2017年3月29日水曜日

立正佼成会附属佼成病院で院内感染の証言

立正佼成会附属佼成病院で多剤耐性緑膿菌(multidrug resistance Pseudomonas aeruginosa; MDRP)の院内感染が起きたと証言された。問題の証言は立正佼成会附属佼成病院裁判(平成26年(ワ)第25447号 損害賠償請求事件)第10回口頭弁論(2016年6月1日(水)、東京地方裁判所610号法廷)でなされた。

カルテ「病歴要約」の「入院病歴」欄は入院患者の死因について、「Aspiration pneumonia→Sepsis→MOFという経過を取り」と書かれている。これは誤嚥性肺炎、敗血症、多臓器不全multiple organ failureを意味する。ところが、そのカルテを書いた医師が証人尋問では誤診であり、多剤耐性緑膿菌の院内感染であると証言した。立正佼成会代理人の尋問によって佼成病院医師が答えたものである。以下は証人尋問調書からの引用である。

立正佼成会代理人・安田修弁護士「病歴要約ですが、これの真ん中あたりのところなんですけれども、本件患者さんの死に至る機序について書かれているんですけれども、ここには、誤嚥性肺炎、敗血症、それから多機能不全というふうに進んだように書かれているんですけれども、これを今お読みになってみてどうでしょう」(証人調書21頁以下)

佼成病院医師「じっくり検証した今の値では、ちょっと間違っていたかなと、誤診だったかなと思います」(証人調書22頁)

佼成病院医師「多剤耐性緑膿菌、大変厄介な菌で、はっきりとデータに残っている証拠というのはそこですので、実際には尿路感染症、慢性に、治りきらずにきていて、耐性菌まで出てて、全身状態が悪くなってきたので敗血症に、要するに体側のバリアが破られて敗血症になったというストーリーが一番正解に近いかなと今では思っています」(佼成病院医師証人調書25頁)

医師の証言は院内感染を軽視して誤診するという重大な問題である。口頭弁論終了後に傍聴者から「主治医が『誤診だった』と平然と言ったことに本当に驚いた」との感想が寄せられた。

多剤耐性緑膿菌は単なる緑膿菌と異なる重大な問題である。普通の緑膿菌は日常環境に生息しているが、多剤耐性緑膿菌は日常的に抗菌薬を使用しているところ、即ち病院などにのみ分布するものである。

患者の免疫力が落ちていたから感染したということは理由にならない。以下の批判のとおりである。「病院には、免疫力の落ちた人、感染しやすい新生児・乳幼児や高齢者など様々な患者さんが来ます。病院は感染を第一に気をつけなければならない」(「院内感染の徹底した原因究明と再発防止をおこなえ」全関東単一労働組合松戸市立病院分会「ききみみすきん」198号、2011年12月19日)。

立正佼成会附属佼成病院裁判は治療中の患者に対し、酸素マスクすらつけず、死に至らせたとして、患者の娘が病院経営団体の立正佼成会と兄夫婦(長男夫婦)を相手に提起した裁判である。脳梗塞で入院した原告の母は、リハビリをするまでに回復して転院の予定でしたが、入院から83日で亡くなった。

佼成病院医師の誤診証言が立正佼成会代理人の主尋問で出てきたことは問題である。原告側はカルテ記載の死因に基づいて佼成病院の責任を追及してきた。それで都合が悪くなるとカルテ記載を誤診として別の死因を持ち出すならば卑怯な後付けに見える。立正佼成会と代理人の関係は以下で述べられている舛添要一前都知事と佐々木善三弁護士の関係に重なる。

「まあ人間は自分と似た価値観を持つ人間を好むものなので、世間を敵に回すような言動が得意な人は、同じような人を弁護士として選んだのかもしれない」(「もしサンデル教授が「これからの舛添問題の話」をしたら?」ダイヤモンド・オンライン2016年6月14日)
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2017年3月27日月曜日

東京都議会予算特別委員会

東京都議会予算特別委員会を傍聴した。大山とも子都議の質問は中央卸売市場移転問題が中心であった。荒れた内容はモニタリング調査の再採水である。これはデータ改竄ではないか質したところ、村松中央卸売市場長は問題ないと答弁した。これに対して大山都議は専門家会議が報告を求めている問題であり、問題ないことはなく、答弁の撤回を求めると主張した。

尚武のこころ

三島由紀夫と石原慎太郎の対談が収録されている。三島が自己犠牲を肯定するのに対し、石原が個人主義的である。ここから三島は良くも悪くも本物の右翼、石原はエセ右翼という見方が出てくるかもしれない。特に石原都政のデタラメぶりが明らかになりつつある現在から見ると石原の自由や個人主義は自分の利益だけではないかと見ることができる。

2017年3月26日日曜日

慶應義塾大学でトランプで世界はどう変わるか

社会主義理論学会では、第28回研究集会を「トランプで世界はどう変わるか」をテーマに、4月29日(土、休) に、慶応大学三田校舎で開催します。

社会主義理論学会第28回研究集会  
統一テーマ:トランプで世界はどう変わるか 
討論者:岩田昌征(千葉大学名誉教授)・大西広(慶應義塾大学教授)・瀬戸岡紘(駒澤大学名誉教授)・村岡到(日本針路研究所)  
日時:2017年4月29日(土、休日) 午後2時〜5時
会場:慶應義塾大学三田校舎第一校舎104教室 
     田町駅(JR山手線/JR京浜東北線)徒歩8分
     三田駅(都営地下鉄浅草線/都営地下鉄三田線)徒歩7分
     赤羽橋駅(都営地下鉄大江戸線)徒歩8分
資料代:500円(会員は無料)
主催:社会主義理論学会
※会員でない方も、研究者でない方も自由にご参加できますので、ご関心のあります方はぜひご参加ください。
[asin:B00M0UU9T0:detail]
[asin:B00MAGHZGE:detail]
東京都議選争点(Kindle)
http://bookmeter.com/b/B01MZ7EBYM

日本海賊TVで東急建設らの外環道問題

日本海賊TVで東急建設らの外環道問題
インターネット動画放送局・日本海賊TV「金八アゴラ」が2017年3月24日、「東急建設らの外環道工事に住民避難計画なし」を取り上げた。コメンテーターは佐野秀光、岩井努、山内和彦、田淵隆明、石川公彌子、林田力。司会は須澤秀人。他には以下の話題を取り上げた。
・森友学園問題で証人喚問
・豊洲問題で百条委員会
・共謀罪、閣議決定
・英国、女王承認受けEU離脱法が成立
・世界各国でイスラム教徒のテロ相次ぐ
・ツタヤ図書館、ダミー本3万5千冊に巨額税金
・JA全中のGAP認証取得学習会
・もやし低価格で生産者悲鳴
http://www.hayariki.net/tokyu/branzcity2.html
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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/

東急不動産だまし売り裁判と日本海賊TV

林田力『東急不動産だまし売り裁判と日本海賊TV』はインターネット動画放送局・日本海賊TVの番組「金八アゴラ」のレポートを中心に収録する。林田力は「金八アゴラ」にコメンテーターとして出演し、東急不動産だまし売り裁判(東急不動産消費者契約法違反訴訟)原告の立場から東急グループの問題を紹介している。

【書名】東急不動産だまし売り裁判と日本海賊TV/トウキュウフドウサンダマシウリサイバントニホンカイゾクテレビ/The Suit TOKYU Land Corporation Fraud and Japan Pirate TV
【著者】林田力/ハヤシダリキ/Hayashida Riki
東急不動産消費者契約法違反訴訟原告。『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者。Hayashida Riki is the plaintiff who fought against TOKYU Land Corporation. Hayashida Riki is the author of "The Suit TOKYU Land Corporation's Fraud: How to Win" and "The Opposition Movement against FUTAKOTAMAGAWA Rise."
【出版社】枕石堂/マクライシドウ/Makuraishido
【既刊】『二子玉川ライズ反対運動』『東急不動産係長脅迫電話逮捕事件』『東急コミュニティー解約記』『東急ストアTwitter炎上』『東急ホテルズ食材偽装』『何故、空き家活用か』『北本市いじめ自殺裁判』『江東区と東京オリンピック』『ブラック企業・ブラック士業』『貧困ビジネスと東京都』『FJネクスト迷惑電話』『FJネクスト不買運動』など。

東急不動産だまし売り裁判提訴12周年
日本海賊TVで東急電鉄ヒール女性蔑視広告
楽天の復活策は二子玉川ライズ本社脱却
日本海賊TVで二子玉川ライズ本社脱却
二子玉川ライズ本社企業社員が覚醒剤密輸で逮捕
日本海賊TVで二子玉川ライズ本社社員の覚醒剤事件
二子玉川ライズ本社企業に中国で不買運動か
日本海賊TVで二子玉川ライズ本社企業不買運動
東急田園都市線の車内で男性が暴れて死亡
東急建設らの外環道工事に住民避難計画なし
世紀東急工業らアスファルトのカルテル容疑で立ち入り検査
日本海賊TVで世紀東急工業カルテル
日本海賊TVで豊洲市場予定地を国際展示場にと提言
中央卸売市場
民泊は東京都議選争点
二元代表制
百条委員会
都政
開塾式
地方自治の実態
都市経営
自治体首長
21世紀
江戸東京
希望のまち東京in東部市民カフェ第132回「宮沢賢治」
希望のまち東京in東部市民カフェ第133回「共謀罪と働き方改革」
希望のまち東京in東部市民カフェ第134回「築地市場」
希望のまち東京in東部市民カフェ第135回「最低賃金と中小企業問題」
希望のまち東京in東部市民カフェ第137回「森友学園」
希望のまち東京in東部市民カフェ第138回「三島由紀夫と東大全共闘」
希望のまち東京in東部読書会第30回「労働力の商品化」
希望のまち東京in東部読書会第30回「労働力の商品化」評
希望のまち東京in東部読書会第31回「会社はだれのものか」
希望のまち東京in東部読書会第33回「道徳感情と美学」
希望のまち東京in東部読書会第34回「アソシエーショニズム」
希望のまち東京in東部研究会「トランプ流の製造業の復活はあるか?」
『国家とハイエナ』
『"悪夢の超特急"リニア中央新幹線』
『ヒール 先生はいつだって上田馬之助だ!』
『笑いと涙を届ける「結婚式の司会」という仕事』
『百億の昼と千億の夜』
『へうげもの 2』
『ONE PIECE 84』
『鋼の錬金術師』
『アルキメデスの大戦』
『おんな城主直虎』第7回「検地がやってきた」
東芝
統計値
教育問題
http://hayariki.zero-yen.com/tokyu56.html
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2017年3月25日土曜日

希望のまち東京in東部読書会第34回「アソシエーショニズム」

希望のまち東京in東部読書会第34回「アソシエーショニズム」
希望のまち東京in東部は2016年3月25日(土)、読書会第34回「アソシエーショニズム」を江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。柄谷行人『世界史の構造』から「第3部 近代世界システム」「第3章 ネーション」「6 ネーション=ステートと帝国主義」「第4章 アソシエーショニズム」を取り上げた。
http://www.hayariki.net/tobu/work2.html

希望のまち東京in東部第35回読書会「柄谷行人の福祉国家」
柄谷行人『世界史の構造』から「第3部 近代世界システム」「第3章 ネーション」「6 ネーション=ステートと帝国主義」「第4章 アソシエーショニズム」「9 福祉国家主義」を取り上げます。
日時:2017年4月1日(土)午後2時〜4時
場所:希望のまち東京in東部事務所
参加費:300円
読書会は発表者がレジュメを配布して説明し、それを受けて参加者が自由に議論する方式です。書籍の用意や事前の通読は必須ではありません。どなたでもご参加できます。初めての方の御参加も大歓迎です。

希望のまち東京in東部市民カフェ第139回
日時:2017年3月30日(木)午後6時30分〜8時30分
場所:希望のまち東京in東部事務所
住所:江東区東陽3丁目21番5号松葉ビル202号室(永代通り沿い、セブンイレブン隣、1階がお寿司屋さんの建物の2階です)
最寄駅:東京メトロ東西線木場駅徒歩4分、東陽町駅徒歩6分、東陽三丁目バス停留所徒歩1分
参加費:無料。カンパ大歓迎。
市民カフェは誰でも、いつでも、無料で話し合える市民の「場」です。どなたでもご参加できます。初めての方の御参加も大歓迎です。時間がある方は参加よろしくお願いします。軽食をご用意しておりますので、お気軽にご参加ください。皆様、是非足をお運びください。
http://www.hayariki.net/tobu/

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■ 林田力 Hayashida Riki
■■ 『東急不動産だまし売り裁判』著者
■■◆ http://www.hayariki.net/