部改定、財政・人事方針である。飯岡三和子・事務局長が説明した。

「にこたまの環境を守る会」は住環境を破壊する再開発は許せないという住民によって結成された団体である。二子玉川ライズの住環境破壊は道路や公園などを含む複合的な問題であったために、会員が拡大した。取消訴訟の原告は再開発地域周辺の世田谷区南部の密度が濃いことは当然だが、世田谷区内に広がっている。飯岡氏は会場に掲示された原告の分布を示す地図に基づいて説明した。
http://www.pjnews.net/news/794/20110131_3

今や二子玉川は、あちこちで工事が行われ、昨日通っていた道が今日は通れないという状況である。事業者自身が事業性を疑問視して先送りした二子玉川東第二地区再開発(二期事業)も認可されてしまった。しかし、権利変換や実際の工事は遅れている。これは多数の住民や専門家が無謀な計画を止めさせるために闘ってきた成果である。その上で団体名を「にこたまの環境を守る会」から歴史的な地名を使用した「二子玉川の環境を守る会」に変更すると説明した。

会場からの意見では二子玉川ライズへの怒りの声が相次いだ。会員の一人は二子玉川が建物の集合で息苦しくなると語る。東急は何を考えて高層ビルを建てているのか。その腹立たしさが私の反対運動の原動力とする。また、第二地区の事業計画に意見陳述した住民は環境破壊が腹立たしいと述べた。【つづく】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
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東急不動産や工作員の暴言

東急不動産や工作員の暴言
東急不動産は隣地建て替えを隠して新築マンションをだまし売りした。だまし売り発覚後も東急不動産営業は、隣地が建て替えられれば綺麗になるなどと暴言を繰り返した。
これは東急不動産工作員も同じである。東急不動産工作員の一人と指摘され、東急不動産工作員であると自ら認めた人物も東急リバブル東急不動産と同じく最低の体質を持つ。遅刻を繰り返しておきながら、何に怒っているか分からないと放言する。東急リバブル東急不動産も工作員も他人の痛みを理解することができない。相手に害を及ぼすだけの東急リバブル東急不動産や工作員に応援などという資格はない。多くの人が指摘する通りの卑怯な豚である。