2011年1月31日月曜日

ブランズ文京小石川で工事被害

ブランズ文京小石川で工事被害
東急不動産の新築分譲マンション・ブランズ文京小石川パークフロントで近隣住民が工事被害を受けた。施工業者はピーエス三菱で、東急不動産とピーエス三菱の組み合わせは東急不動産だまし売り裁判と同じである。
工事で破壊した部分の補修という当たり前なことをするにも、勿体ぶって先延ばしにし、ブログの削除など条件をつけるという。近隣住民は事業者の不誠実な対応に憤っている。

2011年1月30日日曜日

二子玉川ライズ取消訴訟140人に

二子玉川ライズ取消訴訟原告140人
二子玉川ライズ取消訴訟の原告が140人となった。東急電鉄・東急不動産主導で住環境を破壊する再開発に対する批判の声である。「東急不動産だまし売り裁判・こうして勝った」著者も原告団の末席を汚している。
二子玉川ライズは飛び降り自殺が指摘されるなど住民にも問題が山積みである。引き渡し時の植栽などの杜撰さも話題になった東急クオリティーが残念な新築マンションである。

羽澤ガーデンで現場検証記念フォーラム=東京・港(下)林田力

【PJニュース 2011年1月29日】第三部「講演 羽澤ガーデンの美の文脈」では羽澤ガーデンの保存について議論した。最初に斎藤驍弁護士から司会をバトンタッチされた福川裕一・千葉大学大学院教授が江戸時代からの羽澤ガーデンの周辺環境をスライドで紹介した。

前野まさる・東京芸術大学名誉教授は東京芸大赤レンガ1・2号館の保存活動を説明した上で、「文脈として大切なものは保存していかなければならない」と力説した。この場合、羽澤ガーデンの文脈が何かが問題になる。前野氏は「羽澤ガーデンは江戸の風景を背負っている」とし、「江戸から現代にかけての日本の都市のあり方を示したもの」と結論付けた。

前野氏の主張を承けて小畑晴治・日本開発構想研究所理事が羽澤ガーデンの持つ江戸の景観の価値を説明した。まず小畑氏はガーデンシティを田園都市と訳すことは誤りとし、ガーデンシティは江戸の町をモデルにしていると指摘した。幕末の英国駐日公使オールコックは緑と調和した江戸の町の美しさを絶賛した。同じく幕末の日本を訪れた英国の植物学者ロバート・フォーチュンは狭い路地でも庶民が園芸を楽しんでいることに驚いている。

このように江戸の景観美は海外からも高く評価されていた。しかし、明治政府は自らを美化するために江戸時代的な要素を否定すべきもの、劣ったものと逆喧伝した。そのために肝心の日本では江戸の美しさが忘れ去られてしまった。これからの都市には日本庭園的な発想が必要であるとまとめた。
http://news.livedoor.com/article/detail/5304885/
http://www.pjnews.net/news/794/20110126_4

続いて鞆の浦住民代表の松居秀子氏が住民運動の連携の意義を語った。画期的な差止判決を出した鞆の浦の住民運動には20年の歴史がある。その歴史の中で全国的に取り上げられるようになった時期は最近に過ぎない。同じように重要でありながら全国的なマスメディアから無視されている運動は数多い。過疎化を問題視する声があるが、これからは日本全体が過疎化していく。従って今から大都市の真似をして開発しても仕方がない。住民運動同士が手を携えて開発優先・住民運動軽視の傾向を変えていきたいと語った。

これを踏まえて、前野氏は江戸時代の港湾施設のある鞆の浦と武家屋敷の伝統を活かした羽澤ガーデンには江戸の景観という共通点があると指摘した。また、斎藤弁護士は公共事業差止訴訟で勝訴した鞆の浦と近隣住民による裁判や反対運動でマンション建設工事を停止させている羽澤ガーデンが手を結ぶことには大きな意義があると述べた。

歴史や文化・景観など多岐に渡ったフォーラムは羽澤ガーデンの重要文化財への指定を要望するステートメントを発表して幕を閉じた。今度の「現場検証・鑑定記念フォーラム&コンサート」でも興味深い議論が期待できる。【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
http://hayariki.webnode.com/

2011年1月29日土曜日

東急リバブル東急不動産の異常性

東急不動産や工作員の異常性
東急リバブル東急不動産や東急不動産工作員の言い訳を聞けば、その異常性が明らかになる。そもそも発端は不利益事実を隠した新築マンションのだまし売りである。関係ない話題で身勝手な言い訳を並べて話をそらすことは他の問題でも指摘される東急リバブル東急不動産や工作員の悪癖である。
自分の批判者を平常心が欠けているとか精神異常と罵倒することも東急不動産工作員の常套手段である。明らかに平常心を失っている存在は遅刻を繰り返して反省しない東急不動産工作員である。
東急不動産工作員の一人と指摘され、東急不動産工作員と自ら認めた人物は虚偽の理由で東急不動産だまし売り裁判原告に近付いた。口から出任せで嘘しか言わない人物である。

東急不動産係長が顧客に脅迫電話で逮捕3関西弁

東急不動産では自社サイトとは別にソリューション営業本部営業第一部名義でクレディールの公式サイト「CRE戦略力クレディール」を開設しとる。そのサイトのインフォメーション欄にはなんぼなんでも8月29日時点では2009日7月21日付で「「週刊ダイヤモンド(7月25日号)」に当社記事掲載」と表示され、リンクをクリックするねんとパブ記事のPDFファイルを閲覧できたちうわけや。せやけど、高田容疑者逮捕報道後の9月4日には記載が削除されてんねん。
パブ記事では「同社(東急不動産)はあくまでも客観的・中立の姿勢を貫きつつ、本業の収益拡大に主眼を置おった戦略を提案するねん」と述べ、高田容疑者の以下の言葉を引用するねん。
「クライアントベストの追求がわおったちのミッションや」
これはコンサルタントに望まれる姿であるが、トラブルになりよったホテル運営会社とのコンサルティングでは、クライアントのベスト追求の正反対やったちうわけや。高田容疑者はクライアントを恨み、嫌がらせ電話を繰り返したちうわけや。パブ記事の謳い文句と実態には信じ難いほどの落差がある。
http://sky.geocities.jp/hayariki4/h/tokyu/
asin:4904350138:detail

2011年1月28日金曜日

羽澤ガーデンで現場検証記念フォーラム=東京・港(中)林田力

【PJニュース 2011年1月28日】フォーラムは三部構成である。第一部「シンポジウム〜 辻井喬氏を囲んで 〜」では最初に詩人の辻井喬氏が講演した。辻井氏は日本には「文学は政治から距離を置くべき」という発想があると指摘した。それが日本の文学を貧しくしている面がある。その空白を埋めて大勢の人に分かりやすい作品を書いた作家が司馬遼太郎である。その司馬が「軍国主義を鼓吹しているように誤解される」ために映像化を拒否した作品が『坂の上の雲』である。この『坂の上の雲』を最近になって映像化することは理解できないと述べた。

辻井氏は『坂の上の雲』によって「日露戦争の頃は前途に希望があった。坂の上に雲が輝いていた」というイメージが流布されることを疑問視する。それは「日露戦争の時は良かった。今の若者は何をやっているのか。あの時のようにならなければならない」ということに行き着きかねない。羽澤ガーデンの保存は懐かしさだけでなく、近現代史を再発見する手がかりにしていかならないと結んだ。

辻井氏の講演を受け、3人のパネリストが意見を述べた。

第一に歴史家の半藤一利氏である。半藤氏は『坂の上の雲』で明治時代を良い時代とする誤解が広がることへの懸念を表明した。日本は日露戦争に勝利していない。当時の日本には戦争を継続する能力はなく、アメリカに仲介を依頼して、何とか戦争を終わらせたことが実態である。
http://news.livedoor.com/article/detail/5301381/
http://www.pjnews.net/news/794/20110126_3

しかし、日露戦争に勝ったことにしたために、日本人はうぬぼれてしまい、アジアの人々をさげすむようになった。この日本の実態を正しく認識しなければ破滅的な戦争に進んだことが理解できない。漱石の「満韓ところどころ」にも朝鮮人や中国人への差別意識はあるが、当時の一般の日本人の差別意識から見れば相当抑えられていたと指摘した。

第二に元最高裁判事の園部逸夫氏である。園部氏は羽澤の地名の由来を説明した。さらに自らの軍隊体験から非人間的な旧軍組織の実情を語った。

第三に作家の黒井千次氏である。黒井氏は「満韓ところどころ」は読みやすく面白いとする。漱石の言葉遣いは独特である。漢字を読めない政治家と異なり、知り過ぎているために漢字の使い方が奔放である。続けて黒井氏は中国や韓国の作家の動向を説明した上で、現実と文学の関わりについて「文学の方に課題が多いのではないか」と問題提起した。
第二部「トークオムニバス 私の是公と漱石」では是公の孫の有馬冨美子氏と漱石の孫の半

藤末利子氏が祖父の貴重な逸話を語った。

有馬氏は「祖母(是公の妻)は几帳面で、是公の身なりをきちんとさせていた」と語る。漱石が「いつも身なりがきちんとしていいね」と言ったところ、是公は「よくないよ、汚すと怒られる」と答えたという。

半藤氏は「厳格で潔癖な漱石も是公には心を許し、是公からお金を借りたままでいることもあった」とする。是公は漱石の死後も漱石の家族を気にかけ、山鳥を毎年送ってくれたという。【つづく】--
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

東急不動産と工作員の酷い日本語

東急不動産と工作員のひどい日本語
東急不動産工作員の一人と指摘され、自ら東急不動産工作員と認めた人物は日本語が不自由という特徴がある。東急不動産だまし売り裁判における東急不動産の文書の日本語も酷かった。
遅刻を繰り返して他人に迷惑をかけて反省しないならば始末に終えない。東急リバブル東急不動産と東急不動産工作員は無反省なところも同じである。

2011年1月27日木曜日

羽澤ガーデン現場検証記念フォーラム=東京・港(上)林田力

【PJニュース 2011年1月27日】「羽澤ガーデン現場検証・鑑定記念フォーラム&コンサート」が2011年2月5日14時から17時まで東京都港区の国際文化会館・岩崎小彌太記念ホールで開催される。主催は「羽澤ガーデンの文化財と景観を守る会」である。

羽澤ガーデンは渋谷区広尾にある実業家・中村是公の旧屋敷である。大正期の和風建築を現代に伝える文化財であり、都心では稀有な緑地も提供する都会のオアシスとして親しまれてきた。ところが、この羽澤ガーデンを壊してマンションを建設する計画がある。近隣住民や文化人らは「羽澤ガーデンの文化財と景観を守る会」を結成し、羽澤ガーデンの保存を求めて活動している。

渋谷区民らが開発許可や建築確認の差し止めなどを求めて東京都と渋谷区を提訴した訴訟も係属中である。2010年11月22日には裁判所による現場検証が行われた。フォーラムでは裁判所が撮影した写真や、現場検証に基づく専門家・文化人の鑑定作業の結果を紹介する。この鑑定結果は羽澤ガーデンの文化財としての価値を揺るぎないものとし、裁判の行方に決定的な影響を及ぼすことになると守る会側では位置づけている。

今回のイベントは二部構成で、第一部は「コンサート〜羽澤ガーデンが奏でる和洋の調べ」である。クリストファー遙盟・国際文化会館芸術監督の尺八と豊嶋めぐみ・セルビア国立ノヴィサド大准教授のヴァイオリンの演奏が行われる。

第二部は「鑑定発表フォーラム〜映像も語る羽澤ガーデンの文化」である。映像発表や前野まさる・鑑定専門委員会委員長(前日本イコモス委員会委員長)による鑑定結果報告が行われる。また、半藤一利、半藤末利子、加賀乙彦、黒井千次ら各氏がコメントする。
http://news.livedoor.com/article/detail/5298459/
http://www.pjnews.net/news/794/20110126_2

守る会では過去にもタイムリーなフォーラムを開催している。以下では2009年12月15日に同じく国際文化会館で開催された第2回フォーラム「坂路の雲〜漱石『満韓ところどころ』の百年」を紹介する。

「坂路の雲」は夏目漱石が親友の是公の招待で訪れた旧満州の旅行記「満韓ところどころ」を発表してから百年になることを記念する。折しも同年11月29日からNHKで司馬遼太郎原作のドラマ『坂の上の雲』が放送され、その歴史観の妥当性が議論されている。そこで羽澤ガーデンの所有者の是公と親友の漱石から日本の近代史を見つめ直す意味でフォーラムのタイトルを「坂路の雲」と名付けた。【了】

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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
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東急不動産と工作員の卑怯な性質

東急不動産と工作員の卑怯な共通点
東急不動産工作員の一人と指摘され、自ら東急不動産工作員と認めた人物は人の言葉を都合よく変換する傾向がある。これは多くの人が指摘している。東急不動産工作員は読解力がない。
東急不動産工作員は遅刻を繰り返して迷惑をかけたことを全く反省していない。東急リバブル東急不動産も回答遅延や裁判での文書送付遅延など時間にルーズであった。東急不動産と東急不動産工作員の体質は同じである。
都合が悪くなると前言をなかったことにする卑怯な性質も東急リバブル東急不動産と東急不動産工作員は同じである。

2011年1月26日水曜日

伊達直人現象の政治性:林田力

【PJニュース 2011年1月26日】日本中に感動をもたらした伊達直人現象であるが、その政治性は冷静に分析する必要がある。

伊達直人は梶原一騎原作の漫画『タイガーマスク』のヒーローである。伊達直人現象の亜種として登場した矢吹丈も同じく梶原一騎作品『あしたのジョー』の主人公である。ここからは寄付者の正体は梶原作品に感動した世代の人間であると推測できる。実際、インターネット掲示板「2ちゃんねる」ユーザーの寄付者は「ムスカ(『天空の城ラピュタ』のキャラクター)を愛するVIPPER」となっていた。

しかし、梶原作品のキャラクターが使われたということには、当該作品が特定世代に人気であったという以上の意味がある。梶原作品は格差や貧困、差別を直視しているためである。梶原作品の多くの主人公は差別され、貧困に苦しむ側の人間である。伊達直人も矢吹丈も孤児であった。その意味で児童養護施設への寄付者の名前に梶原作品のキャラクターを使用することはマッチしている。

一方で別の文脈から見れば寄付者の名前に梶原作品のキャラクターを使用することほど不釣合いなこともない。先進諸国と比べれば見劣りするものの、戦後日本の福祉は戦前から飛躍的に向上した。それは人権の尊重や男女平等、子どもの権利、家父長制の否定などを掲げる戦後民主主義の成果である。

これに対して梶原作品は戦後民主主義とは対極的な価値を描いた。『巨人の星』の星一徹が典型である。日本の福祉の担い手の主流は戦後民主主義の信奉者達であった。これに対して伊達直人現象は右からのアプローチと分析できる。それ故にリベラルを気取る市民がマスメディアの報道に乗せられて、伊達直人現象に感動することは滑稽である。

その点で日本共産党の機関紙・赤旗が伊達直人現象に冷静であることは自然である。赤旗では「タイガーマスクが1万人いても施設の現実は変わらない」という施設職員の言葉を引用しつつ、児童養護施設の抱える構造的な問題を提起している(「どうみる『タイガーマスク』」赤旗日曜版2011年1月23日号)。
現代日本において苦しむ人の受け皿になれる団体や運動は左派ばかりである(林田力「主権回復を目指す会が在特会を批判」PJニュース2010年8月21日)。
http://news.livedoor.com/article/detail/4958954/

これが日本の現実であるが、思想としての右派が苦しむ人の受け皿になれない訳ではない。戦前の日本でファシズムを推し進めた青年将校や右翼の念頭にあったものは東北を中心とした農村の窮乏であり、財閥への怒りであった。もっと遡れば明治維新の原動力になった尊皇思想も一君万民の思想に結び付く。
http://news.livedoor.com/article/detail/5295707/
http://www.pjnews.net/news/794/20110125_9

ところが、戦後右翼は戦争に負けたショックが激しく、連合国に無条件降伏した事実を善戦虚しく大国アメリカに敗北したと都合よく変換し、対米従属を肯定する「雇われ右翼」に成り下がった。近年になって急成長したネット右翼や「行動する保守」も嫌中や嫌韓を煽り、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を敵視するもので、対米従属路線の枠内にある。また、在日コリアンを差別する排外主義が特徴になっており、貧困や差別問題の担い手にはなり得ない。

これに対し、梶原作品は右翼的ではあっても、貧困者や被差別者の立ち位置にある。これは自らを多数派である日本人の一人と位置付けて、少数派の在日コリアンを排斥するネット右翼らとの大きな相違である。もし日本社会に右派の存在意義があるならば、貧困や差別と闘う梶原作品的な右派になる。【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
http://hayariki.webnode.com/

東急不動産工作員の転落人生

東急不動産工作員の転落人生
東急不動産工作員の一人と指摘され、自らも東急不動産工作員と認めた人物の社会に害悪を及ぼし、自らも転落を続ける人生の闇に迫る。仮題「東急不動産工作員の転落人生」が進行中である。
林田力「小説インターネットプランナー」を大幅にリライトし、東急不動産工作員の真相に斬り込む。保守系政治家のオフ会企画の顛末や暴行障害の逮捕事件にも触れる。

Re: 阿久根市の内部に関わられて

脇から失礼します。
私も『ポチの告白』の書籍を読み、映画を観ました。
以下に感想をまとめております。
http://book.geocities.jp/hedomura/poli/police.html
> 寺澤有著「ポチの告白」を読みました。
> すざまじい人生を歩んできた、腹の据わったまれにみる人物。
> まさに武士といえます。
>   *『報道されない警察とマスコミの腐敗』---映画『ポチの告白』が暴いたもの--
>       寺澤有(著)  インシデンツ発行 \1200
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
http://hayariki.webnode.com/

2011年1月25日火曜日

新築マンションからケヤキを守る住民運動=府中:林田力

【PJニュース 2011年1月25日】東京都府中市府中町で建設中の住友不動産の新築分譲マンション「シティハウス府中けやき通り」に対し、近隣住民らによる反対運動が起きている。シティハウス府中けやき通りの隣の建物には「府中のけやきを守る会」名義で「拝啓 住友不動産様 ケヤキは守れますか?」の横断幕が掲げられている。

大国魂神社の北側に伸びる馬場大門のケヤキ並木は国指定天然記念物であり、府中市のシンボル的存在である。読売新聞社が1994年に選定した「新・日本街路樹100景」にも入っている。

ケヤキ並木は歴史も古い。府中とは武蔵国の国府が置かれたことに由来するが、国府への街路には街路樹が植栽されていたという。平安時代には源頼義・義家父子が前九年の役の戦勝を祝して、苗木千本を寄付したと伝えられている。また、江戸時代に大阪の陣で戦勝した徳川家康はケヤキの両側に馬場を献納し、同時にケヤキ並木を補植したとされる。
http://news.livedoor.com/article/detail/5292938/
http://www.pjnews.net/news/794/20110124_7

馬場の土手に植えた苗木の抜き捨てを禁止した1667年(寛文7年)の制札が遺されていることが示すように江戸時代を通じてケヤキ並木の景観は守られてきた。ところが、最近では周囲の建物の高層化や排気ガスなどの影響で、年々状態が悪化している。そのために府中市でも、けやき並木通りの歩行者専用道路化などの検討に着手したところである。

このけやき並木通り沿いのスーパーマーケット跡地に住友不動産が地上12階建地下1階建て、総戸数140戸の大型マンションを建設中である。これに対し、近隣住民らはマンションが日照や風を遮り、ケヤキが枯れる恐れがあると懸念する。住民らは住民団体「府中のけやきを守る会」を結成し、建物の高さをケヤキと同じ約20メートルとするなど計画の見直しを住友不動産に求めている。

シティハウス府中けやき通りのウェブサイトでは「大空に向けておおらかに広がる樹形と森のような並木は、街の中心にふさわしい風格があります」などとケヤキ並木をマンションのセールスポイントとしている。ケヤキ並木を破壊しかねない存在がケヤキ並木で商売することに住民の感情は複雑である。【了】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

日本人の謝罪の醜さ

日本人の謝罪の醜さがPJニュースに
日本人には真摯に反省するよりも、過去を水に流してしまう傾向が指摘される。そのために日本人の謝罪は口先だけの不誠実なものになりがちである。ここでは最近明らかになった二件の謝罪事例を紹介する。
第一に市川海老蔵に対する暴行傷害事件における伊藤リオン被告と海老蔵の示談内容である。伊藤被告が謝罪しているが、その直後に海老蔵が伊藤被告の謝罪を受け入れると記されている。謝罪と被害者の謝罪受け入れがセットになっている。
第二にキムヨナの練習を盗撮したテレビ番組の謝罪である。ここでも謝罪文の中でキムヨナ側が謝罪を受け入れることを求めている。
謝罪すべきことをしたならば謝罪することは当然であり、相手が受け入れるか否かは関係ない。相手が受け入れるから謝罪する、受け入れなければ謝罪しないというものではない。ところが、倫理観の希薄な日本人は加害者が謝罪したならば、被害者側も歩み寄ることを要求する。そこから謝り損という愚かしい発想も生まれる。新年早々相次いで醜い謝罪に接して暗澹たる気持ちである。

2011年1月24日月曜日

東急不動産が東急リアル撤退

東急不動産が東急リアル撤退
東急不動産が東急リアル・エステートから撤退する。この決定はマーケットから好意的に評価されたが、そのこと自体が日本版リートの矛盾を際立たせる。
リートは投資家から資金を集め、賃料収入など投資した不動産物件の収益を分配する仕組みである。ここで大きな疑問に直面する。それほど賃料収入が魅力的なビジネスならば、リートなどという回りくどいことをせず、不動産業者が独自に行わないのか、という疑問である。教科書的な回答は投資家から広く資本を集めることで大きなビジネスを行うためとなる。それに加えて、リスクも広く負担してもらうためである。そしてリートではリスク負担の面が大きい。
現実に東急不動産のようなリートのスポンサーのビジネスモデルの主力は分譲であった。新築マンションを建設し、販売することで投下資本を回収する。マンション業者には分譲ではなく、賃貸で利益を上げる選択肢もある。それでも多くの業者が分譲を選択する理由は、空室や物件陳腐化のリスクを避け、分譲で即座に投下資本を回収したいからである。
分譲マンションの営業は賃貸よりも分譲が得と囁くが、当の不動産業者自身は自社で保有するよりも、消費者に売り払った方が得と考えていることは認識しておくべきである。この賃貸と分譲の矛盾は悪質な勧誘が社会問題となっている投資用マンションにおいて露骨になる。
一方でマンション業者にとっては分譲にも大きなリスクがある。売れ残りのリスクである。人気物件と宣伝されている東京都世田谷区の二子玉川ライズ・タワー&レジデンスも竣工後も売れ残っている。マンションを売りつけようとする悪徳不動産業者の執拗な勧誘も、このためである。
売れ残り物件を抱えるマンション業者にとってリートは処分先になる。リートが自らの判断で投資物件を購入するならば、たとえマンション業者に売れ残り物件を押し付けられようと問題にはならない。問題は東急不動産などリートのスポンサーが、一方でマンション分譲業者であることである。そこでは銀行が不良債権を系列ノンバンクに買い取らせたように、自社の売れ残り物件を系列のリートに買い取らせる危険が常に存在する。情報開示など様々な制度によって、そのような危険が現実化しないように制度設計されているが、それは危険が存在しないことを意味しない。反対に過去の多くの金融犯罪は制度をすり抜けてきた。
マーケットは東急不動産が自社独自のリートを立ち上げることで、投下資本を迅速に回収できると評価するが、それはリートに売れ残り物件を押し付けるだけではないのか吟味する必要がある。
また、東急電鉄と共同の東急リアル・エステート投資法人からの撤退が評価されている点も重要である。これは東急電鉄との共同投資が非効率と言っていることに等しい。東急にはグループとしてシナジー効果を生み出す価値がないとの分析につながる。
実際、東急電鉄と東急不動産が共同で進める二子玉川ライズには事業性を疑問視する声が強い。

尾山台で二子玉川ライズ反対集会

尾山台で二子玉川ライズ反対集会
二子玉川ライズ反対集会が尾山台で開催される。二子玉川ライズ差し止め訴訟、住民訴訟、取消訴訟の原告団が集まり、二子玉川ライズの違法性や住民被害を明らかにする。

【癒し】IDに癒しが出たらネ申【癒し】part15

1 :ブランズ文京小石川反対:2008/11/23(日) 11:01:19 ID:YjGnmgkg
IDに癒しが出たらネ申スレ
他にも癒しに関するIDどんどん出してちょ。
張り切ってレッツ スタート!!
過去スレ&テンプレは下記
http://hayariki.seesaa.net/article/110029855.html
http://yaplog.jp/tokyufubai/archive/501
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/3787/1124375331/l10
Part3
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/healing/1113622848/
Part4
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/healing/1124375402/
Part5
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/healing/1137124049/
Part6
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/healing/1145690943/
Part7
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/healing/1163336080/
Part8
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/healing/1178951624/
Part9
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/healing/1193467920/
Part10
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/healing/1213150328/
Part11
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/healing/1227405679/
【癒し】IDに癒しが出たらネ申【癒し】part12
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/healing/1241667208/
【癒し】IDに癒しが出たらネ申【癒し】part13
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/healing/1253761844/
【癒し】IDに癒しが出たらネ申【癒し】part14
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/healing/1271690691/

2011年1月23日日曜日

Re: 梶原一騎というのは

> 梶原一騎というのは右翼かと思とったが、そうでもないんか…
理念的には格差や差別に敏感であることと右か左かは別次元と思います。
確かに現代の日本において格差や差別に取り組む存在は左でした。
私自身も以下のように書きました。

林田力「主権回復を目指す会が在特会を批判」PJニュース2010年8月21日
http://news.livedoor.com/article/detail/4958954/
> 日本では実際に苦しんでいる人々の受け皿になりうるものは左派系の団体や運動ばかりである。年越し派遣村では支援団体の思想的背景を問題視する論調が散見されたが、そのような団体でなければ派遣切りにより困窮する人々を救済しようとしない点が日本の現実である。

一方で戦前にファシズムを推し進めた青年将校や右翼層は、東北などの農村の貧困問題を重視していました。尊王思想も一君万民思想につながります。
右翼的な思想であることと、格差や差別に敏感であることは両立すると考えます。
むしろ米国のポチと化した雇われ右翼が蔓延していることが現代日本の右派の貧困と言えます。
勿論、右からの反貧困思想が成り立つということと、それが正しいかは別問題です。戦前のファシズムが満蒙開拓というアジア人民の犠牲の上で農村問題解決を目指したように、右からの反貧困思想が力を持つならば批判的検討が求められるます。

> ところで、「東京都の情報公開請求をめぐる話」。
> 気が付いた点を指摘する。
御指摘ありがとうございます。引用先の先まで、お読みいただき嬉しいです。

東急不動産係長が顧客に脅迫電話で逮捕2関西弁

高田容疑者の所属するねん東急不動産ソリューション営業本部では企業所有の不動産(CRE; Corporate Real Estate)を最適化するねんコンサルティングサービス(CRE戦略推進アドバイザリーサービス)・クレディールを展開しとる。
高田容疑者は週刊ダイヤモンド2009年7月25日号掲載のパブ記事「緻密な分析と堅実なソリューションでCRE戦略の意思決定をサポート」に顔写真入りで登場し、クレディールについて以下のように説明しておったちうわけや。
「営業や物流、生産やらなんやらの拠点の現状を見直し、物件ごとに事業貢献度を測定しまんねん。たとえば社員寮であれば、物件時価とともに入居率、運営コストやらなんやらを把握。市場の現況を勘案しながら、より収益に貢献するねん活用策として運営の外部委託、他事業への転用、売却やらなんやらのプランを提示しまんねん」
パブ記事掲載時、高田容疑者の所属はソリューション営業本部ソリューション営業部やったちうわけや。その後、2010年4月1日付の機構改革によってソリューション営業部は営業推進部と統合・分割され、営業第一部と営業第二部が新設されたちうわけや。
http://yaplog.jp/tokyufubai/archive/1769
asin:4904350138:detail

2011年1月22日土曜日

Re: ジェロニモ通信〜『あしたのジョー』のためのその1

伊達直人(タイガーマスク)名義の寄付が話題になっています。矢吹丈名義でもランドセルが届きました。匿名の寄付に梶原一騎作品のキャラクターが使われる背景には、差別や格差を直視していた梶原作品のリアリズムがあるように感じます。

話は変わりますが、以下は東京都の情報公開請求をめぐる話です。
林田力「二子玉川ライズ文書非開示に意見書提出=東京・世田谷(上)」PJニュース2011年1月17日
http://news.livedoor.com/article/detail/5274771/
林田力「二子玉川ライズ文書非開示に意見書提出=東京・世田谷(下)」PJニュース2011年1月18日
http://news.livedoor.com/article/detail/5276317/
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

マンション違法勧誘で行政処分

マンションの違法勧誘でグリフィン・マンションシリーズの不動産業者が業務停止の行政処分を受けた。宅建業法の施行規則に違反する。
東急不動産のソリューション営業も顧客への脅迫電話で逮捕された。東急不動産だまし売り裁判著者の林田力も東急リバブル東急不動産を告発した「東急不動産だまし売り裁判・こうして勝った」出版後に嫌がらせまがいのマンション勧誘電話を受けたと雑誌で告白している。

日本人の謝罪の醜さ:林田力

【PJニュース 2011年2月22日】日本人には真摯に反省するよりも、過去を水に流してしまう傾向が指摘される。そのために日本人の謝罪は口先だけの不誠実なものになりがちである。ここでは2011年1月に明らかになった二件の謝罪事例を紹介する。

第一に歌舞伎役者の市川海老蔵に対する暴行傷害事件での伊藤リオン被告と海老蔵の示談内容である。伊藤被告は「心から深く陳謝する」としているが、その直後に海老蔵が「伊藤リオンが真摯に反省し謝罪を表明していることを評価して、伊藤リオンを宥恕」するとしている。ここでは謝罪と被害者の許しがセットになっている。

示談が交渉によってなされたという現実を踏まえれば、被害者の許しを条件に陳謝したことになる。悪いことをしたと自覚した上での謝罪とは程遠い。

第二にバンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート女子で金メダルを獲得したキム・ヨナの練習を盗撮したテレビ番組の謝罪である。日本テレビの番組「真相報道バンキシャ!」ではロサンゼルスでのキム・ヨナの練習を隠し撮りした映像を2010年12月26日に放映し、キム・ヨナ側から抗議を受けていた。韓国では「スパイ行為」と批判され、米国でも報道されるなど、日本テレビは国際的に批判を浴びた。

当初は「取材に問題はない」と突っぱねていた日本テレビも最終的にはキム・ヨナのマネジメント会社・オールザットスポーツに謝罪した。そこでは「事前の承認を得ずに撮影したことを認め、深く謝罪します」と表明するが、続けて以下の文章を記している。
「オールザットスポーツとキム・ヨナ選手が、私たちの謝罪を受け入れてくれることを願います」
http://news.livedoor.com/article/detail/5287479/
http://www.pjnews.net/news/794/20110121_5

ここでも謝罪文の中で被害者側が謝罪を受け入れることを求めている。謝罪すべきことをしたならば謝罪することは当然である。相手が受け入れるか否かは関係ない。

相手が受け入れるから謝罪する、受け入れなければ謝罪しないというものではない。ところが、倫理観の希薄な日本人は悪辣な加害者であっても態度を改めて謝罪したならば、被害者側も歩み寄ることを要求する。そこから謝り損という愚かしい発想も生まれる(林田力「韓国併合首相談話に謝り損を考える愚(下)」PJニュース2010年9月2日)。
http://news.livedoor.com/article/detail/4982995/

新年早々相次いで醜い謝罪に接して暗澹たる気持ちである。【了】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

2011年1月21日金曜日

業平橋駅がスカイツリー駅に

スカイツリー駅記事がPJニュースに
東武鉄道の業平橋駅がスカイツリー駅に改称される予定である。在原業平に因む歴史的名称が消えることには寂寥感がある。
そもそも東京スカイツリーを手放しで絶賛する日本社会のメンタリティが未熟である。高層建築は歴史的に培われてきた下町の景観を破壊する。
特定世代にとっては東京タワー建設に象徴される高度経済成長期の輝きよ、もう一度という心境であろうが、高度経済成長期を美化して振り返る発想はサブカルの世界では既に克服されている。「二十世紀少年」では高度成長期に育った少年の妄想が実現した世界の不気味さを描いた。クレヨンしんちゃんの映画で最高傑作との声も強いオトナ帝国の逆襲では高度経済成長期を美化して郷愁に浸ることの危険性を描いた。特定世代にとっては甘酸っぱく心地良いものでも、別の世代には迷惑でしかない。東京スカイツリーに東京タワーを重ね合わせて夢を託すことは日本社会を一層閉塞させるだけである。
業平橋駅の変更は日本における開発の本性を象徴する。二子玉川ライズなど全国各地で開発反対の住民運動が起きている。開発反対の声に対しては進歩や発展を否定するのかという感情的な反発がある。もし開発が、それまでの地域や住民との調和の下になされるならば上記の反発にも三分程度の理はある。しかし、日本の開発は往々にして昔からのものを壊して、全く新しいものを作る不連続なものである。住民にとっては進歩でも発展でもなく、今までの住環境の破壊でしかない。歴史性ある駅名を消す東武鉄道の選択は、開発の破壊的性質を象徴する。

2011年1月20日木曜日

東急不動産係長が顧客に脅迫電話で逮捕5林田力

私は東急不動産(販売代理:東急リバブル)から不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りされ、裁判で売買代金を取り戻した。そして裁判を記録したノンフィクション『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』を出版した。
ところが、どこから電話番号を仕入れたのか、私宛に嫌がらせまがいの不動産購入の勧誘電話が繰り返しかけられるようになった。マンションだまし売り被害者への不動産勧誘は被害者感情を逆撫でするものである。
その後、『東急不動産だまし売り裁判』が月刊誌サイゾーの「日本の裏側がわかる危ない本100冊」に取り上げられた。著者として取材を受けた私は出版のデメリットについて「嫌がらせまがいの不動産業者からの勧誘電話が増えた」とコメントした(「警察、学会、農業……の危険な裏 告発本が明らかにした「日本の闇」」サイゾー2010年1月号79頁)。
不思議なことに雑誌発売後は勧誘電話がなくなった。この経緯から勧誘電話に不気味な意図を感じている。その意味では本件のように事件が明るみに出ることは、不動産業界の健全化に資することになる。
http://yaplog.jp/tokyufubai/archive/1774
asin:4904350138:detail

2011年1月19日水曜日

プロジェクトXの大罪

プロジェクトXの弊害がPJニュースに
過去にプロジェクトXという人気番組があった。何度も挫折しながらも、その度に一丸となって立ち向かい、困難な課題を達成する人々の熱い姿に多くの視聴者が感動したことは事実である。中島みゆきが歌うテーマ曲・地上の星も大ヒットした。
この番組は閉塞感漂う日本社会に日本も捨てたものではないとの希望を与えたと考えられている。しかし、この番組に感動する日本社会のメンタリティが日本の閉塞感を象徴する。
プロジェクトとは定められた期間内に定められたリソースやコストで、定められた目的を達成するための活動である。その点でプロジェクトXに取り上げられるようなプロジェクトは結果が何だろうと、全て失敗である。成功プロジェクトとは計画通りに進行したプロジェクトである。
結局のところ、プロジェクトXに感動するメンタリティは終わりよければすべてよし的な発想に過ぎない。そして過去の失敗を直視せず、現在の状況から判断する非歴史性こそ日本社会の最大の害悪である。
失敗続きだったプロジェクトを最後の結果を踏まえて感動的なドラマとしてしまうならば、失敗を反省として次に活かすことはできない。この愚は既に戦前の日本が経験している。日本は日露戦争でロシアに勝利したとされるが、203高地などでは機関銃を装備したロシア軍に無謀な突撃で、無意味に犠牲者を増やしていた。しかし、勝ったとされたために十分な反省がなされなかった。それが十五年戦争の精神論やバンザイ突撃につながっている。
終わり良ければすべてよし的な無反省の発想がある限り、日本は閉塞状況から脱却できないだろう。日本の状況を第二の敗戦と喩える向きもあるが、非歴史性を克服しなければ、いくら焼け野原から経済大国にするような前に進むことしかできない愚かしい努力を繰り返そうと、日本は何度も負け続ける。

2011年1月18日火曜日

二子玉川ライズ文書非開示に意見書提出(下)林田力

【PJニュース 2011年1月18日】憲法では「まちづくり参画権」を条文に明記していない。保守的な憲法観では条文に存在しない権利を認めることに消極的である。実際、二子玉川ライズの差し止めを求めた訴訟の控訴審判決では以下の論理で環境権や「まちづくり参画権」を否定した(林田力「二子玉川ライズ差し止め控訴審判決は上告へ(上)」PJニュース2010年11月18日)。
http://news.livedoor.com/article/detail/5147856/

「環境権や住民の『まちづくり参画権』を認めるべき憲法上の根拠は見出せないし、これらが憲法上の権利として成熟しているということもできない」

「まちづくり参画権」が憲法上の権利として成熟しているか否かの認識は住民と裁判所で大きなギャップがある。しかし、そもそも新しい人権は成熟するまで認めないという発想は日本国憲法の起草者意思とずれている。内閣法制局で日本国憲法制定に関与した大友氏は連合国軍総司令部の基本的人権に対する意図を以下のように解説する。

「基本的人権は限定されたものではなく、根源的かつ広範なものであることを日本国民によくわかるように示そうとした。……例えば、日本国憲法第11、12、97条において基本的人権は、いわば何か大きいもの、つまり根源的包括的なものとして書かれ、個別的存在ではないことが示されている。また、各人権規定についても、広く根源的なものとして定められている。」(庄司克宏編「日本国憲法制定過程-大友一郎講義録(2)」法学研究第83巻第8号、2010年、140頁)

基本的人権を条文に明記される権利に限定して解釈する方が、日本国憲法の制定当時の思想に反している。また、自治体レベルでは「街づくり参画権」は広がっている。札幌市自治基本条例は以下のように定めている。

第4条「まちづくりは、市民が主体であることを基本とする。」
第5条「まちづくりは、市民の参加により行われるものとする。」
第6条「すべての市民は、まちづくりに参加することができる。」
http://news.livedoor.com/article/detail/5276317/
http://www.pjnews.net/news/794/20110116_3

静岡市自治基本条例は以下のように定めている。
前文「主権者である私たちは、まちづくりの主体であることを強く自覚し、自立した市民として、私たち自身で、又は私たちが信託した市議会と市の執行機関と協働して、私たちとこのまちを共に成長させながら、世界に誇れる自立した静岡市を創造することを誓い、ここに静岡市のまちづくりにおける最高規範として、この条例を制定します」
第8条「市民は、まちづくりに参画し、その結果を享受する権利を有する」

篠山市自治基本条例は以下のように定めている。
第10条「市民は、まちづくりの主体であり、まちづくりに参画する権利を有する」
意見書は「東京都は、その先進的な規範を示すべき立場にあります」と述べている。東京都が「街づくり参画権」保障の模範を示せるのか、東京都情報公開審査会の判断が注目される。【了】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

相棒・聖戦記事がリアルライブに

相棒・聖戦記事がリアルライブに掲載
杉下の台詞。
信じがたいですが、彼女でしょうね。
杉下も神戸も犯人の目星をつける。
不登校の子どもが、工場に就職した。母に迷惑をかけない。
僕は僕で勝手にやらせていただきます。
神戸は独自で捜査する。
結局、僕らは傍観者でしかないのですかね。
わかりあえないからこそ、分かり合おうと努力する。
刑事ドラマの正月スペシャルである。世の中には快楽や、つまらない理由から犯罪に走る例も少なくないが、フィクションでは犯罪の出発点に大きな悲劇が置くことが多い。それによって物語に厚みを持たせる。このドラマも、その例に漏れない。息子を殺された母親が捜査線上に浮上する。
最愛の息子を殺されただけでも十分に同情に値するが、ドラマでは不登校の息子が就職して母親を喜ばせたシーンなどを丁寧に描いている。それによって息子を失った母親の悲しみが一層深まる。
犯罪者に復讐するだけの十分な動機があったとしても、刑事物や推理物では、あくまで犯罪を悪とすることが定番である。相棒でも、杉下右京は何度も復讐の愚を説いている。それは正論であるとしても、虐げられた者の苦しみを知らない優等生的な奇麗事にしか聞こえないことも確かである。右京に好意的に解釈できる面があるとすれば、彼自身が小野田官房室長に責任を押し付けられ、左遷部署・特命係で飼い殺しされているにも関わらず、それを恨んでいるようには見えないことである。その点で他者の復讐を批判する資格はあるが、それでも犯罪者の背負う苦しみに比べれば軽い。また、小野田官房室長の責任逃れを水に流す杉下の態度は警察の隠蔽体質に結果的に加担することに等しい。
実際、復讐には積極的な面がある。ドラマでは抜け殻のような人生を送っていた母親が復讐を思い付いてから、明るくなり、生き生きとした。仕事ぶりも変わり、職場に不可欠な人と評価されるまでになった。復讐心が生きる喜びを与えるという人間の現実をドラマは直視する。
そして最後に母親を翻意させたものも、杉下や神戸の説得ではなく、被害者の妻の身を挺した行動であった。それは憎しみの連鎖を断ち切るという妻なりの復讐であった。神戸が最後に述懐したように警察は傍観者であった。単なる勧善懲悪ものでも、話を盛り上げる要素としての復讐劇でもなく、復讐の光の面にも着目した考えさせられるドラマであった。

2011年1月17日月曜日

二子玉川ライズ文書非開示に意見書提出(上)林田力

【PJニュース 2011年1月17日】二子玉川東地区再開発(街の名称:二子玉川ライズ)に関する東京都の決済文書が一部非開示になった問題で、情報公開請求した世田谷区民らが2011年1月14日付で東京都情報公開審査会に意見書を提出した。

世田谷区民らは東京都が2010年6月に認可した二子玉川東第二地区市街地再開発組合設立の決裁書類の情報公開を請求した。しかし、東京都は一部の文書を非開示としたため、異議を申し立てていた(林田力「二子玉川ライズ決済文書一部非開示理由が明らかに=東京・世田谷」PJニュース2010年12月19日)。
http://news.livedoor.com/article/detail/5218344/

今回の意見書は東京都による非開示の理由説明に対する反論である。意見書では東京都の理由説明を「とうてい納得できるものではありません」と主張する。また、審査会で区民らが口頭意見陳述することも求めている。

国民(都民)の知る権利は、憲法上の権利であり、民主主義の根幹である。情報開示は、知る権利を保障するものでなければならない。また、二子玉川ライズのような大規模な公共事業・都市計画事業は、憲法上の「公共の福祉」に適し、資するものでなければならない。そのためには事業に関する情報が国民(都民)に広く開示され、憲法と関連法の目的、立法趣旨に照らして、適正かつ公正な情報開示が行われなければならない。
http://news.livedoor.com/article/detail/5274771/
http://www.pjnews.net/news/794/20110116_2

さらに二子玉川ライズのような事業を適正に進めるためには、事業者だけでなく、住民の参加・参画が不可欠である。今日の世界と日本で、環境権などと同様、住民のまちづくり参画権の保障がますます重要になっている実態を直視し、東京都行政は、住民参画の前提・基本条件である情報開示を適正・公正に行うことが求められているとする。

東京都は文書の作成者(帝国データバンク)が事業活動として販売している文書であるために公開できないと説明した。これに対し、意見書では販売目的で作成された文書ならば公開することに支障はないと反論し、以下のように批判する。

「行政が、住民(国民)の権利・利益を顧みず、目先の『経済的利益』にとらわれた(委託先等)事業者の『意思表示』に唯々諾々と従うことなど、あってはならない」

意見書では憲法上の権利として「まちづくり参画権」を重視していることが特徴である。これは二子玉川ライズに対する住民反対運動や裁判にも共通する思想である。【了】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力


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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://book.geocities.jp/hedomura/
http://hayariki.webnode.com/

脅迫電話で東急不動産社員が逮捕

脅迫電話で東急不動産営業が逮捕
東急不動産ソリューション営業本部の係長がトラブルとなった取引先の経営者に無言電話や脅迫電話を繰り返し逮捕された。東急不動産の企業体質を象徴する事件である。
東急不動産は不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りし、消費者契約法違反で売買契約を取り消された。その消費者契約法違反訴訟でも、東急不動産は売買契約で知り得た消費者の個人情報を暴露するなど嫌がらせを繰り返した。これは林田力「東急不動産だまし売り裁判・こうして勝った」に詳しい。

Re: 阿久根市長に西平氏初当選 南のポピュリズム市長竹原氏を破る 864票差

河村名古屋ポピュリズム市政、石原東京ポピュリズム都政の問題について異論はありませんが、それと竹原信一氏を同列に論じていいか疑問があります。竹原氏の落選はポピュリズム政治の弱める方向ではなく、強める方向に働くのではないかと思います。
日本の問題は官僚とマスメディアが結びついていることで、竹原氏はマスメディアによって悪人とされました。この点が河村氏や石原氏とは決定的に相違します。竹原氏の落選を喜ぶことはポピュリズム政治の打倒に逆行するのではないかと思っています。

『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
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Re: センター試験「日本史B」の問題もおかしいようです

「征服」の言葉には中国史で「征服王朝」という言葉があるように、征服者=善、被征服者=悪というニュアンスでは使うものでもないと思います。ニュアンスとしては侵略と変わらないように感じます。
どのような意図で使用されたかが問題ですので、ヤマト中心史観ではないか、問題提起することは、、とても正しいことと思います。

『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
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東急不動産係長が顧客に脅迫電話で逮捕3林田力

東急不動産係長が顧客に脅迫電話で逮捕3林田力
パブ記事では「同社(東急不動産)はあくまでも客観的・中立の姿勢を貫きつつ、本業の収益拡大に主眼を置いた戦略を提案する」と述べ、高田容疑者の以下の言葉を引用する。
「クライアントベストの追求が私たちのミッションです」
これはコンサルタントに望まれる姿であるが、トラブルになったホテル運営会社とのコンサルティングでは、クライアントのベスト追求の正反対であった。高田容疑者はクライアントを恨み、脅迫電話を繰り返した。パブ記事の謳い文句と実態には信じ難いほどの落差がある。
高田容疑者の携わっていたコンサルティングサービスのアルファベット表記はCREdibleである。それでも読みはクレディブルではなく、何故かクレディールである。「You've Got Mail」を「ユー・ガット・メール」と表記するなど、この種の間違った英語表記は日本では少なくない。これは情報の受け手を侮った結果であると批判されている(小田嶋隆「「父親」を求める中二のオレらと、「ガールズ」の行く末」日経ビジネスオンライン2010年9月3日)。
クレディールのアルファベット表記では最初のCREは大文字である。これは企業所有不動産(Corporate Real Estate)の頭文字である。国土交通省が「合理的なCRE戦略の推進に関する研究会」を設置するなど、CREはビジネス用語として定着している。故にクレディールはCREとディールに分解できる。
ディールという言葉はdeal(取引、売買)を想起する。ここからは企業価値を向上させるためにCREを活用するコンサルティングではなく、クライアント企業の所有する不動産を切り売りし、手数料でコンサルティング企業が儲ける構図が連想される。これが運営会社のコンサルティングでトラブルとなった背景かもしれない。
http://yaplog.jp/tokyufubai/archive/1764

2011年1月16日日曜日

業平橋駅がスカイツリー駅に変わる寂寥感:林田力

【PJニュース 2011年1月16日】東武伊勢崎線・業平橋駅が2012年春のスカイツリー開業に合わせて「とうきょうスカイツリー駅」に改称される。東武鉄道が2010年12月27日に発表した。東京スカイツリーの玄関駅としてアピールすることになるが、在原業平に由来する情緒溢れる駅名が消えることには寂寥感がある。

在原業平は『伊勢物語』の主人公とされる歌人である。この業平が東下りをして、「名にしおはばいざ言問はむ都鳥我がおもふ人はありやなしやと」との歌を詠んだことは有名である。その歴史・文学情緒ある駅名がなくなってしまう。そこには電鉄会社のエゴが感じられてならない。

東京スカイツリーの最寄り駅には押上駅と業平橋駅がある。東京スカイツリーに最も近い駅は業平橋駅である。しかし、最寄り駅としては以下の理由から押上駅が注目されがちであった。

第一に東京スカイツリーの建設地は東京都墨田区押上であり、そこから押上駅を連想しやすい。

第二に押上駅には京成押上線・東武伊勢崎線・東京メトロ半蔵門線・都営浅草線の停車駅であり、業平橋駅よりもアクセスが良い。

押上駅は京成電鉄の本社所在地であり、京成のターミナル駅である。東武鉄道としては押上駅ばかりが注目されることは愉快ではない。歴史ある駅名を捨ててまで東武鉄道が駅名を変更する背景には、押上駅と比べて劣勢になっている東京スカイツリーの玄関駅としての認知度を高めたいという経営事情が考えられる。

駅名には電鉄会社のエゴが表れる。京成本線・京成関屋駅と東武伊勢崎線・牛田駅は近接するが、駅名は別である。近接地に業平橋駅と押上駅が並存していることも、あまり自然ではない。京成のお膝元の押上に負けたくないという動機が駅名変更にあるならば住民にとって不幸である。

そもそも東京スカイツリーを地域活性化の起爆剤にしたいとする発想が貧困である。東京スカイツリーは手放しで絶賛されるようなものではない。高層建築は歴史的に培われてきた下町の景観を破壊する(林田力「東京スカイツリー賞賛一辺倒の貧困」PJニュース2010年5月18日)。
http://news.livedoor.com/article/detail/4774913/

特定世代にとっては東京タワー建設に象徴された「高度経済成長期の輝きよ、もう一度」という心境であろう。しかし、高度経済成長期を美化して振り返る発想はサブカルの世界では既に克服されている。浦沢直樹の漫画『20世紀少年』では高度成長期に育った少年の妄想が実現した世界の不気味さを描いた。そこでは大阪万博に代表される「人類の調和と進歩」の価値観が間違った方向に進む出発点になっている。

また、アニメ『クレヨンしんちゃん』の映画で最高傑作との声も強い『嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』(2001年公開)では高度経済成長期を美化して郷愁に浸ることの危険性を描いた。そこでも科学の進歩が人間を幸福にすると考えられていた高度成長期のナイーブな価値観と決別し、家族の幸福という地に足ついた未来を歩もうとする。

たとえ特定世代にとっては甘酸っぱく心地良いものでも、別の世代には迷惑でしかない。『オトナ帝国の逆襲』での風間君の台詞「懐かしいって、そんなにいいことなのかなあ」が象徴する。東京スカイツリーに東京タワーを重ね合わせて夢を託すことは日本社会を一層閉塞させるだけである。

そして業平橋駅の変更は日本における開発の本性を象徴する。全国各地で開発反対の住民運動が起きている。都内だけでも二子玉川ライズや下北沢、外環道、築地市場移転など多くの問題を抱えている。沖縄の米軍普天間基地の辺野古への移設反対運動にも開発反対の側面がある。
http://news.livedoor.com/article/detail/5272317/
http://www.pjnews.net/news/794/20110115_2

開発反対の声に対しては進歩や発展を否定するのかという感情的な反発がある。もし開発が、それまでの地域や住民との調和の下になされるならば、上記の反発にも三分程度の理はある。

しかし、日本の開発は往々にして昔からのものを破壊して、別なものを作る不連続なものである。住民にとっては進歩でも発展でもなく、今までの住環境の破壊でしかない。住民は懐古趣味から再開発に反対している訳ではない。今の生活を守るために闘っている。歴史性ある駅名の変更は、開発の破壊的性格を象徴する。【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://hayariki.webnode.com/
http://book.geocities.jp/hedomura/

東急不動産係長が顧客に脅迫電話で逮捕2林田力

高田容疑者の所属する東急不動産ソリューション営業本部では企業所有の不動産(CRE; Corporate Real Estate)を最適化するコンサルティングサービス(CRE戦略推進アドバイザリーサービス)・クレディールを展開している。
高田容疑者は週刊ダイヤモンド2009年7月25日号掲載のパブ記事「緻密な分析と堅実なソリューションでCRE戦略の意思決定をサポート」に顔写真入りで登場し、クレディールについて以下のように説明していた。
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/tokyu/cre.htm
「営業や物流、生産などの拠点の現状を見直し、物件ごとに事業貢献度を測定します。たとえば社員寮であれば、物件時価とともに入居率、運営コストなどを把握。市場の現況を勘案しながら、より収益に貢献する活用策として運営の外部委託、他事業への転用、売却などのプランを提示します」
パブ記事掲載時、高田容疑者の所属はソリューション営業本部ソリューション営業部であった。その後、2010年4月1日付の機構改革によってソリューション営業部は営業推進部と統合・分割され、営業第一部と営業第二部が新設された。
東急不動産では自社サイトとは別にソリューション営業本部営業第一部名義でクレディールの公式サイト「CRE戦略力クレディール」を開設している。そのサイトのインフォメーション欄には少なくとも8月29日時点では2009日7月21日付で「「週刊ダイヤモンド(7月25日号)」に当社記事掲載」と表示され、リンクをクリックするとパブ記事のPDFファイルを閲覧できた。しかし、高田容疑者逮捕報道後の9月4日には記載が削除されている。
http://yaplog.jp/tokyufubai/archive/1762
asin:4904350138:detail

2011年1月15日土曜日

第19回下北沢道路事業認可取消し等訴訟・口頭弁論

下北沢道路事業認可取消し等訴訟の第19回口頭弁論が行われます。提訴は2006年9月です。東京都世田谷区の下北沢の新設道路を中心とした再開発計画を、ムダな公共事業の典型事例であるとしてその中止を求める裁判です。裁判終了後に報告集会を予定しています。
日時 1月19日(水)15時30分 (午後3時30分)から
場所 東京地方裁判所103号大法廷(前回と同じ)
行き方 丸の内線・日比谷線・千代田線「霞が関駅」A1出口から 徒歩1分、有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分。

『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://hayariki.webnode.com/
相続裁判の当事者尋問では終末医療も問われるか(上)
http://news.livedoor.com/article/detail/5259857/
相続裁判・当事者尋問1/17の傍聴のお願い
http://hayariki.noblog.net/blog/11145970.html

東急不動産係長が取引先に脅迫電話で逮捕1林田力

大手不動産会社・東急不動産(金指潔社長)の従業員がコンサルティングのクライアントに脅迫電話を繰り返したとして2010年8月18日に逮捕された。逮捕された人物は東急不動産ソリューション営業本部係長・高田知弘容疑者である。堺区検は9月3日、大阪府迷惑防止条例違反で略式起訴し、堺簡裁は同じ日に罰金20万円の略式命令を出した。
被害者は大阪府堺市のホテル運営会社の女性社長である。運営会社は2009年10月、東急不動産とコンサルタント契約を締結したが、契約内容や支払いに関してトラブルになっていた。高田容疑者は東急不動産側の担当者で、2009年12月から2010年6月にかけ、取引相手であったホテル運営会社社長の携帯電話に番号非通知設定で、脅迫電話を繰り返したという。
脅迫電話の内容や回数はソースによって区々である。ほとんどが無言電話であったが、「壊れろ、壊れろ」という呻き声で女性を畏怖させたこともあったとされる。また、回数は最低でも数十回であるが、約200回との情報もある。
高田容疑者は「社長とトラブルになり、恨みを晴らしてやろうと思った」と述べている。東急不動産は9月3日付ニュースリリース「弊社社員の逮捕について」で、「お相手の方、及び弊社のお客様、お取引先などの皆様には多大なご迷惑とご心配をお掛けし、深くお詫び申し上げます」と述べた。
http://yaplog.jp/tokyufubai/archive/1761
asin:4904350138:detail

東京ムジークフロー特別演奏会=東京・江東:林田力

東京ムジークフロー特別演奏会=東京・江東:林田力
【PJニュース 2011年1月11日】東京ムジークフローの特別演奏会が2010年1月15日に江東区文化センターで開催される。開場は18時、開演は18時30分で、指揮者は菊地俊一氏である。

東京ムジークフローは1967年に設立されたアマチュアのオーケストラである。20歳から60代まで幅広い年代のメンバーが参加している。ムジークはドイツ語で音楽、フローは楽しみという意味である。

特別演奏会で演奏される曲目はボロディンの歌劇「イーゴリ公」より「ポーロヴィッツ人の踊り」、リャードフの「8つのロシア民謡」、チャイコフスキーの交響曲第3番「ポーランド」である。
http://news.livedoor.com/article/detail/5259872/
http://www.pjnews.net/news/794/20110110_8
「ポーロヴィッツ人の踊り」は歌劇の中のバレー曲である。古くは「ダッタン人の踊り」の名称で知られていたが、民族的にはポーロヴィッツ人が正しい。ハン大帝が、自分の力をイーゴリ公に見せつける宴会シーンで演奏される。異郷の奴隷たち(ハンに囚われた美女美男の踊り子達)の故郷を想う哀愁に満ちた歌と官能的な踊り、そしてハンを称える目まぐるしい群舞を表現する。圧倒的なエネルギーの群舞で、バレーといえばプリマの世界と考えていたパリの聴衆の度肝を抜いたと伝えられている。

「8つのロシア民謡」は「宗教歌」「降誕祭の歌」「哀しみの歌」「おどけ歌」「鳥たちの物語」「子守歌」「踊り歌」「輪舞の歌」という8つの小曲からなる。作曲者のリャードフはリムスキー=コルサコフ門下の作曲家で、ロシア民謡の収集に尽力した。フルート奏者によると、特に聴きどころは「哀しみの歌」という。深々とした味わいがあって胸にグッと迫る。また、「踊り歌」のピッコロのソロも面白いとする。

最後はチャイコフスキーの交響曲第3番「ポーランド」である。第5楽章まである長い管弦楽曲である。第1楽章の冒頭は葬送行進曲で、重苦しく暗いロシアの世界に引き込まれる。アレグロに入ってからは金管楽器の大騒ぎと木管のロマンチックなメロディが繰り広げられる。第5楽章は「ポロネーズ」で特徴づけられており、これが愛称「ポーランド」の由来になっている。前述のフルート奏者は「フルートの聴かせどころも多いのですが、結構難しくて苦労しています」と語っている。【了】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

2011年1月14日金曜日

東急不動産だまし売り裁判と満州

東急不動産だまし売り裁判と満州国
東急不動産だまし売り裁判のネット書店での関連本に満州国についての書籍が登場した。東急不動産だまし売り裁判は東急不動産消費者契約法違反訴訟を描いた林田力のノンフィクションである。ロゴス社から出版された。
林田力と満州国は無縁ではない。林田力の祖父は満鉄社員であった。日本の敗戦後にシベリアに抑留され、現地で没した。

2011年1月13日木曜日

二子玉川ライズ取消訴訟130人超

二子玉川ライズ行政訴訟原告は130人超
二子玉川ライズ取消訴訟の原告は130人を超えた。住環境を破壊する二子玉川ライズに反対する大きな運動である。

相続裁判の当事者尋問では終末医療も問われるか(下)林田力

【PJニュース 2011年1月14日】2時間以上経過していることをもって「点滴と嘔吐は一切関係ない」と断定する科学的根拠は皆無である。そもそも医学的には投与後24時間以内に起こる嘔吐を急性嘔吐、24時間以降に起こる嘔吐を遅発性嘔吐と定義する。2時間以上経過した程度では立派な急性嘔吐であるとする(原告訴えの変更申立書(2)7頁)。

母親は倒れてから一度も自宅も帰ることもなく、僅か3か月弱の入院で亡くなった。現代日本の医療水準では半身不随になりながらも何年も生きる人が多いことを踏まえれば、これは非常に短い。実際、不治の病に侵された病人でも想像以上に長生きできるものである。以下の指摘がなされている。

「心臓、肺、肝臓の重篤な病気で余命六ヵ月診断した患者のうち、最も厳しい基準、最も確実に死ぬであろうという基準の下に選んでも、その選ばれた患者の過半数は六ヵ月後にも存命していた。」(池上直己「亡くなり方を考える」『慶応義塾創立150周年ブックレット 学問のすゝめ21』慶応義塾、2008年、30頁以下)
http://news.livedoor.com/article/detail/5265400/
http://www.pjnews.net/news/794/20110109_12

一頃は理想の死に方としてピンピンコロリ(PPK)がもてはやされた。ピンピン元気に生きて、コロリと死のうという意味である。しかし、最近ではピンピンコロリの危険性が指摘されている。ピンピンしていない老人はコロリと逝った方がいいというファシズム思想につながるからである。ピンピンコロリは高齢者当人の気持ちを無視した、周りの人や医療費削減を狙う厚生労働省の願望にも聞こえる。

実際、ニュースキャスターの阿川佐和子氏は最近、何人かの方から以下のような死に方を望むと言われたと紹介している。

「僕はがんのような病気になって、あと余命何年とか、何ヶ月とか言われることによって、自分が死ぬことに対していろいろな準備をし、部屋をきれいにしたり、財産を整理したり、子どもたちと交流したりして、家族もゆっくり覚悟をしたうえで、これで双方すっきりしたと言って死ぬほうがいい」(「パネルディスカッション 終末期のケアを考える」『慶応義塾創立150周年ブックレット 学問のすゝめ21』慶応義塾、2008年、73頁)
どこまで終末医療を家族の一部が左右できるのかという難しい問題が当事者尋問では浮かび上がることになる。【了】

2011年1月12日水曜日

相続裁判の当事者尋問では終末医療も問われるか(中)林田力

【PJニュース 2011年1月11日】9月3日には母親の呼吸状態が悪化したが、長男は酸素吸入(O2 inhalation)も断った。9月3日の医師記録には「familyの要望どおり、O2 inhalationも行わない→当直時間帯のみ許可」とある。夜間のみ酸素吸入を行ったため、日中に症状が悪化し、夜間に持ち直すという状態が繰り返された。

さらに長男が入院中の母親の経管栄養の流入速度(注入速度)を速めたことも判明している。原告の指摘に対し、被告代理人は「長男が母親の点滴を早めたなどの主張をしておりますが、それは点滴ではなく流動食であり、何ら問題ないものです」と回答し、経管栄養(流動食)の流入速度を速めたことを認めた(平成20年7月4日付「ご連絡」3頁)。

経管栄養の流入速度を速めたことを「問題ない」とする被告に対し、原告は以下のように反論する(原告第3準備書面6頁以下)。経管栄養は医療行為であり、ミスをすれば患者を死に至らしめる危険のあるものである。医者が定めた流入速度を「時間がかかりすぎる」という理由で勝手に速めて良いものではない。
http://news.livedoor.com/article/detail/5263336/
http://www.pjnews.net/news/794/20110109_11

国立がんセンターはウェブサイトで経管栄養について「栄養剤の注入方法」と題して「1日の必要量・経管栄養剤の種類は患者の個別性があるため、患者氏名・栄養剤の種類・量・流入速度を医師の指示表と確認して準備します。」と記載している。流入速度が速過ぎて下痢など患者の症状を悪化させた例は多い。

現実に長男が経管栄養の流入速度を速めた後で母親は嘔吐している。「経過記録」の8月15日には「Bedに戻り臥位になった時嘔吐してしまう」と記録されている。その夜の16日1時過ぎにも嘔吐した。医師が診察し、医師記録には「原因判明するまでintubation feeding(注:経管食事法)は中止し、Div.(注:点滴)管理とする」と記された。その後、母親は点滴管理とされて小康状態になったものの、8月20日には前述のとおり、生命維持を長男が好ましく思っていないと記され、点滴を終了した。

長男が経管栄養の流入速度を速めた後で母親が嘔吐したことに対し、被告は「点滴後、2時間以上も経過していたのであるから、点滴と嘔吐は一切関係ない」と反論する(被告準備書面(9)3頁)。しかし、原告は健康への悪影響が2時間以上経過後に現れることは珍しくないと再反論する。【つづく】

東急不動産工作員が林田力を中傷

東急不動産工作員が林田力を中傷
東急不動産消費者契約法違反訴訟原告で東急不動産だまし売り裁判著者の林田力が匿名による陰湿な誹謗中傷被害を受けている。東急不動産工作員による攻撃と指摘される。
東急リバブル東急不動産は不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りし、消費者契約法違反で売買契約を取り消された。東急不動産の係長がトラブルになった取引先に無言電話などの脅迫電話を繰り返して逮捕される事件も起きている。

ツッコミの衰退がPJニュースに

ツッコミの衰退がPJニュースに掲載
M1グランプリではボケとツッコミが基本形とされる漫才においてツッコミの衰退が感じられた。
スリムクラブは2009年のM1グランプリにも出場し、今年と似たようなネタを披露したが、決勝には残らなかった。そこでは今年のような間は少なかった。ツッコミ役はボケ役の非常識さに怒り、突っ込んでいた。これが逆に当たり前の反応に見えてしまい、今年ほどの大爆笑にはならなかった。ツッコミを抑えたことがスリムクラブの成功要因である。
ツッコミがない場合、ボケの繰り返しで単調になる危険がある。これがノリボケ漫才のハライチの得点が伸びなかった要因である。
笑い飯が高評価を得ながらも、これまで優勝を逃してきた要因も、単調さにある。高評価のサンタウロスでは、頭は人間だが、胃袋は草食動物なので、チキンを食べたいが、胃が受け付けないと笑わせる。その後でクリスマス・プレゼントを入れる靴下に吐こうとする。このように一つのボケの中に畳み掛けて笑わせるストーリーを盛り込むことが、ボケの繰り返し以上の笑いを生む。
ツッコミで笑いをとることは想像以上に容易ではない。ツッコミは攻撃的な言動だからである。それは日常生活においてツッコミをすることを考えれば理解できる。目上の人に突っ込むことはないだろう。反発を受けても怖くない相手に突っ込む傾向になる。そして弱者を蔑むことで笑いをとることも、洋の東西を問わず、残念ながら人間社会の醜い現実である。差別語の多くもジョークの文脈で語られている。
そのような笑いは、笑われる弱者にとっては決して面白いものではない。この種の笑いに対するギャップはツッコミにも存在する。例えば日頃、何か言うと馬鹿にされ、扱き下ろされた人がいたならば、ツッコミで頭を叩かれる漫才を笑えないだろう。このように考えればツッコミ以外で笑いをとろうとする芸人が増えたことは素晴らしいことである。現代若者気質として、傷つけることも傷つくことも嫌いと指摘されるが、ツッコミの回避も、その一端と見ることができる。
ボケとツッコミという固定観念を抱く芸人を審査員とするM1グランプリが2010年で幕を閉じたことは一つの時代の区切りである。お笑いは新しい時代に入っている。

2011年1月11日火曜日

相続裁判の当事者尋問では終末医療も問われるか(上)林田力

【PJニュース 2011年1月11日】母親の死後、生前贈与や遺贈が無効であるとして長女が長男夫婦を訴えた訴訟(平成20年(ワ)第23964号、土地共有持分確認請求事件)の当事者尋問が2011年1月17日14時から17時まで東京地方裁判所・民事610号法廷で行われる。入院中の母親の治療に最善を尽くしたかが問題になっており、終末医療と家族の意思という難問にも通じる裁判である。

当事者尋問は原告(長女)、被告(長男夫婦)の3名である。この裁判では多くの論点が存在する。所有権移転登記や遺言書の有効性が争われている。また、相続財産が不動産、株式、預貯金、茶道教室(稽古場)、茶道具、着物など多岐に渡っており、その評価が問題になる。

その中で母親の入院中の治療に最善を尽くしたかも問題の一つである。89歳の母親は2007年6月18日に倒れて入院した。7月に入ると回復に向かい、リハビリを開始した。医師からは退院を示唆されるまでになり、原告は退院後の介護施設を探していた。ところが、8月後半から病状が悪化し、9月8日に亡くなった。

母親の入院中は長男が医師とやり取りした。長男の陳述書は以下のように記載する。
「母が入院していた間、病院との話し合いの窓口はすべて私でした。医師も看護師も重大な用件についてはすべて私を通して話をしていました。」(乙第89号証「陳述書」22頁)
原告は長男が母親の治療に最善を尽くすように医師に依頼していたと信じて疑っていなかった。そのような原告にとって医師記録の内容は驚くべきものであった。
http://news.livedoor.com/article/detail/5259857/
http://www.pjnews.net/news/794/20110109_10

医師記録の8月20日には「family (son)は延命につながる治療を全て拒否。現在Div.で維持しているのも好ましく思っていないようである」と書かれている。長男(息子son)は母親の延命につながる治療を全て拒否し、点滴(Div.: Drip Infusion into Vein)で生命維持していることさえ好ましくないと考えているとある。医師記録は上記に続けて「本日にてDiv.終了し、明日からED(注:経腸栄養療法Elementary Diet)を再開する」と記す。長男の要望で点滴を終了したことになる。

長男は8月27日にも医師の勧める高度医療を拒否した。医師記録には「……変更、増強したいところであるが、familyはやんわりとであるが、高度医療は拒否されている」とある。【了】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

林田力也など人名リスト

林田力哉など人名リスト
林田力也、林田力弥、林田力男、林田力世、林田力郎、林田力朗、林田力子、林田力太郎、林田力次郎、林田力三郎

2011年1月10日月曜日

『M-1グランプリ』に見るツッコミの衰退(下)林田力

『M-1グランプリ』に見るツッコミの衰退(下)林田力
【PJニュース 2011年1月8日】本来は話芸である漫才において沈黙の間は致命的であるが、スリムクラブの間は笑いを生み出している。漫才は観客を笑わせるための活動である。しかし、人間は笑わせようと計算された言動では逆に笑いたくなくなるものである。むしろ当人の大真面目で必死な姿こそ笑いを誘う。

スリムクラブは2009年のM1グランプリにも出場し、2010年と似たようなネタを披露したが、決勝には残らなかった。そこでは2010年のような間は少なかった。内間は真栄田の非常識さに怒り、突っ込んでいた。これが逆に当たり前の反応に見えてしまい、今年ほどの大爆笑にはならなかった。ツッコミを抑えたことがスリムクラブの成功要因である。

他にも決勝戦ではハライチがツッコミ以外で笑いをとっていた。ハライチが披露した漫才は「ノリボケ漫才」である。これは岩井勇気のフリに澤部佑が乗っていく形式である。岩井の言葉遊びと、澤部のオーバーアクションが魅力である。しかし、決勝戦では同じ形式の繰り返しで単調になり、得点は伸びなかった。ツッコミがない場合、ボケの繰り返しで単調になる危険がある。

単調さという危険があってもツッコミを避ける背景には、ツッコミの攻撃性がある。ツッコミで笑いをとることは想像以上に容易ではない。ツッコミには相手の気持ちを害する攻撃性があるからである。それは日常生活で突っ込むことを考えれば理解できる。目上の人に突っ込む人は少ないだろう。反発を受けても怖くない相手に突っ込む傾向になる。故にツッコミとは弱い者いじめにもつながる。

この点で敗者復活戦から勝ち上がった2009年王者のパンクブーブーは上手であった。佐藤哲夫が勇ましい発言をして、それに黒瀬純も反応するが、実は大したことではなかったという笑いであった。ツッコミの黒瀬は誤解を招く佐藤の発言の説明役になっており、攻撃性は感じられない。
http://news.livedoor.com/article/detail/5256542/
http://www.pjnews.net/news/794/20110106_4

このネタを勢いよく畳み掛けることで大爆笑をもたらし、ファーストステージでは笑い飯と同点1位の高得点となった。初のM-1グランプリ連覇も望める勢いであった。ところが、最終決戦でも同じ構造のネタを披露した。新鮮さがなくなったために3位に甘んじた。
笑いは人々を幸せにする素晴らしいものであるが、弱者を蔑むことで生まれる醜い笑いがあることも人間社会の悲しい現実である。差別発言の多くもジョークの文脈で語られている。その種の笑いは当然のことながら、笑われる弱者にとっては決して面白いものではない。

この笑いに対するギャップはツッコミにも存在する。例えば日頃、何か言うと馬鹿にされ、扱き下ろされた人がいたならば、ツッコミで頭を叩かれる漫才を笑えないだろう。このように考えればツッコミ以外で笑いをとろうとする芸人が増えたことは素晴らしいことである。現代若者気質として傷つけることも傷つくことも避ける性向が指摘されるが、ツッコミの回避も、その一端と見ることができる。

ボケとツッコミという固定観念を抱く芸人を審査員とするM1グランプリが2010年で幕を閉じたことは一つの時代の区切りである。お笑いは新しい時代に入っている。【了】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

100人以上の市民が二子玉川ライズ行政訴訟提訴(下)林田力

【PJニュース 2011年1月8日】その後、第2期事業の事業主体として二子玉川東第二地区市街地再開発組合が成立したが、それは住民の怒りに油を注ぐものであった。まず東第二地区再開発組合の理事長が東地区再開発組合の理事長と同一人物である。しかも、東地区再開発組合と東第二地区再開発組合のウェブサイトも同一である(「二子玉川東地区・二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業オフィシャルサイト」)。東地区再開発組合のサイトを両組合共通のサイトにした形である。

第二に組合設立認可という行政処分の取り消しを求める行政訴訟である点である。二子玉川東第二地区再開発事業に対しては、199通の意見書が東京都に提出され、そのうちの191通は反対意見であった。さらに131名の口頭意見陳述と9名の専門家による補佐人意見陳述が行われ、それらの圧倒的多数も反対意見であった(林田力「二子玉川再開発の審査で専門家による補佐人陳述決定」PJニュース2010年5月8日)。
http://news.livedoor.com/article/detail/4843071/

それにもかかわらず、東京都は参考人の意見陳述や現地検証の申し立てを認めないまま、反対意見を不採択とした。住民側は、一貫して都市計画制度の根幹である住民参加の実質を奪い、住民意見を徹底して排除・無視して強行したと反発する。これだけの多数の意見陳述者から、切実な権利被害の訴えの意見陳述がなされたのであるから、東京都知事は二子玉川ライズによって住民らの権利が侵害されないように、事業計画の修正命令(都市再開発法第16条第3項)を出すべきであったと主張する。

訴訟では超高層ビル乱立による住環境破壊など再開発の内容が大きな問題であるが、東京都による意見書や口頭意見陳述の審査が適法であったかという点もポイントになる。原告は世田谷区外にも広がっているが、自己の提出した意見書や陳述した意見が適法に審査されなかったという点で設立認可処分と関係する。
http://news.livedoor.com/article/detail/5256601/
http://www.pjnews.net/news/794/20101230_4

これまでのところ、先行する訴訟では住民側の請求は棄却されている。これは住民運動にとって大きな痛手であったが、誰もが常に背筋を伸ばして勝ち続けていたわけではない。征夷大将軍となった源頼朝も徳川家康も石橋山や三方ヶ原で惨敗した。中国では韓信が股くぐりを余儀なくされ、劉邦は項羽に負け続けた。第1期事業による住環境破壊や圧倒的多数の反対意見が寄せられたという具体的事実に基づいて、住民側は意気盛んである。【了】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

二子玉川ライズ取消訴訟訴状:東急のための事業

 一方、反対意見は総数こそ賛成意見より少ないが、その項目は、都市計画に関するものが122項目、事業に関するものが29項目、その他12項目で合計163項目にわたり、多項目にわたる詳細、かつ具体的な反対意見が多く、上記の公聴会の意見にも符合するものであった。
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/mobile/1294476087/l50
  エ 都市計画法第16条及び17条に規定する公聴会、縦覧及び意見書提出の手続は、都市計画案に住民の意見を取り入れて、より住民の希望に沿った計画内容に変更することを想定しているにもかかわらず、本件手続においてはその趣旨が全く活かされていない。それは、本件都市計画が、上記のように住民のためのまちづくりから、東急のための事業に完全に変質してしまったからである。したがって、たとえ形式的には公聴会や計画縦覧の手続が取られていたとしても、これはもはや適法な手続とはいえず、都市計画法第16条、17条に違反する。
(8)以上より、平成元年6月16日になされた公園変更決定及び平成12年6月26日の本件再開発事業の都市計画決定は、上記都市計画法及び都市再開発法の規定に違反しており、違法である。したがって、このような違法な都市計画に基づく事業計画も違法であり,これを遂行するための本件組合設立認可の処分もまた違法である。
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/ad/1294543959/l50
asin:4904350138:detail

2011年1月9日日曜日

『トリコ』第12巻、グルメとバトル:リアルライブ:林田力

『トリコ』第12巻、グルメとバトルの二本立て
 島袋光年が週刊少年ジャンプで連載中のグルメ・アクション漫画『トリコ』第12巻が、2010年12月29日に発売された。『トリコ』は、美食が価値の中心となったグルメ時代において、未知の食材を探求する美食屋トリコの冒険を描く作品である。2011年4月からアニメ放送も開始される。

 『トリコ』の大きな特徴は、グルメとバトルの二本立てになっていることである。未知の食材を探求するトリコの前には凶暴な生物や敵対勢力が立ちふさがり、激しいバトルになることが多い。バトルは少年漫画の王道である。一方でバトル中心のストーリー展開はワンパターン化の弊害に陥りやすい。「こいつを倒したら、次はあれを倒す」の繰り返しになるためである。トリコではグルメという軸を別に設けることで、物語に深みを増している。

 第12巻では大きなバトルはなく、準備や修行の期間という趣である。ジャンプでは「努力・友情・勝利」が三大要素とされるが、近年では「努力」が軽視される傾向がある。漫画は空想的な異世界を舞台とした作品であっても、現実世界を映し出す鏡である。格差が深刻化し、日本中が身を粉にして働いても貧困から抜け出せないワーキングプアだらけ…という過酷な現実の前では、最初は弱かった主人公が努力で修業して強くなる展開は心に響きにくい。
http://npn.co.jp/article/detail/75928992/
 『トリコ』でも、主人公は物語の最初から美食屋四天王の一人として名前が知られた存在であった。それでも第12巻では、師匠の一龍・国際グルメ機構(IGO)会長にあしらわれ、修業を兼ねて冒険に出かける。過酷な環境で希少な食材を入手することが修業になるという自然な設定である。

 『トリコ』は、想像力を駆使した世界環境や空想的な生物・食材も魅力である。第12巻では天空の野菜畑「ベジタブルスカイ」や、天然の塩味が効いているフライドポテトの湧き出る「ポテトの泉」などが登場する。これは空想的な環境や生物が登場する『ONE PIECE』に通じるものがある。また、読者から送られたアイデアを空想生物に採用する点は、往年の人気漫画『キン肉マン』の超人と同じである。

 『トリコ』のグルメ料理は空想の産物で現実には当てはめられないが、食べることの楽しみを教えてくれる作品である。第12巻の前半で登場するセンチュリースープは、美味しい料理が人の心を幸せにすることを漫画ならではの描写で示した。また、後半では、肉よりも印象に残る野菜の美味しさを取り上げる。野菜嫌いの人でも野菜を食べたくなる教育的な内容にもなっている。
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

『M-1グランプリ』に見るツッコミの衰退(上)林田力

【PJニュース 2011年1月7日】漫才日本一を決める『M-1グランプリ』が2010年12月26日で10年の幕を閉じた。テレビ朝日で開催された『M-1グランプリ2010』決勝戦ではツッコミの衰退を印象付け、ボケとツッコミという固定観念を破る漫才の新時代を予感させた。

『M-1グランプリ2010』では決勝進出常連ながら王座を逃してきた笑い飯が優勝し、有終の美を飾った。一方で初登場のスリムクラブの方が面白かったとの声もあり、総合力や安定性の点で笑い飯が選ばれた形である。

漫才に鋭い意見を持つ審査員によって審査されるM-1グランプリの審査結果が、独断と偏見に基づくように見えることがあることは否めない。しかし、興味深い点は笑い飯もスリムクラブも伝統的な漫才の正統派ではないことである。正統派の漫才はボケとツッコミが基本形である。しかし、笑い飯もスリムクラブもツッコミとは別の形で笑いを取っている。
http://news.livedoor.com/article/detail/5253236/
http://www.pjnews.net/news/794/20110106_3

笑い飯の特徴は交互にボケを繰り返すWボケである。決勝戦のファーストステージでは上半身がサンタクローズ、下半身がケンタウロスという「サンタウロス」のネタを披露した。これは昨年大反響を呼んだ鳥人に続く架空生物ネタである。最終決戦では小銭の神様のネタを披露した。これも笑い飯の特徴であるWボケを活かしたネタであるが、サンタウロス程のインパクトはなかった。

一般に面白い漫才は一つのストーリーがある。たとえば初戦で笑い飯と同点で首位になったパンクブーブーのネタでは、コンビニで万引きする人を見つけて、万引きを止めさせようとするストーリーがあった。観客は単発のボケと突っ込みを楽しむだけでなく、ストーリーも楽しむことができる。

これに対して、Wボケは相互に同じテーマでボケを繰り返す。このためにストーリーは進まない。次々と面白いボケを展開できれば成功だが、単調になる危険がある。笑い飯が高評価を得ながらも、これまで優勝を逃してきた要因も単調さにある。笑い飯のネタで評価が高い「奈良県立歴史民俗博物館」は、奈良時代の人々の生活から、土器の発掘へと話が移っており、単調さを回避している。

この点で想像力を働かせて生物の動きを表現できる架空生物ネタはWボケに適している。サンタウロスでは、頭は人間だが、胃袋は草食動物なので、チキンを食べたいが、胃が受け付けないと笑わせる。それに続いてクリスマス・プレゼントを入れる靴下に吐こうとする。このように一つのボケの中に畳み掛けて笑わせるストーリーを盛り込むことが、ボケの繰り返し以上の笑いを生む。

『M-1グランプリ2010』で台風の目となったスリムクラブは、沖縄出身で独特の空気を醸し出していた。真栄田賢がボケ役で、内間政成がツッコミ役とされるが、まず真栄田のボケが常識離れしている。それでいて現実に存在するかもしれない怖さもある。内間は真栄田のボケに突っ込まず、常識人的な対応をする。真栄田の常識外れの発言に心底驚いて、相手の顔を黙って見つめてしまうシーンも多かった。【つづく】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

区長選に向け新たな会が始動=東京・世田谷:林田力

【PJニュース 2011年1月8日】東京都世田谷区では2011年4月の統一地方選挙で区長選・区議選が行われる。その区長選に向け、世田谷区内の市民・住民運動を中心に「2011年世田谷区長選挙を闘う新たな会」立ち上げの動きが出ている。

現職の熊本哲之・世田谷区長は東京23区の区長で最年長で、2010年11月に引退を表明した。その熊本区長の最後の大仕事になる2011年度予算編成では「政策検証」「点検」がポイントである。子ども医療費の助成削減、ガン検診の自己負担増、プレーパークや市民大学からの機退など福祉予算が削減される見込みである。

その反対に都市計画道路、二子玉川ライズ(二子玉川東地区再開発)、小田急に続き京王線の連続立体化、駅前広場整備など開発事業が目白押しである。個性的な小店舗で知られた下北沢も豊かな自然で知られた二子玉川も、次々と車の流入する高層ビルの街に変貌しつつある。

熊本区政では街づくり条例の改正や庁舎建替えなどトップダウンの行政推進も目立った。特に街づくり条例については住民らから拙速と批判されている中での改正であった(林田力「街づくり条例について考え、語る会開催=東京・世田谷(上)」PJニュース2010年9月13日)。
http://news.livedoor.com/article/detail/5005470/

このような状況の中で「新たな会発足発起人会(準備会)」では「くらし・福祉優先、区民への思いや提案が生かされる世田谷区政への転換が、今こそ求められています」と訴える。新たな会立ち上げの動きは「市民政策・せたがや」運営委員会有志が母体となって2010年12月頃から始まっている。

「市民政策・せたがや」は2007年の区長選挙に取り組んだ市民団体で、市民の力で新しい区長を擁立することを目指した。そこでは以下のような提言をしており、現在と問題状況は何ら変わっていない。
http://news.livedoor.com/article/detail/5256658/
http://www.pjnews.net/news/794/20110108_1

「現世田谷区政は土木予算を増やし・大型開発を推進する一方、この3年間だけで50項目、70億円にのぼる区民の福祉・くらし予算を切り捨て、区民に耐えがたい痛みを押しつけてきました。二子玉川の再開発だけで総額700億円余、区民1人9万円の負担を強いられます。こんな無謀な区政は改めなければなりません。」

「市民政策・せたがや」は市民派区長実現のために市民派候補の一本化を目指した。これは政党ではなく、市民団体として「市民政策・せたがや」が区長選に取り組んだ一つの要因である。しかし、「市民政策・せたがや」が推薦者を選定する前に、民主党は「市民政策・せたがや」に自薦していた水間賢一・元区助役の推薦を決めてしまった。

その結果、市民派候補は水間氏と「市民政策・せたがや」の推薦する公認会計士の鈴木義浩氏に分裂し、熊本氏が再選を果たすことになった。これは「市民政策・せたがや」関係者にとっては痛恨であった。新たな会発起人会では「初めに特定の候補者ありきではなく、地域のさまざまな課題から政策をつくり その政策を支持する、実現する人を選びます。」と掲げ、市民派が団結できる候補者の選定を目指している。【了】

リアルライブでトリコ記事掲載

リアルライブでトリコ記事掲載
トリコは週刊少年ジャンプで連載中のグルメ・アクション漫画である。アニメ化もされる。
トリコの特徴として二点指摘する。
第一にグルメとバトルの二本立てになっていることである。バトルは少年漫画の王道である。しかし、バトル中心はワンパターン化の弊害に陥りやすい。「こいつを倒したら、次はあれを倒す」の繰り返しになりがちである。トリコではグルメという軸を別に設けることで物語に深みを増している。
第二に食材となる空想的な生物も物語の魅力である。同じく空想生物が登場するワンピースに通じるものがある。また、空想生物に読者のアイデアを採用する点は、往年の人気漫画キン肉マンの超人と同じである。
トリコのグルメ料理は空想の産物で現実には当てはめられないが、この巻では肉を引き立てる野菜の旨さを強調するなど教育的な内容もある。

2011年1月8日土曜日

東急リバブル虚偽広告に注意

東急リバブル虚偽広告に注意
不動産広告に嘘が書かれているとの記事がネットに掲載された。虚偽広告では東急リバブルが悪名高い。錦糸町営業所や東陽町営業所が同じマンションに対し、繰り返し虚偽広告を出した。駐車場料金を実際よりも安くし、用途地域や間取りにも虚偽内容を記載した。

100人以上の市民が二子玉川ライズ行政訴訟提訴(中)林田力

【PJニュース 2011年1月7日】二子玉川ライズに対しては既に2件の訴訟が起きている。二子玉川東地区第一種市街地再開発組合(川邉義高・理事長)に再開発事業の差し止めを求めた民事訴訟は上告審に係属中である。熊本哲之・世田谷区長に再開発事業への補助金支出差し止めを求めた住民訴訟は控訴審に係属中である。これらの訴訟と比較した今回の訴訟の特徴を2点指摘する。

第一に今回の訴訟が第二期事業(二子玉川東第二地区再開発)を対象としている点である。「二子玉川ライズ ショッピングセンター」「二子玉川ライズ オフィス」など第一期事業の高層建築は、ほぼできあがってしまった。新築マンション「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」は未だ販売中であるが、建物は竣工している。

高層ビル乱立による住環境破壊は既に現実化しており、現地に行けば問題は一目瞭然である。工事被害、景観、眺望、圧迫感、風害、照り返し、プライバシー侵害などである。洪水や大気汚染、交通問題などの懸念も具体化しつつある。何れも複合的被害であり、住民等の苦痛は甚大である。この上に残された第二地区にも超高層のコンクリートの塊が建てられれば、二子玉川らしさは完全に喪失する。第1期事業に対する提訴に比べれば、第1期事業という失敗作が眼前に存在する分、問題意識の共感が得られやすい。
http://news.livedoor.com/article/detail/5253218/
http://www.pjnews.net/news/794/20101230_3

このため、原告団は質的に拡大した。憲法・まちづくり・自治体運動などの各分野で経験豊かな活動家・専門家が原告に加わっている。地域的にも文京区や千代田区、港区などの住民が原告になった。東京都の行政処分の違法性を争うことは、都民にとって関心事である。この訴訟は「原告適格」や「訴えの利益」の点からも注目される。

第二期事業に対する裁判は二子玉川ライズの欺瞞を訴えることになる。住民側は二子玉川東地区再開発組合への差し止め訴訟の控訴審において第二期事業についても見直しを呼びかけた。これに対して、再開発組合は「準備書面(4)」11頁以下で、当事者が異なると切り捨てた。

「控訴人らはII-A街区の見直し等を主張するが、被控訴人は、2期計画の主体(当事者)ではなく、2期計画について何らの権限も責任もない。被控訴人に対してII-A街区に見直し等を主張されても論評のしようがない。」

住民側は第1期事業と第2期事業の事業主体は別組織であることは百も承知である。共に東急電鉄や東急不動産が圧倒的な大規模地権者であり、どちらも東急グループの意向で動いている。そのような実質的な観点から住民側は見直しを呼びかけたが、再開発組合は形式論理で切り捨てた。そこには住民の声には何一つ耳を傾けるつもりはないという東急グループの住民無視の姿勢が裏付けられる。【つづく】

2011年1月7日金曜日

『NARUTO』第54巻:リアルライブ:林田力

『NARUTO』第54巻、キャラクターの死に注目
 岸本斉史が週刊少年ジャンプで連載中の忍者アクション漫画『NARUTO-ナルト-』第54巻が、2010年12月29日に発売された。『NARUTO』は、木ノ葉隠れの里の忍者・うずまきナルトらの戦いと成長を描く作品である。偉大な師あり、修行ありの少年漫画の王道を歩む。

 少年漫画の王道作品としての『NARUTO』の特徴は、命の重さを大切にしていることである。一般にバトル中心のアクション漫画では死が軽く扱われがちである。人があっさりと殺されても、何事もなかったように物語は展開する。これに対して『NARUTO』では、猿飛アスマや自来也のような重要なキャラクターが作中で死亡し、その死がキャラクターに大きな影響を与えている。

 そして『NARUTO』の死の重みは主人公側だけでなく、敵キャラクターにも向けられている。第54巻ではマイト・ガイと干柿鬼鮫が戦う。自身の里で大名殺しなどの重罪を繰り返して抜け忍となった冷酷な鬼鮫が、追い詰められた後にとった行動は、意外なものであった。回想シーンに登場するイタチの以下の台詞が印象的である。
http://npn.co.jp/article/detail/63796717/

 「どんな奴でも最期になってみるまで、自分がどんな人間かなんてのは分からないものだ」

 一般的にアクション漫画では、味方キャラクターと比べて敵キャラクターの命は軽い。味方はなかなか死なず、致命傷を負っても回復する。これに対し、敵は後で味方になるような人気キャラクターを除き、倒されたら終わりである。敵のボスが負けた敵キャラクターを「失敗者は不要」として抹殺してしまうケースも少なくない。敵キャラクターは使い捨ての存在である。

 しかし、『NARUTO』では敵キャラクターも、かけがえのない存在として扱う描写がある。第44巻では敵であるゼツとマダラが以下の会話をしている。

 「しかしここまで来るのにメンバーがこれほどやられるとはな」

 「どっかしら問題はあったが、みんな己の意思で貢献してくれた。デイダラ、サソリ、飛段、角都、彼らなくしてここまで進展はなかった」

 ゼツとマダラは死んでいったメンバーを哀悼している訳ではないが、彼らの存在を評価し、その死を損失と捉えている。敵味方を問わず、作者のキャラクターへの深い愛情や思い入れを感じさせる。

 一方で最近の物語では命の軽さも見られる。長門は外道輪廻天生の術で、自ら殺戮した木の葉の忍達を大量に甦らせた。また、薬師カブトは穢土転生によって、過去に死亡したキャラクターの魂を甦らせた。物語では忍連合軍と暁の間で第四次忍界大戦が勃発する。死の描き方がどうなっていくかも見所である。
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

世田谷区長選挙新たな会立ち上げ

世田谷区長選挙・新たな会立ち上げ
統一地方選に合わせて行われる世田谷区長選挙に対し、新たな会が動き出した模様である。世田谷区では下北沢や二子玉川ライズなど住民不在で、住環境を破壊する開発が進められている。開発優先の見直しを大きな争点とする意向である。世田谷区長選挙は現職区長の引退を受け、混戦が予想される。

2011年1月6日木曜日

東急不動産だまし売りへの消費者の怒り

アルスは東京都江東区内の8階建てマンションである。東急不動産は、同マンションの隣地に、近く3階建ての工務店の作業場が建てられることを知っていたし、また、作業場側からも販売の際、その旨、説明するように強く言われていた。それにも拘わらず、販売時には意図的にその事実を告げず、よって購入者に経済的損失と精神的苦痛を与えたとする。
東急不動産東急リバブルは事前に事実を知りながら告知しなかった。原告にとってやっとの思いで手に入れた「終の棲家」は問題物件を騙し売りされたものであった。原告が怒るのは当然である。人を憎まない性質の原告が憎悪の塊と化した。黒い雲が胸を蚕食し、心は底知れない奈落へ滑落し続ける。これまでの人生において原告が怒ったことは片手で数える程度しかなかったが、東急リバブル及び東急不動産と折衝して以来、両手両足が必要になった。
購入者の部屋の窓から作業場の壁との距離はわずかに20〜30�である。この面した部屋が真っ暗になるのは疑いようがない。薄汚い暗さだけが染み込んだ住戸は、生きる希望を全く与えてくれない。日照が遮られると、カビも発生しやすくなる。住居に発生したカビで喘息や気管支炎・アトピー性皮膚炎を起こす住人も少なくない。作業場のため騒音も発生する。
魔女や鬼が登場するお伽話そっくりに薔薇色の世界の空が突然真っ暗になった。東急不動産が購入者に提供したものは失われた調和、乱された秩序、破られた平穏である。怒りと絶望の日々のみである。「住宅を買った個人の悲劇は、長期間にわたる消費低迷という形で、確実に経済全体の足を引っ張る」(「中古住宅軽視のツケが家計を圧迫」日経ビジネス2001年12月24日・31日合併号43頁)。
昨今、都合の悪いことは自己責任という言葉が一人歩きしている。だからこそ消費者は信頼できる業者が建設する物件、販売する物件であることを、購入時の重要な条件の一つとしている。不利益事実を十分に持っていながら隠す東急リバブル東急不動産の卑劣な詐欺的商法には怒りを禁じ得ない。
http://book.geocities.jp/hedomura/tokyu/

100人以上の市民が二子玉川ライズ行政訴訟提訴(上)林田力

【PJニュース 2011年1月5日】世田谷区民を中心とした125名の市民が2010年12月28日、東京都の二子玉川東第二地区市街地再開発組合設立認可申請の取り消しを求めて、東京地裁に提訴した。原告の人数は年明けにも追加される予定である。

住民側は二子玉川東地区再開発(二子玉川ライズ)に対し、都市計画制度を濫用して強行された憲法第13条(生命、自由及び幸福追求権)及び第25条(生存権)、住民自治の本質に違反する重大な乱開発であると主張する。超高層ビルを乱立させる二子玉川ライズの正当化根拠として、世田谷区は以下のように述べる。

「二子玉川駅周辺地区は、世田谷区の全体としても、三軒茶屋駅周辺地区および下北沢駅周辺地区と並び広域生活拠点として位置づけられる」(「世田谷区都市整備方針」)
しかし、1982年に東急グループが中心となり、「二子玉川の再開発を考える会」が発足し、1983年に再開発準備組合が設立した当時、世田谷区の基本計画に「二子玉川は広域生活拠点」という位置づけは存在しなかった。逆に再開発地域の主要部分は都市計画公園となる予定であった。

その言葉は1985年の都市整備方針で初めて登場し、1987年に世田谷区の基本計画で「広域生活拠点」が定められた。それと並行した1986年から1988年にかけて世田谷区の職員や区長と東急電鉄の担当者や社長との間で密約(協定)が作成された。そこでは東急グループが二子玉川公園敷地の一部を世田谷区への無償譲渡する代わりに、公園予定地を駅から離れた場所に移動し、超高層ビル建設を可能にする都市計画の変更が約された。

広域生活拠点を名目にした再開発の必要性は、企業と行政の癒着を隠蔽する後付け説明に過ぎない。多摩川園跡地再開発を目論む東急グループのために、世田谷区が「広域生活拠点」なる行政上の必要性を創出して辻褄を合わせた。これが歴史的真実で、この偽装工作こそが二子玉川ライズの違法性の本質であると主張する。
http://news.livedoor.com/article/detail/5249524/
http://www.pjnews.net/news/794/20101230_2

東急グループが恣意的な都市計画の濫用を可能にした代償である「公園敷地の一部の世田谷区への無償譲渡約束」には一片の公共性もない。東急グループが世田谷区に無償譲渡した土地の価格が149億円であるのに対し、二子玉川ライズで得た利益は910億円以上になる(林田力「二子玉川ライズ原告団・弁護団集会で方向性確認(下)」PJニュース2010年11月22日)。
http://news.livedoor.com/article/detail/5155995/

経済力のある大企業が一部の土地の拠出によって、その数倍の容積率緩和利益と公金利益を得た上で、この地域の開発利益を独占する。その結果、風致地区という開発抑制地域が都内最大の民間再開発に変貌する。これは正に都市計画制度の濫用であると弾劾した。【つづく】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

だまし売り東急不動産負け惜しみ

だまし売り東急不動産負け惜しみ
東急リバブル東急不動産は不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りし、売買契約を取り消された。後になって地価が上昇した、もっと高く売れたと言うのは負け惜しみに過ぎない。実際は売れないから不利益事実を隠してだまし売りした。問題マンションは売買代金返還後に返品された後、東急リバブル東陽町営業所が高値で仲介広告を出したが、やはり虚偽広告であった。当然のことながら、売値は取引価格とも時価とも異なる。
しかも、公正取引委員会に通報され、東急リバブル東陽町営業所は謝罪をサイトに表示した。だまし売りや虚偽広告をしなければ売る自身がないのが実態である。

2011年1月5日水曜日

長周期地震動で超高層マンションの資産価値下落も:林田力

【PJニュース 2011年1月5日】国土交通省は2010年12月21日に「超高層建築物等における長周期地震動への対策試案について」を発表した。超高層ビルに長周期地震動の対策を求める内容で、既存の超高層ビルの長周期地震動対策が不十分であることを公式に認めたことになり、人気があるとされる超高層マンションの資産価値下落の可能性もある。

長周期地震動とは、揺れの周期が長い波を含む地震動である。周期とは地震で建物が揺れた時、左に動いて元に戻り、右に動いて元に戻る、という一往復にかかる時間を指す。長周期とは数秒から十数秒程度のゆっくりした揺れである。超高層ビルのような巨大な建築物は長周期の地震波と共振を起こしやすい。

長周期地震動では船が揺れるような大きな揺れが長時間続き、被害が深刻化する。揺れ幅が数メートルにも及ぶ可能性のある長周期地震動が発生した場合、超高層ビルの室内ではまず立っていることは困難である。家具も大きく移動し、倒れるなどと予測される。

これまで超高層ビルは短周期の直下型大地震には強いとされていた。実際、阪神大震災では他のビルや住宅と比べて相対的に被害は小さかった。しかし、超高層ビルは長周期地震動には脆い。特に関東平野のように堆積層の厚い平野部では、地表から地下深くまでの堆積層の影響によって長周期地震動は増幅される。

長周期地震動の被害は既に現実化している。2003年9月の十勝沖地震では、震央から約250kmも離れた北海道苫小牧市の石油タンクで火災が発生した。2004年の新潟中越地震では東京都港区は震度3に過ぎなかった。しかし、六本木ヒルズ森タワーでは、エレベータ6基が損傷する事故が起きた。そのうちの1基はロープが切断された。

土木学会と日本建築学会は2006年11月20日の時点で、超高層ビルが長周期地震動で想定以上の負荷がかかるとして、耐震性向上を提言した。それから4年後に、ようやく対策試案が発表されるに至った。その間にも雨後の筍のように超高層ビルが建設されたことを考えれば恐ろしくもある。

対策私案では新たに超高層ビルを建設する場合、長周期地震動を考慮した設計用地震動による構造計算や、家具等の転倒防止対策に対する設計上の措置を必要とする。一方で既存の超高層ビルについては長周期地震動による影響が大きいものを再検証し、必要な補強を行うように要請するにとどめた。

今回の対策が実行されれば、その後に建設される超高層ビルについては、それが十分か否かは議論があるとしても、一応の長周期地震動対策がなされる。この結果、長周期地震動を考慮せずに建設された既存の超高層マンションは見劣りすることになる。新耐震基準以前のマンションのような扱いとされ、資産価値が大きく下落する可能性がある。
http://news.livedoor.com/article/detail/5248723/
http://www.pjnews.net/news/794/20101228_4

対策では既存の超高層ビルも再検証するとしているが、これが分譲の超高層マンションでは機能しにくい。行政が検証主体であっても、建物所有者の協力が不可欠である。しかし、マンション管理組合では意思統一がしにくい。多数の区分所有者が存在する大規模マンションでは一層である。そして問題発覚による資産価値低下を恐れて行政の調査を拒否する区分所有者も少なくない。これは耐震強度偽装事件での調査でも見られたことである。

結果として既存の超高層マンションへの検証は不十分に終わり、長周期地震動に対する安全性は不透明さが残る。超高層マンションの中古市場は経済学で言うところのレモン市場化する可能性がある。【了】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://sky.geocities.jp/hayariki4/h/
http://hayariki.seesaa.net/

東急不動産工作員は集団ストーカ

東急不動産工作員は集団ストーカー
東急不動産だまし売り裁判原告を誹謗中傷する東急不動産工作員が集団ストーカーの一味と指摘された。東急不動産工作員と集団ストーカーの攻撃方法が共通するためである。悪徳不動産業者と反社会的勢力の闇は深い。

2011年1月4日火曜日

相続裁判・当事者尋問1/17の傍聴のお願い

転送・転載歓迎ですので、是非ともお願いいたします。

母親の死後、生前贈与や遺贈が無効であるとして長女が長男と配偶者を訴えた訴訟(平成20年(ワ)第23964号、土地共有持分確認請求事件)の 当事者訊問(原告1名、被告2名)が行われます。裁判では被告が入院中の母親の経管栄養の注入速度を速め、延命治療を全て拒否したことが明らかに なりました。医師記録には「現在Div.(注:点滴Drip Infusion into Vein)で維持しているのも好ましく思っていないようである」とまで書かれています。高齢者虐待にも通じる裁判です。
時間が取れる方は、ぜひ、傍聴をお願いします。

日時:2010年1月17日14時
場所:東京地方裁判所 民事610号法廷

その他の論点については下記を御参照下さい。
相続裁判で税務署職員の税務書類作成が論点に
http://news.livedoor.com/article/detail/5126903/
http://www.pjnews.net/news/794/20101108_8
弁護士の粗末な交渉で泥沼相続紛争(上)
http://news.livedoor.com/article/detail/5057358/
http://www.pjnews.net/news/794/20101006_3
弁護士の粗末な交渉で泥沼相続紛争(中)
http://news.livedoor.com/article/detail/5061056/
http://www.pjnews.net/news/794/20101006_4
弁護士の粗末な交渉で泥沼相続紛争(下)
http://news.livedoor.com/article/detail/5063905/
http://www.pjnews.net/news/794/20101006_5

林田力ブログがモバゲータウン

林田力ブログがモバゲータウン
林田力ブログがモバゲータウンでも開始した。林田力は「東急不動産だまし売り裁判・こうして買った」の著者である。東急リバブル東急不動産から不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りされ、裁判で売買代金を取り戻した。

2011年1月3日月曜日

Re: ビギン=社会派シンガーの証、第2弾『島人ぬ宝』

謹賀新年
新年明けまして、おめでとうございます。
『島人ぬ宝』は私も好きな曲です。
御挨拶が遅れましたが、旧年中は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
皆様のご健勝とご多幸をお祈りするとともに、本年もより一層のご支援ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://sky.geocities.jp/hayariki4/h/

二子玉川ライズ取消訴訟訴状:都市公園

(2) 本件再開発事業地域はその大きな部分(�−ab街区,�街区の大部分,6.28ha)については,昭和34年に都市公園として都市計画決定された(甲18 号)。これは周辺の風致地区としての美しい景観,眺望の地域性にも合致し,土地利用の歴史や規制の公平性に沿った合理的な計画であった。
 ところが昭和62年7月,二子玉川東地区再開発準備組合が,その公園用地の所有者である東急電鉄株式会社,東急不動産株式会社らを中心メンバー として設立されるや,東京都知事は,平成元年6月16日二子玉川公園の変更にかかる都市計画決定を行ない,本件再開発事業の施行区域となる部分を 公園の範囲から削除した(甲18号)。この時の東急電鉄と行政(世田谷区)との密約・癒着構造は後述する別訴でも厳しく問題とされた。
 こうして風致地区内の都市公園予定地は,まさしくその思想において対極的ともいえる超高層・高層建築物計6棟が林立する異常なほど巨大規模の 「都内最大の民間再開発事業地」に変貌することとなったのである。
 本件再開発事業は事業敷地の85%以上を所有する東急電鉄株式会社、東急不動産株式会社らが、二子玉川駅周辺の商店街の有力者を巻き込み、都市 計画公園として都市計画決定されていた事業地の規制を免れ、自社で開発資源として活用できるようにした上で、さらに、バブル経済記の容積率神話に 踊らされるように、爆発的な、建ぺい率、容積率の緩和を実現させた重大な乱開発であり,後述するように,都市計画法の目的・理念に反する違法なも のである。
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/tanka/1258465820/

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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
http://sky.geocities.jp/hayariki4/h/
http://hayariki.seesaa.net/

林田力「男になれなかった市川海老蔵(上)」

林田力「男になれなかった市川海老蔵(上)」
【PJニュース 2011年1月2日】歌舞伎役者の市川海老蔵が2010年12月28日に東京都内のホテルで会見を開き、東京地検に傷害罪で起訴された伊藤リオン被告との間に示談が成立したことを説明した。暴走族などの反社会的勢力と徹底的に戦うと見られていた中での示談成立は海老蔵のイメージダウンになった。

記者会見では海老蔵は自身の酒癖の悪さが原因と反省した。確かに海老蔵には反省すべき点が多い。そもそも元暴走族のような人物と一緒に酒を飲むこと自体が問題であった。しかし、それで左上顎骨粉砕陥没骨折や視覚障害などの重傷を負うことを甘受しなければならない理由にはない。血まみれとなり、殺されていたかもしれない事件である。

そして、落ち度があるという相手の罪悪感につけ込み、不当な要求を押し通すことは反社会的勢力の常套手段である。海老蔵の酒癖よりも、六本木に巣食う反社会的勢力の無法の方が大きな問題である。だからこそ民事介入暴力の専門家・深澤直之弁護士(右田・深澤法律事務所)を代理人とした意味がある。父親の市川團十郎も21日に「一切しておりません」と示談交渉を明確に否定していた。その直後に前言と矛盾する示談成立は成田屋への信用を失墜させる。

実際、ネットでは示談成立に対して海老蔵が屈服したとの見方が圧倒的である。金銭の授受はないというが、実際は海老蔵側が元暴走族に支払ったのではないかとの推測がなされている。少なくとも海老蔵は東京地検に公判請求を望まないことを上申するとしており、殴られ損である。
http://news.livedoor.com/article/detail/5244456/
http://www.pjnews.net/news/794/20101229_7

海老蔵が示談に応じた要因として、海老蔵が元暴走族リーダーT・Iに暴行した可能性がある。海老蔵は会見で「私は暴力をふるった記憶がございません。しかし客観的に証明できない」と説明した。しかし、元暴走族の主張は変遷している。「ステンレス製の灰皿で殴られた」から「頭がぶつかった」「乱暴な介抱を受けた」にトーンダウンした。そもそも示談要求に屈するような海老蔵が、元暴走族の集団に囲まれた状況で、そのリーダーを殴ったという状況は現実味に欠ける。

むしろ、マスメディアの報道姿勢が成田屋を示談に追い込む無言の圧力になった。海老蔵は裸で土下座する写真を撮影され、携帯電話など所持品を奪われたと報道された。そして土下座写真の流出や、携帯電話に記録されている情報が悪用される可能性も報道された。このような卑劣な行為は、典型的な反社会的勢力の脅しの手口である。しかし、マスメディアの報道には卑劣な脅しに対する弾劾的な論調は見られなかった。反対に海老蔵の不幸を蜜の味とする報道姿勢であった。

また、海老蔵がタクシー代を値切ったという報道も悪意に満ちたものであった。海老蔵は上着も所持品も全てを失った上、ステテコ姿で逃走したとされる。この状態では財布も持っておらず、海老蔵はタクシー代を払いたくても払えない状況であったと考える方が自然である。【つづく】
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

林田力が謎の襲名2ch

この度、林田力は「縄二段」を襲名した。この「縄」や「二段」というのは一般的には馴染みの薄いものであるが、襲名会場に現れた介添え人である自称「仮面の女」によると今回の襲名は以前から決まっていたことであり、今後林田力は縄二段としての勤めを果たすとこになるとのことである。
「縄」には素人縄と玄人縄があり、玄人縄を扱う者は黒帯と呼ばれる。縄二段とは黒帯の中でも指導的な立場にあるが、「縄」といわれるものが何らかの組織であること以外、詳しいことは謎である。林田力は、襲名式の後のパーティーに出席したが、記者からの質問には答えず、身内の関係者に「縄二段」と声をかけられるたびに、何かに怯えるように身震いをしていた。
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1293879790/l50
【サーカス】リン・ティエンリ【林田力】Part2
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/celebrity/1293705298/l50
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2011年1月2日日曜日

『聖☆おにいさん』第6巻:リアルライブ:林田力

宗教ネタが深まる『聖☆おにいさん』第6巻:リアルライブ:林田力
 中村光が『モーニング・ツー』で連載中のコメディ漫画『聖☆おにいさん』第6巻が、12月24日に発売された。目覚めた人・ブッダ(釈迦)と神の子=イエス・キリストがバカンスで下界(現代日本)に降りてきて、東京都立川の安アパートで共同生活を送るという設定である。

 聖人をコメディの対象とする斬新な設定と、あまりに人間臭く描かれた聖人の下界生活が大きな話題となった。その後、連載の長期化につれ、宗教や神話に由来するネタが深くなっていった。第6巻ではロンギヌスの槍やユダの聖書など、あまり日本では知られていない宗教的なネタが満載である。
http://npn.co.jp/article/detail/16242549/
 その結果として、作品を楽しむ前提知識のハードルが高くなったことは否めない。この点で好き嫌いが分かれるところであるが、設定の物珍しさだけでは作品は長続きしない。世間ズレしていない若者の日常生活を描く単なるギャグ漫画ではなく、聖人を主人公とした漫画にとって必然的な展開である。

 信仰の対象である聖人をコメディの登場人物にする『聖☆おにいさん』は、宗教家から不敬と非難される可能性がある。デンマークの日刊紙に掲載されたムハンマドの風刺漫画は大きな国際問題になった。世界に例を見ないほど宗教性の薄い日本社会だから、成立する作品である。

 一方で『聖☆おにいさん』はムハンマド風刺漫画とは異なり、特定の宗教をこき下ろす作品ではない。逆に宗教への理解を深めている面もある。『聖☆おにいさん』のファンの集まるコミュニティサイトなどでは、作品に登場する宗教的なネタの由来について活発に意見交換されている。『聖☆おにいさん』が宗教的な知識を身につける入口になっている。

 宗教の名において現代でも多くの血が流され続けていることを考えれば、現代日本が無宗教的な社会であることには積極的に評価できる面もある。しかし、それは宗教に対して無知や無関心であることを是とするものではない。

 古今東西の人間社会の大半は、宗教が文化のバックボーンとなっており、宗教の理解なくして異文化は理解できない。現代日本は無宗教的であるために、海外では常識化している宗教知識さえ身につけられないまま成長してしまう。それを本来なら不敬な作品である『聖☆おにいさん』によって補うという皮肉な状況が生まれている。

 『聖☆おにいさん』は思い切った作品であるが、作者は漫画家としてもタブーを恐れていない。第6巻では過去の『週刊少年ジャンプ』を「豪華なアイテム」と表現している。『ドラゴンボール』や『スラムダンク』、『幽々白書』などジャンプ黄金時代の人気漫画が掲載されているためである。『聖☆おにいさん』の出版元は講談社であり、大人の事情を優先させるならば『週刊少年マガジン』が来るところである。今後も期待できる作品である。
『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力

太宰治『駆込み訴え』と東急不動産だまし売り裁判

原告は消費者を踏みつけにする東急リバブル・東急不動産を絶対に許さなかった。結果はもとより、売らんがための詐欺的販売手法と、その後の嘘で固めた応対で消費者を翻弄させ、ごまかそうとした態度が許せなかった。大企業として数々の肩書きを掲げて信用を売り物にしておきながら、平気で嘘をつく悪徳不動産業者の態度が許せなかった。東急不動産に法令順守の思想が欠如していること、行政機関(国土交通省、都庁)に平然と虚偽の報告をしてごまかしたことも許せなかった。
最も許せないことは日照が皆無になり、ホームレスでも住みたがらないような屑物件をだまし売りしておきながら、「隣地が建て替えられキレイになった方が喜ぶ人もいる」という人を馬鹿にした嘘を本気で通用させようとしていることであった。太宰治の小説『駆込み訴え』には「怒る時に怒らなければ、人間の甲斐がありません。」とある。
原告は他人の支配を拒否する人間であった。原告は馬鹿にされることを拒否した人間であった。高いところにいる者が手繰る糸の下で踊る、操り人形になることを拒否した人間であった。如何なる力も如何なる人間も、それを原告自身が望むことがない限り、その意思に反した行動を強制させることはできなかった。自分と他人の尊厳を求め、どこまでも声を挙げたい気持ちを捨てなかった。原告の意思を覆すことができるものは、非の打ちどころのない道理だけであった。
http://book.geocities.yahoo.co.jp/gl/hedomura
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林田力ブログで謹賀新年

林田力ブログで謹賀新年の挨拶
新年明けましておめでとうございます。本年も「東急不動産だまし売り裁判・こうして勝った」をよろしくお願いします。

2011年1月1日土曜日

二子玉川ライズ取消訴訟提訴

二子玉川ライズ取消訴訟提訴
二子玉川東第二地区再開発組合設立認可の取り消しを求める行政訴訟が12月28日に東京地裁に提訴された。原告団は125人に膨れ上がり、まだまだ増える見込み。
ホテルやオフィスになる超高層ビルを建てる二子玉川ライズには公共性がなく、東急電鉄や東急不動産の営利目的の再開発であると批判する。